問題一覧
1
siRNAやmiRNAの役割は何ですか?
遺伝子の発現を抑制する
2
DNAのエキソン部分の塩基が1個置換しても、合成されるたんぱく質のアミノ酸配列の変化が認められないことがある。その理由として、アミノ酸は【】種類あるが、コドンは理論上【】種類存在する。このため、1つのアミノ酸は【】によって指定されることが多く、塩基が1個置換しても同じアミノ酸を指定することがある。
20, 64, 複数のコドン
3
血液凝固のしくみについて。出血すると、【】や傷ついた組織から種々の凝固因子が放出される。これらの凝固因子と血しょう中の【】の働きで、プロトロンビンが【】に変化する。トロンビンは、【】を【】に変化させ、生じたフィブリンが血球にからみついて、【】が生じ、傷口をふさぐ。また血液を試験管にとって置いておくと、血餅と【】にわかれ、血清は血しょうから【】を除いたものにほぼ等しい。
血小板, カルシウム, トロンビン, フィブリノーゲン, フィブリン, 血餅, 血清, フィブリノーゲン
4
酵素の反応速度は、【】の影響を受け、反応に最も適した温度が存在する。その理由は、温度が高くなるにつれて【】が活発になり、酵素と【】が衝突しやすくなって、反応速度が【】するが、ある温度以上では、酵素の主成分である【】が【】して、酵素が【】するためである。
温度, 分子運動, 基質, 増加, タンパク質, 熱変性, 失活
5
DNAは【】複製を行う。DNAの二重らせんがほどけ、それぞれの塩基配列を【】にして【】的な塩基配列をもつヌクレオチド鎖が合成される。その結果、もとの鎖からなるDNAが【】分子生じる。
半保存的, 鋳型, 相補, 2
6
ワクチン接種の意義について。ワクチンを投与することによって、【】を獲得し、【】を作らせる。
免疫記憶, 記憶細胞
7
2種類の視細胞について、その分布とはたらきの違いは、網膜の中心部の【】に多く存在する【】細胞は、感度が【】く明るい場所ではたらき、色を識別できる。一方、黄斑の【】に多く分布する【】細胞は、感度が高く薄暗いところで働き、【】を識別するが、色の区別は【】。
黄斑, 錐体, 低, 周辺部, 杆体, 明暗, できない
8
膜タンパク質の具体例を3つ挙げてください。
イオンチャネル、輸送体、受容体
9
膝蓋腱反射の経路について、【】で受けた刺激による興奮が【】神経によって、脊髄の【】から【】に入る、ここで【】を介して興奮が直接【】神経に 【】され、【】を通って、【(筋肉名)】に伝えられる。
筋紡錘, 感覚, 背根, 灰白質, シナプス, 運動, 伝達, 腹根, 伸筋
10
呼吸の過程で、解糖系とクエン酸回路で生じた水素は【】や【】によって電子伝達系に運ばれ、水素イオンと電子に分かれる。このとき、電子が電子伝達系に渡されていくときに放出されるエネルギーによって【】が合成されるしくみは、電子の放出するエネルギーにより、水素イオンが【】側から【】側へ 的に輸送され、内膜を挟んで水素イオンの【】が形成される。水素イオンが【】に従って【】を通って移動する際にATPが合成される。この反応を【】という。
NADH, FADH2, ATP, マトリックス, 膜間腔, 能動, 濃度勾配, 濃度勾配, ATP合成酵素, 酸化的リン酸化
11
両生類の眼の形成は、【】によって形成される。【】が陥入して、接した外胚葉を【】に誘導する。神経管の前方が【】になり、脳の両側から【】が生じ、やがて【】になる。次に眼杯が表皮を【】に誘導し、自身は【】に分化する。さらに、水晶体が表皮を【】に誘導する。
誘導の連鎖, 原口背唇部, 神経管, 脳, 眼胞, 眼杯, 水晶体, 網膜, 角膜
12
運動神経からの興奮が筋細胞に伝えられたあと、【】が収縮するしくみは、筋細胞が興奮すると、【】からカルシウムイオンが放出され、これにより、 【】フィラメントが【】頭部と結合できるようになる。すると、ミオシン頭部が【(酵素)】として働き、ATPが分解される。このとき放出されるエネルギーを用いて、【】フィラメントが【】フィラメントの間に滑り込み、筋細胞が収縮する。
筋細胞, 筋小胞体, アクチン, ミオシン, ATPアーゼ, アクチン, ミオシン
13
分泌タンパク質でリボソームが合成されたあと、細胞外へ分泌されるまでの過程について。合成されたタンパク質は、【】内に入ったあと、その一部から分離した【】に包まれ【】へ運ばれ、修飾される。そして、ゴルジ体から分離した【】に包まれて【】に移動し、開口分泌=【】により放出される。
小胞体, 輸送小胞, 分泌小胞, 細胞膜, エキソサイトーシス
14
遺伝子組み換えの技術により、ヒトの遺伝子を【】に導入し、その遺伝子を発現させタンパク質を合成させることができる。しかし、ヒトのある遺伝子を含むDNA断片をそのまま導入しても、目的のタンパク質は合成されない。その理由は、真核生物の遺伝子を構成するDNAの塩基配列には、【】と【】があるが、原核生物では【】が起こらないため、【】も翻訳されてしまい、目的のタンパク質が得られないからである。
大腸菌, エキソン, イントロン, スプライシング, イントロン
15
植物の芽生えを水平に置いたときに見られる重力屈性には、【】が関係している。 根及び茎でみられる重力屈性のしくみについて、重力の作用により、【】側のオーキシン濃度が高まる。器官によって、オーキシンの感受性が異なるため、茎では【】側の成長が【】されて【】方に曲がるが、根では高濃度すぎて、【】側の成長が抑制されて【】方に曲がる。
オーキシン, 下, 下, 促進, 上, 下, 下
16
イオンチャネルとポンプの違いについて。イオンチャネルは【】を必要とせず、特定のイオンを【】に従って通過させる。ポンプはエネルギーを用いて、特定の物質を濃度勾配に逆らって輸送する。
エネルギー, 濃度勾配
17
刺激により【】の電位が逆転して【】が発生し、興奮すると、興奮部と隣接する静止部の間に電位差が生じて【】が流れ、これにより隣接部が【】する。これが繰り返されて興奮が両方向に【】する。
細胞膜内外, 活動電位, 活動電流, 興奮, 伝導
18
直接翻訳されないRNAは何ですか?
