問題一覧
1
次の文は 洗浄処理及び除去処理について述べたものである 正しいものを選べ
溶剤除去性染色浸透探傷試験の除去処理では溶剤を使用しないでウエスのみで終了させることもある
2
次の文は水洗性蛍光浸透探傷試験が開口部の幅が大きい傷の検査に不適当とされている理由について述べたものである 正しいものを選べ
傷に浸透した 浸透液が洗浄処理の時に洗い流されやすいため
3
次の文は 除去処理について述べたものである 正しいものを選べ
余剰浸透液の除去の程度は 除去液でわずかに湿らせた白色ウエスで試験面を拭いた時の白色ウエスの着色の程度で判断する
4
次は 溶剤除去性染色浸透探傷試験における除去処理の完了時期について示したものである 正しいものを選べ
除去液でわずかに湿らせた白いウエスで拭いた時 そのウエスが薄いピンク色になった時点
5
次の文は 溶剤除去性蛍光浸透探傷試験における適正な除去 処理の程度を確認する方法について述べたものである 正しいものを選べ
ブラックライトで試験面に紫外線を照射して確認する
6
次の文は除去液による余剰浸透液の除去方法を述べたものである 正しいものを選べ
除去処理方法は最初に乾いた布で余剰浸透液を除去し 次に少量の除去液をつけた きれいな布で除去を行う
7
次の文は 現像法について述べたものである 正しいものを選べ
乾式現像法では 現像粉末は傷の部分にしか付着しないため指示模様は現像処理後 時間が経過しても変化が少ない
8
次の文は 現像処理について述べたものである 正しいものを選べ
乾式現像剤は 現像処理後時間が経過しても指示模様が滲んで拡大することがほとんどなく 接近した傷を分離して 見分けることができる
9
次の文は 現像について述べたものである 正しいものを選べ
浸透探傷試験における現像とは 傷の中に浸透している浸透液を試験体表面に吸い出し 拡大した指示模様として表すことである
10
次の文は 湿式現像剤について述べたものである 正しいものを選べ
湿式現像剤の適用方法は浸漬法が一般的であるが スプレー法や注ぎかけ法でも適用できる
11
次の文は 現像剤の効果について述べたものである 正しいものを選べ
現像剤による傷指示模様の拡大作用を利用して傷を見やすくしている
12
次の文は 染色浸透探傷試験には使えない現像法について述べたものである 正しいものを選べ
乾式現像法は試験面を白くできないため使えない
13
次の文は 浸透探傷試験の現像について述べたものである 正しいものを選べ
現像剤塗膜は浸透液を表面に吸い出すと同時に 浸透液を現像剤塗膜中に広げる
14
次の文は現像法について述べたものである 正しいものを選べ
蛍光浸透探傷試験に速乾式現像法を組み合わせて使用する場合 塗膜厚さが厚くなると指示模様の色が変わることがあるので十分な 吸出しが可能な程度で薄く塗布する
15
次の文は 現像剤について述べたものである 正しいものを選べ
湿式現像剤は浸漬法により適用するのが一般的である
16
次の①~③の文は 現像法の特徴について述べたものである ①~③に合致する現像法の正しい組み合わせを選べ ① 極めて比重の小さい白色 微粉末を適用する方法であり 染色浸透探傷試験には適用できない ② 水溶性と水懸濁性があり一般に開放型タンクで使用する ③ 塗膜の厚さ 塗布の速度を変えることにより 自由に選ぶことができるが操作に 熟練を要する
①乾式 ②湿式 ③速乾式
17
次の文は 乾式現像法について述べたものである 正しいものを選べ
微粉末の現像剤であるから防塵対策を施す必要がある
18
次の文は 速乾式現像法について述べたものである 正しいものを選べ
揮発性の高い溶剤に白色微粉末を懸濁させた液を使用する
19
次の文は 無現像法について述べたものである 正しいものを選べ
指示模様は時間の経過とともに変化することが少ない
20
次の文は 乾式現像法について述べたものである 正しいものを選べ
