問題一覧
1
パウリの排他原理
1つの原子の中に、4つの量子数(主量子数、副量子数、磁気量子数、スピン量子数)が全て同じ電子は存在しないという法則
2
ブレンステッドの酸・塩基
酸→H⁺を放出 塩基→H⁺を受け取る
3
Lewisの酸•塩基
酸→電子対を受け取るもの 塩基→電子対を与えるもの
4
電気陰性度
ある原子が電子を誘引する程度を示す指標
5
分極
電気陰性度の差によって分子の中で、電子分布が非対称になること
6
sp³d軌道の形
三方両錐形
7
sp³d²軌道の形
八面両錐形
8
酸塩基平衡のグラフ
H₂A:100%→(pka₁,50)→(pka₂,0) HA⁻:0%→(pka₁,50)→(8,100)→(pka₂,50) A²⁻:(7,0)→(pka₂,50)
9
活性酸素の流れ
³O₂+e⁻→O₂⁻´+e⁻ →O₂⁻+2H⁺→H₂O₂+e⁻→HO⁻+HO´
10
酸素は常磁性がなぜあるか
π*²ᴾがe⁻を一つずつ持っていて、ビラジカルであるため
11
典型元素
s軌道かp軌道に電子が満たされていく元素
12
遷移元素
d軌道かf軌道に電子が満たされていく元素
13
単座配位子の例
NH₃ H₂O Cl⁻ Br⁻
14
ニ座配位子の例
エチレンジアミン 2,2-ビピリジル β-アラニン トリメチレンジアミン
15
生体必須元素
生命の維持に必要な元素。ただし過剰量は毒性を示す
16
フントの規則
同じエネルギー順位を持つ電子が、複数の電子軌道に収容されるとき、スピン量子数が同じになるように、できるだけ別々の軌道に収容されるのが安定であると言う考え方
17
静電相互作用
イオン間に働く静電的相互作用
18
双極子-双極子相互作用
双極子間に働く相互作用
19
鉄イオンの身体的役割
ポリフィリン鉄錯体として血液に含まれる。ヘモグロビンはO₂の輸送、シトクロムp450は代謝反応を行う
20
金属イオンの薬剤とその構造
シスプラチンの同一鎖内架橋とDNA構造の変化により、アポトーシス誘導をする 平面四配位構造
21
結合(解離)エネルギー
ある原子と原子の結合を切断するために必要なエネルギー
22
共有結合半径
ある原子が他の原子と共有結合を持っているときの原子半径
23
ファンデルワールス半径
原子間に共有結合がない場合の最近接距離の半分
24
人体でのCa²⁺の役割3つ
細胞内シグナル伝達分子 骨の主成分 プログラム細胞の誘導因子
25
遮蔽
ある電子がより内側の電子や同じエネルギー準位の電子によって阻害され、感じる核電荷が小さくなってしまうこと
26
有効核電荷
ある電子が感じる核電荷のこと
27
第一イオン化エネルギー
基底状態の気体状原子から電子を1つ取り、無限遠に持っていくために必要なエネルギー
28
Warner型錯体
配位子をLとすると下記のようにLのローンペアがMᴺ⁺へ直接配位している型の錯体
29
電子親和力
原子が電子を1つ得て、一価の陰イオンになるときに発生するエネルギーのこと
30
貫入
外側の軌道が内側の軌道に入り込むこと
31
パルマー系列
水素原子の発光スペクトルは4つの線となり波長は比によって表せられる
32
pkaの強さ
HCl<H₃O⁺<カルボン酸<炭酸<フェノール <RNH₃<H₂O
33
酸化剤
自分が電子をもらう
34
還元剤
自分が電子をあげる
35
HClの性質
極性を有する共有結合
36
Warner型錯体の代表例と構造
hexaamminecobalt(Ⅲ)chloride 正八面体構造
37
結合次数=
1/2(結合性軌道電子数-反結合性軌道電子数)
38
亜鉛の役割
炭酸脱水酵素 DNAの修復酵素がDNAに結合するときに亜鉛イオンを含む、亜鉛フィンガーが重要な働きをする
39
コバルトの役割
コリン-Co(Ⅲ)錯体はVB12であり、体の調子を整える