問題一覧
1
摂食・嚥下の最初の段階はどれか
先行期
2
胃について正しいのはどれか
輪状筋と縦走筋を有する
3
正しいのはどれか
迷走神経刺激により胃酸分泌は亢進する
4
胃から吸収されるのはどれか
エタノール
5
消化吸収について正しいのはどれか
二糖類は膜消化を受けて吸収される
6
正しいのはどれか
中鎖脂肪酸は経門脈的に肝臓に運ばれる
7
正しいのはどれか
胆汁酸は回腸末端部で再吸収される
8
主に回腸で吸収される栄養素はどれか
ビタミンB12
9
大腸について誤っているのはどれか
水溶性食物繊維により蠕動が亢進する
10
侵襲時のエネルギー代謝について正しいのはどれか
ケトン体の産生亢進
11
クエン酸回路を構成する物質として誤っているのはどれか
乳酸
12
アンモニアの処理に関与しないアミノ酸はどれか
チロシン
13
分岐鎖アミノ酸はどれか
イソロイシン
14
微量元素について誤っているのはどれか
ヒトでは6元素とされる
15
糖新生に最も寄与しないのはどれか
脂肪酸
16
糖質代謝について正しいのはどれか
グルコース1molから38molのATPを産生する
17
糖質代謝について正しいのはどれか
好気的代謝はミトコンドリア内で行われる
18
糖の安全な投与限界はどれか
7g/kg体重/day
19
エネルギー基質について正しいのはどれか
ケトン体はエネルギー基質として利用される
20
誤っているのはどれか
中鎖脂肪酸の吸収には胆汁酸が必要である
21
中性脂肪について正しいのはどれか
心筋のエネルギー源となる
22
中鎖脂肪酸について正しいのはどれか
胆汁酸ミセルを形成せずに吸収される
23
生理食塩水を静脈投与した場合について正しいのはどれか
血漿内に25%がとどまる
24
アルカローシスをきたしやすい病態はどれか
頻回の嘔吐
25
酸・塩基平衡について正しいのはどれか
代謝性アシドーシスは呼吸性に代償される
26
成人日本人の栄養摂取量について正しいのはどれか
脂質のおよそ1%がコレステロールである
27
アルブミンについて正しいのはどれか
血漿タンパク分画中で最も多い
28
グルコースの完全酸化は次式で表される ( )内の係数として正しいのはどれか C6H12O6 + ( )O2 → ( )CO2 + 6H2O
6
29
正しいのはどれか
不可避的タンパク喪失量は成人男性で0.3〜0.4g/kg体重/dayである
30
呼吸商(RQ)<0.7となる状態はどれか
ケトン体産生時
31
間接熱量計による安静時エネルギー消費量(REE)測定について正しいのはどれか
測定前は30分以上安静にする
32
術後患者の総エネルギー消費量に占める割合が最も大きいのはどれか
基礎エネルギー消費量
33
正しいのはどれか
6ヶ月間で10%の体重減少は有意である
34
栄養評価について正しいのはどれか
トランスフェリンは動的栄養指標である
35
下記の症例において欠乏が疑われるビタミンはどれか 68歳男性。3週前に眼球結膜の黄染を自覚するも放置していた。近医受診時の直接ビリルビン値は16.7mg/dLであり、精査の結果、肝門部胆管癌の診断を得た。手術を控え、減黄目的に経皮経肝胆管ドレナージが施行され、2週間が経過したころから止血困難な鼻出血が出現した。
ビタミンK
36
体液と等張でないのはどれか
注射用蒸留水
37
ナトリウム負荷が最も多い輸液はどれか
生理食塩水
38
不溶性食物繊維はどれか
セルロース
39
栄養器材の定期的交換時期について適切な組み合わせはどれか
末梢静脈カテーテル --- 3日
40
カテーテル関連血流感染(CRBSI)について正しいのはどれか
血液培養陽性は診断に必須である
41
経腸栄養施行時の下痢に対する初期対応として正しいのはどれか
投与速度を減じる
42
胃瘻の管理について正しいのはどれか
PEG-J(PEG with jejunal extension)では微量元素欠乏に注意する
43
ワルファリン内服時に摂取を制限すべきビタミンはどれか
ビタミンK
44
refeeding syndromeについて正しいのはどれか
低リン血症が生じる
45
小児の特徴について誤っているのはどれか
腎臓の希釈能は1歳半から2歳頃に成人と同等になる
46
新生児期、乳児期の特徴について正しいのはどれか
小腸ラクターゼ活性が高い
47
新生児期、乳児期に特有の条件付きアミノ酸はどれか
ヒスチジン
48
経腸栄養剤の選択について正しいのはどれか
頭頸部腫瘍患者では半消化態栄養剤が第一選択である
49
急性膵炎患者の栄養管理について正しいのはどれか
重症例への経腸栄養は中心静脈栄養と比較して感染性合併症を減少させる
50
非代償期の慢性膵炎について正しいのはどれか
消化酵素薬の投与が必要である
51
非代償性肝硬変患者の血漿遊離アミノ酸のうち低下するのはどれか
ロイシン
52
食直前に服用すべきものとして正しいのはどれか
ボグリボース(αグルコシダーゼ阻害薬)
53
血液透析を行っている患者の食事で制限しないのはどれか
タンパク質
54
メタボリックシンドロームの診断基準項目として誤っているのはどれか
血清総コレステロール
55
クローン病にみられる病態として誤っているのはどれか
ブドウ糖の吸収障害
56
糖尿病の栄養指導について正しいのはどれか
糖尿病妊婦の食事は分食を基本とする
57
潰瘍性大腸炎の栄養管理について正しいのはどれか
静脈栄養では脂肪乳剤を併用する
58
COPD患者の栄養障害について正しいのはどれか
TNF-αの増加が原因となる
59
bacterial translocationを助長するのはどれか
静脈栄養
60
次の記述に含まれる(a)〜(e)のうち、正しいのはどれか 免疫増強栄養療法は、アルギニン・グルタミン・(a)リノール酸・(b)葉酸などが強化された栄養剤(IED)を用いて、侵襲に対する生体反応を調整することを目的としている 外科待機手術患者では、(c)術後投与が推奨され、(d)手術死亡率を減少させることが明らかにされている 一方、(e)重症敗血症患者への使用は慎重に行うべきとされている
(e)重症敗血症患者
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下記の症例で急速輸液に用いる輸液製剤として正しいのはどれか 生後6ヵ月の男児。発熱、嘔吐、傾眠傾向を主訴に来院。昨夜から嘔吐と39°C台の発熱が出現した。嘔吐は朝まで頻回に認めており、本日、朝から元気がなくウトウトしている。排尿はほとんどなし。大泉門の軽度陥凹を認め、皮膚は乾燥している。体温38.5°C、脈拍152/min・整、血圧80/60mmHg、呼吸数30/min。
1号液
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下記の症例における問題点はどれか 65歳男性。体重60kg。膵頭十二指腸切除術を施行され、術後3日目に中心静脈栄養(TPN)が開始されることになった。 Harris-Benedict の式から求めた基礎エネルギー消費量(BEE)は1,150kcal/dayで、活動係数は1.2、ストレス係数は1.5に設定された。高カロリー輸液キット製剤2号液(グルコース 175g、アミノ酸 30g、Na50mEq含有)が2パック、20%脂肪乳剤200mL/day が初期投与量に設定された。
グルコースが過剰である