問題一覧
1
一日中ベッド上で過ごし、寝返りのできる障害老人の日常生活自立度(寝たきり度)判定基準のランクはどれか。
C1
2
高齢者の基本的日常生活動作を評価する「機能的自立度評価表(FIM)」の評価項目はどれか。ふたつ選べ。
着替え, ベッドへ移乗
3
口腔清掃の自立度判定基準〈BDR指標〉で正しいのはどれか。ふたつ選べ。
Bの評価は電動歯ブラシの使用を含む, Rは「うがい」の評価項目である
4
バイタルサインでないのはどれか。
出血
5
血液を用いた検体検査で正しいのはどれか。ふたつ選べ。
急性炎症で白血球数が増加する, 脱水により相対的に血液中の赤血球濃度が高くなる
6
日常生活動作〈ADL〉の判定基準項目はどれか。ふたつ選べ。
食事, 移動
7
BDR指標で評価するのはどれか。
口腔清掃自立度
8
口腔清掃の自立判定基準(BDR指標)のうち、歯磨き状況の判定項目はどれか。ふたつ選べ。
巧緻度, 自発性
9
75歳の男性。口腔清掃介助方法について家族から相談された。事前にBDR指標を用いて評価した結果を表に示す。適切な指導内容はどれか。2つ選べ。
刷掃前に介助者が義歯をはずす, 最後に介助者が磨き残しの部分を刷掃する
10
75歳の男性。部分義歯の不具合を訴えて、訪問歯科診療を受けた。 2年前にクモ膜下出血で倒れ、左半身麻痺があり食事や水分摂取時に少しむせるという。 現在、寝たきり度C-1である。歯科衛生士の対応で正しいのはどれか。 2つ選べ。
介助者の口腔清掃法の指導をする, 摂食・嚥下障害のスクリニングを行う。
11
90歳の男性。脳梗塞で倒れ入院加療中である。現在の日常生活自立度はCランクだという。写真を示す。 口腔清掃に必要な準備はどれか。2つ選べ。
イヤホンを装着してもらう, 頭を起こしてもらう
12
88歳女性。ベットでの生活が主で、50歳代より優性関節リュウマチを発症している。日常生活の介助は同居の長女がしている。車いすに移乗し、トイレでの排泄は可能である。自分で歯ブラシを用いて歯磨きをしているが、多量の食と舌苔付着が認められた。現在の手指の写真を示す。 「障害高齢者の日常生活自立度判定基準」のランクはどれか。
B
13
70歳の女性。肺痛で入院加療中である。意識障害があり、常時口呼吸をしている。本人による口腔清掃は困難な状態であり、1日1回の口腔清掃を受けている。 口腔周囲の写真(A、B)を示す。ふたつ選べ
口唇部を保湿してから行う。, 隣接面部に歯間ブラシを使用する。
14
80歳の女性。脳梗塞で倒れ、現在の日常生活自立度はB2 ランクだという。 口腔清掃時の体位で適切なのはどれか。2つ選べ。
座位, 側臥位
15
83歳の女性。脳梗塞のため右側片麻痺で寝たきり状態である。この患者に①を②にした③位で口腔のケアを行う
①右②上③側臥
16
臨床検査の正常値(成人)はどれか。
白血球数 3.500〜7.000/μl
17
成人で正常値内にあるのはどれか。
脈拍:65回/分
18
摂食・嚥下過程と機能障害の症状との組合せで正し いのはどれか。
準備期-口腔内残留
19
口腔乾燥に関与するのはどれか。
アトロピン
20
摂食の下機能の評価のため確認するのはどれか。2 つ選べ。
食事時の姿勢, 食事にかかった時間
21
嚥下内視鏡検査〈VE検査〉で確認できるのはどれか。
喉頭残留
22
60歳の男性。くも膜下出血で軽度の麻があり、摂食・の下障害のリハビリテーション中である。写真を示す。行っている検査方法はどれか。
反復唾液嚥下テスト
23
あるスクリーニング検査場面の写真を示す。 検査で評価できるのはどれか。
随意的な嚥下反射の惹起
24
オーラルディアドコキネシスで正しいのはどれか。
舌、口唇及び軟口蓋の巧緻性を評価する。
25
口腔機能評価で、頬の膨らましが不十分である原因はどれか。ふたつ選べ
口唇が閉鎖していない。, 舌の後方が持ち上がらない。
26
摂食機能訓練の分類を図に示す。①はどれか。
姿勢保持訓練
27
摂食・無下障害の間接訓練はどれか。2つ選べ。
冷圧刺激法, ガムラビング
28
無下途中の断面の模式図を示す。この期の舌運動を訓練する発音として適切なのはどれか。
カ行
29
パ行の発音が不明瞭な患者で考えられる機能の低下はどれか。
