問題一覧
1
光化学オキシダントは、目やノドの粘膜に刺激を与える。
○
2
光化学オキシダントは、中性ヨウ化カリウム溶液を酸化してヨウ素を遊離させる。
○
3
オキシダント濃度は、試料空気を中性ヨウ化カリウム溶液に通じた際に生じるI2に由来する呈色物質(I3-)の吸光度を測定して求める。
○
4
ヒュームは液体分散による液滴コロイドである。
✕
5
ミストは液体分散による液滴コロイドである。
○
6
ダスト、ミスト、ヒュームのうち、ダストの粒径が最も小さい。
✕
7
ダストの粒径は、ヒューム(フューム)より小さい。
✕
8
空気中にコロイド状で浮遊している粒子をエアロゾルという。
○
9
硫酸ミストは、二酸化硫黄よりも呼吸器への刺激作用が強い。
○
10
粒径10μm以下の浮遊粒子状物質に関する環境基準が設けられている。
○
11
粒径100nm以下の粒子は、肺の深部に達しない。
✕
12
PM2.5とは、ディーゼル排気などに含まれる粒径2.5μm以下の微小粒子状物質のことである。
○
13
浮遊状態にあるアスベスト繊維の吸入は、肺ガンや悪性中皮腫の原因となる。
○
14
ケイ酸を含んだ塵埃は、肺胞に沈着してケイ肺症の原因となる。
○
15
浮遊粒子状物質を軽減するために、スパイクタイヤ使用が禁止された。
○
16
移動発生源由来の浮遊粒子状物質濃度は、近年減少している。
✕
17
浮遊粒子状物質の大気中濃度は、近年増加傾向にある。
✕
18
浮遊粒子状物質の大気中濃度は、昭和40年代に激減したが、現在は横ばい状態。
○
19
ディーゼル車は、空気中粒子状物質の主要な排出源である。
○
20
ディーゼル車はガソリン車に比べ、浮遊粒子状物質の排出量が多い。
○
21
ディーゼル車はガソリン車に比べ燃費がよく、CO2の排出量が少ない。
○
22
ディーゼル車はガソリン車に比べ、窒素酸化物の排出量が少ない。
✕
23
一酸化炭素は、自動車交通量の多い特定地域における自動車からの排出量が総量削減の対象となっている。
✕
24
窒素酸化物と粒子状物質は、自動車交通量の多い特定地域における自動車からの排出量が総量削減の対象となっている。
○
25
首都圏など特定の地域においては、自動車NOx・PM法が適用されている。
○
26
浮遊粒子状物質の量は、試料空気をろ紙上に吸引ろ過し、ろ紙の重量変化を測定することで計測する。
○
27
一般粉じんについては、工場・事業場の敷地境界における大気中濃度の基準が設定されている。
✕
28
大気中のベンゾ[a]ピレン及びニトロピレンは、主に粒子状物質に付着して存在する。
○
29
大気汚染物質ベンゾ[a]ピレン及びニトロピレンの主な発生源は、自動車の排気ガスである。
○
30
ベンゾ[a]ピレン及びニトロピレンは、いずれも変異原性を示すが、がん原物質ではない。
✕
31
ベンゾ[a]ピレンの測定に高速液体クロマトグラフィーを用いるときは、検出器として蛍光検出器を用いることができる。
○
32
一般の大気は、高度が100m上昇するごとに約0.98℃気温が低下する。
○
33
逆転層の形成により、地表に沿って大気汚染物質が滞留する。
○
34
逆転層の下では、排煙の拡散が抑えられ、大気汚染が進む。
○
35
日没後、強い北風が吹いて地表気温が急速に低下したとき、逆転層は起こりやすい。
✕
36
大気に乱流が起こると、逆転層は形成されにくい。
○
37
日没後に快晴となり、ほとんど無風状態となったとき、逆転層は起こりやすい。
○
38
山に囲まれた盆地の斜面に沿って冷たい空気が流れ込み、ほとんど無風状態となったとき、逆転層は起こりやすい。
○
39
よく晴れた日の午後、大都市郊外で気温が30℃に上昇したとき、逆転層は起こりやすい。
✕
40
有効煙突高さとは、逆転層の上に排煙を拡散させるために必要な煙突の高さである。
✕
41
ヒートアイランド現象が進行すると、光化学オキシダントによる健康被害が減少する。
✕
42
ヒートアイランド現象により、都市部でのエネルギー消費が増加する。
○
43
ヒートアイランド現象が進行すると、郊外における酸性雨被害が増加する。
✕
44
ヒートアイランド現象が進行すると、熱中症患者が増加する。
○
45
相対湿度は、「試料空気中の水蒸気濃度」を「20℃における飽和水蒸気濃度」で割った値に100を乗じたもの(単位はパーセント)である。
✕
46
