問題一覧
1
成人の鼻孔から噴門までの長さで適切なのはどれか。
45~55cm
2
食道について正しいのはどれか。
粘膜は重層扁平上皮である。
3
食物の嚥下において喉頭蓋が喉頭口を閉鎖する時期はどれか。
咽頭期
4
食道癌で正しいのはどれか。2つ選べ。
飲酒は危険因子である。, 胸部中部食道に好発する。
5
食道癌について正しいのはどれか。2つ選べ。
アルコール飲料は危険因子である。, ヨードを用いた内視鏡検査は早期診断に有用である。
6
食道癌根治術後の患者で正しいのはどれか。
呼吸機能低下によって息切れが生じやすい。
7
食道癌に対する放射線治療で正しいのはどれか。
化学療法と併用すると治療の効果が高まる。
8
成人において胃食道逆流を防ぐために食後30分から1時間程度とるとよい体位はどれか。
座位
9
胃から食道への逆流を防ぐために、成人が食後30分から1時間程度とるとよい体位はどれか。
座位
10
胃食道逆流で正しいのはどれか。2つ選べ。
下部食道括約筋の弛緩が関与する。, H2受容体拮抗薬によって自覚症状が緩和する。
11
胃食道逆流症について正しいのはどれか。2つ選べ。
プロトンポンプ阻害薬が第一選択の治療法である。, Barrett‹バレット›上皮は腺癌の発生リスクが高い。
12
正常な胃液のpHはどれか。
pH1~2
13
頻回の嘔吐で生じやすいのはどれか。
アルカローシス
14
頻回の嘔吐で起こりやすいのはどれか。
脱水
15
インドメタシン内服薬の禁忌はどれか。
消化性潰瘍peptic ulcer
16
胃底腺の主細胞の分泌物に由良するタンパク分解酵素はどれか。
ペプシン
17
胃酸の分泌を抑制するのはどれか。
セクレチン
18
胃から分泌される消化管ホルモンはどれか。
ガストリン
19
胃がんのVirchow‹ウィルヒョウ›転移が生じる部位はどれか。
左鎖骨上窩
20
胃癌(gase cancer)についての組合せで正しいのはどれか。
卵巣転移-Krukenberg‹クルッケンベルグ›腫瘍
21
胃切除術後のダンピング症候群dumping syndromeを予防するための食事指導で適切なのはどれか。
1回の摂取量を少なくする。
22
Aさん(55歳、男性)。胃癌のため胃全摘出術を受けた。手術後5日からAさんの食事が開始された。Aさんは食事の後に、めまい、顔面紅潮、動悸、下腹部痛を伴う下痢が出現し、冷汗がみられるようになった。 現状で最も考えられるのはどれか。
ダンピング症候群
23
Aさん(55歳、男性)。胃癌のため胃全摘出術を受けた。手術後5日からAさんの食事が開始された。Aさんは食事の後に、めまい、顔面紅潮、動悸、下腹部痛を伴う下痢が出現し、冷汗がみられるようになった。 手術後14日、Aさんは食後に出現していた症状が落ち着き、退院が決まった。Aさんへの退院指導の内容で適切なのはどれか。
空腹時はコーヒーなどの刺激物の摂取を避ける。
24
Aさん(40歳、男性)は胃癌のため胃全摘出術を受け、術後1週から食事が開始されたが、毎食後に下腹部痛を伴う下痢があり、Aさんは「食事をするのが怖い」と訴えた。 看護師が確認する必要があるのはどれか。
術前の食事の嗜好
25
Aさん(40歳、男性)は胃癌のため胃全摘出術を受け、術後1週から食事が開始されたが、毎食後に下腹部痛を伴う下痢があり、Aさんは「食事をするのが怖い」と訴えた。 下痢の回数は減り、摂食も良好で、術後3週で退院が決定した。Aさんへの退院指導で正しいのはどれか。2つ選べ。
食事は分割して少量ずつ摂取するよう勧める。, ビタミンB12が吸収されにくくなると説明する。
26
Aさん(63歳、男性)は、胃癌にて胃亜全摘出術後3か月目に誤嚥性肺炎で緊急入院した。食物の通過や排便は問題なかったが、食事摂取量が少なく、術前より体重が10kg減少した。総義歯が外れやすく歯科を受診予定であった。 Aさんの肺炎の原因として考えられるのはどれか。2つ選べ。
消化管内容物の逆流, 義歯の不適合
27
成人に経鼻経管栄養方を行う際の胃管を挿入する方法で適切なのはどれか。
咳嗽が生じた場合は直ちに抜去する
28
成人に経鼻経管栄養の胃管を挿入する方法で適切なのはどれか。
胃管が咽頭に達したら嚥下を促す。
29
経鼻胃管の先端が胃内に留置されていることを確認する方法で正しいのはどれか。
胃管からの吸引物が胃内容物であることを確認する。
30
経鼻経管栄養法の体位で適切なのはどれか。
Fowler‹ファウラー›位
31
胃洗浄を行うときの体位で最も適切なのはどれか。
左側臥位
32
経鼻経管栄養法の実施方法とその目的の組合せで正しいのはどれか。
注入中はFowler‹ファウラー›位にする-逆流の防止
33
