前10世紀になると、地中海東岸の諸都市を拠点とした人々がさかんに交易や植民活動を展開した。彼らは（　？　）人と言い、北アフリカに植民市カルタゴを築き、そこを拠点として西地中海にも活動範囲を広げた。

フェニキア人が用いた（　？　）文字は、メソポタミアやエジプトで用いられた象形文字に比べ文字数がはるかに少なく、簡便であった。

ミケーネ文明が滅んだのち、前8世紀ごろから、ギリシア人は（　？　）と呼ばれる都市国家をエーゲ海地域の各地に建設した。そこでは神殿を中心とする、市壁に囲まれた空間に人々が居住した。政治の実権は富裕な貴族に握られていた。

前7世紀に貨幣が導入され商工業が発達すると、富裕な平民が現れた。彼らは武具の費用を自ら負担し、（　？　）として国防にあたることによって、政治や裁判への発言を強めるようになった。

有力なポリス（都市国家）であった（　？　）では、貴族と平民との間で参政権の不平等をめぐる対立が生じるようになった。

前6世紀初め、借財が原因で平民が奴隷となるようなことがないよう、（　？　）と（　？　）の禁止などが定められた。

やがて平民の不満を背景に独裁的な（　？　）となるものも現れた。それは古代ギリシアのポリスにおいて、非合法的な手段を用いて君主の座を簒奪したとみなされた独裁者のことを指す。※簒奪:さんだつ

僭主政の崩壊後、前6世紀末に貴族の特権を否定する改革が行われ、（　？　）の基礎が築かれた。

アリストテレスの奴隷制擁護論において、奴隷は（　？　）であると記載されている。

前6世紀末、イタリア半島の都市国家（　？　）では、王が追放され、貴族が構成する（　？　）を政治決定の最高機関とする（　？　）が成立した。

西地中海の商業圏を握る（　？　）を打ち破ったローマは、東地中海にも進出し、イタリア半島外の征服地には総督を派遣して（　？　）として支配するようになった。

相次ぐ騒乱の中で元老院を抑えて権力を握った（　？　）が暗殺されると、前1世紀末、その養子（　？　）が地中海世界を統一し、（　？　）を樹立した。

オクタウィアヌスは「市民のなかの（　？　）」と自称したが、事実上、彼を肯定とする（　？　）であった。その後、有能な皇帝がつづき、ローマは2世紀末まで最盛期をむかえた。このことを（　？　）という。

首都ローマからは各地に伸びるが移動や海路が整備されて、貨幣や度量衡、法律も統一された。季節風貿易によって、遠くインド・中国・東南アジアからは（　？　）や（　？　）がもたらされた。

ローマの（　？　）は、3世紀初めに帝国の全自由人に付与されたが、軍役の代わりに参政権が与えられるしくみは、すでに共和政末期に崩れ、市民は税を課される対象としかみなされなくなった。

3世紀以降、（　？　）人や（　？　）朝が帝国領に侵入するようになると、軍事的負担の増大から政治が混乱し、増税で市民は陥落した。

政治的混乱を収拾するため、3世紀末頃に（　？　）帝によって（　？　）が導入された。

専制民主政によって元老院の力が制限され、皇帝の権力が強化されて強力な支配体制が築かれた。都もローマから東の（　？　）に移して外敵に備えたが、4世紀末に帝国は東西に分裂した。

1世紀はじめ、ローマの支配に苦しむパレスチナのユダヤ人の間では、メシアによる救済への期待が高まっていた。こうしたなか、（　？　）は立法を守るだけの（　？　）主義におちいってたユダヤ教を批判し、全てのユダヤ人に神の王国が到来したという福音を説いた。

イエスの教えが使徒ペテロやパウロらによって帝国の各地に伝えられた。ユダヤ教の聖典である（　？　）に加え、2世紀までには独自の聖典（　？　）も書かれて正典とされた。こうしてユダヤ教から（　？　）教が誕生した。

キリスト教ではイエスと神との関係を巡る論争が起こっていたため、国教化に前後して（　？　）を開き、のちに（　？　）説のなる教義を正統とし（（　？　）派）、それ以外の教義を異端とした。

異端とされた派にはゲルマン人に広まった（　？　）派や、のちにササン朝を経て唐に伝えられた（　？　）派があった。

4世紀末のローマ帝国分裂の後、西の（　？　）教会は影響力が一時弱まった。しかし、その後ローマ帝国領に進出してきたゲルマン人への布教を進めて次第に権威を高め、その長は（　？　）と呼ばれるようになった。

禁欲的な修行によって神に近づこうとする修道運動が東方から伝わると、ヨーロッパ各地には教会とともに（　？　）が建立された。

ローマの教会とコンスタンティノープルを本拠とする（　？　）の緊張は高まり続け、11世紀に両者は分離した。

4世紀後半、ユーラシア大陸中央部から移動してきた（　？　）人に圧迫され、スカンディナヴィア半島南部から北ドイツに住んでいた多数の（　？　）人が西方に大移動を開始し、西ローマ帝国内に侵入した。この混乱の中で476年、西ローマ帝国皇帝は退位し滅亡した。

ゲルマン人は、かつての西ローマ帝国領の各地に王国を建てた。その一つである（　？　）は、王がローマ=カトリックに改宗し、ローマ人貴族を取り込んで勢力を拡大した。

フランク王国は8世紀前半、イベリア半島から進出してきたイスラーム勢力を撃退し、（　？　）のときに西ヨーロッパの大部分を支配した。

フランク王国はカール大帝の死後、3つの地域に分裂した。その後、10世紀に東フランク王の（　？　）が教皇から帝冠を受け、これが（　？　）帝国の起源となった。

西ヨーロッパにはその後も外部から（　？　）人や（　？　）人といった諸民族やイスラーム勢力が侵入した。

家臣となった人々は主君から保護を受け、土地を分け与えてもらう代わりに、軍事的奉仕などの義務を負った。こうした封建的主従関係をなんと言うか。※封建:ほうけん

農民には農地を所有する自由農民と、不自由な身分にあった（　？　）がおり、後者は領主の直営地で賦役・貢納を負担させられた。この仕組みを（　？　）という。※賦役:ふえき

