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7章121-154
  • こあ

  • 問題数 33 • 7/30/2024

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  • 1

    いつしかこのこと隠れなく、入道も伝へ聞きて、いと[ものし]とおぼいたり。

    不快だ

  • 2

    御台形となりて群選あまた出できなむどして目出たかりけり。人の心は[やさしかる]べきにこそ。

    優雅である

  • 3

    この二人の僧都、ともに[やむごとなき人]にて、天皇、わきおぼしめすことなかりけり。

    争い始めたらやめない人

  • 4

    この池より竜上らんずるなり、といふ札を立てけるを、行き来の者、若き老いたる、さるべき人々、[ゆかしきことかな]と、ささめき合ひたり。

    見たいことだな

  • 5

    宰相君、御猟の御ついで、おのが草蘆に[ゆくりなく]入らせ給へる、ありがたしともいふはさらなり。

    思いがけなく

  • 6

    下ざまの人の物語は、耳おどろく事のみあり。[よき人]は怪しき事を語らず。

    身分教養のある人

  • 7

    いはむや、この命をみな仏にたてまつりて、この徳をささげて、うき世をいづる種とせむとねがはむは、[ゆゆしき]心ざしなるべし。

    立派な

  • 8

    いかなるにか今年世の中騒がしう、春よりわづらふ人々多く、道大路にも[ゆゆしきものども多かり]。

    病死体がたくさんある

  • 9

    海はなほいと[ゆゆし]と思ふに、まいて海士のかづきしに入るは、憂きわざなり。

    そら恐ろしい

  • 10

    たとひ本意とげて楽しみ栄えありとも、暫くの夢なるべし。悦びありとも、また悲しびあるべし。[よしなし]。

    無益だ

  • 11

    あはれを知らず、なさけ深からぬ者なれども、[らうたき]姿にめでて、かしづきうやまふこと、その国のいとなみにも過ぎたり。

    いじらしい

  • 12

    前栽の草木まで心のままならず作りなせるは、見る目も苦しく、いと[わびし]。

    つまらない

  • 13

    今宵ばかりを明かす心地、堪へがたく[わりなく]おぼゆれど、知られて尋ねわび、かかづらひまどはむも、いと音聞き軽々しう、便なかるべし。

    どうしようもなくつらく

  • 14

    うへにさぶらふ御猫は、かうぶり賜ひて、命婦のおとどとて、いみじう[をかしければ]かしづかせ給ふが、

    かわいかったので

  • 15

    「送れとこそはいはめ」と思ふも、[をこがましけれど]いひやる。

    ばからしいけれど

  • 16

    [あからさまに]も参りて、宮たちをも見たてまつり、心もなぐさめはべらむと思ひたまふる。迎へにたまはせよ。

    少しの間

  • 17

    やまと歌の道は、ただ、まこと少なく、[あだなるすさみ]ばかりと思ふ人もやあらむ。

    はかない慰めごと

  • 18

    ただ文字一つに、あやしう、[あてに]もいやしうもなるは、いかなるにかあらむ。

    上品に

  • 19

    「おほかたの、世にもてはやされぬ事は、そのわざのよからぬがゆゑなり」と[あながちに]おしきはめて、言はれたりけり。

    強引に

  • 20

    のその容観の[優にやさしきに]見とれて、やや態に寄り、手を取りて

    上品で優美である様子に

  • 21

    門は固くさして、[おぼろけにて]逃ぐべきゃうなし。

    いい加減なことでは

  • 22

    ことさら「宮の御乳母子なり」とて、人も[おろかならず思ふさまなり]。

    並一通りでなく思っている様子だ

  • 23

    君、聞こしめして笑はせ給ひて、[ことなる]沙なくてやみにけり

    特別な

  • 24

    よき人の御ことは[さらなり]、

    いうまでもない

  • 25

    倉の戸をさして立ち帰りぬるほどに、とばかりありてこの倉[すずろに]ゆさゆさとゆるぐ。

    思いがけず

  • 26

    「百物語すればおそろしき事ありと言ふ。いざせん」と、[せちに]話すに、はや九十九におよぶ。

    ひたすらに

  • 27

    [つれづれ慰みぬべき物語やさぶらふと]尋ね参らせ給へりけるに、

    単調な生活を忘れさせるような物語がございますか。

  • 28

    この頼もし人と思ひつる宿守さへ、[とみのこととて]京へのぼりにしかば、すべて知る人もなし。

    火急の用事があるので

  • 29

    書はことに、用なくなりて後も、[なほざりに]うち捨ておきて、久しくかへさぬ人の、よに多きものぞかし。

    いい加減に

  • 30

    世の物語しめじめとしておはするけはひ、をさなしと人のあなづりき こゆるこそ悪しけれと、[恥づかしげに]見ゆ。

    立派に

  • 31

    清輔判者にて、道因が哥を負かしたりければ、わざと判者の許へ向ひて[まめやかに]涙を流しつつ泣き恨みければ、

    ほんとうに

  • 32

    いとむつかしかめれば、長やかにうちあくびて、[みそかに]と思ひて言ふらめど、

    気づかれないだろう

  • 33

    急ぎ寄りて見れば、[むげに]弱くなりて、たのもしげもなし。

    ひどく