問題一覧
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★★ インテリアへの意識に関する次の記述の[ ]部分に、下に記した語群の中から最も適当なものを選んで、ア、イ、ウ、エの順に選択せよ。 住宅の大量供給が始まったのは[ア]年代に、「公室と私室の分離」の理念の下に[イ]を取り入れた新しい間取りが実現した。 その公室に[ウ]が、私室に[エ]が加えられ、住宅の型が定着し現在に至っている。 使用目的によって分化された各室ごとにインテリアが整えられることになったきっかけである。
1950, ダイニングキッチン, リビング, 寝室
2
★ インテリアコーディネーターの社会的役割に関する次の記述の[ ]部分に、下に記した語群の中から最も適当なものを順に選べ。 今日、社会状況の変化に伴って、インテリアコーディネーターの専門性を活かせる場面が広がってきており、インテリア文化の醸成とインテリア環境の[ア]に資する人材が求められている。地球環境は人々の生活と密接な関係があり、[イ]社会を目指して、環境意識に働きかける役割も期待されている。2009年から始まった長期優良住宅認定制度の認定基準には、[ウ]や劣化対策などとともに、共同住宅におけるインテリアの[エ]が設定されており、これは居住者の要望や間取りの多様性に対応できるよう措置を講じることである。
質的向上, サステイナブル, 耐震性, 可変性
3
★ インテリアコーディネーター誕生の背景に関する次の記述の[ ]部分に、下に記した語群の中から最も適当なものをア~エの順に選べ。 日本では、高度経済成長を経て人口が大都市に集中し、[ア]年代には初めて大規模ニュータウン建設の計画が立てられ、[イ]が減り核家族世帯が増えることで家具や家電の需要が高まった。 一般的な家の設えは、大工の棟梁や[ウ]を中心とする仕事であったが、インテリアコーディネーターの誕生により、依頼主に寄り添ったエレメントの選択と提案、きめ細やかなコーディネートが可能となった。その後、低成長期に入るきっかけとなった1992年頃の[エ]以降、経済のソフト化・サービス化が進展し、多様化した商品情報の比較検討にも対応できるインテリアコーディネーターが求められるようになった。
1960, 三世代世帯, 工務店, バブル経済崩壊
4
★ 日本人の生活様式に関する次の記述の[ ]部分に、下に記した語群の中から最も適当なものをア~エの順に選びなさい。 明治時代初期、文明開化の時期に導入された「いす座」は、[ア]において取り入れられたが、庶民の住宅では相変わらず「ゆか座」の生活様式が続いていた。 庶民の住宅において「いす座」が普及するようになったのは[イ]頃からである。 これは、住宅公団による集合住宅の計画において、それまで一つの部屋で行われていた食事と[ウ]の場を分離するという考え方がきっかけとなっている。 その後、住まいの中心的空間はLDKになり、個室を加えた、「nLDK」という表現も使われるようになった。ライフスタイルが多様化し、近年では、家族における[エ]の変化に伴って、間取りと生活行為は必ずしも固定的な対応関係ではなくなってきている。
役所や学校, 1955年, 就寝, ライフステージ
5
★ 住宅建築やエレメント生産の工業化とインテリアコーディネーターの役割に関する次の記述の[ ]部分に、下に記した語群の中から最も適当なものをア~エの順に選べ。 第二次世界大戦後の住宅建築は、合理的な生産を目指して工業化が進められた。 これにより性能や精度の高い部材が大量に流通するようになり、1960年代に入り[ア]をきっかけに浴室ユニットが誕生した。その後、窓サッシは、アルミ[イ]で製造されるようになり、断熱性や[ウ]が高まった。インテリアコーディネーターの誕生には、エレメント生産の工業化と[エ]が大きく関係しており、これにより素材や色、機能やサイズの組み合わせを選定することが重要な役割となった。
オリンピック景気, 押し出し材, 気密性, 規格化
6
