問題一覧
1
ジーゼル・エンジンは、圧縮空気中に燃料を噴射して燃焼させ、発生する燃焼ガスの圧力によって生じるピストンの動きをコンロッドとクランクシャフトにより回転運動に変えて動力を発生させるものである。
○
2
作動方式は、一般に4サイクルで,シリンダの配置には直列型、水平型などがある。
✕
3
OHV型4サイクル直列6シリンダ・エンジンの一例で,エンジン本体は,シリンダ・ヘッド、シリンダ・ブロック、シリンダ、ピストン,コンロッド,クランクシャフト、カムシャフト、などで構成されている。
✕
4
エンジン本体には、潤滑装置、冷却装置及び吸排気装置が設けられており、各補機類の取り付けのベースにもなっている。
○
5
このエンジンは何型何サイクル何シリンダか。
OHV型4サイクル直列6シリンダ
6
直列型エンジンは、シリンダを一列に並べた最も一般的なもので、シリンダ数は、一般に4のものが使用されている。
✕
7
V型エンジンは、クランクシャフトを中心にシリンダをV型に配置したもので、全長を短くすることができる。
○
8
空白に入る単語を上から順に答えなさい。
カムシャフト、ピストン、クランクシャフト
9
水平型エンジンは、直列型エンジンを水平に寝かせたもので、全高を拡大でき、自動車の床下に置くことができる。
✕
10
シリングヘッドは、ピストンとともに燃焼室を形成し、その内部には冷却水を通すためのウォータージャケットが設けてあり、外部にはエキゾーストマニホールド、バルブ機構、インジェクション:ノズルなどが取り付けられている。
✕
11
シリンダヘッドは一般的に4又は6シリンダが一体となっているものが多いが中には3シリンダ又は1シリンダずつに分けられたものもある。
○
12
シリンダ・ヘッドは、常に高温・高圧にさらされるため、一般にアルミニウム合金のものが用いられている
✕
13
燃焼室では、インジェクション・ノズルから噴射された燃料が、吸入・圧縮された高温の空気により新 水・燃焼(形張)するが、燃料を完全燃焼させるために、次のような形式の燃焼整が用いられている。 ▶単室式▶︎渦流室式 燃焼室▶ ▶副室式▶直接噴射式
✕
14
これらの燃焼室のうち、各燃焼室の特性から、一般に大・中型エンジンには直接射式が用いられ、小型エ ンジンでは滑流室式が多く用いられている。
○
15
直接噴射式は単室式で、シリンダ・ヘッドとピストンの間に形成された燃焼室の中にインジェクション・ノズルから燃料を噴射し、圧縮されて高温・高圧になった空気により燃焼(膨張)させる構造のものである。
○
16
直接噴射式燃焼室の形状を左から順にあっているものを解答欄から選びなさい
浅皿型、深皿型、リエントラント型、球型
17
過流室式は副室式で,シリンダーヘッドとピストンとの間に形成された主燃焼室のほかに,シリンダ・ヘッドに球状の渦流室(副室)を設け、圧縮行程でその渦流室に空気の渦流を起こさせ、そこヘインジェクション・ノズルにより燃料を噴射し、燃料の大部分を燃焼(膨張)させて、残りの燃料を主燃焼室で燃焼させる二段階燃焼方式である。
○
18
シリンダ・ヘッドには、空気の吸入通路及び燃焼したガスの排気通路が設けられている。
○
19
シリンダ・ヘッドは,燃焼室の一部を形成しているために相当な高温となるので、冷却用のウォータ、ジャケットが設けられている。特に,エキゾースト・バルブ付近やインテーク・バルブ部に冷却水流が当たるように,クーリング・パイプやウォータ・ガイドが設けられている。
✕
20
シリンダ・ヘッド・ガスケットは,燃焼ガス、及びオイルの漏れを防止するもので、シリンダ・ブロックとシリンダ・ヘッドの間に組み付けられている。
✕
21
シリンダ・ライナには,外周面が直接冷却水に触れない湿式と。その外周面が直接冷却水に触れる乾式とがある。
✕
22
乾式ライナは、特殊鋳鉄製の薄い円筒状のもので、シリンダに圧入又は挿入されている。湿式ライナは、特殊鋳鉄製の厚みのある円筒状のもので、シリンダに挿入され、外周面下部にリング状のゴム・パッキンが取り付けられており、水漏れを防いでいる。
○
23
シリンダ・ブロックは,シリンダ・ライナなどを内蔵し、ピストン,コンロッド、クランクシャフトなどを支えると共に,各補機類の取り付けのベースになっており,上部にはシリンダ・ヘッド、下部にはオイル・パンが取り付けられるようになっている。
○
24
シリンダブロックには一般的に鋳鉄製が用いられている。
○
25
ピストンは、常に高温・高圧にさらされ、シリンダ内で往復運動行うため、軽量、強じん性、耐熱性、耐摩耗性、などが要求されるので、材料は、一般的に耐久性の高い鋳鉄製が用いられている。
✕
26
ピストン・ピンは、ピストンとコンロッド小端部を連結する中空円筒形のもので、その取り付け状態は、ピストン・ピンがコンロッドにもピストン・ボス部にも固定されないで自由に回転できるようスナップ・リンクにしてあり、ピストン・ピンが抜け出さないようにピストン・ボス部両端の滞にスナップ・リングが取り付けられている。
○
27
ピストン・リングには、コンプレッション・リングとオイル・リングとがあり、一般にコンプレッション・リングは1本又は2本が、オイル・リングは2本又は3本がピストンに組み付けられており、ピストン・リング自体は、自己の張力によってシリンダ壁に密着するようになっている。
✕
28
左上から順にあってるものを選びなさい
直角合い口▶段付き合い口▶特殊合い口▶斜め合い口
29
コンプレッション・リングは,燃焼室の気密を保持し、圧縮漏れやガス漏れを防止する。また,不要なオイルをかき落とすと共に、ピストンの受ける熱の大部分をシリンダを通して,ウォータ・ジャケット内の冷却水へ逃がす役目をしている。
○