問題一覧
1
プレコンセプションケアの対象となるのはどれか
妊娠前の男女
2
出生前診断に関して適切なのはどれか
胎児異常を理由に人工妊娠中絶はできない
3
不妊症について正しいのはどれか
体外受精に要する費用の公的な助成制度がある
4
不妊症について正しいのはどれか
検査に基礎体温測定がある
5
受精と着床についての説明で正しいのはどれか
受精卵は受精後4.5日で子宮に到達する
6
Aさん(28歳、女性、会社員)は、結婚後1年で夫と2人で暮らしている。仕事上の役割も増えている。 次回月経予定日を2週過ぎても月経がみられないため、勤務先近くの産婦人科クリニックを受診した。 月経周期は28日型で、最終月経は3月2日から4日間であった。診察の結果、妊娠と診断された。 Aさんは医師から妊娠していると説明を受けた。 Aさんは看護師に「初めての妊娠でうれしい。でも、任されている大きなプロジェクトが続けられなくなるため悲しくて、妊娠しなければよかったと思います」と話す。 この時期のAさんの心理状態で最も適切なのはどれか。
アンビバレント(両化的)な感情がある
7
妊娠中の内分泌系の変化で妊娠初期に急増し、以降漸減するのはどれか
hcg(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)
8
25歳女性。2023年5月1日から5月6日まで月経があった。 翌月の月経がみられず、6月5日、自宅で妊娠反応検査薬の陽性結果を確認し、6月8日、産婦人科にてエコー検査を受け、妊娠が確認された。分娩予定日はどれか。
2024年2月8日
9
Aさん(28歳、女性、会社員)は、結婚後1年で夫と2人で暮らしている。仕事上の役割も増えている。 次回月経予定日を2週過ぎても月経がみられないため、勤務先近くの産婦人科クリニックを受診した。 月経周期は28日型で、最終月経は4月2日から6日間であった。診察の結果、妊娠と診断された。 4月と5月のカレンダーを示す。 本日、5月14日のAさんの妊娠週数および日数を 最終月経から求めよ。妊娠①週② 日
6週0日
10
血液型o型Rh(D)陰性の経産婦。 夫の血液型はA型Rh(D)陽性である。 妊婦の血液検査で最も留意する項目はどれか。
不規則抗体
11
妊娠に伴う母体の生理的変化とその時期の組み合わせで正しいのはどれか
循環血液量が最大になる→妊娠32週頃
12
妊娠中の母体の要因が胎児に及ぼす影響について正しいのはどれか
妊娠初期の風疹の羅患による先天性心疾患
13
Aさんにレオポルド触診を行ったところ、第2胎向て、子宮底付近にやや柔らかい球状の塊を、恥骨結合側に硬い球状のものを触れた。腹部前面を図に示す。 Aさんの胎児心音聴取部位で適切なのはどれか。
3
14
Aさん(33歳、初産婦、会社員)は、妊娠36週0日に妊婦健康診査のため来院した。ノンストレステスト<NST)を実施中に、「気分が悪い」とナースコールがあり、看護師が訪れると、Aさんは仰臥位になっていた。 Aさんへの対応で看護師が最初に行うのはどれか。
左側臥位にする
15
正常に経過している妊娠36週の妊婦が、月に妊娠健康診断を受信する時期として推奨されるのはどれか
1週後
16
妊娠24週の妊婦健康審査で経過は順調であると診断された妊婦が、次回に受診する時期として適切なのはどれか
2週後
17
妊娠36週の妊婦にNST< non-stress test>を行うため、分娩監視装置を装着することになった。 妊婦への説明で正しいのはどれか。2つ選べ。
胎児の健康状態を判定します, 排尿を済ませてください
18
妊娠期のマイナートラブルと保健指導との組み合わせで適切なのはどれか
つわり-補色
19
妊娠の初期と末期のどちらの時期にもおこるマイナートラブルはどれか
頻尿
20