★★ 日本における住まい方に関する次の記述の[ ]の中から最も適当なものをア~エの順に選べ。 明治時代後期から, 都市部を中心に家族で食卓を囲む習慣が生まれるとともに[ア]が普及しはじめた。食後は[ア]を片付け茶の間は寝室に使われることが一般的であった。第二次世界大戦後には[イ]の理念のもと,[ウ]の間取りの公営住宅標準ブラン51C型住宅の供給が始まり,ゆか座からいす座へ新しい住様式の広がりをもたらした。 その後の高度経済成長を背景に,生活水準の向上とともに[エ]化が進み,さらに東京オリンビック(1964年), 大阪万博(1970年) を経て食生活が洋風化したこともあり、ダイニングテーブルが新たな団欒の場の中心となった。
卓袱台(ちゃぶだい), 食寝分離, DK型, 核家族
7
★★ 工業化住宅とインテリアエレメントに関する次の記述の[ ]部分に、下に記した語群の中から最も適当なものをア~エの順に選べ。 第二次世界大戦後の住宅建築は、合理的な生産を目指して工業化が進められた。 工業化により現場工事だと複数の業種が錯綜し頃雑であった作業がまとめられ, か つ,性能·精度の高い部品を造ることが可能となった。その結果、工場生産した[ア]ユニットが誕生した。さらに、 アルミ押し出し材で造られ気密性や[イ]などを高めた[ウ]なども製造されるようになった。 また,間仕切り·建具システムは、家族の成長やライフスタイルの変化に対応で きる[エ]住宅と関連が深い。
浴室, 断熱性, 窓サッシ, スケルトン・インフィル
8
★★ 住宅の変遷とインテリアに関するア~エの各部分について、語群の中から最も適当なものをア~エの順に選べ。 【1950年代】 DK型間取りの住宅は、「[ア]」の考え方を取り入れたもので,更にn+LDK型住宅に発展した。健康で快適, 安全で,効率のよい住まいが目標とされ, インテリアエレメントの第ー号ともいえる[イ]が重要な役割を果たすものとなった。 【1960年代】 良質な住宅の大量供給を目的に、 標準化や規格化による工業化住宅が誕生し,プレハプブ住宅,スケルトン·インフィル住宅へと発展した。また, 全国どこにでも戸建て住宅を供給できる仕経組みとして、 営業, 設計、 生産, 施工を一貫して行う「[ウ]」が多く誕生した時期でもある。 【1970年代】 空間を自分独自のものにしたいという要望をインテリアによって達成できる可能性が生まれた。インテリアエレメント·部品メーカー,その販売業者,インテリアの工事を請け負う専門業者などが生まれ,その後の[エ]の設立につながった。
食寝分離, キッチン設備, ハウスメーカー, インテリア産業協会
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★ 依頼主が外国のカーテンカタログやサンプル帳から製品を候補として選択した時に、インテリアコーディネーターとして至急に行うべき作業は[ア]である。
納期の確認
10
★ リビングのレイアウトは導入予定の家具と部屋の入り口や開口部の位置関係を踏まえ[イ]のシミュレーションをしながら検証することが大切である。
生活動線
11
★ 壁面収納家具や照明器具(ペンダントやブラケットなど)は、[ウ]で高さ方向のバランスも検討することが大切である。
インテリア立・断面図
12
★ 依頼主から頼まれたオリジナルの家具を提案する表現方法には、三面図以外に依頼主に実際の視覚的イメージに近い表現で、家具の製作現場でも使われる[エ]がある。
キャビネット図法
13
★ インテリアコーディネーターの実務に関する次の記述の[ ]部分に、下に記した語群の中から最も適当なものをア~エの順に選びなさい。 工事を伴う業務では,依頼者の要求条件希望などをまとめ,基本計画に基つき[ア]を作成し依頼者の了解を得たら、請負業者への見積依頼を行う。業者から出てきた見積金額が予算内で収まっているか妥当な金額なのかをチェックすることは重要な業務である。 見積書のなかには工事費用とは別に[イ]や別途工事など わかりにくい項目もあるので、十分に確認しておく必要がある。 また, 見積書には金額のほかに[ウ]や支払い条件も記入されている。内容に見 落としや間違いがなく, 業者も信用できるとなればし[エ]ヘと進むことができる。
設計図書, 諸経費, 工期, 工事契約
