問題一覧
1
一筆の土地として登記できる区画の要件は3つ答えよ
要件1:区画全体が同一の地番区域に属すること 要件2:区画全体の字が同一であること 要件3:区画全体の地目が同一であること
2
土地の表題登記の申請書に添付する用紙を用いて作成する土地所在図及び地積測量図は格別に作成するのが原則であるが、一定の要件を満たせば、地積測量図によって土地所在図を兼ねる事ができる。どのような要件を満たせば兼ねることができるか。 要件を2つ答えよ
要件1:地積測量図の縮尺がその土地について作成すべき土地所在図の縮尺と同一 要件2:当該地積測量図によって土地の所在を明確に表示することができる
3
規則35条 一の申請情報によって申請する事ができる場合は
同一の不動産についてするニ以上の登記が、不動産の表題部の登記事項に関する変更の登記又は更正の登記及び土地の分筆若しくは合筆の登記又は建物の分割の登記、建物の区分の登記若しくは建物の合併の登記であるとき
4
地番とは
土地を特定するために、一筆の土地ごとに付す番号をいう。 地番の付番権は登記所にある。 なお、地番は土地については、(何番)と表現するが、建物の表示に関する登記の登記事項である(建物の所在する市、区、郡、町、村、字及び土地の地番)の一部として表現するときは(何番地)と表現する
5
土地の表題登記をする場合の地番の定め方は?
当該土地の地番区域内における最終の地番を追い順次にその地番を定める。 例:20-3→地番(21番)
6
従来の地番に数字でない符号又は支号の支号を用いたものがある場合、その土地の表題部の登記事項に関する変更の登記もしくは更正の登記又は土地の登記記録の移記もしくは改製をする時の登記官の手続きは?
当該地番を変更しなければならない。 ただし、変更することができない特段の事情があるときは、この限りでない。
7
同一の地番区域内の2筆以上の土地に同一の地番が重複して定められている時の登記官の手続きは?
地番を変更しなければならない。 ただし、変更することができない特段の事情があるときは、この限りでない。
8
地目とは?
土地の用途を表す表示に関する登記の登記事項である。 地目は23に限定され、申請人の側で適当に他の地目を定める事はできない。 また、一登記記録に登記された土地について地目は一つしか登記することができない。 これを一筆一地目主義という。
9
海産物を乾燥する場所の区域内に永久的設備と認められる建物がある場合の地目は?
その敷地の区域に属する部分だけを宅地とする。
10
耕作地の区域内にある農具小屋等の敷地の地目は?
その建物が永久的設備と認められるものに限り宅地とする。
11
遊園地、運動場、ゴルフ場又は飛行場において、建物の利用を主とする建物敷地以外の部分が建物に附随する庭園に過ぎないと認められる場合の地目は?
その全部を一団として宅地とする。
12
遊園地、運動場、ゴルフ場又は飛行場において、一部に建物がある場合でも、建物敷地以外の土地の利用を主とし、建物はその付随的なものに過ぎないと認められるときの地目は?
その全部を一団として雑種地とする。 ただし、道路、溝、堀その他により建物敷地として判然区分することができる状況にあるものは、これを区分して宅地としても差し支えない。
13
宅地に接続するテニスコート又はプールの地目は?
宅地とする。 その他は雑種地とする。
14
ガスタンク敷地又は石油タンク敷地の地目は?
宅地
15
工場又は営業場に接続する物干し場又はさらし場の地目は?
宅地
16
火葬場については、その構内に建物の設備があるときの地目は?また、建物の設備のない敷地の地目は?
建物の設備があるときは宅地 ない時は雑種地とする。
17
陶器かまどの設けられた土地について、永久的設備と認められる雨覆いがあるときの地目は?また、ない時の地目は?
ある時は、宅地。 ない時は雑種地とする。
18
塩田とは?
海水を引き入れて塩を採取する土地
19
鉱泉地とは?
鉱泉(温泉を含む)の湧出口及びその維持に必要な土地をいう
20
池沼とは?
かんがい用水でない水の貯留池をいう
21
牧場とは?
家畜を放牧する土地をいう。
22
原野とは?
耕作の方法によらないで雑草、かん木類の生育する土地をいう
23
水道用地とは?
水道用地とは、専ら給水の目的で敷設する水道の水源地、貯水池、ろ水場又は水道線路に要する土地をいう。
24
用悪水路とは?
用悪水路とは、かんがい用又は悪水はいせつ用の水路をいう。
25
ため池とは?
耕地かんがい用の用水貯留池をいう。
26
井溝とは?
田畝又は村落の間にある通水路をいう
27
雑種地とは?
1〜22のいずれにも該当しない土地をいう
28
土地表題登記の必要添付書面は?
•土地所在図 •地積測量図 •所有権証明書 •住所証明書 •申請人が法人である場合には、当該法人の代表者の資格証明書 •土地家屋調査士等の代理人から申請する場合には、代理権限証書
29
令和元年第3問 遺言に関する正しいものの組合せは? ア:未成年者であっても、15歳に達していれば、法定代理人の同意がなくとも、有効な遺言をすることができる。 イ:自筆証書遺言の作成日付を「平成31年1月吉日」と記載した遺言も有効である。 ウ:自筆証書遺言については、印章に代えて、指頭に朱肉を付けて押捺することができる。 エ:遺言者が口がきけない者である場合には、公正証書遺言を利用することはできない。 1.アイ 2.アウ 3.イエ 4.ウオ 5.エオ
2
30
次の情報の保存期間は? 登記記録(閉鎖登記記録を除く)
永久
31
次の情報の保存期間は? 地図及び地図に準ずる図面(閉鎖したものを含む)
永久
32
次の情報の保存期間は? 建物所在図(閉鎖したものを含む)
永久
33
次の情報の保存期間は? 土地に関する閉鎖登記記録
閉鎖した日から50年間
34
次の情報の保存期間は? 建物に関する閉鎖登記記録
閉鎖した日から30年間
35
次の情報の保存期間は? 共同担保目録
10年間
36
次の情報の保存期間は? 信託目録
20年間
37
次の情報の保存期間は? 受付帳に記録された情報
10年間
38
次の情報の保存期間は? 権利に関する登記の申請情報及びその添付情報(申請情報及びその添付情報以外の情報であって申請書類綴込み帳につづりこまれた書類に記録されたものを含む)
30年間
39
次の情報の保存期間は? 表示に関する登記の申請情報及びその添付情報は?
30年間
40
次の情報の保存期間は? 職権表示登記等事件簿に記録された情報
5年間
41
次の情報の保存期間は? 職権登記等綴込み帳に綴り込まれた書類に記録された情報
30年間
42
次の情報の保存期間は? 土地所在図、地積測量図、建物図面及び各階平面図(書面により提出された図面であって、電磁的記録に記録したあとに申請書類綴込み帳に綴り込まれたものを除く)
永久
43
次の情報の保存期間は? 閉鎖したもの
30年間