口唇の閉鎖
30
摂食・嚥下の過程で口腔期に障害のある患者に対する摂食機能訓練で適切なのはどれか。
舌訓練
31
摂食の下障害患者に対する機能訓練の口腔内写真を示す。目的はどれか。
嚥下誘発の感受性向上
32
摂食機能訓練の写真を示す。メンデルスソン手技はどれか。
④
33
メンデルソン手技は①を改善し、輪状咽頭筋による②を促す。
①喉頭挙上②食道入口部の開大
34
下線部で正しいのはどれか。2つ選べ。 誤嚥性肺炎は、①唾液 の ②食道 に流入することで起こり、③体温低下 や ④呼吸機能低下の症状を示す。
①, ④
35
85歳の要介護高齢者。食事中に疲れて食事ペースが落ちてくるという。この高齢者への介助で適切なのはどれか。
間食で必要栄養量を補う
36
摂食嚥下障害に対する食環境指導で正しいのはどれか。2つ選べ
摂食の姿勢, 食器の工夫
37
介護予防事業で口腔機能の向上の対象となるチェック項目はどれか。2つ選べ。
口が乾きやすい, お茶や汁物などでむせることがある
38
介護保険の口腔機能向上サービスで、対象者のアセスメントと個別管理とを作成できるのはどれか。2つ選べ。
歯科衛生士, 言語聴覚士
39
栄養サポートチーム(NST)の中で、摂食機能療法の間接訓練を担当する職種はどれか。2つ選べ。
歯科衛生士, 言語聴覚士
40
職種と業務との組合せで正しいのはどれか。2つ選 べ。
言語聴覚士-摂食機能療法, 理学療法士-姿勢調整
41
80歳の女性。右側上下肢に麻痺がある。訪問歯科診療を行うに当たり、ベッドから車椅子へと移乗させることになった。正しいのはどれか。ふたつ選べ。
声かけは短く、ゆっくり行う。, 体幹が右側に傾かないようにする。
42
口腔期はどれか。
③
43
高齢の無歯顎患者の特徴はどれか。
顎提吸収が顕著である。
44
摂食・嚥下障害のある要介護者への食事介助で正しいのはどれか。
食塊としてまとまりやすい食材を選択する。
45
全身疾患と歯科診療時の留意事項との組合せで誤っているのはどれか。
糖尿病-診療体位
46
高血圧症で正しいのはどれか。
脳卒中のリスクとなる。
47
83歳の女性。最近、物忘れがひどくなったと感じており、近所で買い物をしているが、電車やバスに乗って出かけることはできないという。 日常生活活動能力のランクはどれか。
J
48
義歯を装着していない無歯高齢者の特徴はどれか。 2つ選べ。
頬粘膜が薄くなる。, 下顎頭が平坦になる。
49
88歳の女性。骨粗鬆症で骨折をくり返し、1日の大半をベッドで過ごしている。車椅子への移乗と身体保清に介助を要する。日常生活自立度のランクはどれか。
B2
50
嚥下時に鼻咽腔閉鎖に働く筋はどれか。
口蓋帆挙筋
51
栄養サポートチーム(NST)で正しいのはどれか。 2つ選べ。
多職種でカンファレンスを行う。, 栄養障害に伴う合併症を予防する。
52
健康に関わる法律を示す ①歯科口腔保健の推進し関する法律 ②母子保健法 ③健康増進法 施行された順で正しいのはどれか。
③→②→①
53
特定健康診査・特定保健指導の実施義務があるのはどれか。
医療保険者
54
88歳の女性。要介護4で、60人が入所できる高齢者施設に半年前に住民票を移して生活している。この施設はどれか。
特別養護老人ホーム
55
軽度認知症の高齢者が、少人数の共同生活を営む施設はどれか。
グループホーム
56
加齢に伴い減少あるいは低下するのはどれか。
咬合高径
57
障害者自立支援法の対象者はどれか。
知的障害者
58
介護保険制度で、介護予防対象者への口腔機能向上サービスを担当する専門職はどれか。2つ選べ。
歯科衛生士, 言語聴覚士
59
ヘルスプロモーションの取り組みで正しいのはどれか。2つ選べ。
健康づくりグループの育成, ウォーキングコースの整備
60
摂食・嚥下障害者に対する機能訓練の写真を別に 示す。この訓練の目的はどれか。
食道入口部の開大
61
口腔内装置の写真を別に示す。 適応症はどれか。
軟口蓋挙上不全
62
経鼻経管栄養について正しいのはどれか
胃瘻よりも容易にチューブを留置できる。
63
改訂水飲みテストで正しいのはどれか。2つ選べ。
3mlの冷水を用いる。, 不顕性誤嚥を検出する。
64
