問題一覧
1
成人としての社会的な責任や義務が免除されている猶予期間であると唱えた人物
エリクソン
2
自分自身の生き方にめざめ、「人間」として生きていくことをはじめる「第二の誕生」であると唱えた人物
ルソー
3
欲求を満足させるために外部の環境に働きかけ、自身を周囲に適合するように変化すること
適応行動
4
適応行動を唱えた人物
マズロー
5
人が欲求不満や葛藤の状態に陥ったとき、自我を守るために働くこと
防衛機制
6
防衛機制を唱えた人物
フロイト
7
青年期において、将来の職業人という役割を見すえながら、子供・学生・余暇人などそれぞれの役割に取り組み、自分らしい生き方を作り上げていく過程
キャリア発達
8
男女間の格差などを解消するため、被差別者を優遇する暫定的な措置をとること
ポジティブ・アクション
9
互いを理解しようと歩み寄る寛容の精神をもつことで、異文化との共存を政策により実現していく考え
多文化主義
10
異なる文化と接する際に、自民族の文化を優越的なものと見なして、多民族の文化を蔑視する考え
エスノセントリズム
11
「この無限の空間の沈黙は私を恐怖させる」という言葉を残し、信仰に導かれた人物
パスカル
12
エピロクスは何が幸福であると説いたか
快楽こそ
13
エピロクスと同時期に活躍したゼノンは何が幸福であるとしたか
自然に従って生きること
14
『自由論』の中で「人がもっとも幸福になれるのは、幸福を追求する手段を各人が自分で選べるようになっているときである」と述べた人物
ミル
15
「苦しんでいる人を助けよ」という理性が自ら定めた無条件の命令(道徳法則)に従う行為にのみ「意志の自律」を認めた人物
カント
16
著書『リヴァイアサン』のなかで、幸福の条件に自由があるとしても、「他者を傷つける自由」を認めることはできないとする他者危害原理を説いた人物
ホッブズ
17
「苦しんでいる人を助けよ」という理性が自ら定めた無条件の命令のことをなんというか
道徳法則
18
人々の自由を保障しつつ結果の平等をも求めるロールズの理論はなんと呼ばれたか
リベラリズム
19
不平等の是正には、それぞれの人のおかれた状況や身体能力に細かな配慮が必要であるとして、生き方の幅を保障する潜在能力がどの程度発揮されているかを公正の基準と見なした人物
セン
20
他人の権利や自由を自分と同等に尊重する立場のことをなんというか
個人主義
21
基本的人権について、国民の何によってこれを保持しなければならないと記されているか
不断の努力
22
権力を立法、行政、司法に分割し、それぞれが相互に抑制し均衡を保つ(チェック・アンド・バランス)ことによって権力の濫用を防ぐという考え方を『法の精神』の中で示した思想家
モンテスキュー
23
日本国憲法第26条で保障されている、社会権のうち、人間が、主体的に自分の生き方を選択し、その生き方を実現していくために必要な権利
教育を受ける権利
24
日本国憲法第21条で保障されている、国や地域公共団体の保有する情報の公開を求める権利
知る権利
25
日本国憲法第13条で保障されている、私生活に関することがらをみだりに公開されない権利(または情報自己決定権)
プライバシーの権利
26
ピューリタン革命・名誉革命といった市民革命がもたらした政府(国家権力)も法によってしばられるという考え方
法の支配
27
西ドイツのドイツ連邦共和国基本法が定めた、人間の尊厳と人権を不可侵のものとして規定する一方、自由で民主的な基本秩序を攻撃するものはその権利を喪失するという考え方
戦う民主主義
28
平和主義について、憲法第9条第2項に規定されていることはなにか
戦力の不保持
29
日本がサンフランシスコ平和条約を結んで独立を回復するとともに、アメリカとの安全保障体制が確立されていった。その後締結されたさまざまな条約・協定のうち、安保反対闘争の直後に結ばれたものはなにか
日米相互協力及び安全保障条約
30
軍人ではない政治家が、軍隊を統率するという原則
文民統制
31
防衛力は、武力攻撃を受けたときにはじめて行使することができるという原則
専守防衛
32
エリクソンがとらえた青年期の成人としての社会的な責任や義務が免除されている猶予期間のことをなんというか
心理・社会的モラトリアム
33
欲求階層説を唱えた人物
マズロー
34
厚生労働省の定義で、15〜34歳で、非労働力人口のうち家事も通学もしていない者のことをなんというか
若年無業者
35
本来、各々の民族や文化はそれぞれに固有の背景と価値をもち、優劣はつけられないと考えるべきであるという考えをなんというか
文化相対主義
36
自らがユダヤ人として迫害された経験をもち、個人を画一化する全体主義を厳しく批判したドイツ出身の哲学者
ハンナ・アーレント
37
マザー・テレサがインドにつくった病者の最期を看取る施設はなにか
ホスピス
38
仏教には死をむかえる人々の精神的な苦しみを緩和する、ビハーラとよばれる、なにを実践する施設があるか
ターミナルケア
39
身近な人を亡くして悲嘆(グリーフ)にくれる人に寄り添い、元の生活に戻れるように支援する取り組みをなんというか
グリーフケア
40
心の穏やかな状態のことをなんというか
アタラクシア
41
ただ生きるのではなく、よく生きることを説いた人物
ソクラテス
42
社会のなかで自分に与えられた役割をはたすことが幸福な生き方だと説いた人物
ゼノン
43
ミルが設けている「他者に危害を加えない限りにおいて」という原理をなんというか
他者危害原理
44
功利主義をとなえた人物
ベンサム
45
19世紀ドイツを中心に広まった、人権の尊重を最優先する法の支配とは異なり、法の内容は問わずに国会が制定した法による秩序を最優先する考え方をなんというか
法治主義
46
第一次世界大戦後のドイツで制定された憲法をなんというか
ワイマール憲法
47
さまざまな活動を通じた役割実験を行ったり、いろいろなモデル(手本)となるものを取捨選択したりするなかで、かえって自己を失う状態をなんというか
アイデンティティ拡散
48
社会契約説のアイデアをいかして「公正としての正義」とよばれる原理を導き出した人物
ロールズ