近接した指示模様を明瞭に区別できる
21
次の文は 乾燥処理について述べたものである 正しいものを選べ
蛍光浸透液は高温で加熱されると輝度が低下するためできるだけ低い温度で乾燥する必要があり乾燥機の温度は70°c以下で使用される
22
次の文は 乾燥処理に要する時間について述べたものである 正しいものを選べ
試験体の表面の水分が乾燥する最小時間とする
23
次の文は 乾燥処理について述べたものである 正しいものを選べ
乾燥処理に用いる 熱風循環式乾燥機は自動温度調節機能がついており 一定の温度で均一に加熱することができる
24
次の文は 明るさを同一とした時の 染色浸透探傷試験の指示模様の知覚について述べたものである 正しいものを選べ
知覚しやすいか、しにくいかは指示模様の大きさや浸透液とバックグラウンドの色で決まる
25
次の文は 傷指示模様の観察について述べたものである 正しいものを選べ
染色浸透探傷試験の場合 試験面の明るさは通常500Lx以上必要である
26
次の文は 蛍光浸透液を使用した 浸透探傷試験における観察について述べたものである 正しいもの 選べ
試験面での紫外線放射照度及びブラックライトから出る可視光も含めた試験面における可視光の照度が規定値を満たしていることを確認して観察を始める
27
次の文は 再試験について述べたものである 正しいものを選べ
再試験は指示模様が傷によるものか 疑似指示によるものかの判断が困難な場合にも行うもので再試験が必要な箇所の現像剤を取り除き 再度前処理 から行う
28
次の文は 再試験について述べたものである 正しいものを選べ
再試験を行っても最初の試験と同一の結果が同じ傷について得られることが多く 傷による指示模様なのか 疑似指示模様なのかの判断は再試験以外の方法による方が確実である
29
次の文は 再試験について述べたものである 正しいものを選べ
再試験は初めに行った試験と同じ試験で実施するのが原則である
30
次の文は 後処理について述べたものである 正しいものを選べ
次工程において試験体に残留している浸透液が有害な影響を与える場合は除去する
31
次の文は 後処理について述べたものである 正しいものを選べ
現像剤が試験体に付着していると空気中の水分を吸収して錆を発生する恐れがある
32
次の文は 後処理について述べたものである 正しいものを選べ
後処理をどのように行うかはこの先における試験体への悪影響の有無 この先の作業工程における影響を考慮して決める
33
次の文は浸透探傷試験の探傷性能について述べたものである 正しいものを選べ
浸透探傷試験では表面の滑らかなものには溶剤除去性浸透探傷試験を選択できる
34
次の文は 浸透探傷試験を他の非破壊検査と比べて優れている点について示したものである 正しいものを選べ
特定の探傷方向がない
35
次は浸透探傷試験で傷を検出することが困難な対象物を示したものである 正しいものを選べ
木材
36
次の文は 浸透探傷試験の特徴について述べたものである 正しいものを選べ
試験体の材質が多孔質でなく さらに 浸透探傷剤に侵されないものであれば全ての非金属材料に対して適用することができる
37
次は 微細な割れ 及び 幅が広く浅い割れの検出に最も適している探傷方法を示したものである 正しいものを選べ
後乳化性蛍光浸透探傷試験
38
次の文は 各種浸透探傷試験の特徴を述べたものである 正しいものを選べ
後乳化性浸透探傷試験は 他の方法に比べ 浅くて幅のある傷に対して最も検出感度の高い方法である
39
次の文は 溶剤除去性染色浸透探傷試験について述べたものである 正しいものを選べ
複雑な形状の試験体には適していない
40
次の文は 溶剤除去性染色浸透 探傷試験について述べたものである 正しいものを選べ
大型構造物の部分探傷に適している
41
次は キー溝やネジ部のように 複雑な形状の試験体や表面粗さの粗い物に適用でき 比較的検出感度も高い探傷方法を示したものである 正しいものを選べ
