暗記メーカー
15回 放射線防護
問題数25
No.1
防護エプロン及び防護コートの鉛当量は0.25 mmPb、0.35 mmPb、0.5mmPb の3 種類である。
防護エプロンの減弱特性は通常の使用条件下で変化してはならない。
防護エプロンの材料は均一に分布されている高原子番号の元素を含有しなければならない。
防護エプロンは管電圧100 kV 未満のX 線で診療を行う場合に、 個人が体外から受ける迷 X 線(散乱線)量を低減させるために着用するものである。
防護エプロンの材料は一層または二層以上に重ね合わせたもので、均一な鉛当量をもたなければならない。
No.2
カーマ
周辺線量当量
照射線量
実効線量
預託実効線量
No.3
高パルスレートのX 線透視の使用
低管電圧での撮影
付加フィルタの使用
高格子比グリッドの使用
IVR 術者の放射線防護衣の着用
No.4
IVR 術者の被ばく
検診受診者の被ばく
患者の介護を行う家族の被ばく
診療放射線技師の業務に伴う被ばく
生物医学研究者の志願者の被ばく
No.5
航空機を利用する乗客の被ばく
航空機の客室乗務員の被ばく
母体が受けた医療行為に伴う胎児の被ばく
宇宙飛行士の被ばく
放射線業務従事者の胎児の被ばく
No.6
拘束力をもたない目安となる数値である。
通常は線量分布の75 パーセンタイル値が用いられる。
各施設で線量測定を行いDRL 値より下回っていれば以後線量測定は不要である。
IVR では患者照射基準点線量 (Ka,r) [mGy]、 面積空気カーマ積算量 (PKA)[Gy・cm2]が用いられている。
放射線診療における患者の医療被ばくに対する防護の最適化のために用いる。
No.7
胸腹部領域
下肢領域
頭部/頸部領域
小児心臓領域(年齢幅による区分)
成人心臓領域
No.8
100
50
5
10
500
No.9
0.05
0.15
0.65
1.5
3.0
No.10
皮膚の放射線感受性はがん化学療法により亢進する。
1 回照射に比べて分割照射では障害は小さい。
皮膚の放射線感受性は糖尿病により亢進する。
10 Gy の皮膚のX 線被ばくにより乾性落屑が生じる。
放射線性皮膚炎の治療は熱傷に準じる。
No.11
2
20
1
No.12
3Gy-7Gy
1Gy-6Gy
2Gy-6Gy
5Gy-8Gy
4Gy-7Gy
No.13
γ線
陽子線
中性子線
特性X 線
β線
No.14
0.06
0.17
0.34
0.51
1.02
No.15
α線
内部転換電子
阻止X 線
オージェ電子
No.16
連続スペクトルを示す。
発生効率はターゲットの原子番号に比例する。
発生効率は管電圧に比例する。
診断用 X 線装置の発生効率は約80%である。
最短波長は管電圧に反比例する。
No.17
個人被ばく測定 ― 電子式ポケット線量計
患者入射線量測定 ― 面積線量計
漏洩線量測定 ― 電離箱式サーベイメータ
半価層測定 ― NaI(Tl)シンチレーション検出器
エネルギースペクトル測定 ― Ge 半導体検出器
No.18
エネルギーフルエンス ― J/kg
照射線量 ― J/kg
質量減弱係数 ― m2/kg
質量エネルギー吸収係数 ― m2/kg
吸収線量 ― C/kg
No.19
光核反応
三対子生成
光電効果
コンプトン効果
捕獲反応
No.20
蛍光ガラス線量計
フリッケ線量計
チェレンコフ検出器
CsI(Tl)シンチレーション検出器
Ge半導体検出器
No.21
面積線量計はX 線透過型平行平板電離箱線量計である。
光刺激ルミネッセンス線量計は熱によるアニーリングが必要である。
GM 計数管は電離量の取り出しにガス増幅作用を利用している。
熱ルミネッセンス線量計は繰返し読出可能である。
CdTl 半導体検出器は冷却する必要がある。
No.22
半導体検出器 ― 空乏層
光刺激ルミネッセンス線量計 ― RPL
比例計数管 ― 窒息現象
蛍光ガラス線量計 ― プレヒート
熱ルミネッセンス線量計 ― OSL
No.23
温度気圧補正が必要である。
すべての放射線で測定可能である。
電離箱線量計はエネルギー依存性が悪い。
空気との相互作用を測定する。
湿度補正が必要である。
No.24
照射線量に空気の W 値を乗じることで空気吸収線量が求まる。
Bragg-Gray の空洞原理に基づいている。
非荷電粒子にのみ適用される。
防護量である。
単位面積当たりに吸収されるエネルギーである。
No.25
C アームの角度に影響され、受像器側が高線量である。
一般的にサーベイメータを使用する。
焦点-受像器間距離に影響される。
照射野サイズに影響される。
術者・スタッフの放射線防護教育に有用である。