問題一覧
1
タンパク質と糖の最終消化が行われるゾーンの名称は何か?
刷子縁
2
胃の酸を中和するために分泌される物質は何か?
重炭酸イオン
3
十二指腸で消化をする酵素はどこで作られるか?
膵臓
4
大腸内容物1mL当たりどれくらいの細菌がいると考えられているか?
1000億~1兆個
5
肝臓で分解され無毒化される代表的な物質を2つ挙げよ
アンモニア, アルコール
6
タンパク質が消化される臓器と、その 消化酵素をすべて挙げよ
臓器は胃、十二指腸、空腸, 消化酵素はペプシン、トリプシン、キモトリプシン、アミノペプチダーゼ
7
膵液と胆汁の分泌を促進する消化管ホルモンを2つ挙げそれぞれの作用を述べよ
コレシストキニンによって膵臓からの消化酵素の分泌と胆嚢からの胆汁分泌が促進される。, セクレチンによって膵臓からの重炭酸イオンの分泌が促進される。
8
糖質はどこで消化されるか?またその酵素の名称は何か?
糖質は口腔・十二指腸・空腸で消化される。, 口腔と十二指腸の酵素はアミラーゼであり、空腸の酵素はマルターゼ・スクラーゼ・ラクターゼである。
9
脂肪を消化する酵素の名称と分泌する臓器は何か?
リパーゼ, 膵臓
10
脂肪の吸収経路を説明せよ
脂肪は膵臓のリパーゼによって分解され、胆汁酸と結びつきミセルを形成する。これが小腸上皮に取り込まれ、カイロミクロンとなり、最終的にリンパ管を通じて血液に入る。
11
ホルモンをその化学構造から大きく3つに分けるとどのように分けられるか?
ペプチド型ホルモン, ステロイド型ホルモン, アミン型ホルモン
12
神経内分泌とは何か?
神経細胞が血液中に神経伝達物質を放出し、血流を介してホルモンとして作用する現象
13
下垂体前葉から分泌される6つのホルモンの名称を挙げよ
成長ホルモン, 甲状腺刺激ホルモン, 副腎皮質刺激ホルモン, 卵胞刺激ホルモン, 黄体形成ホルモン, プロラクチン
14
内分泌系はどのようなシステムか?
血流を介してゆっくりと生活活性物質によって全身に情報発信をするシステム
15
細胞のDNAに作用して効果が発現するホルモンは総称して何と呼んでいるか?
脂溶性ホルモン
16
受容体に結合するタイプのホルモンの細胞内での情報伝達を担う物質を 総称して何というか?
セカンドメッセンジャー
17
下垂体から分泌されるホルモンを前葉と後葉に分けて列記せよ
下垂体前葉は甲状腺刺激ホルモン、副腎皮質刺激ホルモン、成長ホルモン、卵胞刺激ホルモン、黄体形成ホルモンプロラクチン, 下垂体後葉はバソプレシン、オキシトシン
18
下垂体後葉から分泌されるホルモン2つを挙げよ
オキシトシン, バソプレシン
19
甲状腺ホルモンは複数の種類の分子の総称であるが、中心となる物質名を2つ挙げよ
トリヨードサイロニン, サイロキシン
20
電解質コルチコイドと糖質コルチコイドの分泌を促進する物質はそれぞれ何か?
アンギオテンシンⅡ, 副腎皮質刺激ホルモン
21
副腎髄質のクロム親和性細胞から分泌される最も主要な物質は何か(一つ)?
アドレナリン
22
インスリンを分泌するのはどの臓器の何という構造の何細胞か?
膵臓のランゲルハンス島にあるB細胞
23
上昇してしまった血中カルシウムイオン濃度を低下させる(元に戻す)ホルモンは何か?
カルシトニン
24
甲状腺ホルモンの特徴となる微量元素は何か?
ヨウ素
25
インスリンの分泌の制御と作用は何か?
血糖値の上昇により促進, 肝臓、筋肉、脂肪細胞のグルコースの取り込みを促進、血糖値を下げる
26
血糖値を上昇させるホルモンは何 か(5つ)?
グルカゴン, 成長ホルモン, アドレナリン, 糖質コルチコイド, 甲状腺ホルモン
27
副腎皮質から内分泌される3つのホルモンの名称は何か?
アルドステロン, コルチゾル, アンドロジェン
28
副腎髄質から内分泌されるホルモンは何か? また、その分泌の制御を説明せよ
アドレナリン, 交感神経の節前神経
29
カロリーとは何の単位か?またどのように定義されるか?
エネルギーの単位, 1カロリーは1gの水を1℃上昇させるために必要なエネルギー量
30
覚醒時の生命維持に必要最小限の反応による熱産生量を何と呼ぶか?
基礎代謝量
31
特異動的作用とは何か?
食事誘発性熱産生
32
セットポイントとは何か?
恒常性を維持するための目標値
33
核心温とは何か?
身体の深部の温度
34
体熱の移動の機序を3つ挙げよ
蒸発, 伝導, 輻射
35
体温調節中枢はどこにあるか?
間脳視床下部
36
高温環境下での体の対応を中性温度 域内の時とこれを超えた環境温の時に分け て説明せよ
中性温度域内は体温調節が維持され、皮膚血管が拡張し、発汗が促進されることで体温が安定。中性温度域を超えた高温環境は 体温が上昇し、皮膚血管の拡張と発汗がさらに強化されるが、限界を超えると熱中症のリスクが高まる。
37
低温環境下ではどうか説明せよ
低温環境下は体温維持のため、皮膚血管が収縮し、筋収縮が起こる。さらに、代謝亢進により熱産生が増加し、体温低下を防ぐ。
38
発熱と熱中症の違いは何か?
発熱は体温調節中枢が積極的に体温を上昇させる状態で、熱中症は体温調節の限界を超え、熱産生が熱放散を上回る状態。熱中症では高温環境下で熱放散が不十分で体温が上昇し、解熱剤は無効で、身体を冷却する必要がある。
39
筋収縮のエネルギー源は何か?
ATP
40
エネルギー源の供給を行う3つのシステムは何か?
解糖系, ATP-CP系, 酸化的リン酸化系
41
動脈血中酸素濃度は運動中に変化するか?
ほとんど変化しない。
42
年齢に依存した最大心拍数の見積もりはどのように計算するか?(なし)
なし