問題一覧
1
噂をもとにした報道なので( )に乏しい。
信憑性
2
これまでの慣習。ならわし。
しきたり
3
アボリジニの人びとは、神々の原初の旅の跡をたどりながら、( )としての試練の旅をおこなっている。
イニシエーション
4
面倒で気が進まない
おっくう
5
長年の願望が( )した。
成就
6
孔子を祖とする、中国の伝統的な政治・道徳の教え。
儒教
7
少なくとも一九二八年まで、国際法上の「( )」はただの争いではなく、紛争解決のための最後の 法的な手段だったのである。
戦争
8
より上位の次元。
メタレベル
9
人類は、今、世界の多様性を( )し、それを資産として生かし、育むほうへと文明をシフトさせようとしている。
称揚
10
( )、この考えは間違っている。
畢竟
11
次の変革は幕末から明治期で、西洋の学問を輸入するための翻訳語が数多く作られるとともに、 ( )一致運動も起こり、近代語への転換が図られた。
言文
12
「そうさ」と猿沢は、・・・・・しごく ( )にうなづきました。 近い意味の語は?
鷹揚, 大様
13
政治家が不祥事を( )しようとする。
隠蔽
14
メディアの報道も物語の一つだ。無限の出来事(「今日何があった?」)の中から、報道に値すると判断したものを記事にしている。そのときの基準は恣意的でありさえする。嘘は伝えなくても、局の方針などの( )がかかるのだ。
バイアス
15
状態がしばらく安定する
小康
16
仮名を用いるかぎり、日本語はたやすく「音」を「文字」に移すことができる。仮名はじつによくできた( )文字なのだ。
表音
17
実際、( )に属する市民、例えば、女性、少数民族、同性愛者、障害者、少数派の宗教を信仰する人たちのアイデンティティやニーズは、周辺化されて、軽視されてきた。
マイノリティ
18
新しい出会いに( )で臨む。
虚心
19
生あるものは必ず滅び、不変・常住のものはないということ。
無常
20
漢字という文字が、抽象語の発達を( )する。
阻害
21
とくに近代主義を克服しようとする( )(脱近代)の議論では、合理主義をどうのりこえるかという課題が論じられる。
ポスト・モダン
22
さまざまな要求が( )し、混乱している。
輻輳
23
『橋と扉』と題する、とても短い、だが大変、( )に富む論考の中で、ゲオルグ・ジンメルは次のように述べている。
示唆
24
縄文人の宗教は( )にもとづく自然信仰です。自然界のあらゆるものに神や精霊がやどっていると感じる( )の世界観は、もちろん太古から世界中にひろまっていたもので、……
アニミズム
25
日本固有の日本語。
和語
26
古くからの習慣のうち、今は弊害を与えるもの。
因襲
27
日本は国外との複雑な関係の中にある。特に、江戸期や第二次世界大戦前のような「(1. ) 外」期と、 遣唐使の時代や「和(2. )洋才」「脱亜入欧」を公然と示した開国期、さらに敗戦直後のような「拝外」 期を繰り返した。それにより、和語や神道など古来の基層を残しつつも、漢字や仏教・儒教などの大陸由来の文化が入り、さらに激しい西欧化を経て「雑種文化」が形成された。
排, 魂
28
希望を持てないものが、どうして追憶を ( )ことができよう。 近い意味の語は?
慈しむ, 南船北馬
29
その事物がどこにでも存在すること。
偏在
30
空想などの人間的な要素を排除し、さまざまな現象に潜む普遍的な原理を導くという(帰納)的姿勢…(対義語)
演繹
31
商品を市場に出すこと、また、出された商品の量。
供給
32
( )の了解があるので、話さなくてもわかる。
暗黙
33
詩人が日常化した言語を解体して特異な言語を(創造)するように、写真家もその社会が産出し、流通させているイメージとの関係で、自らのイメージを生み出しているのだ。(対義語)
模倣
34
自然の美に( )を覚える。
感興
35
大家に( )して教訓を得た。
親炙
36
誰もがおちいりがちな( )だ。
陥穽
37
法を( )として絶対視するのではなく、……改正を試みることも必要だ。
金科玉条
38
ある心的過程を意識することが苦痛なので、それについて考えないようにすること、単純に言えば、それが( )です。
抑圧
39
一党独裁によるきわめて抑圧的な政治形態。
ファシズム
40
「国家」も「国民」ももともとあった実体ではない。それは近代においてはじめて( )視されるようになった制度なのである。
自明
41
今日では、ソシュールの言語学的モデルを経済的な価値を説明するモデルへと( )している。
援用
42
彼が( )払いをしたような気分で引き揚げて行ったのは間違いない・・・・ 近い意味の語は?