水洗性蛍光浸透探傷試験
42
次の文は 水ベース乳化剤を用いた後乳化性浸透探傷試験について述べたものである 正しいものを選べ
水ベース乳化剤を使用して乳化処理を行った後の洗浄処理で乳化処理の時間が不足していることが確認された場合 そのまま再度 水 ベース乳化剤で乳化時間を追加することが可能である
43
次の文は水洗性染色浸透探傷試験について述べたものである 正しいものを選べ
キー溝や ネジ部の試験体の探傷が可能である
44
次の文は 水ベース乳化剤について述べたものである 正しいものを選べ
水の蒸発等による濃度変化が起こる場合があり 濃度管理が必要である
45
次の文は水洗性蛍光浸透探傷試験の特徴について述べたものである 正しいものを選ぶ
キー溝や ネジ部のように複雑な形状の試験体の探傷に適している
46
次は大量のボルトの製品検査を行う場合の探傷方法として 最も適している方法を示したものである 正しいものを選べ
水洗性蛍光浸透探傷試験/乾式現像法
47
次の文は 浸透探傷試験について述べたものである 正しいものを選べ
ボルトやナットのような ネジ部を持つ試験体の検査には水洗性蛍光浸透探傷試験が適している
48
次の文は 後乳化性蛍光浸透探傷試験について述べたものである 正しいものを選べ
乳化処理を必要とするため探傷操作が複雑となる
49
次は大型鋳鋼品の部分探傷を行う場合に最もよく使われている探傷方法を示したものである 正しいものを選べ
溶剤除去性染色浸透探傷試験
50
次の文は 高温探傷剤の特徴を述べたものである 正しいものを選べ
一般的な染色浸透探傷剤を100°c以上の高温部に適用した時の問題点には浸透液の染料の退色、溶剤の蒸発がある
51
次の文は 高感度水洗性蛍光浸透液について述べたものである 正しいものを選べ
形状が複雑な場合は 浸透液が残り 疑似模様の発生原因となりやすい
52
次の文は 保守検査で行う水洗性蛍光浸透探傷試験について述べたものである 正しいものを選べ
高感度浸透液を使用した場合も目を暗さにならしてから観察する
53
次の文は 鍛鋼品の製品検査について述べたものである 正しいものを選べ
鍛鋼品に見られる 傷は鍛錬により平板状に伸ばされ 傷開口部が圧着されたものがあり 浸透探傷試験で検出しにくいものがあるので注意が必要である
54
次の文は 傷の有害性について述べたものである 空欄に入れる正しいものはどれか 正しい組み合わせのものを1つ選べ 『 機器の使用目的や設計条件に関わらず【①】に存在する 傷は【②】にある傷よりも有害である』
①表面 ②内部
55
次は 浸透探傷試験に関するJIS規格について示したものである 正しいものを選べ
JIS Z 2343-3 対比試験片
56
次は浸透探傷試験に関するJIS規格を示したものである 組み合わせの答えとして 正しいものはどれか 正しいものを1つ選べ A JIS Z 2343-1 B JIS Z 2323 C JIS Z 2340 D JIS W 0904 ① 一般通則:浸透探傷試験方法及び浸透指示模様の分類 ② 航空宇宙用機器の浸透探傷検査方法 ③ 目視基準ゲージを用いた 浸透探傷試験及び磁粉探傷試験の目視観察条件の確認方法 ④ 浸透探傷試験及び磁粉探傷試験~観察条件
A①
57
次は浸透探傷試験に関するJIS規格である 10℃より低い温度での浸透探傷試験に関する詳細内容が記載されている 規格はどれか 正しいものを1つ選べ
JIS Z 2343-6
58
次は 国内法令等の規格の組み合わせを示したものである 正しいものを1つ選べ
高圧ガス保安法関係~特定設備検査規則【通商産業省令第4号】
59
次の文は 湿式現像剤濃度の調整をする時の条件である。濃度60g/Lに調整する場合何Lの水を足せばよいか正しいものを選べ。 『現像剤溶液20L、濃度62g/L→現像剤溶液【①】L、濃度60g/Lに調整』
670ml