問題一覧
1
問21 次の文は、表面下のきずからの磁束の漏洩について述べたものである。正しいものを一つ選び、記号で答えよ。
きずの上端までの深さが増大するとともに、漏洩磁束密度は減少する。
2
問22次の文は、きずからの漏洩磁束密度について述べたものである。正しいものを一つ選び、記号で答えよ。
きずの幅が一定の場合、きずの高さにほぼ比例して増大する。
3
問23次の文は、表皮効果について述べたものである。正しいものを一つ選び、記号で答えよ。
交流磁化では、一様な強さの磁界を与えても強磁性体中の磁束密度は一様にならず、表面から内部に入るに従って指数関数的に減少する現象を、表皮効果という。
4
問24次の文は、表皮効果について述べたものである。正しいものを一つ選び、記号で答えよ。
表皮効果は、磁束だけでなく電流の場合にも生じる。
5
問25次の文は、磁性体について述べたものである。正しいものを一つ選び、記号で答えよ。
全ての常磁性体は、外部磁界と同じ方向に磁化される。
6
問26次の文は、磁性体について述べたものである。正しいものを一つ選び、記号で答えよ。
強磁性体に属する物質にはFe、Co、Ni及びオーステナイト系ステンレス鋼などを除く多くの鉄鋼材料などがある。
7
問27次の文は、試験体中の磁束密度B(T)、真空の透磁率限μo(H/m)、磁界の強さH(A/m)、そして磁化の強さJ(T)の間に成り立つ関係について述べたものである。正しいものを一つ選び、記号で答えよ。
μoHはJに比べて非常に小さいため、B≒Jと考えてよい。
8
問28次の文は、磁化曲線に関連する内容について述べたものである。正しいものを一つ選び、記号で答えよ。
飽和磁束密度が得られる磁界の強さから磁界の強さを減少させ、零を通り過ぎて初めの磁化方向と逆方向に磁化し、磁束密度が零になるときの磁界の強さを保磁力という。
9
問29次の文は、鋼の磁気特性について述べたものである。正しいものを一つ選び、記号で答えよ。
磁気的に軟らかい材料とは、磁界の強さが弱い範囲で透磁率が大きく、飽和磁束密度が大きいものをいう。
10
問30次の文は、鋼(焼きなまし材)の炭素含有量が増加した場合の磁気特性について述べたものである。正しいものを一つ選び、記号で答えよ。
保磁力は増大し、最大透磁率は減少する。
11
問31 次の文は、鋼の磁気特性について述べたものである。正しいものを一つ選び、記号で答えよ。
炭素鋼においては、焼なまし材でも焼入材でも飽和磁束密度には大きな差異はない。
12
問32次の値は、真空中の磁束密度が5(mT)のときの磁界の強さH(A/m)を示したものである。最も近いものを一つ選び、記号で答えよ。ここで、真空の透磁率μo (H/m)を4π×10-7とする。
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問33次の文は、携帯形極間式磁粉探傷装置について述べたものである。正しいものを一つ選び、 記号で答えよ。
磁極を構成する脚部が固定されていて磁極間距離が一定のものと、脚部に中継ぎを設けて磁極間距離を変えられるものとがある。
14
問34次の文は、携帯形極間式磁粉探傷装置について述べたものである。正しいものを一つ選び、記号で答えよ。
多くは交流式で、電源には交流100vが用いられ、一般に市販されている交流電磁石式磁化器の全磁束は5×10-4Wb以上である。
15
問35次の文は、軸通電法で探傷する際に使用する降圧変圧器式の磁粉探傷装置について述べたものである。正しいものを一つ選び、記号で答えよ。
二次側出力には、低電圧の大電流を得ることができる。
16
問36 次の文は、サイリスタ制御ワンパルス通電式磁化装置について述べたものである。正しいものを一つ選び、記号で答えよ。
磁化電流の調整は、サイリスタによって無段階に行うことができる。
17
問37次の文は、脱磁器について述べたものである。正しいものを一つ選び、記号で答えよ。
脱磁器には、交流式と直流式があり、いずれの方式でも磁界の向きを反転させながら、磁界の強さを減衰させ脱磁する。
18
問38次の文は、高圧水銀灯を用いた紫外線照射灯について述べたものである。正しいものを一つ選び、記号で答えよ。
観察のために必要とする紫外線放射照度は、試験面において1000μW/cm2 (10W/m2)以上である。
19
問39次の文は、高圧水銀灯を用いた紫外線照射灯について述べたものである。正しいものを一つ選び、記号で答えよ。
紫外線照射灯のフィルタは、照射灯の使用頻度及び作業環境に応じて十分に清掃する必要がある。
20
問40次の文は、紫外線LEDを用いた紫外線照射灯について述べたものである。正しいものを一つ 選び、記号で答えよ。
紫外線照射灯のフィルタは、高圧水銀灯の場合と同様に、照射灯の使用頻度及び作業環境に応じて十分に清掃する必要がある。