Aさん(34歳、初産婦)は、夫(37歳、会社員)と2人暮らし。事務の仕事をしている。身長157cm、非時体重54kg。 夫に付き添われ、妊娠35週4日に妊婦健康診査を受けた。 体重62kg、血126/76mmHg.尿蛋白(-)、尿糖(一)、浮腫(土) Aさんは看護師に「膝の裏の血管が膨らんで、青く浮き出てきました。夕方になると足がだるくなり、夕食の準備のため立っているとつらくなります」と言う。 Aさんへの指導で適切なのはどれか。2つ選べ。
弾性ストッキングを着用しましょう, 寝る時は足を高くして横になりましょう
21
妊娠6週の状況で正しいのはどれか。2個
胎盤が完成している, 超音波ドプラ法で胎児心音を聴取できる
22
☀妊娠期の不快症状と予防の組み合わせで適切なのはどれ
腰痛-硬めのマットレス使用
23
36歳の初産婦、専業主婦、妊娠30週2日、妊婦健康診査を受け、異常はみられなかった。 健康診査後「週末にひとりで友人の家に遊びに行き、一泊する予定です。新幹線で2時間位かかるので指定席を取るつもりです」と言う。保健指導で適切なのはどれか。
ゆとりのあるスケジュールを計画しましょう
24
就労している妊婦に適用される措置と根拠法令との組み合わせで正しいのはどれか
危険有害業務の制限-労働基準法
25
妊娠中の食事について適切なのはどれか
葉酸は妊娠初期の摂取が重要である
26
妊娠32週の妊婦,切迫早産で入院した。援助で適切でないのはどれか
乳頭の手入れ
27
正期産と定義されている妊娠週数はどれ
37週0日から41週6日
28
正期産とされる妊娠周数はどれか
39週
29
Aさん(36歳、経産婦)は、夫と長男(3歳)との3人で暮らしている。妊娠40週0日、午前9時にAさんは陣痛開始のため入院した。この時は未破水であった。午後1時、体温36.8°C、脈拍64/分、血圧126/70mmHgであった。Aさんに分娩監視装置を装着したところ、陣痛間欠4分、胎児心拍数基線は140bpmで、一過性徐脈はなかった。午後2時、破水感があり医師が診察したところ、子宮口は7cm開大であり、羊水の流出がみられた。 この時点でのAさんアセスメントで適切なのはどれか
分娩第1期
30
正常な分娩経過はどれか
骨盤入口部に児頭が侵入する際、児の頸部が胸壁に近づく
31
妊娠38週の妊婦。胎位は第2頭位である。胎児心音の聴取部位を図に示す。 最も適切な聴取部位はどれか。
4
32
正常の分娩経過で正しいのはどれか
発露は、胎児先進部が陰裂間に常に見えている状態である
33
正常の分娩経過で正しいのはどれか
陣痛周期が10分以内になった時点を分娩開始にする
34
正常な胎児の分娩機転について正しいのはどれか
胎児の顔は母体の背側を向いて娩出される
35
適時破水はどれか
子宮口全開大の頃に破水するもの
36
順調に分娩が進行している産婦から「腟から水っぽいものが流れ、下着が濡れた」と看護師に訴えがあった。 流出したものを確認すると、量は少量で、羊水特有の臭いを認めた。 その時の産婦への対応で優先されるのはどれか。
胎児心拍数を確認する
37
25歳の初産婦。妊娠38週3日に定期健康診査の目的で受診した。身長158cm、血圧122/70mmHg。1週間前の健康診査からの体重増加は0.4kg。下肢に浮腫はない。尿蛋白(一)、尿糖(→),Hb 11.2g/de,Ht 33%。 子宮底長35cm。腹部の触診で恥骨結合上に児頭を触れ、胎児心拍は右臍東線上で聴取された。胎児心拍数は144bpm。 腹部超音波検査の結果、胎盤は子宮底部に確認された。 この日の情報から考えられるのはどれ
第2頭位
38
❤妊娠39週0日となった日の午前9時に、この妊婦から 「今トイレに行ったら下着に赤いものが付いていた」 と電話があった。電話を受けた看護師の対応で適切でないのはどれか
付着物の量、性状を聞く
39
Aさん(26歳、初産婦)は、妊娠38週5日に3,200gの女児を正常分娩した。分娩経過は以下のとおりである。 午前0時30分陣痛周期10分 午前2時00分 入院 午後4時00分 破水 午後6時30分 子宮口全開大 午後7時00分 分娩室に入室 午後7時50分 3,200gの女児を正常分娩 アプガースコア1分後9点 午後8時05分 胎盤娩出 午後8時30分 会陰切開部の縫合が終了、分娩時の出血量は280g 午後10時05分 Aさんの体温36.8°C、脈拍88/分、血圧120/66mmHg Aさんの分娩所要時間を求めよ
