問題一覧
1
皮膚の感染症について正しいものを選べ4つ
皮膚感染症は若齢あるいは高齢の犬に後発する傾向がある, 伝染性感染症はあらゆる個体に発生する可能性がある, 人獣共通感染症は人と動物に感染、発症する, 犬で最も多い最近感染症は膿皮症である
2
日和見感染症を選べ
膿皮症, マラセチア皮膚炎, ニキビダニ症(毛包虫症)
3
病歴としてまちがえているのは?
家族歴とは動物を飼育しているご家族の病歴である
4
猫の餌を犬に与えてはいけない理由は?
タンパクが多い
5
カルシウム・フィチン酸が過多になることで生じる障害は?
キレート作用により亜鉛と結合し排泄。亜鉛が欠乏する
6
皮膚科検査について合っているのは?四つ
皮膚科検査は診察室内で簡便に実施可能な皮膚疾患の検査の総称である, 皮膚科検査は検査目的により手技が異なる, ノミの検出にはくし検査が有効である, 毛検査は主に皮膚糸状菌、ニキビダニの検出に用いられる
7
ウッド灯検査の検出対象は?
皮膚糸状菌
8
アレルギー性皮膚炎の検査として合っているものは?3つ
アレルゲン特異的血清IgE検査, リンパ球反応検査, 皮内反応
9
アレルギー検査に関する記述として最も適当なのはどれか?4つ
慢性経過すると表皮肥厚が生じる, 血清特異的IgE検査によりアレルゲンを特定する, 犬アトピー性皮膚炎は環境抗原が原因となる, 皮内検査はⅠ型過敏アレルギーの検査である
10
皮内反応で10〜15分後で異常が出た場合は何型アレルギー?
Ⅰ型
11
ツベルクリン反応で48時間後に異常が出たら?
Ⅳ型アレルギー
12
リンパ球反応検査では何型アレルギーを検出できる?
Ⅳ型アレルギー
13
疥癬の検査として適切なのは?2つ
皮膚掻爬毛検査で診断する, 耳介足反射で評価する
14
問診に関する記述として最も適当なのは?
現病歴には、初発年齢、季節性、初発部位の聴取が含まれる
15
現病歴に関する記述として適切なのは?
初発年齢は幼齢時、高齢時に発生する疾患の診断に役立つ
16
アレルギー検査について正しいのは?
皮内反応検査
17
皮膚科で用いる薬剤に関する記述として最も適切なのは?3つ
末尾にネルが付く薬剤の1つにはイソキサゾリン系がある, シクロスポリンは犬アトピー性皮膚炎や猫アレルギー性皮膚炎、免疫介在性疾患に使用される, 副腎皮質ホルモン剤はアレルギー性皮膚炎や炎症性疾患に主に利用される
18
皮膚糸状菌症に関する記述として正しいのは?4つ
同心円状に遠心性に侵攻する, DTM培地で2週間以内に培地が赤変する, Microsporum canisが感染する, 紫外線を用いたウッド灯検査が診断に用いられる
19
皮膚病理組織的検査が診断医用いられる疾患はどれか
落葉性天疱瘡
20
天疱瘡に関する記述として適切なのは?5つ
皮膚生検が確定診断時の一助となる, Ⅱ型アレルギーである, 棘融解細胞とはケラチノサイトが棘融解を起こしたもの, 重層扁平上皮のデスモソームに対する自己抗体ができる, 水疱を主とする病態である
21
肉眼で観察できる寄生虫を選べ3つ
マダニ, ノミ, ハジラミ
22
日和見感染症は伝染する
No
23
1型アレルギーの炎症は反応後どれほどででる?
5〜15分後
24
犬の内分泌疾患に関して適切なのもの選べ4つ
2次的な感染症がなければ痒みは稀, 広範囲の脱毛が好発する, 中高齢での発症が多い, 副腎皮質機能亢進症や甲状腺機能低下症は犬で発症が多い
25
皮膚掻爬検査のうち深い掻爬で検査されるものは・
ニキビダニ
26
ウッド灯検査は糸状菌であればなんでも検出できる
できない
27
皮膚糸状菌を検出するための培地は?
DMT培地
28
皮膚用剤のうち刺激が少ない順に選べ
軟膏, クリーム, ローション
29
皮膚用剤のうち作用時間が短い順に選べ
ローション, クリーム, 軟膏
30
皮膚疾患で重要な病歴はどれか5つ
現病歴, 既往歴, 家族歴, 予防歴, 食事歴
31
基本情報(シグナルメント)として適切なのは?
動物種・品種, 性別, 年齢, 治療薬の種類・投与量, 変化しない情報のことを指す
32
イソオキサゾリン系が効く寄生虫は?
ノミ, ヒゼンダニ, ミミダニ, ニキビダニ
33
ミルベマイシンが効くのは?
ニキビダニ
34
セラメクチンが効かないのは?
ニキビダニ
35
イベルメクチン・ドラメクチンが効かないのは?
ノミ
36
硝子圧法において退色する場合は紫斑?紅斑?
紅斑
37
免疫学的検査においてエリテマトーデスを判別するにはどの検査をするか?
血清抗核抗体検査, 蛍光抗体検査
38
免疫学的検査において天疱瘡群を判別するにはどの検査をするか?
蛍光抗体検査
39
①抗菌薬②抗真菌薬③コルチコステロイド④シクロスポリンの使用上の注意を並べ替えろ
胃腸障害・耐性菌の出現, 催奇形性があり、妊娠動物に禁忌, 長期投与の場合は漸減後に休薬, 空腹時投与を徹底。免疫抑制作用があるので腫瘍の成長を促進してしまう。