問題一覧
1
ある歯車機構において、軸間距離が変えられないため半端なモジュールになった。この場合は半端を切捨てて転位すれば、標準のインボリュートカッタで切削できる。
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2
ハイポイドギヤは、一種のかさ歯車であって、減速比があまり大きくない場合などに、ウォームギヤに代わって用いられることがある。
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3
内歯車機構においては、大歯車から小歯車を回す方が効率がよく、また機構も簡単である。
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4
はすば歯車では、2軸の平行が少しくらいずれてもよい。
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5
一般に、工作機械などに使う歯車は、歯面にふくらみをつけることによって歯面を強くしている。これをクラウニングという。
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6
ダイヤメトラルピッチ10の歯車は、モジュールでば25.4である。
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7
かさ歯車のモジュールの表示は、小端部で表わす。
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8
インボリュート標準平歯車で、モジュールをm、歯数をZとすれば、外径dkは次式で求められる。 dk=m×(Z+2)
○
9
歯車の頂げきは、0.157モジュール以上とされているが、歯の根もとの丸みは、頂げきの範囲内において、なるべく大きくする方がよい。
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10
はすば歯車は、平歯車に比較するとかみ合い率が大きいので、大きな歯数比で使用することができる。
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11
同じモジュールの歯車において、圧力角14.5°の歯は、圧力角20°の歯よりも歯の強さが小さい。
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12
まがりばかさ歯車の歯すじには、円弧またはインボリュートなどの曲線のものと直線のものとがある。
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13
鋳物をシーズニングする目的は、引っ張り強さを増すためである。
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14
鋳鉄は延性にとぼしいが、耐摩耗性を必要とする工作機械のベットなどに使用される。
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15
JISに規定されているクロム鋼は、炭素鋼に1%のクロムを加えたもので、それは耐食性が目的でなく、焼入れ性を改良した鋼である。
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16
いおう快削鋼は、被切削性がよいため、歯車などの量産部品に向いている。
○
17
鋳鉄の硬さは、組織に関係があり、フェライト地のものの方が、パーライト地のものよりやわらかい。
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18
直交する2軸に運動を伝達する歯数の同じ一対のかさ歯車を、マイタ歯車という。
○
19
歯車のバックラッシは、一般に熱膨張の影響を防ぐ意味においても役立っている。
○
20
炭素鋼は、鋳鉄よりも熱膨張係数が大きい。
○
21
機械構造用炭素鋼よりもニッケルクロム鋼の方が、ねばり強さも、引っ張り強さも大きい。
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22
インボリュートの平歯車は、ころがり接触である。
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23
かみ合う2つの歯車の中心間距離、各歯車の歯数を加えてモジュールをかけたものである。
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24
可鍛鋳鉄は、鍛造することができる。
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25
歯車の圧力角は、すべて14°30′である。
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26
鋳鉄にりんを添加すると、湯の流動性をそこねて引張り強さを減少させる。
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27
高速度鋼3種は、バイトやフライスに使用される。
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28
インボリュート歯車のかみ合い圧力角は、中心距離が変化しても変わらない。
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29
平歯車において、正の方向へ転位すれば、基礎円直径は大きくなる。
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30
歯車で基準円(ピッチ円)上の隣り合った二つのピッチの差を、単一ピッチ誤差という。
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31
円筒歯車のインボリュート歯車対の場合、接触点(かみ合い点)の軌跡は円となる。
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32
まがり歯かさ歯車は、一般に、すぐばかさ歯車よりも大きな荷重の伝達に優れる。
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33
歯車の歯の大きさは、ダイヤメトラルピッチの値が小さいほど、大きくなる。
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34
歯車のかみ合い長さとは、接触点の軌跡のうち、実際にかみ合いが行われる部分の長さである。
○
35
平歯車における転位係数は、ミリメートル単位で表した転位量をモジュールで除した値をいう。
○
36
ゼロールベベルギヤは、まがり角(ねじれ角)が0°のまがりばかさ歯車のことである。
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37
互いにかみ合う一対のインボリュート平歯車では、歯と歯の接触点の軌跡が円弧になる。
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38
フェースギヤ対は、軸角が90°の交差軸又は食い違い軸をもつ。
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39
鋳造作業をした品物を機械加工したら、硬くて削れなかった。これをやわらかくするには、焼きならし、焼きなまし、焼き戻しのうち、焼き戻しをすればよい。
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40
ねじれ角とは、つるまき線の接線と軸直角平面とのなす角である。
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41
やまば歯車は、一般に、軸方向のスラスト荷重を発生させたくない場合に使用する。
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42
インボリュート歯車対のかみ合いでは、歯面のすべりは生じない。
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43
金属を溶かして合金を作る場合は、やわらかい金属を先に溶かすとよい。
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44
歯直角モジュール3、歯数40枚、ねじれ角10°のはすば歯車の基準円直径は120mmである。
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45
歯溝の振れの測定は、歯底にピン又はボールを当てて、その出入りを計測する。
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46
ラックとは、直径が無限に大きな歯車の一部分とみなすことができる。
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47
インボリュート曲線は、基礎円の直径が無限大になると直線と見なすことができる。
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48
ラックと小歯車は、交差軸歯車の一種である。
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49
きさげで平面を仕上げるときには、まず黒当たりをとり、次に赤当たりをとる。
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50
