古代ギリシャで、良い生き方のために身につけるべきとされた、ものや人間に備わる固有の良さのことをなんというか。

正しい知を得ることが徳を身につけることになる、と説いた、古代ギリシャの哲学者は誰か。

ソクラテスの、正しい知を得ることが得をみにつけることになるという考えをなんというか。

ソクラテスが、真の知を探求するために必要な態度として説いた、自分が知らないということを自覚することをなんというか。

ソクラテスは、対話の相手に質問を繰り返し、ともに心理に近づこうとしたが、この方法をなんというか。

ソクラテスの弟子で、階級に応じて身につける徳が異なるとして四元徳を唱えた人物は誰か。

四元徳のうち、統治者が身につけるべき徳は何とされたか。

四元徳のうち、防衛者が身につけるべき徳は何とされたか。

四元徳のうち、生産者を含む3階級が身につけるべき徳は何とされたか。

四元徳のうち、知恵、勇気、節制が全て身についた時、国家として実現するとされた徳はなにか。

プラトンの弟子で、人間の得をふたつに区別したのは誰か。

アリストテレスは人間の徳をふたつに区別したが、そのうち思想に関わる徳はなにか。

アリストテレスが説いた、人柄に関わる徳はなにか。

アリストテレスが知恵によって可能になるとした、利害から離れて純粋に心理そのものを把握することをなんというか。

アリストテレスの説いた代表的な徳である、過度や不足といった両極端を避け、思慮によって適切な中間を選択することを何と言うか。

中国で深められてきた、現代にも大きな影響を与えている、孔子を祖とする宗教はなにか。

孔子が重視した、親子や兄弟の間の親愛の情のことを何と言うか

孔子が述べた、仁や他者への行為として現れたもの、また自分の欲望を抑えて社会生活を営む規範のことをなんというか。

孔子による、仁や礼を身につけることを社会全体に広めることにより、理想的な社会が実現するという考えをなんというか。

和辻哲郎の述べた、人間は個人でありながら社会の1部でもあり、両者が互いに否定し合いながら寄り良い在り方を見つけ出し統一された存在のことをなんというか。

人間は、人種や性別による優劣なく、一人ひとりがかけがえのない存在である。このような公共的な空間における基本的原理をなんというか。

人間の尊厳の中でも最も重要なものは何か。

生命維持装置による延命治療の停止をのぞみ、自然な死を選ぶことをなんというか。

自分にとって望ましい死の在り方を、生前に文書などで意思表明することをなんというか

オランダなどで認められている、苦痛の激しい末期患者に安らかな死を迎えさせるため、本人の意思などの元、人為的に死期を早めさせることをなんというか

フランスの思想家サルトルが、自分だけでなく他人の尊厳も守られるために必要な態度とした、自分自身と人類全体への責任を負いつつ社会と関わることをなんというか。

歴史の中で、差別や偏見が作られることや、社会の多数を占めている人々が少数派を圧迫することもある。この少数派のことをなんというか。

日本でも、特定の部落に住む人々の職業選択や結婚の自由を奪うなどの差別が存在した。この差別をなんというか。

「人は女に生まれるのでは無い、女になるのだ」と語り、差別意識は社会・文化により作り出されたものと分析した、フランスの思想家・作家は誰か。

アメリカの公民権運動(黒人差別撤廃運動)を指導し、「憎しみには愛を持って答えなければならない」届いた人物は誰か。

キング牧師が影響を受けた、インドで非暴力・不服従の思想によりイギリスからの独立運動を指導した人物は誰か。

日本でも男女共同参画社会基本計画で示された。特別な機会を提供することにより、実質できな機会均等を目指す積極的改善措置のことをなんというか。

歴史的に形成された社会的な性のあり方による差別役割分担が、個人の可能性を閉じることもある。このような性別の在り方をなんというか。

イギリスで1628年に議会の同意なく、課税しないことや、人身の自由などを国王に認めさせたものは何か。

名誉革命を経た、1689年イギリスで国民の請願権や議会での言論の自由を保障した。法典は何か。

人間が生まれながらに持っているとされる権利のことをなんというか。

生命・自由・幸福追求を、天賦の人権として保証した宣言はなにか。

自由・所有権・安全及び圧政への抵抗を、自然権として保証した宣言はなにか。

18~19cの欧米諸国の憲法は、個人の自由・平等・財産権の保障に重点を置いていたが、これらの自由権(自由権的基本権)は何を保証するものであったか。

国家からの自由に対して、資本主義が発達して貧富の差が大きくなったことから、労働者や社会的弱者が求めた、生存の保証や福祉の実現はなんと呼ばれるか。