（　？　）社会は封建制と荘園制を基盤として成立した。

教皇を保護する皇帝は、高位聖職者の叙任権を握り、教会組織を利用してドイツ国内の諸侯を統治したが、この（　？　）をめぐって教皇と皇帝は11世紀後半に対立するようになった。

（　？　）帝国は、ゲルマン人の移動による深刻な打撃を免れた。そのため（　？　）は、国海と地中海、アジアとヨーロッパを結ぶ交通上の要衝・東西交易の中心として経済的に繁栄した。

6世紀には（　？　）帝が地中海世界の覇権を回復したが、彼の死後、西方ではゲルマン人が、東方・南方ではイスラーム勢力が進出して、帝国の領土は縮小した。彼が編纂させた（　？　）は、ローマ帝国の法を集大成したもので、のちのヨーロッパに大きな影響を与えた。

6世紀ころ、カルパティア山麓から（　？　）人が、また、アジアからも遊牧を営む人々が相次いで東ヨーロッパに移住した。

ビザンツ帝国の皇帝は、ローマ帝国の専制君主政を受け継ぎ、（　？　）を支配下に置いたため、皇帝は政治と宗教両面におけら最高権力者であった。

（　？　）はイタリアにあり、市場、市民の社交場、集会場、官庁街などがあった。

ローマ人の使っていた言葉は何か。

領土拡大による長期の従軍によって農地は荒廃し、属州から安い穀物が流入したためにローマの中小農民は没落した。こうして大量の（　？　）が出現して大都市に流入すると、彼らを私兵として用いる軍事政治家が台頭した。

パンとサーカスのパンは（　？　）、サーカスは（　？　）を指す。主として（　？　）などが剣闘士となり、命をかけて戦わされた。

（　？　）神殿は、中に高さ12mもの金と象牙のアテナ女神像が祀られていたとされる。

ラファエロが古代の著名な哲学者・科学者を一堂に集めて描いたものを（　？　）という。

ローマから南イタリアに伸びる全長540km、幅8mの軍道を（　？　）という。ローマは各地に舗装された道路をつくり、軍隊の移動や税の運搬に利用した。

ローマ最大の円形闘技場の名称

ローマは帝国内の拠点に設けた年に水を供給する水道を各地に作った。その中でも石造3層のアーチ橋を（　？　）という。

初期キリスト教徒の地下墳墓の名称

キリスト教徒迫害を行った人物の名称。その人はクリストゥス信奉者に罰を加えた。

（　？　）勅令はコンスタンティヌス1世により出された。

ローマ=カトリックの総本山の名称

ユスティニアヌス帝がコンスタンティノープルに（　？　）を建設した。それはビザンツ様式の傑作とされる。ビザンツ帝国滅亡後、オスマン帝国支配下でモスクに改修され、4本の光塔（　？　）が建てられた。

ユスティニアヌス帝は妻の（　？　）に相談しながら政務をとりおこない、ときには彼女に叱咤激励されることもあった。

ビザンツ帝国の公用語

聖像崇拝論争は9世紀に終了し、ギリシア正教会では、イエスや聖母などを描いた（　？　）が崇敬の対象となった。

11世紀後半、（　？　）帝国によりコンスタンティノープルが陥落し、ビザンツ帝国が滅亡した。

東ヨーロッパはコンスタンティノープルを中心とする（　？　）圏、西ヨーロッパはローマを中心とする（　？　）圏が成立した。

貴族に対抗し平民の利益を保護するために、（ ？ ）と（ ？ ）が設置された。

ローマ最古の成文法を何と言うか。

公有地先占を制限し、執政官の1名を平民から選ぶ法律を何と言うか。

平民会の決議を国法として決める法律を何と言うか。

第3次（ ？ ）戦争によってカルタゴが滅亡した。

カエサルが得た称号名は何か。

オクタウィアヌスが得た称号は何か。

BC621ころ、（ ？ ）の成文法が作成された。

（ ？ ）の改革は、対立する貴族と平民の調停者として負債の帳消し・債務奴隷の禁止した。 また、財産の多少により市民を4等級に分け、参政権と軍役を設けることを（ ？ ）政治という。

（ ？ ）は貴族と平民の対立の中で、平民勢力を背景に僭主政治を確立させた。

（ ？ ）の改革により、行政単位を4部族制(血縁)から10部族制(地縁)へ変更した。

陶片追放（ ？ ）は、僭主の疑いを受けた政治家をアテネから10年間追放した。

ペルシア戦争ののち、（ ？ ）時代、民会による直接民主政が行われた。

市民の中の第一人者、元老院と共同統治の元首政をそれぞれカタカナで答えよ

（ ？ ）陥落…現在のイスラエル国が建国された時には、（　？　）を繰り返すなと言う標語が民族の独立を鼓舞するために用いられた。

AD129〜130、（　？　）帝がエルサレムを訪問した。完全にローマ風のアエリア・カピトリーナという町を建て、神殿の丘に（　？　）神殿を建設することを明らかにする。

（　？　）の戦いでは、フランク王国がイベリア半島から進出してきたイスラーム勢力を撃退した。

ノルマン人の建てた国を4つ答えよ。

1066年（　？　）の戦いにて、ノルマン人はイングランドを征服してノルマン朝を開いた。このことを（　？　）と言う。