問題一覧
1
いついかなる時代や場所でも、当てはまること
普遍
2
他のものとは異なること。限られた部分や状況にしか当てはまらないこと
特殊
3
物事が知覚し得る形や内容を持っていること。現実に即していること。
具体
4
個々の物事からそれらに共通する性質を抜き出すこと
抽象
5
整然とまとまっている状態
秩序、コスモス
6
物事がバラバラな状態
混沌、カオス
7
必ずそうなること。それ以外には有り得ないこと。出来事が法則性、因果性によっていること。
必然
8
因果関係がわからず、予測できないことが起こること。思いがけないこと。
偶然
9
意識や意志の作用が向けられるもの。行為の目標となるもの
対象
10
人々がそれに価値を求めて自発的に同意し服従することを促す力。
権威
11
人々を強制し服従させる時に働き、人々の納得や承認を必要としない力
権力
12
論理や道理にかない、筋道だっていること
合理
13
理性や論理ではとらえきれないこと
非合理
14
特に証明、説明などをしなくても明らかなこと
自明
15
物事の意味、価値、存在などについて疑いを持つこと
懐疑
16
本来は手段であるべきものが目的とすり変わり、手段自体が目的となってしまうこと
自己目的化
17
本来あるべき順序や秩序がひっくり返り、混乱すること
倒錯
18
①一見すると心理に背いているように見えて実は1面の真理を言い表している表情 ②解きがたい矛盾を抱えた表現や事態
パラドックス、逆説
19
つくりごと
虚構、フィクション
20
人々の考え方や行動を根底で制限している信念や思想
イデオロギー
21
①仲間はずれにすること ②人間が自らつくりだしたものが逆に人間を心配し人間の人間らしさを奪うこと
疎外
22
言葉や対象の意味内容のこと
概念
23
人間の、頭の中の考えのこと
観念
24
ある物事についてのこうあるべきだと言う根本の考え
理念
25
他に比較するものや対立するものがないこと。他のものに制約・制限されないこと
絶対
26
他との比較や関係において成り立つこと
相対
27
元に戻すこと、分解すること
還元
28
意味、趣旨を押し広げて説明すること
敷衍
29
物事の根本が一つであること
一元
30
物事を二つの原理に分けること
二元
31
物事の根本が複数あること
多元
32
皮肉、反語
アイロニー
33
二つの相反する事柄の板挟みになること
ディレンマ
34
理性では抑えることの出来ない強い感情、激情
情念、パトス
35
自分勝手であること。明確な根拠がないこと
恣意
36
自分で自分を律すること。それだけで成立していること
自律
37
他からの命令、強制に従って行動すること
他律
38
はっきりと形に現れて存在すること
顕在
39
内に潜んで外や表面に現れないこと
潜在
40
芸術作品において、芸術家の表現の動機となった題材や考え、思想
モチーフ
41
技術、中でも科学技術のこと
テクノロジー
42
物事を精密に組み立てられた機械のようにみなす考え方
機械論
43
要素(それ以上簡単なものに分析できないもの)を調べることで全体を理解しようとする考え方
要素論
44
ある物事が多くの要素からなり、それらの要素が相互に影響しあっていて個々の要素からは全体が明らかにならないもの
複雑系
45
ある現象を説明するために仮に立てる説
仮説
46
実際に調べて証明すること。実験や事実の観察によって仮説の真偽を確かめること
検証
47
科学を万能とみなし、科学によって世の中の問題を解決できるとする考え
科学主義
48
ある時代の科学者たちに共有されている物の見方や考え方のこと、転じて一時的に支配的な思考の枠組み
パラダイム
49
科学そのものは善でも悪でもないという考え方
科学の中立性
50
科学研究が専門化し、大学や企業で組織的に研究が行われるようになること
科学の制度化
51
原因と結果
因果
52
経験的な事実に基づいて理論や主張を証明したり説明したりすること
実証
53