19時間35分
40
Aさん(30歳、初産婦)は妊娠39週3日で陣痛発来し、4時に入院した。その後、陣痛が増強して順調な分娩進行と診断されて、11時45分の診察で子宮口が8cm開となった。看護師が12時に昼食を配膳に行くとAさんは額に汗をかいて、側臥位で「陣痛がつらくて何も飲んだり食べたりしたくありません」と言っている。陣痛発作時は強い産痛と努責感を訴え、目を硬く閉じて呼吸を止めて全身に力を入れている。 Aさんへの看護で最も適切なのはどれか
呼吸法を促す
41
Aさん(34歳、初産婦)は順調な妊娠経過であった。妊娠40週5日の午前8時、10分毎の規則的な子宮収縮を主訴に来院し、医師の診察の結果、入院となった。入院時の胎児心拍数基線は130bpm、胎児の推定体重は3,300gであった。入院時のAさんと胎児の状態で正しいのはどれか。
退治心拍数基線は正常である
42
午後0時、助産師が内診したところ、子宮口開大4cmであった。Aさんは陣痛発作時に腰痛を強く訴えている。 Aさんの夫(37歳)は、夫婦で出産体験を共有したいと両親学級を受講しており、入院時からAさんに付き添っている。夫はAさんの陣痛発作時、心配そうにAさんの様子を見つめているが、陣痛間欠時にはうとうとしている。 訪室した看護師に、夫から「妻が痛がっているのですが、どうすればよいでしょう」と質問があった。胎児心拍数基線は140bpmであった。 このときの看護師の夫への対応で最も適切なのはどれか。
産痛を緩和するためのマッサージの実施を促す
43
Aさんの分娩は順調に進行した。午後5時に破水し、午後 6時には子宮口開大8cmとなった。「便が出そうです。もう、これ以上頑張れない」と陣痛発作時には全身に力が入っている。 このときの看護師の声かけで正しいのはどれか。
息を吐いて力を抜きましょう
44
Aさん(30歳、初産婦)は妊娠39週3日で陣痛発来し、4時に入院した。その後、陣痛が増強して順調な分娩進行と診断されて、11時45分の診察で子宮口が8cm開大となった。看護師が12時に昼食を配膳に行くとAさんは額に汗をかいて、側位で「陣痛がつらくて何も飲んだり食べたりしたくありません」と言っている。陣痛発作時は強い産痛と努責感を訴え、目を硬く閉じて呼吸を止めて全身に力を入れている。 Aさんへの看護で最も適切なのはどれか
呼吸法を促す
45
Aさんは16時15分、3,300gの男児を経分娩で出産した。アプガースコアは1分後9点、胎盤娩出後から凝血の混じった暗赤色の性器出血が持続している。この時点での出血量は600mL。臍高で柔らかい子宮底を触れた。 脈拍90/分、血圧116/76mmHg。意識は清明。Aさんは「赤ちゃんの元気な泣き声を聞いて安心しました」と言っている。 この時の看護師のAさんへの対応で最も適切なのはどれか。
子宮底の輪状マッサージを行う
46
Aさんの分娩経過は以下のとおりであった。 2時00分 陣痛周期10分 4時00分 入院 15時00分 分娩室入室 15時30分 子宮口全開大 16時00分 自然破水 16時15分 児娩出 16時30分 胎盤娩出 Aさんの分娩所要時間はどれか。
14時間30分
47
胎児循環から新生児循環への移行により、血流が増加するのはどれか
肺静脈
48
胎児循環で酸素を最も多く含む血液が流れているのはどれか
臍静脈
49
肺サーファクタントの分泌によって胎児の肺機能が成熟する時期はどれか
在胎34週くらい
50
新生児の臀部の写真を次に示す。考えられるのはどれか
蒙古斑
51
緊張性頸反射はどれか
2
52
妊婦の感染症と児への影響の組み合わせで正しいのはどれか
風疹-白内障
53
垂直感染と新生児への影響と組み合わせで正しいのはどれか
