問題一覧
1
生産の正しい工程
製品開発→生産準備→購買→製造
2
日本企業のグローバル化プロセス
輸出段階→海外生産段階→多国籍化段階→グローバル化段階
3
現地生産段階の正しい工程
組み立て→周辺部品生産→コア部品生産
4
多国籍化段階の正しい工程
現地市場が拡大 → 現地生産が本格化 →現地向け製品
5
多国籍企業の分類 マルチナショナル企業
現地への適応性が高い、各国の現地子会 社の権限が強力で本社はその調整のみ
6
多国籍企業の分類 グローバル企業
グローバルな効率性を高め、意思決 定は本社で中央集権的に行う
7
多国籍企業の分類 インターナショナル企業
組織の学習能力を高め、子会社に対す る本社の支配力は大きい、子会社の自 律がある程度尊重
8
多国籍企業の分類 トランスナショナル企業
適応性、効率性、学習能力を高め、 本社と子会社は報告を共有し、状況 によって適切な意思決定を行う。
9
グローバル化の分類 ドメスティック段階
ほとんどの活動を一国だけに集中、活動調整の必要がない
10
グローバル化の分類 インターナショナル段階(シンプル・グローバル)
出来る限り多くの 活動を1国だけに集中、販売の活動調整のみを行い、世界市場を目指す。
11
グローバル化の分類 インターナショナル段階(マルチ・ドメスティック)
どの国にも活動 を展開するが進出国の活動拠点間ではほとんど調整しない。
12
ユニ・グローバル
本国と進出国環境の類似性が高く、本社が戦略決定 、子会社は戦略実行する。
13
グローバル化段階 マルチ・リージョナル
本国と進出国環境の類似性が低く、本社のリー ダシップによる調整が困難で、地域本社などを設置し、子会社の資源を活用することを重視する。
14
グローバル化段階 グローカル
本国と進出国環境の類似性が高く、子会社は高い裁量権が 認められ、本社と子会社か相互に影響を与え合う
15
グローバル化段階 ローバル
本国と進出国環境の類似性が低く、能力の高い特定子会社は特定のグローバル事業の戦略決定者となり、他の組織単位はグローバルの支援者、実行者、本社は世界的調整を行う。
16
輸出のメリット
固定コストが低い, すぐに市場に参入できる
17
輸出のデメリット
輸送コスト, 関税, 政府の対策による貿易の障壁
18
ライセンシング
外国企業に自社製品を生 産・販売する権利を与え、その対価として販売個数に応じてロ イヤルティを受け取る
19
ライセンシングメリット
コストが低い, 進出しない国においても認知度を高かめられる
20
ライセンシングデメリット
技術的ノウハウを潜在的な外国人競争相手に与える可能性, 海外での生産・マーケティング戦略に対する厳密なコントロールができない
21
FDI
企業が外国で商品やサービスを生産または販売するための設備に直接投資することを指す
22
中国へFDIを行う原因
世界最大の市場, 輸入関税の低さ, 安価な労働力
23
中国へのFDIの問題点
先進国とのギャップ, 所得の差が大きい, 商取引制度が厳しい
24
M&Aメリット
市場への即時参入, 新規事業を立ち上げるために必要なリソースを効率的に活用, ブランドや顧客基盤の獲得, リスクの分散
25
M&Aデメリット
統合リスク, 価値評価の誤差, 法的及び規制上の問題, 資金調達の難しさ, 人材流出のリスク
26
グリーンフィールド投資
成長市場, 新規市場
27
グリーンフィールド投資メリット
自由度が高い, 文化の構築が可能, 技術及びプロセスの革新, 柔軟性とスピードの向上, リソースの最適化
28
グリーンフィールド投資デメリット
市場への進出の遅れ, リスクが高い, 安定的・長期的に資金調達が困難, 競合存在
29
レビットの戦略
標準化戦略
30
ポーターの戦略
標準化戦略+適応戦略
31
大石の戦略
標準化戦略+適応戦略
32
標準化戦略のメリット
コストの低下, 人材を最適に使用, ブランドのグローバル化
33
国際マーケティング戦略4P
製品戦略 流通戦略 コミュニケーション戦略 価格戦略
34
流通システム4つ
小売の集中度 チャネルの長さ チャネルの質 チャネルの独占性
35
プレダトリープライシング
価格を競争⼒のある武器として使⽤し、弱い競争相⼿を国内市場から追い出す。競合他社が市場から退出すれば、企業は価格を引き上げ、⾼い利益を享受することができる。
36
マルチポイント・プライシング
2つ以上の多国籍企業が2つ以上の市場で競争する場合に問題となる。ある市場における企業の価格戦略が、ライバル企業の同市場と別の国の市場の価格戦略に影響を与えること。
37
企業が時間をかけて⽣産量を蓄積していくと、経験効果によって単価が(1)
下がる
38
OEM