第一次世界大戦後の1919年にドイツで制定され、人間らしく生きる権利＝社会権(社会権的基本権)を世界で初めて保証した憲法なにか。

ワイマール憲法で具体的に定められた社会権は、人間樽に値する生活を保証する権利とされたが、この権利をなんというか。

第一次世界大戦後のイタリア・ドイツで台頭し、一党独裁により個人の人権を否定した考え方をなんというか。

国際連合の総会で採択され、国際平和維持のために幅広い人権を擁護するとした宣言はなにか。

世界人権宣言を具体化し、法的拘束力を持たせた条約はなにか。

現在、国際的な人権保障の動きの中心となっている国連の理事会はなにか。

社会生活で生じる、意見対立や利害を巡る紛争を、話し合いや多数決で解決する、という考え方の基本をなんというか。

16cのヨーロッパで見られた、国王に権力が集中した政治体制をなんというか。

絶対王政を権威づけるために唱えられた、国王の権力は神から与えられた絶対不可侵のものとする思想は何か。

王権神授説を批判し、国や政府を、人々が自分たちの権力を守るために契約を結んで成立させた、とする思想はなにか。

「リバイアサン」を著し、社会秩序維持のため、国家に自然権を全て譲渡すべきとした、イギリスの思想家は誰か。

ホッブズは、国家のない自然状態をどのような状態と表現したか。

「市民政府二論」を著し、市民の代表者による政治である代議制を理論づけた、イギリスの思想家は誰か。

ロックが説いた、政府が市民の自然権を侵害した場合に、市民が新たに政府をつくりかえる権利のことをなんというか。

「社会契約論」を著し、人民主権のもとで個人が直接政治に参加する直接民主制を主張した、フランスの思想家は誰か。

ルソーの述べた、社会共通の幸福を求める人民の意思のことをなんというか。

民主政治のうち、国民が直接政治に参加する直接民主制に対して、国民が選んだ代表による政治のことをなんというか。

議会は特定の人々ではなく、国民全体の意思を代表するという原理をなんというか。

議会は、討論を重ねて最善の結論を見出す、という原理をなんというか。

多数決の際、少数派の意見を尊重しないことをなんというか。

エリートなどを敵とする大衆の感情や欲求を煽ることによって支持を得る政治のことをなんというか。

議会での決定を行政が公正に執行しているか、議会が厳重に監視する、という原理をなんというか。

政治参加の拡大を実現した、男性も女性も、財産に関わりなく参政権を持つ制度をなんというか。

イギリスで発達した、方が国家権力を拘束し、国民の自由や権利を守ろうとする考え方をなんというか。

法の支配に対して、国王や独裁者が支配のために法を制定し、専制的に統治を行うことをなんというか。

17cのイギリスで、「王は神と法のもとにあるべきである」(13c、独裁官ブラクトンの言葉)を引用して、国王に法を従うように主張した裁判官は誰か。

ドイツで発達した、行政権は法律に基づいて行使されるべき、という形式を重視する考えをなんというか

権力者がみだりに権力を濫用することを防ぐため、政治権力をいくつかの機関に分散することをなんというか、

権力が分散した機関が互いに権力の抑制と均衡をはかることをなんというか。

これに対して立法権・執行権・裁判権の三権分立論を説いたフランスの思想家は誰か。

モンテスキューの著作はなにか。

憲法を制定して国家権力を制限し、国民の基本的人権を保証する思想や仕組みのことをなんというか。

豊かで充実した人生を送るためには、何を持つことが大切だろうか。

ボランティア活動を通じて、自分の能力や役割を確認したり、他者や社会と積極的に関わったりすることで何が形成されるだろうか。

ドイツの学者で、公共的な空間の中で、自由な意思によって他者とまじわる活動の有用性を主張したのは誰か。

アーレントに従うと、必要に応じて強制されるのはどれか。

有用性によって促されたものはどれか。

仲間に加わろうとする他者の存在によって刺激されたものは、どれか

個人に無制限の何を認めると、民主社会の原則を壊してしまうか。

イギリスの学者で、功利主義(物質的功利主義)を唱えた人物は誰か。

ベンサムが主張した「できるだけ多くの人が幸福に与り、同時に社会全体の幸福も最大となる社会を作り出すこと」をなんというか。

イギリスの功利主義者で、快楽には欲求の充足だけを求める低級なものと、人間の尊厳や品位に応じた高級なものがある(質的功利主義)と考えた人物は誰か。

J.S.ミルは、他者に危害を及ぼさない限り、個人の自由は最大限に尊重されるべき、とした。この原則をなんというか。

今日の社会において、自由や権利の行使には、( )や( )がともなう。