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★★ インテリアコーディネーターの職域に関する次の記述の[ ]部分に,下に記した語群の中から最も適当なものをア~エの順に選べ。 プレハブ工法のハウスメーカーでは、いわゆる「自由設計」というかたちで,インテリア材料などの選択の範囲を広げているところもあるが、価格面から設定されたメーカー独自の[ア]が一般的である。このような場合のインテリアコーディネーターの役割は,限られた選択肢の中からの内外装材などの選択やコーディネートと, 家具などの[イ]が中心となることが多い。 住宅リフォームにおいては、施主から建築性能の向上が望まれることが多いが、ハウスメーカーでは内外装に限らず設備機器などを含め選択肢が[ウ]されているケースもある。 マンション販売に関わるインテリアコーディネーターの業務では,マンションの特性をよく知ったうえで入居者の希望するイメージに合わせたコーディネートが求められる。ウインドートリートメントや家具·照明器具等を,入居前に販売会·相談会などで注文を取るインテリア商品の[エ]がよく行われる。
標準仕様, 販売, パッケージ化, オプション販売
15
★ 依頼主に基本設計の承認を得たあとは次のステップとして、見積もりができるよう[ア]を作成し、施工業者に渡す。
実施設計図
16
契約前および定例の打ち合わせ以外で、の[イ]の発言や確認事項を文書化し、記録しておくことも重要である。
依頼主
17
★ 施工業者への見積り依頼は相見積りが基本であり、金額や納期の他に各施工業者の[ウ]を確認することが特に重要である。
技術力
18
★ 顧客が施工業者と工事契約を交わす前に、工事内容、工事期間、工事金額、支払い条件、[エ]、保証などの内容に関して顧客の確認と承認を得ておく。
瑕疵担保責任(かしたんぽせきにん)
19
★★ 依頼主のライフスタイルに合わせたエレメントの配置計画
生活動線
20
★★ 平面プランの他にインテリアエレメントの高さ方向の要素を説明するための資料作成
立・断面図
21
★★ おおまかな予算計画において、複数の製品のグレードや性能などを比較検討するための資料。
製品カタログ
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★★ 内装仕上げ材の選定および依頼主への確認
ショールーム
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★ インテリアショップで商品販売を担当するインテリアコーディネーターの役割に関する次の記述の[ ]部分に,下に記した語群の中から最も適当なものをア~エの順に選べ。 接客時には、客の目的に応えるだけでなく、相手の身になって話を聞きながら、 さらに生活に対する希望を引き出すような[ア]を心掛ける。 客との会話を通じて得た商品への要望や感想は、社内の[イ]に伝える。また市場全体の動向やトレンド情報を社内外から得るようにする。 商品情報の他,販売方法,サービスなど総合的なレベルアップには[ウ]を訪間体験することも後に立つ。 店頭では,商品の機能性やバリエーションのわかりやすい陳列、季節感や暮らしを楽しむコーディネーションを,ゾーン毎に視覚的に表現する[エ]などにも知見が求められる。
提案型のアプローチ, 仕入れ担当者, 競合店, VP(ビジュアルプレゼンテーション)
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★ 総合的なインテリアコーディネートのための各業務のポイントおよび準備すべき資料に関する表中のア~エの各部分について、語群の中から順に選びなさい。
イメージ, ビジュアルな資料, 詳細見積書, 製品保証書
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★ インテリアコーディネーターの仕事に関する次の記述の[ ]部分に、下に記した語群の中から最も適当なものをア~エの順に選びなさい。 インテリアコーディネーターの業務で最近増えているのは、既存建物の老朽化している部分の修繕, 修復などの[ア]に関する仕事である。また,中古住宅を購入して間取りを変更したり, 生活のスタイルにあわせた改装によって価値を高める[イ]に携わることもある。 不動産業界などでは,既存のオフィスを住宅に用途変更する[ウ]と呼ばれる仕事もあり,こういった中古住宅の吸売にかかわる 場合「住宅の品質確保の促進等に関する法律」に基づく[エ]の内容を説明できる程度の知識は必要である。
リフォーム, リノベーション, コンバージョン, 住宅性能評価