B群溶血レンサ球菌-敗血症
54
Aさん(34歳、初産婦)は妊娠39週6日3,000gの女児を出産した。分娩後の母児の経過は順調である。 出生後12時間、看護師がAさんの児の観察を行った。 児は活気があり、バイタルサインは安定しており、排便が認められた。直接授乳を開始している。出生後の排尿回数は4回、排便回数は3期である。 便の写真を次に示す。 このときのAさんの児の便はどれか。
B
55
日齢4. 看護師がAさんの児を観察したところ、バイタルサインは、体温37.3°C、呼吸数55/分、心拍数134/分。 経皮ビリルビン20.0mg/dLであった。 Aさんの児の状態で医師に報告が必要なのはどれか。
経皮ビリルビン値
56
出生体重3,100gの新生児。日齢3の体重は3,000gである。 このときの体重減少を求めよ。 ただし、少数点以下第2位を四捨五入すること。
3.2%
57
早期新生児の生理的黄疸で正しいのはどれか
生後4.5日でピークとなる
58
Aさん(29歳、初産婦)は、妊娠37週0日で2,780gの男児を正常分娩で出産した。顔面を清拭されると激しく啼泣し、全身はピンク色である。 このときの児のApgar アプガー>スコアは何点か。
10点
59
妊娠中の胎児機能不全について正しいのはどれか
胎児が健康であると確信できないことを意味する
60
先天性代謝異常について正しいのはどれか
検査で発見されることにより、乳児突然死症候群(SIDS)を予防することができる
61
新生児室の保育環境でてきせつなのはどれか
室温は50~60%を保つ
62
在胎39週4日で、正常分娩で出生した児。出生体重3,000g、身長48cm。児に付着していた羊水をふき取り、ラジアントウォーマーの下で観察を行った。体温37.5°C、心拍数150/分 呼吸音は異常なし。 看護師は観察を終え、温めておいたベビー服を着衣させ、同様に温めておいた寝具を用いて準備をしたコットに児をねかせた。コットは壁際や窓辺を避け、空調の排気口からの風があたらない場所に配置した。 看護師が児の体温保持のために行ったことと、それにより予防される熱の喪失経路との組み合わせで正しいのはどれか
羊水をふき取ったこと-蒸散
63
産褥3日、Aさんの夫から「退院後は私が子どもの沐浴をします。子どもの身体の洗い方は動画で学んだのですが、沐浴のときに注意することはありますか。寒い時期なので心配です」と看護師に質問があった。 Aさんの夫への説明で適切なのはどれか。
着替え用の衣類が冷たくないか、沐浴前に確認しておきましょう
64
新生児の呼吸窮迫症候群(RDS)で正しいのはどれか
肺サーファクタントの欠乏が原因で生じる
65
新生児聴覚スクリーニング検査で正しいのはどれか
泣いていない時に行う
66
新生児標識について正しいのはどれか
母親に児を引渡す時は母子の標識を照合する
67
正常新生児に対して出生後2時間以内に実施するのはどれか
抗菌薬の点眼
68
新生児の先天性代謝異常マススクリーニングで適切なのはどれか
検体は血液である
69
成乳と比較した初乳の特徴で正しいのはどれか
IgAの含有量が多い
70
初乳と比較した成乳の特徴で正しいのはどれか
100mlあまりのエネルギー量が多い
71
Aさん(28歳、初産婦)は妊娠38週1日、順調な経過で経 分娩した。 産褥1日、バイタルサインは、体温36.7°C、脈拍70/分、整、血圧118/68mmHg、Hb12.0g/dL。子宮底は臍下2横指のところに硬く触れている。悪露は赤色で中等量、凝血の混入はない。 Aさんは授乳時に後陣痛を訴えている。会陰縫合部に腫脹や発赤はなく、痛みは自制内である。尿意の自覚があり、残尿感や排尿困難感はない。 Aさんの産褥1日のアセスメントで正しいのはどれか
正常な経過である
72