tRNAとrRNA
19
健康なヒトでは、食事により血糖値が【】すると、インスリンの分泌量が【】する。 血糖値の増加を【】が感知すると、【】神経を通じて、【】に伝えられ、また膵臓が直接感知し、ランゲルハンス島【】細胞から、【】の分泌が促進される。インスリンは、【】でのグルコースから【】への合成促進および、グルコースの組織細胞への【】と【】を促進して、血糖値を【】させる。
増加, 増加, 感応視床下部, 副交感, 膵臓, B, インスリン, グリコーゲン, 取り込み, 分解, 低下
20
miRNAはどのように機能しますか?
miRNAはRNAの一種であり、ターゲットmRNAと結合してその発現を抑制することで機能する
21
生物の進化が起こるしくみは、【】によって集団内に新しい遺伝子が生じると、その遺伝子が【】や【】によって、集団内に広まっていくことで、集団内の【】が変化し進化が起こる。これに加えて【】隔離が起こると、それぞれの集団では、独自の遺伝的な変化が蓄積していき、再び同じ場所に生育するようになっても交配できなくなり=【】、【】が起こる。
突然変異, 自然選択, 遺伝的浮動, 遺伝子頻度, 地理的, 生殖的隔離, 種分化
22
植生の遷移の過程で、陽樹林から陰樹林に移り変わるしくみについて、陽樹林の【】が発達して、【】の照度が低下すると、【】の高い陽樹の芽生えは生育できなくなる。一方で、補償点の【】い陰樹の芽生えは生育できるので、【】の高木が枯死すると【】の芽生えが成長して置き換わり、陰樹林へと【】する。
林冠, 林床, 補償点, 低, 陽樹, 陰樹, 遷移
23
一度目の抗原の侵入による【】産生に比べて、同じ抗原の二度目の侵入による抗体産生の特徴は、一度目の【】侵入により、その抗原に対応する【】細胞や【】細胞が増殖し、一部が【】となって残る。同じ抗原の二度目の侵入では、記憶細胞が速やかに増殖して【】細胞に分化するため、急速に大量の抗体が産生される。
抗体, 抗原, T, B, 記憶細胞, 抗体産生
24
脊髄反射の経路は、受容器⇒【】⇒【】⇒【】⇒【】である。
感覚神経, 脊髄, 運動神経, 効果器
25
連鎖している2つの遺伝子間の組換え価を求めるために、【】が行われることが多い。 検定交雑とは、ある個体に【】の個体を交雑することである。この交雑の結果生じる子の表現型の分離比が、交雑相手のつくる【】の遺伝子型の分離比と一致するため、この比から組換え価を求めることができる。
検定交雑, 劣性ホモ, 配偶子
26
哺乳類では外界の温度が変化しても体温を一定に保つことができる。寒冷刺激を受容したとき体温を維持するためには、寒冷刺激が【】の体温調整中枢に伝えられると、その働きにより、【】神経が興奮し、皮膚の【】と【】が収縮して【】の放散が抑制される。また、【】と【】と【】コルチコイドの3つのホルモンの分泌が増加し、代謝が促進されて発熱量が増加する。
間脳視床下部, 交感, 血管, 立毛筋, 熱, チロキシン, アドレナリン, 糖質
27
減数分裂により作られた【】には、多様な遺伝子の組み合わせが生じる。そのしくみは【】の一方が【】に分配されることで、配偶子の【】の組み合わせが多様になる。これに加えて、相同染色体が【】するときに【】が起こり、遺伝子の【】が起こるため、きわめて多様な遺伝的組み合わせが生じる。
相同染色体, 配偶子, 娘細胞, 染色体, 対合, 乗換え, 組換え