個々の具体的な事実から、一般的な知識や法則を導き出すこと
帰納
54
一般的な理論から個々の具体的な実例に説明を与えること
演繹
55
①生命力のある様子 ②各部分が密接につながり調和が保たれている様子
有機
56
生命が感じられない様子
無機
57
形式上はたとえ形をとらない比喩。「〜のようだ」と言わない例えのこと
メタファー
58
文章を飾るための表現のこと
レトリック、修辞
59
言葉によって書かれた物。文章表現
テクスト(テキスト)
60
①一般には文脈のこと。文章の流れの中にある意味のつながり具合 ②①が転じてある事柄の背景やまわりの状況のこと
コンテクスト(コンテキスト)
61
類推、類比
アナロジー
62
一定の意味内容を表すもの
記号
63
特定の文化の中での規則や慣例
コード
64
抽象的な事柄を具体的で理解しやすい形で表すこと。またその表現に用いられたもの。
象徴(シンボル)
65
①意識の中に現れる像。イメージ。 ②記号の意味内容のこと
表象
66
抽象的な概念や思想を具体的なものによって暗示する表現方法
アレゴリー(寓意)
67
切れ目を入れて分割すること
分節
68
ある物事について、他と比較した時に見られる違い
差異
69
二つ以上の物事の性質が同じで区別ができないこと
同一
70
①意味や解釈が一つしかないこと ②最も大切なこと、根本
一義(的)
71
正反対となる二つの意味を持ちどちらの意味にも取れること
両義(的)
72
多くの意味を持っていること、またはいくつもの意味に解釈できること
多義(的・性)
73
人間の精神活動によって生み出されたもの、普遍的な文明に対して、「時代や地域に固有」というニュアンスで用いられる
文化
74
技術や物質面て普遍的な影響力をもつ文化のこと
文明
75
自分たちの所属する文化(民族)の基準によって、ほかの文化を判断すること
自文化(自民族)中心主義
76
文化には絶対的な価値基準は存在しないとして文化の多様性を認め異文化を尊重する立場
文化相対主義
77
様々な文化を対象にして、各文化の特徴や文化一般に共通する特徴を研究する学問
文化人類学
78
社会的、文化的に定められている仕組みや決まり
制度
79
個人よりも集団を優先させる日本に特有な人間関係のあり方
世間
80
①紙にまつわる物語 ②①が転じて、根拠もないのに絶対的なものと信じられている事柄
神話
81
自然のあらゆるものに宗教的な力の働きを認め、崇拝すること
アニミズム
82
①宗教上の教義、教理 ②十分な根拠をもたない独断的な説
ドグマ
83
行動や判断の基準となる手本やルール
規範
84
西洋人が歪んだイメージで東洋を見ること
オリエンタリズム
85
出自、慣習、言語などを共有する集団に属する人が持つその帰属意識
エスニシティ
86
本国ではなく新大陸や植民地で生まれ育った人々。または彼ら独特の言語や習慣。
クレオール
87
忌まわしいものとして、習慣的に禁止にしたり避けたりすること。
禁忌、タブー
88
世界や人間などの根本原理を追求する学問
哲学
89
対象を認識する自分の意識。または、自分だけの感覚や考え
主観
90
①自分の意識と関わりなく存在する対象 ②誰にとっても同じであること
客観
91
人間を精神と身体(物体)とのふたつに分けて考えること。
心身二元論
92
物質が全ての根源だとし、精神や意識も物質の作用によるという考え
唯物論
93
物事の本質、意義などを理解すること
認識
94
感覚器官のはたらきによって外界の事物や身体の状態を知る働き
知覚
95
人間が感覚によってとらえることのできる、全ての物事。
現象
96
物事の根本的な性質、本来の姿
本質
97
自我のみが実在しその他のすべてのものはただ自己の意識内容にすぎないとする立場
独我論
98
意識の主体。自己意識
自我
99
①自分は自分であるという確信や位置づけ。自己同一性 ②存在理由
アイデンティティ
100
社会へ出る準備として社会的な責任や義務を免除される一定の猶予期間
モラトリアム