問題一覧
1
うつ病のメカニズムのうちモノアミン仮説とは
モノアミンであるセロトニン、ノルアドレナリン、ドパミンなどの活性が低下
2
三環系の英略
TCA
3
TCAの作用
セロトニンとノルアドレナリンの再取り込みを阻害
4
TCAに副作用が多い理由
ヒスタミンH1、ムスカリン、アドレナリンα1などの受容体を遮断するため
5
第一世代抗ヒスタミン薬 いくつか
レスタミンコーワ【ジフェンヒドラミン】 クロルフェニラミンマレイン【dlクロルフェニラミンマレイン】 ポララミン【dlクロルフェニラミンマレイン】 ヒベルナ アタラックス【ヒドロキシジン】
6
第二世代抗ヒスタミン薬 いくつか
アレグラ【フェキソフェナジン】 アレジオン【エピナスチン】 【エバスチン】 タリオン【ベポタスチンベシル】 【オロパタジン】 クラリチン【ロラタジン】 ルパフィン
7
抗ヒスタミン薬の適応
痒みを伴う皮膚疾患 アレルギー性鼻炎 アレルギー性結膜炎 花粉症 アトピー咳嗽 喘息
8
鼻炎症状のうち抗ヒスタミン薬の効果が低い症状は?
鼻閉
9
鼻閉に有効な薬は?
LT受容体拮抗薬
10
LT受容体拮抗薬の適応
気管支喘息 アレルギー性鼻炎
11
LT受容体拮抗薬いくつか
【プランルカスト】 シングレア【モンテルカストNa】 キプレス【モンテルカストNa】
12
パーキンソン病にも使用される抗ヒスタミン薬は?
ヒベルナ【プロメタジン】
13
第一世代抗ヒスタミン薬の禁忌は? 理由は?
緑内障 前立腺肥大 抗コリン作用
14
抗コリン薬の副作用
口渇 吐き気 視調節障害【目が霞んだり眩しく感じる】 尿閉 便秘 イレウス 眼圧上昇
15
第一世代抗ヒスタミン薬の中枢神経系の副作用
鎮静作用 眠気 めまい 倦怠感
16
第一世代抗ヒスタミン薬の消化器系副作用
悪心 嘔吐 下痢 食欲不振 上腹部痛
17
第二世代抗ヒスタミン薬が中枢神経抑制作用による眠気が起こりにくい理由
血液脳関門を通りにくい
18
第一世代抗ヒスタミン薬を使う理由
速効性
19
第二世代抗ヒスタミン薬のメリット
中枢神経系副作用と抗コリン作用が少ない
20
アセチルコリン作動性受容体2つ
ムスカリン ニコチン
21
ムスカリン受容体はどこにある?
副交感神経効果器官 神経節 中枢神経 心臓 消化管平滑筋 腺
22
ニコチン受容体はどこにある?
自律神経節 中枢神経系 骨格筋
23
ムスカリンを含む毒キノコは?
ベニテングタケ テングタケ
24
ムスカリン中毒の症状
涙と唾液の分泌増加 発汗 腹痛 吐き気 下痢 縮瞳 呼吸困難
25
重症ムスカリン中毒の治療
アトロピン静脈注射【アセチルコリン阻害薬】
26
ムスカリン受容体拮抗薬にはどのようなものがあるか?いくつか
アトロピン ブスコパン【ブチルスコポラミン】 ポラキス【オキシブチニン】 プロピベリン コントミン【クロルプロマジン】 スピリーバ【チオトロピウム】 トリヘキシフェニジル アキネトン【ピペリデン】
27
アドレナリンα1受容体遮断薬にはどのようなものがある?
高血圧治療薬 前立腺肥大治療薬
28
α1遮断薬の作用機序【前立腺肥大】
前立腺が縮小し尿道が広がる
29
α1遮断薬【前立腺肥大】いくつか
ユリーフ【シロドシン】 ハルナール【タムスロシン】 フリバス【ナフトピジル】 ミニプレス【プラゾシン】
30
降圧剤であり前立腺肥大の排尿障害にも効果のあるα1選択性遮断薬
エブランチル
31
TCA、四環系いくつか
トリプタノール【アミトリプチン】 アモキサン【アモキサピン】 トフラニール【イミプラミン】 アナフラニール【クロミプラミン】 四環系・テトラミド【ミアンセリン】
32
三環系のうち強迫症状や不安、焦燥によいとされる薬は?