通常、気湿は相対湿度で表すが、これは空気中の水蒸気圧とそのときの気温において水分が飽和状態の時に示す水蒸気圧との百分比である。
○
47
アスマン通風乾湿計により、気温と気湿を測定することができる。
○
48
気湿の測定にアスマン通風乾湿計を用いると、熱輻射の影響が少なく、球部に空気が十分に接触するので、正確な測定値が得られる。
○
49
カタ冷却力は、室温に等しいカタ温度計の示度における周囲の空気の冷却力を示すものである。
✕
50
カタ冷却力は、ヒトの体温(36.5℃)に等しいカタ温度計の示度における周囲の空気の冷却力を示すものである。
○
51
カタ温度計はアルコール温度計の一種で、38℃と35℃の目盛りを有する。
○
52
カタ冷却力のうち、乾カタ冷却力に関係する因子は気温と輻射のみであり、湿カタ冷却力には気湿が関係する。
✕
53
カタ冷却力のうち、乾カタ冷却力に関係する因子は気動と輻射であり、湿カタ冷却力には気動、輻射と蒸発が関係する。
○
54
熱輻射の測定には、輻射熱をよく吸収する物体を用い、輻射熱の吸収によるこの物体の温度上昇を測定する。
○
55
熱輻射は、アスマン通風乾湿計とカタ温度計を用いることで測定できる。
✕
56
感覚温度は、気温、気湿及び気動の三者が複合して人体に感じさせる温度感と同じ温度感を与える静止した飽湿の空気湿度である。
○
57
室温空気の流動速度を表す気動は、カタ冷却力と気温から求められる。
○
58
気動は、アスマン通風乾湿計とカタ温度計によって測定される。
○
59
感覚温度は、アスマン通風乾湿計と黒球温度計によって測定される。
✕
60
感覚温度は、アスマン通風乾湿計と乾カタ温度計によって測定される。
○
61
20℃付近では、気温と気湿が同じ場合、気動が大きい部屋の方が感覚温度は高い。
✕
62
換気量は、アスマン通風乾湿計とカタ温度計を用いることで測定できる。
✕
63
室内の汚染物質を基準濃度以下にするための換気量を、必要換気量という。
○
64
人の居住する室内の必要換気量は、二酸化炭素濃度を指標として求められる。
○
65
VOCとは、揮発性有機化合物のことである。
○
66
スチレンやパラジクロロベンゼンには、室内空気汚染物質としての室内濃度の指針値が設定されている。
○
67
ベンゼンや二硫化炭素には、室内空気汚染物質としての室内濃度の指針値が設定されている。
✕
68
シックハウス症候群の原因物質とされるアセトアルデヒド、キシレン、クロルピリホス、トルエンやホルムアルデヒド等には室内空気汚染物質の指針値が設定されている。
○
69
室内空気中のクロロホルムの主な発生源は水道水である。
○
70
ガスコンロの使用で、室内のNOx濃度は上昇する。
○
71
室内空気中のトリクロロエチレンの主な発生源は建材である。
✕
72
室内空気中のパラジクロロベンゼンは、衣類の防虫用品から揮発してくる。
○
73
建材から放出されるホルムアルデヒドは、健康障害の原因となる。
○
74
シックハウス症候群の原因物質として、建材や家具由来のホルムアルデヒドがあげられる。
○
75
ホルムアルデヒドは、建物内装の接着剤から揮発してくる。
○
76
喫煙は、ホルムアルデヒド発生源の1つである。
○
77
フィルターのない紙巻きタバコの煙には、シアン化水素やアセトアルデヒドが含まれる。
○
78
フィルターのない紙巻きタバコの煙には、ガス状物質と粒子状物質が含まれる。
○
79
フィルターのない紙巻きタバコの煙には、発癌プロモーターは存在しない。
✕
80
タバコの煙には、一酸化炭素やベンゾ[a]ピレンが含まれる。
○
81
喫煙時の発癌物質の発生量は、副流煙に比べて主流煙で著しく高い。
✕
82
レジオネラ症は、入浴時の飛沫水(エアロゾル)の吸入で起こることがある。
○
83
空調設備の冷却塔や貯湯タンク等のレジオネラによる汚染は、レジオネラ症の原因となる。
○
84
空調用冷却水中のレジオネラは、下痢性疾患の原因となる。
✕
85
レジオネラ属の細菌に汚染されたエアロゾルを吸入すると、肺炎症状を引き起こすことがある。
○
86
家ダニの糞は、アトピー性皮膚炎の原因とはならない。
✕
87
ハウスダスト中の主なアレルゲンは花粉である。
✕
88
家ダニの死骸や糞だけでなく、ペット動物の上皮や花粉はアトピー性皮膚炎の原因とはなる。
○
89
わが国におけるアレルギー疾患患者の増加は、居住空間の密閉化が関与している。
○