製造業者が他社のブランドや仕様に基づいて製品を⽣産するビジネスモデル。• 他社のブランド名で販売され、製品は発注企業の要件に合わせて製造される。• 発注企業が製品の仕様やデザインを提供し、製造業者がこれに基づいて製品を⽣産。• 製造業者は⽣産ライン、労働⼒、および原材料を提供。
39
受発注生産企業のメリット
コスト効率, 技術獲得
40
技術移転ホーム国メリット
利益の拡大, 市場の拡大, 国際影響力の向上, 技術イノベーションの促進
41
技術移転ホーム国デメリット
競争激化, 知的財産権リスク, コストが高い, 技術が不正に利用される
42
技術移転ホスト国メリット
技術の獲得, 経済成長, 雇用創出, 競争激化, インフラ改善
43
技術移転ホスト国デメリット
技術依存, 知的財産権の課題, 経済格差の拡大, 文化的・社会的影響, コストと資源の必要性
44
後発国が先発国との技術のギャップを縮⼩させるプロセス
技術キャッチアップ
45
技術キャッチアップの条件
長い時間が必要, 2カ国の関与, 技術移転と共に行われる
46
技術の飛躍
技術の発展過程において、中間段階を⾶ばして最新の技術を導⼊し、従来の技術開発の段階を⼀気に越えて技術的優位性を獲得するプロセス。
47
技術飛躍のメリット
経済成長の加速, インフラ整備の効率化, コスト削減, 環境負荷の削減
48
リバースエンジニアリング
既存の物体やシステムを分解・解析し、その設計仕様や製造⽅法を明らかにする。
49
リバースエンジニアリングの目的
理解と学習, 互換性の確保, 改良と最適化, 競争分析, 違法コピー防止と知的財産権の保護
50
リバースエンジニアリングの限界
法的リスク, 高コスト, 不正当な戦争
51
技術スピルオーバー
ある企業や組織で開発された技術や知識が、意図せず他の企業や業界、地域に広がり、それによって新たな技術開発や経済発展が促進される。
52
技術スピルオーバーメリット
イノベーションの促進, 経済成長の加速, コストの削減, 競争力の向上
53
技術スピルオーバーデメリット
知的財産権の喪失, 不公平な利益分配, 依存のリスク, 競争の激化
54
リバースイノベーション
先進国ではなく新興国や発展途上国でまず開発され、そこで成功した技術や製品、サービスを、その後先進国市場に逆輸⼊する形で展開するイノベーションのこと。
55
リバースイノベーションメリット
低コスト, 先進国での市場の創出が可能, 先進国でのイノベーション促進
56
リバースイノベーションデメリット
進出コストが高い, 市場が小さい, 適応の困難
57
国際化プロセス
輸出→現地販売、生産→現地研究開発
58
イノベーション
新しい財やサービスの生産, 新しい原材料調達先の開拓, 新組織の採用
59
地理的、経済的、技術的、⼈材的、法規制的な観点から、研究開発活動を最⼤限に効率化し、成果を⾼めるために最も適した場所で⾏う研究開発
最適地での研究開発
60
最適地での研究開発のメリット
資源の効率的活用, 市場への迅速な対応, 規制や税制の優遇
61
⾃社の主な事業拠点や市場が存在する地域で研究開発を⾏うこと
現地での研究開発
62
現地での研究開発メリット
市場への対応の容易さ, 迅速なフィードバックグループ, 地域と連携強化
63
海外での研究開発のプロセス
研究開発機能を移転させる → 応用研究 → 基礎研究
64
グローバル型商品
スマホ, パソコン
65
マルチドメスティック型商品
色模様, 医薬品
66
基本技術にグローバル規格、地域ごとに個別対応
映画, キーボードの配列
67
グローバル型商品
最適地研究開発
68
マルチドメスティック型商品
現地研究開発
69
日系企業の研究開発拠点の割合
米:欧:アジア 3:2:1
70
ハブ&スポーク型
中央のハブがすべての地域の研究開発拠点を管理・調整する体制。ハブが主要な意思決定を⾏い、地域の研究開発拠点ががその指⽰に基づいてローカルな研究開発を⾏う。
71
本国に技術優位性があり、技術の研究開発を全て本国で行う。
自国完結型R&D型
72
研究開発は基本的に本国で行うが捕捉的に海外で研究開発
本国中心海外周辺R&D型
73
ハブ&スポーク型メリット
集中管理, 効率性の向上, 一貫性の維持
74
ハブ&スポーク型デメリット
地域適応の遅れ, イノベーションの制約
75
中心となる研究開発拠点が世界に複数拠点存在し、各拠点がそれぞれコア技術を有し、拠点間の情報、技術のやりとりが行われる。
ハブ&ネットワーク型
76
ハブ&ネットワーク型メリット
迅速な地域対応, 分散型イノベーション, フレキシブルな運営
77
ハブ&ネットワーク型デメリット
統制の難しさ, 重複と非効率, コミュニケーションの複雑性
78
国内の強い研究開発拠点に加えて、海外組織の外部とアライアンスネットワークを構築し、経営資源を相互に利用しあう。
外部ネットワーク型
79
研究開発拠点の国際的分散化を図る。
トランスナショナル型R&D