捨てけがきとは、加工線けがきが見にくかったり切削のため消えたりする場合があるので、それより少し離して消えない位置に同じような補助けがきをすることである。
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51
はつり作業において、たがねの刃先の角度は、工作物が硬くなるほど鋭角にするのがよい。
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52
けがき作業において、豆ジャッキにより工作物を支える場合には、可能な限り3点支持にするのがよい。
○
53
捨てけがきには、ポンチを打つのがふつうである。
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54
ポンチマークは、すべてのけがきが終ってからつけなければならない。
○
55
ポンチ打ちを行なうときは、2~3回軽く打ち、正しい位置を確認した上で、強く打つのがよい。
○
56
けがきに用いる青竹は、濃くなったらシンナで薄める。
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57
ポンチ打ちには、心立てポンチと目打ちポンチがあるが、心立てポンチは心けがきおよび加工線のポンチ打ちに用い、目打ちポンチは穴あけ加工の中心を示すときに用いる。
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58
複雑な形状で、精密なけがき作業に用いるトースカンの針の断面形状は、丸棒形のものより、板状のものがよい。
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59
けがき塗料の青竹は、青竹をアルコールで溶き、これに少量のニスを加えた塗料であるが、けがいたとき線が太く青竹がはがれやすいときは、ニスの入れすぎである。
○
60
けがきが終ると、けがき線を明らかにするためけがき線の要所に目打ちポンチを打つが、捨てけがき線にも必ずポンチ打ちしなければならない。
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61
けがきのときに使用する豆ジャッキは、4点支持を原則とする。
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62
目打ちポンチは、いかなる場合においても、仕上げ完了後にそのあとが残ってはならない。
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63
けがき用塗料の青竹は黒皮物に、ご粉は仕上げ面用に使用する。
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64
穴あけジグを製作する場合は、なるべく重量を軽くし、しかも剛性を持たせることが大切である。
○
65
鋳鉄の肌にやすりをかける場合は、前処理として、たがねやグラインダなどで、鋳肌を削りとっておくのがよい。
○
66
広い面をはつるには、まずえぼしたがねでみぞを掘り、その面に残る凸部を平たがねではつっていく。
○
67
工作面に当てるきさげの角度は、鋳鉄に比べ、軟金属になるほど角度を大きくするとよい。
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68
ラップ焼けは、乾式法で速い速度で行なうとき生じやすい。
○
69
たがね作業で、ハンマを振り降ろすときは、手首の関節を使うより、上腕に力を入れた方がよい。
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70
鉄工やすりの複目には上目と下目があるが、上目は主として切削用、下目は切屑の排出作用の役目をする。
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71
ねじ立て加工中に、タップに推力を加えるとねじ山がやせてねじ不良の原因となる。
○
72
リーマ通しを行なう場合は、進ませるときも戻すときも切削方向に回転をさせるのが正しい。
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73
油みぞをたがねで掘るときは、油穴の中心から端の方に掘り進める。
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74
鋳物にやすりをかけるときには、油を付けた方がよい。
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75
平面やすりで荒削りする場合、ときどきやすりがけの方向を変えると中凸になるのを防ぐことができる。
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76
やすりの目の荒さは、同じ荒目といわれるものでも、やすりの呼び寸法によって荒さが違う。
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77
きさげを用いて機械のしゅう動面に模様をつけるのは、商品価値を高めるだけでなく、潤滑効果もよくするためである。
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78
5本組の組やすりは、平、半丸、丸、角、三角の5種類のことである。
○
79
新しいやすりを使うときに、まず最初に使用する材料は、ステンレス鋼、銅、鋳鉄の中では、銅がよい。
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80
黒当たりは、定盤に光明丹を塗りつけて、すり合わせしたときの当たりの頂点のことである。
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81
平面をやすりで仕上げるときは、やすりの運動方向はやすりの軸線に平行、または直角になるように動かすべきで、斜め方向に動かすことはよくない。
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82
たがねの刃先は、焼入れして硬くしてあるが、頭部も焼入れして同じ程度の硬さにしておくと、まくれを生じにくくするので都合がよい。
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83
やすりの目立てには、たがねによる手切り、たがねによる機械切り、およびフライス切りの3方法がある。
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84
3枚すり合わせとは、基準定盤がなくても、精度のよい平面が得られるすり合わせ法である。
○
85
やすりの種類には、単目、複目などがあるが、単目やすりは切れ味が最もよいので、おもに硬い材質の加工に適している。
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86
鋼のラップ作業には、酸化鉄(べんがら)または酸化クロムを油で溶いたものを用いる。
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87
けがきのときに使用する豆ジャッキは、できるだけ二等辺三角形になるように配置して使用する。
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88
加工の基準になるけがき作業は.正確を期するために、加工物がどんな場合でも、すべてA級の定盤を使用しなければならない。
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89
たがねの刃先角度は、硬い材料には小さく、軟らかい材料には大きくする。
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90
穴あけジグのブシュは、ドリルの外周を痛めるので、銅合金などが多く用いられている。
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91
ジグに用いるブシュは、焼入れして研削仕上げを行なったものがよい。
○
92
一般に、ジグは工作物の位置決め、締付けおよび刃具の案内を考慮しなければならない。
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93
穴あけジグを製作するときは、少なくとも製品の公差以上の精度に仕上げなければならない。
○
94
ジグの使用目的の1つに、互換性をもたせることがあげられる。
○
95
ジグに工作物を取付けるとき、2本のピンによって位置決めする方法がある。この方法においては、原則として1本のピンは完全に円周で接するようにし、ほかの1本のピンは、ひし形ピンを用いて、直径上の2箇所で接触させるようにしなければならない。
○
96
固定ブシュは圧入するので、圧入後の寸法を考えて製作されている。
○
97
電磁チャックは、吸引力を変えても温度による影響はない。
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98
平面研削盤の大きさは、テーブルの大きさで表わす。
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99
円筒研削盤の構造は大別すれば、動力伝達装置、テーブル送り装置、砥石台、心押し台に分けられる。
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100
円筒研削盤の大きさは、テーブルストローク×センタ高さ、および砥石径で表わす。
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