クロミプラミン
33
三環系、四環系のうち不眠ときにせん妄にも使われる薬は?
ミアンセリン
34
ムスカリン受容体作動薬いくつか
ベサコリン【ベタネコール】 サンピロ【ピロカルピン】
35
交感神経刺激薬【アドレナリン作動薬】α1作動薬の効果
血管平滑筋の収縮 膀胱括約筋の収縮
36
交感神経刺激薬【アドレナリン作動薬】β1作動薬の効果
心収縮力の増大 心拍数の増加
37
交感神経刺激薬【アドレナリン作動薬】β2作動薬
気管支拡張
38
交感神経【抗アドレナリン】α1遮断薬の効果
平滑筋弛緩により高血圧や前立腺肥大に使用される
39
交感神経【抗アドレナリン】β1遮断薬の効果
高血圧 狭心症 不整脈 緑内障
40
コリン作動薬、コリンエステラーゼ阻害薬の適応症
平滑筋収縮薬として 術後の腸管麻痺 麻痺性イレウス 便秘 排尿筋収縮不全による排尿困難 緑内障 シェーグレンの口腔乾燥 縮瞳薬として使用
41
抗コリン薬の適応症
平滑筋運動抑制作用があるため 鎮痙薬 痙攣性便秘 過敏性腸症候群 胃酸分泌も抑制するため 胃十二指腸潰瘍 膀胱の不随意収縮による 頻尿 切迫性尿失禁 迷走神経機能亢進による 徐脈 パーキンソン病 散瞳薬として使用 気管支拡張薬
42
SSRIの特徴
効果はTCAを上回らず重症例に適さない 鎮静効果はない セロトニンは強迫症、社交不安症、パニック症、過食症にも効果的【セロトニンに主に作用するTCAのクロプラミンも】
43
レクサプロ【エスシタロプラム】のデメリット
QT延長
44
セルトラリンのデメリット
比較的安全だが下痢が見られる
45
パロキセチンのデメリット
強力だが中断症候群が起きやすい
46
NaSSAとは?
ノルアドレナリン作動性特異的セロトニン作動性抗うつ薬
47
NaSSAの薬剤名
リフレックス【ミルタザピン】 レメロン【ミルタザピン】
48
NaSSAの特徴
四環系の改良薬 鎮静系抗うつ薬 性機能障害と胃腸症状が出現しにくい
49
抗うつ薬の効果発現にかかる期間
二週間
50
SSRIとSNRI共通の副作用
消化器症状 悪心 嘔吐 下痢
51
中断症候群が出やすい抗うつ薬は?
パロキセチン フルボキサミン
52
中断症候群とは?
めまい 四肢の異常感覚 不眠
53
性機能障害を生じやすい抗うつ薬は?
パロキセチン セルトラリン
54
抗うつ薬の投与早期や増量の際に見られる重篤な副作用は?
アクチベーション症候群 不安 焦燥 不眠 易刺激性 衝動性
55
TCAやレクサプロ【エスシタロプラム】の重篤な副作用は?
QT延長 中等量以上は心電図チェック
56
SSRIとSNRIの重篤な副作用
消化管出血
57
セロトニン症候群の症状
不安 焦燥 発熱 ミオクローヌス
58
セロトニン症候群の治療
中止と保存的で予後良好 重症例ではセロトニン拮抗薬やβ遮断薬【プロプラノロール】を用いる
59
SNRIサインバルタ【デュロキセチン】の禁忌
高度肝障害 高度腎障害 コントロール不良の閉塞隅角ぐうかく緑内障 MAO阻害薬
60
抗うつ薬の過量投与の副作用
TCAは心室頻拍、心室細動、心停止リスク その他は単剤なら安全性高い
61
血中濃度測定が必要な薬剤
カルバマゼピン(商品名:テグレトール) フェニトイン(商品名:アレビアチン) フェノバルビタール バルプロ酸ナトリウム(商品名:デパケン) ジゴキシン テオフィリン バンコマイシン