Aさん(32歳、初産婦)は妊娠39週4日に3,200gの男児を経分娩で出産した。分娩時に会陰切開縫合術を受けた。 児のApgar アプガー>スコアは1分後9点、5分後10点であった。分娩時の出血量200mL、分娩所要時間12時間30分であった。分娩室から病室に帰する前に尿意を自覚したためトイレまで歩行し、排尿があった。 帰室時に看護師がAさんに行う説明で適切なのはどれか
悪露に血の塊が混じったら看護師に知らせてください
73
Aさん(30歳、初産婦)は、正常分娩で児を出産した。 第2度会陰裂傷を認め、会陰縫合術を受けた。分娩後3時間後に、分娩室から褥室へ帰した。産褥1日のAさんのバイタルサインは、体温36.8°C、脈拍72/分、血圧118/70mmHgであった。子宮底は臍下 1横指で、子宮は硬く触れ、血性悪露中等量、後陣痛がみられる。会陰縫合部の痛みはあるが、発赤はない。乳房緊満(一)、乳管開口数は左右とも4、5本「昨夜は興奮してなかなか眠れなかった」という。 Aさんのアセスメントで適切なのはどれか
子宮収縮は良好である
74
産褥2日。Aさんから会陰縫合部の疼痛の増強はないが、離開の不安から排便ができないと訴えがあった。看護師は縫合部の異常がないことを確認した。Aさんは妊娠中の便秘はなかった。 看護師の対応で優先度が高いのはどれか。
縫合部の離開の心配は無いことをAさんに説明する
75
産褥期の生理的変化で正しいのはどれ
児が乳頭を吸啜することによってオキシトシンが分泌される
76
28歳の初産婦。妊娠経過は順調であった。妊娠38週0日。 午前1時に陣痛が発来し、11時50分女児3,050gを出産した。分娩時出血量は270ml、新生児のアプガースコアは1分後9点、5分後10点、体温37.1°C、呼吸数48回/分、心拍数134回/分である。 出生10分後、母親の希望もあり、児との早期接触を計画した。適切なのはどれか。
児と母親の肌が触れるように抱かせる
77
28歳の初産婦。妊娠経過は順調であった。妊娠38週0日。 午前1時に陣痛が発来し、11時50分女児3,050gを出産した。分娩時出血量は270ml、新生児のアプガースコアは1分後9点、5分後10点、体温37.1°C、呼吸数48回/分、心拍数134回/分である。 産褥1日の授乳時、児はうまくきゆうちゃくあできず、吸啜が続かない。乳頭は長さ6~7mm、乳頭乳輪部は柔らかい。授乳時の姿勢で最も適切なのはどれか。
2
78
産褥4日。母子ともに出産後の経過は順調である。看護師がAさんへ退院に向けて育児に関する話をしていたところ、「赤ちゃんの顔や胸が赤くなっているのが気になっています。」と相談してきた。看護師が新生児の皮膚を観察したところ、児の顔面と胸部に中毒性紅斑が数個散在していた。 この時のAさんへの看護師の対応で適切なのはどれか。
自然に消失するため心配は無いと説明する
79
Aさん(34歳、初産婦)は、夫(35歳)と長男のB君(3歳)との3人暮らし。これまでの妊娠経過に異常はなかった。 20時に体重3,150gの男児を正常分娩した。分娩所要時間は6時間30分、分娩時出血量は480mLであった。第1度会陰裂傷のため、縫合術を受けた。その他の分娩の経過に問題はなかった。 Aさんは翌日の2時に尿意があり、自然排尿があった。 8時に「昨夜は後陣痛の痛みが強くて眠れませんでした。おっぱいを飲ませたら、後陣痛がさらに強くなって、汗が出てきました」と言う。子宮底の高さは臍高、子宮は硬く触れ、血性悪露が中等量みられる。Aさんのバイタルサインは、体温37.0°C、脈拍68回、血圧125/70mmHgであった。 この時のAさんへの対応で適切なのはどれか。
鎮痛薬の使用を医師に相談することを伝える
80
産褥5日。Aさんの退院のため、夫とB君が迎えに来た。 AさんはB君の自宅での様子を夫から聞いた。B君は「ご飯を食べさせてほしい」と訴えたり、「赤ちゃんを家に連れて来ないで」と泣いたりしていたという。 そのことを知ったAさんはB君を抱きしめ、B君の話をゆっくり聞いていた。Aさんは退院後のB君への対応について心配になり、看護師に相談した。 Aさんへの説明で最も適切なのはどれか。
B君と一緒に赤ちゃんの世話をしましょう