大腸で吸収されるのはどれか。
水分
34
小腸からそのまま吸収されるのはどれか。2つ選べ。
グルコース, フルクトース
35
脂肪分解酵素はどれか。
リパーゼ
36
脂肪を乳化するのはどれか。
胆汁酸塩
37
小腸で消化吸収される栄養素のうち、胸管を通って輸送されるのはどれか。
中性脂肪
38
後腹膜器官はどれか。
腎臓
39
腹膜腔に存在するのはどれか。
漿液
40
Aさん(50歳、男性)は、上腹部痛が突然出現したため、冷や汗をかき腹部を押さえながら家族と来院した。Aさんは十二指腸潰瘍の既往がある。このときに観察する徴候として最も適切なのはどれか。
Blumberg‹ブルンベルグ›徴候
41
McBurney‹マックバーネー›点の圧痛を特徴とする疾患はどれか。
急性虫垂炎
42
腹部前面を図に示す。 McBurney〈マックバーニー〉圧痛点はどれか。
③
43
成人の鼠径ヘルニアで正しいのはどれか。
内鼠径ヘルニアと外鼠径ヘルニアに分けられる。
44
腸閉塞について正しいのはどれか。
イレウス管を小腸に留置する。
45
58歳の男性。腹痛と腹部膨満感とを主訴に救急外来を受診した。来院時の立位腹部エックス線写真を別に示す。 この患者の症状として考えられるのはどれか。2つ選べ。
嘔吐, 排ガス停止
46
食品を扱う人の化膿した創が汚染源となる食中毒の原因菌はどれか。
黄色ブドウ球菌
47
食中毒について正しいのはどれか。2つ選べ。
ボツリヌス菌感染症では呼吸筋麻痺を生じる。, ノロウイルス感染症は冬に多くみられる。
48
潰瘍性大腸炎の特徴で正しいのはどれか。2つ選べ。
直腸に好発する。, 大腸癌の危険因子である。
49
潰瘍性大腸炎と比べたクローン病の特徴について正しいのはどれか。2つ選べ。
悪性化の頻度は低い。, 瘻孔を併発しやすい。
50
鮮紅色の下血が見られた時の出血部位で正しいのはどれか。
直腸
51
下血がみられる疾患はどれか。
大腸癌
52
排便のメカニズムで正しいのはどれか。
内肛門括約筋の弛緩
53
排便反射の反射弓を構成するのはどれか。2つ選べ。
骨盤神経, 仙髄
54
潰瘍性大腸炎によって生じるのはどれか。
滲出性下痢
55
Aさん(90歳、女性)は、認知症で要介護3。デイサービスの送迎の際に、同居している娘から「食事は家族と同じものを食べていたのですが、昨日から下痢が続いています。発熱はなく、元気はあります」と看護師に話があった。デイサービスでは午前中に不消化便が1回あり、おむつ交換の際に、肛門周囲の発赤がみられた。 Aさんへの対応で適切なのはどれか。
経口補水液の摂取を促す。
56
大腸の狭窄による便秘はどれか。
器質性便秘
57
高齢者に多い弛緩性便秘の原因で正しいのはどれか。
長期臥床
58
モルヒネの副作用(有害事象)はどれか。
便秘
59
グリセリン浣腸を準備する際の浣腸液の温度で適切なのはどれか。
40℃
60
成人のグリセリン浣腸で肛門に挿入するチューブの深さはどれか。
5cm
61
グリセリン浣腸を実施する際、腸管穿孔の危険性が最も高い体位はどれか。
立位
62
Aさん(45歳、男性)は、便に血液が混じっていたため受診した。検査の結果、直腸癌と診断され、自律神経を部分温存する低位前方切除術が予定されている。 術後に予測されるのはどれか。
排尿障害
63
直腸の構造で正しいのはどれか。
陰窩には杯細胞が存在する。
64
Aさん(60歳、男性、会社員)は息子2人が独立して遠方で暮らしており、2年前に妻と死別して以来、1人暮らし。直腸癌と診断され、腹会陰式直腸切断術、人工肛門造設術を行うと外来で説明を受けた。Aさんは看護師に対して「人工肛門を作ると聞いています。便が出てくる場所がどこなのかよくわからなくてイメージできない」と話した。 人体の前面と背面を図に示す。 Aさんの人工肛門が造設される位置はどれか。
③
65
人工肛門を造設した患者へのストーマケアの指導内容で適切なのはどれか。2つ選べ。
装具をはがした時は皮膚保護材の溶解の程度を観察する。, 装具を貼る時は腹壁のしわを伸ばす。
66
神経伝達物質はどれか。
アセチルコリン
67
交感神経の作用はどれか。2つ選べ。
散瞳, 精神性発汗
68
副交感神経の作用はどれか。2つ選べ。
心拍数の低下, 消化液の分泌亢進
69
抗コリン薬の投与が禁忌の疾患はどれか。2つ選べ。
緑内障, 前立腺肥大症
70
Aさん(80歳、男性)は、空腹時の胃の痛みが2週間続くため受診し、1週後に胃内視鏡検査を受けることになった。 検査を受けるAさんへの看護で適切なのはどれか。
検査前には前立腺肥大症の既往の有無を確認する。
71
上部消化管造影検査を受ける患者への説明で適切なのはどれか。
検査後は緩下薬を服用する。