japan Coma Scale<JCS>の11-20を表すのはどれか。
体を揺さぶると開眼する。
65
義歯の写真と口腔清掃用品の写真を別に示す。 この義歯を清掃するための用具はどれか。2つ選べ。
③, ④
66
73歳男性。食事がうまく摂れないと相談を受け、歯科医師とともに訪問した。1年前に脳出血を発症し、現在、在宅療養中であるという。 最近の栄養アセスメント結果を表に示す。低栄養を疑うのはどれか。2つ選べ。
①, ③
67
摂食無下機能検査の写真を別に示す。 この検査について正しいのはどれか。2つ選べ。
口腔、咽頭および食道の機能が評価できる。, 造影性のある検査用模擬食品が必要である。
68
嚥下反射の若起が遅延している場合に有効な機 能訓練はどれか。
冷圧刺激法
69
Barthel Index の表を示す。①はどれか。
整容
70
58歳の男性。4日前に脳梗塞で入院し、投薬による内科的治療を受けている。病室での口腔ケアの依頼を受けた。全身状態および口腔状態の概要は表のとおりである。口腔ケアを行うにあたり適切なのはどれか。ふたつ選べ
口腔内を潤してからケアを行う。, SpO2値の低下がみられないか注意する。
71
88歳の女性。食事や排泄は車椅子に移乗して行えるが、一日中ベッドで過ごすことが多い。着替え、入浴などにおいても介助が必要である。 この女性の「障害高齢者の日常生活自立度判定」のマンクはどれか。
B2
72
5歳の男性。3年前に脳梗塞を起こし、後遺症として軽い左片麻痺がある。食事は楽しみにしており自分で食べるが、ペースが速い。一口量も多く、食事中にむせることがよくある。 誤無を防ぐ対応で適切なのはどれか。2つ選べ。
液体にはとろみをつける。, スプーンは小さいものを用いる。
73
70歳の男性。車椅子で来院した。院内を移動中の写真を別に示す。 このとき介助者が右足で行っている操作はどれか。
前輪を浮かせる
74
77歳の男性。 脳梗塞発症後、口蓋に食査が付着することを訴えている。 この患者に装着した口腔内装置の写真を別に示す。 適応症はどれか。
舌挙上不全
75
胃瘻について正しいのはどれか。
皮膚から胃への栄養路を外科的に造設する。
76
この時期の摂食の下障害に行われる訓練はどれか。
舌訓練
77
摂食嚥下リハビリテーションに関わる職種とその役割の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。
作業療法士-食器具の選定, 理学療法士-筋緊張の調整
78
摂食嚥下障害の間接訓練として行うガムラビングで正しいのはどれか。
上下の歯は咬合させる。
79
認知症の中核症状はどれか。2つ選べ。
記憶障害, 知的機能低下
80
高齢者の認知機能を評価するのはどれか。
MMSE
81
82歳の男性。5年前に脳梗塞を起こし麻痺があるため、車椅子を利用している。診療室内移動時の写真を別に示す。義歯作製のための口腔内診査を行うことになった。 デンタルチェアに移乗する際の介助で正しいのはどれか。
患者の左足を軸にしてデンタルチェアへの移乗を行う。
82
特別養護老人ホームにおける保健活動で、ポピュレーションアプローチはどれか。2つ選べ。
入所者が食事の前にパタカラ発音訓練を行う。, 介護職員に対して誤嚥性肺炎予防の講習を行う。
83
88歳女性。ベットでの生活が主で、50歳代より優性関節リュウマチを発症している。日常生活の介助は同居の長女がしている。車いすに移乗し、トイレでの排泄は可能である。自分で歯ブラシを用いて歯磨きをしているが、多量の食渣と舌苔付着が認められた。現在の手指の写真を示す。 適切な指導内容はどれか。2つ選べ。
洗口剤を併用する。, 舌ブラシを使用する。
84
90歳の男性。たびたび道に迷うなど、日常生活に支障をきたす行動や意思疎通の困難さがみられるが、誰かが注意していれば自宅での生活ができるという。 「認知症高齢者の日常生活自立度判定基準」のラン クはどれか。
Ⅱ
85
健康な高齢者の老化による物忘れ」と「認知症の高齢者の物忘れ」との特徴を比較した表を示す。正しいものはどれか。
②, ③
86
90歳の女性。歯科衛生士に口腔ケアの依頼があった。 口腔内写真を示す。最初に行うのはどれか。
口唇の保湿