問題一覧
1
鋼中のC量が0.2〜0.6%の範囲にある焼きならした炭素鋼では、C量の減少とともに吸収エネルギーは大きくなる。
○
2
焼ならしした鋼は、 鋼の結晶粒が微細化するため靭性を主体とした機械的性質が改善される。
○
3
焼き入れは、鋼の軟化と内部応力の除去を目的に行われる。
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4
C以外の合金元素を少量添加した鋼で添加した合金の含有量の合計が5〜10%の鋼は、低合金鋼という。
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5
亜共析鋼の機械的性質では、 鋼中のC量(炭素含有量)が0.2~ 0.6%の範囲ではC量の増加とともにパーライトが増加して引張強さ、降伏点は大きくなる。
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6
焼きならしは、静かな大気中で空冷する操作で、焼き入れに比べて冷却速度は遅い。
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7
調質高張力鋼は、降伏点/引張強さ、すなわち降伏比が軟鋼より小さいのが特徴がある。
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8
Fe−Cr系ステンレス鋼であるフェライト系ステンレス鋼は、溶接部の靱性が優れており、圧力容器の体圧胴によく用いられている。
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9
亜共折鋼の機械的性質として、C量が増加すると降伏点、絞り、伸びが大きくなる。
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10
低合金鋼は、C以外のCr、Moなどの合金元素を添加した鋼で、添加元素の含有量の合計が5%以下である。
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11
FeーCr系ステンレス鋼は、Fe−CrーNi系ステンレス鋼より耐食性、加工性溶接性のいずれもが優れている。
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12
銅合金は、熱伝導性が良好で、加工性、耐食性が優れていることから海水や、冷却水が流れる熱交換器の管材料として用いられる。
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13
焼きならしは、オーステナイト域に加熱したのち、静かな大気中で空冷する操作で、靭性を主体とした機械的性質が改善される。
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14
焼きなましは、残留応力の除去、鋼の軟化、加工性の改善などを目的として使われる。
○
15
焼入れは、冷却速度が早く、内部応力の除去を目的に用いられる。
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16
焼もどしは、共折変態温度を超えた領域に再加熱し、冷却する操作である。
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17
炭素鋼の熱処理方法の一つである焼きならしは、焼き入れに比べオーステナイト域に加熱したのちの冷却速度が速い。
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18
CrーMo鋼をある温度範囲で保持、又は除冷すると材料が脆化する現象があり、この現象は焼き戻し脆化である。
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19
オーステナイト系ステンレス鋼の基本であるSUS304は、粒界腐食、孔食に弱いが、応力腐食割は発生しない。
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20
低温における金属材料の靱性は、その結晶構造が体心立方格子か面心立方格子化によって異なる。
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21
炭素鋼は、FeーC系の合金であるが、その機械的性質は主として、C量によって決定される。
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22
炭素鋼のうち、普通鋼は、通常、熱間圧延又は焼きならし、もしくは、焼きならした状態で使用される鋼の通称である。
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23
C以外の合金元素を少量添加した鋼を総称して低合金鋼といい、c以外の合金元素の含有量の合計は6〜10%である。
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24
炭素鋼は、C量の増加にしたがい、強度が増し、靱性や溶接性は向上するので、c以外の合金元素は添加されない。
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25
亜共折鋼では、C量が増すにしたがい、伸び、絞り、吸収エネルギーが大きくなる。
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26
オーステナイト系ステンレス鋼は、低温における靱性に欠点があり、低温剤として用いられない。
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27
銅合金は、耐食性や熱伝導性に優れており、海水や冷却水が流れる熱交換器管材料として用いられる。
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28
機器や構造物における低温脆性破壊は、破壊の進展速度が極めてはやく、大事故になる場合が多いので注意が必要である。
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29
過共折鋼では、C量の増加にしたがって、セメンタイトが減少するために引張強さ、硬さは減少する。
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30
鋼のC量と硬さを関連させた分類では、軟鋼は硬鋼よりC量が少ない。
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31
焼きなましは、残留応力の除去、鋼の軟化、加工性の改善などを目的に行われる。
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32
焼き入れは、焼きならしと冷却速度が大きく異なり、内部応力の除去を目的に行われる。
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33
一般に、炭素鋼は、炭素含有量の増加に従い、強度、靱性、溶接性が向上する。
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34
高温用鋼では、合金元素としてMo、Crの添加により、高温強度の向上が図られている。
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35
FeーCr系ステンレス鋼は、耐食性、加工性、溶接性のいずれもが、オーステナイト系ステンレス鋼より優れている。
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36
黄銅は、Alを添加すると耐食性が良好になるので、復水器管材料として用いられている。
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37
炭素鋼である亜共折鋼の機械的性質とc量の関係では、引張強さはC量の増加とともに小さくなり共折組織で最小となる。
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38
一般に低合金鋼は、Cr、Mo、Ni、Cuなどの合金元素が添加されており、その添加物の含有量の合計は5%以下である。
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39
炭素鋼の焼きならしでは、鋼の結晶粒が微細化するため、靭性を主体とした機械的性質が改善される。
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40
高張力鋼は軟鋼に比べ、降伏比が小さいという特徴がある。
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