厄介, お荷物
43
自然主義と関わりの深い人物
田山花袋
44
知識が少ないと思想は( )しがちだ。
偏向
45
ずうずうしい
野放図
46
支配関係が正常に働いていれば社会秩序は自然の摂理のように( )され、疎外状態を感じることさえあり得ない。
表象
47
文書で示されていない法律。
不文律
48
物事に飽きる
倦む
49
科学技術あるいは工業技術の分野でも、技術改良というミクロなできごとも、歴史の進歩や文明の発達という( )な流れの演繹的な帰結としてとらえられていたとしても、なんの不思議もない。
マクロ
50
ある数値が増加しているときに、別の数値も増加する( )関係は、この世の中にものすごくたくさんある。
相関
51
リスクをめぐる科学的な知の蓄積は、見解の間の分散や( )を拡張していく傾向がある。
懸隔
52
国家間の問題を交渉で処理するための手続き。
外交
53
白樺派と関わりの深い人物
志賀直哉
54
彼の行動は( )的で、周囲を無視している。
独善
55
現在、聖典の記述をそのままに実行しようとする( )や、反社会的なカルト宗教が、超克するべき問題になっている。
原理主義
56
法律など、話し合いでの決まりごとを文章として書くこと。
成文化
57
話し合ううちに、みんなの意見が( )していった。
収斂
58
何事によらず、支配的な体制・傾向・潮流を正統とし、これに反抗する立場・行為を( )とするのが一般であるように思われる。
異端
59
暴力的な革命を起こすのではなく、非暴力の姿勢を貫き言論によって( )することが、民主的な姿勢だと言えよう。
弾劾
60
( )「高齢社会」について論じる。
所謂
61
海外から新しい文化が( )した。
伝播
62
新感覚派
横光利一
63
私たちは往々にして「差異」をもつ他者を正しく認識できない。特に他者性が大きく感じられる拍手を( )しがちでもある。
蹂躙
64
古典に( )して論理を展開する。
依拠
65
冷淡で思いやりがない
すげない
66
複数の国家が協働する組織。
国際機関
67
障害者と健常者が特別に区別されることなく社会生活を共にする( )が提唱されている。
ノーマライゼーション
68
商品を買い入れようとする欲望。
需要
69
侵略と( )地経営の時代をへて、欧米流のものの考え方が、世界を制圧しはじめる。アメリカインディアンたちは、その極限の状態に置かれていた。
植民
70
情報伝達の方向が一方向でなく、受信側からも発信できる性質。
双方向性
71
美術品や工業製品などに、形や色などで加える装飾上の工夫。
意匠
72
統一国家のために国民意識を( )する。
醸成
73
差別無く平等に愛する
一視同仁
74
書物が本来もっている、本質的な興奮や喜び、激しさは( )視され、・・・・・ 近い意味の語は?
等閑, ぞんざい
75
( )的な生き方をしていては願望が開けない。
刹那
76
「理想的なコミュニケーション」の想定には、「権力」対「コミュニケーション」という( )対立図式が前提されていることです。
二項
77
ルース・ベネディクトは、「人の日」から非難される「 」を強く意識する日本文化を「 の文化」と読んだ。
恥
78
二一世紀に入り( )行為の拡大や核兵器の拡散の恐れが現実化するなかでも、日米安保の枠組みを 前提に、グローバルな平和の秩序の模索が図られるべきであるという国民的合意が成立していたはずだ。
テロ
79
民族主義に基づく国民国家の統一を目的とする思想や運動。
ナショナリズム
80
厳しい労働条件だが( )せざるをえない。
甘受
81
話題が一点に( )していく。
凝縮
82
上司から与えられた任務を( )する。
遂行
83
前回の説明と( )を来す内容は受け入れ難い。
齟齬
84
( )な結果に納得できない思いだ。
理不尽
85
文学については、国語の先生が( )が深い。
造詣
86
江戸中期におこった、『古事記』『日本書紀』『万葉集』などの古典研究の学問。
国学
87
形はあっても、見かけだけのものにしてしまうこと。
形骸化
88
( )的なアナウンサーの声。
扇情
89
「民族」の枠組も「国民」も確固としたものではなく、「国民国家」は「( )の共同体」にすぎないとも言えるのである。
想像
90
あるべき機能がなくなったのだから、脳にとっては何か(ネガティブ)な事態である。ネガティブな事態の結果、アブノーマルな状態になった。(対義語)
ポジティブ
91
原始人は発生や( )で自然に命令する。
所作
92
市場において、各個人の利己的な行動が社会全体の利益をもたらす機能。
見えざる手
93
一語に一文字が対応する漢字は、……強力な造語力をもつが、同時に悪しき災厄をももった( )の剣ともなる。
両刃
94
数や量を、桁数が限られた数値で表現する方式。
デジタル
95
最近、若い男性の間では「男は仕事・女は家庭」という( )観を支持するものは少なくなっています。
ジェンダー
96
感覚や観念などを形として表すこと。
形象化
97
時代の( )を読む。
趨勢
98
実家から独立して自由な生活を( )する。
謳歌
99
心配事が( )に終わってほっとした。
杞憂