問題一覧
1
COPDで気道閉塞が起こる原因
末梢気道病変と気腫性病変
2
COPDで動的肺過膨張が起こると、機能的残気量と最大吸気量はどうなるか
機能的残気量は増加 最大吸気量は減少
3
COPDの外的危険因子
タバコ煙 大気汚染物質吸入 職業性粉塵 化学物質の曝露 受動喫煙 呼吸器感染症
4
COPDの内的危険因子
A1アンチトリプシン欠損症 遺伝子異変
5
COPDの最大危険因子
タバコ煙
6
COPDの全身性の影響
全身性炎症 栄養障害 骨格筋機能障害 心・血管疾患 骨粗鬆症 抑うつ 糖尿病 睡眠障害 緑内障 貧血
7
COPDの診断基準
気管支拡張薬投薬後、スパイロメトリーでFEV1/FVC<70%
8
COPDの確定診断で行うこと
胸部X線写真 呼吸機能検査 心電図検査 など
9
COPDの胸部X線像の特徴
肺野の透過性亢進と拡大 血管陰影の低下 肺門部の血管陰影の拡大 横隔膜位置の低下と水平化
10
COPDの管理目標
症状および運動耐容能の改善 QOLの改善 増悪の予防と治療 疾患の進行抑制 全身併存症および肺合併症の予防と治療 生命予後の改善
11
COPDの治療方法
禁煙指導 薬物療法 酸素療法 換気補助療法 外科療法
12
禁煙までの行動変容のステージ
①無関心期 6ヶ月以内に禁煙しようと思わない ②関心期 6ヶ月以内に真剣に禁煙しようとしている ③準備期 30日以内に禁煙することを計画 過去1年間に少なくとも1回の禁煙を試みたことがある ④実行期 禁煙中であるが6ヶ月経っていない ⑤維持期 6ヶ月以上の禁煙を継続している
13
COPDの治療の1つである薬物療法に使用される気管支拡張薬は何か
抗コリン薬 β2刺激薬 テオフェリン
14
COPDの治療の1つである酸素療法の適応
PaO₂60Torr未満、あるいはSpO₂90%未満
15
COPDの治療の1つである換気補助療法の種類
非侵襲的陽圧換気療法 侵襲的陽圧換気療法 在宅人工呼吸療法
16
COPDの治療の1つである外科療法の適応
上葉優位に気腫性病変が偏在している症例
17
何らかの病原微生物が肺内に侵入し、肺実質に急性炎症をきたす疾患
肺炎
18
肺炎の症状
発熱 咳嗽 痰 呼吸困難 胸痛 など
19
肺炎の検査所見
白血球増加 CRP陽性 赤沈亢進 など
20
病院外で生活を送っていた人が院外で肺炎に罹患したものをなんというか
市中肺炎
21
市中肺炎の原因微生物(ここでは8個)
肺炎球菌 インフルエンザ菌 黄色ブドウ球菌 肺炎桿菌 マイコプラズマ クラミジア レジオネラ インフルエンザウイルス など
22
入院中の基礎疾患を持った患者が病院内で肺炎に罹患したもの
院内肺炎
23
院内肺炎の病原菌(ここでは3つ)
グラム陰性桿菌 メチシリン耐性黄色ブドウ球菌 真菌 など
24
院内肺炎の死亡率
30~60%
25
肺炎の最も根本的な治療
抗菌薬による治療
26
肺炎の補助的治療
安静 保温 栄養・水分・電解質補給
27
肺炎の危険因子
加齢 性(男性) 誤嚥 咳嗽反射の低下 低栄養 ADLの低下 喫煙などの生活習慣
28
口腔内常在菌を含む唾液、食物残渣、胃内容物が声門を越えて気道内に流入することで引き起こされる肺炎の総称
誤嚥性肺炎
29
70歳以上の高齢者の肺炎のおよそ何%が誤嚥性肺炎と言われているか
70%
30
誤嚥性肺炎を起こしやすい神経筋疾患
脳血管障害 パーキンソン病 など
31
誤嚥性肺炎を起こしやすい悪性腫瘍
口腔 舌 咽喉頭 食道癌 など
32
誤嚥性肺炎を起こしやすい歯口腔疾患
義歯 歯肉炎 咬合障害 など
33
誤嚥性肺炎を起こしやすい医薬品など
鎮静剤 睡眠薬 向精神薬 抗コリン剤
34
誤嚥しても咳反射の見られない誤嚥のこと
不顕性誤嚥(サイレントアスピレーション)
35
誤嚥性肺炎の原因菌
肺炎球菌 インフルエンザ菌 黄色ブドウ球菌 嫌気性菌