問題一覧
1
抗PD薬とはPDの( )症状の改善を目的とした薬である
運動
2
ドパミンの前駆体である( )の登場し、PD治療に革命をもたらした
レボドパ
3
レボドパは( )が短いという欠点がある
半減期
4
レボドパの半減期(血中薬物濃度が半分に減るまでの時間)は( )〜( )分である
60, 90
5
半減期が短いというレボドパの欠点によりウェアリング・オフやジスキネジアなどの( )をきたす
運動合併症
6
PDの症状の多くは脳内の( )が不足することにより生じる
ドパミン
7
ドパミンは脳内の( )を通過できない為、ドパミンの( )であるレボドパを治療に使用する
血液脳関門, 前駆体
8
レボドパは小腸の( )から吸収される
アミノ酸トランスポーター
9
レボドパの吸収は食事(特に( )を多く含む食事)によって低下し、胃排泄能の低下によって遅延する
たんぱく質
10
レボドパは体の末梢で( )によって容易にドパミンに変換される
ドパ脱炭酸酵素
11
レボドパは体の末梢で( )(COMT)によって3-O-methyldopaに代謝される
カテコール-O-メチル基転移酵素
12
レボドパの代謝や吸収は( )が大きい
個人差
13
通常のレボドパ配合錠の場合、およそ( )%のレボドパが血液脳関門を通過する
2
14
血液脳関門を通過したレボドパは( )細胞によってドパミンに変換され、( )からシナプス間隙に放出されて効力を発揮する
ドパミン神経, 神経終末
15
ドパミン神経細胞は神経終末に( )(ドパミンの過剰放出を抑制する)と( )(シナプス間隙からドパミンを再取り込みする)を発現していて、シナプス間隙の( )を調節している
ドパミンD2受容体, ドパミントランスポーター, ドパミン濃度
16
ドパミン神経細胞の変性が進行するとレボドパの多くが( )神経細胞でドパミンに変換されるようになる
セロトニン
17
セロトニン神経細胞には( )がない為、レボドパの血中濃度変動に合わせて、脳内のドパミン濃度も変動し、( )に非生理的な波状刺激をもたらす。この波状刺激が( )を引き起こす
ドパミン調節機構, ドパミン受容体, 運動合併症
18
レボドパは体内で速やかに代謝されてしまう為、( )を長くする工夫がなされている
効果時間
19
現在使用されているレボドパ配合薬のほとんどには( )(カルビドパあるいはベンセラジド)が配合されており、末梢におけるレボドパから( )への変換を防いでいる
ドパ脱炭酸酵素阻害薬, ドパミン
20
レボドパ単剤もあるが、経口投与ができない時に( )時など経口投与ができない時に経静脈的に投与される程度である
手術
21
レボドパの効果を持続させる為、レボドパの3-O-methyldopaへの代謝を防ぐ( )(エンカポタン、オピカポン)が臨床に用いられている
COMT阻害薬
22
レボドパの効果を持続させるために、脳内でのドパミンからDOPACへの代謝を抑制する( )(セレギリン、ラサギリン、サフィナミド)が臨床に用いられている
MAOB阻害薬
23
ドパミンの代わりにドパミン受容体に結合し刺激するものを( )という
ドパミンアゴニスト
24
ドパミンアゴニストの最大の特徴は( )ことである。徐放化や貼付剤にすることによりさらに安定し持続したドパミン刺激を実現できる
作用時間が長い
25
ドパミンアゴニストの欠点はレボドパと比べて( )こと。期待される効果はドパミン刺激の( )である
効果が弱い, 底上げ
26
ドパミンアゴニストには( )と非( )の二種類がある
麦角系
27
麦角系アゴニスト(ペルゴリドとカベルゴリン)は( )のリスクがあるため、定期的な心エコー検査が必要である
心臓弁膜症
28
非麦角系アゴニスト(プラミペキソール、ロピニロール、ロチゴチン)では( )に関する警告が添付文書に記載されている
眠気
29
ドパミンアゴニスト貼付剤を継続する場合には( )など、皮膚管理指導が必要である
保湿
30
ほかのドパミンアゴニストとは異なり即効性があり効果が絶大で短時間型の主にオフ時のレスキューに使われるドパミンアゴニストは( )である
アポモルヒネ皮下注
31
作用機序として、ドパミン放出を促進する働き、グルタミン酸受容体拮抗薬としての働き、が推定されている。他の抗PD薬と併用されることがほとんどでPDの運動病状全般に効果がある薬を( )という
アマンタジン
32
作用機序はよく分かっていないが、運動症状の改善効果があり、オフ時間の短縮効果もある。レボドパにほかの抗PD薬をもう一剤併用しても十分な効果が得られなかった場合に使用する。特に( )が残る場合に使うことが多い薬は( )である
振戦, ゾニサミド
33
PDではドパミンの他に( )も減少する。ホーエン・ヤール重症度分類Ⅲ度の患者の( )に有効とされる。近年では立ちくらみに使われることが多い薬は( )である
ノルアドレナリン, すくみ足, ドロキシドパ
34
アデノシンの働きを抑制し( )回路の機能異常を是正し、運動症状を軽減する働きをもつ。レボドバ治療中でかつウェアリング・オフを有する患者に用いる非ドパミン系の薬を( )という
基底核, イストラデフィリン
35
脳内でドパミンが減少し( )が相対的に優位になるとPDの症状が悪化するとされている。
アセチルコリン
36
アセチルコリンの働きを抑えてドパミンとのバランスを回復させることで運動症状、特に( )が改善する。( )を低下させることがあり、高齢者には慎重に投与する必要がある薬を( )という
振戦, 認知機能, 抗コリン薬
37
PDの診断がなされた場合、速やかに( )を開始することがすすめられる
薬物治療
38
薬物治療開始の際には使用薬物の( )( )( )あるいは患者の希望なども聞いて判断することが求められる
効果, 副作用, 薬剤費用
39
PDの薬物治療では( )で開始するか、( )あるいは( )で開始するかの選択となる
レボドパ, ドパミンアゴニスト, MAOB阻害薬
40
薬物治療において、運動症状改善効果は( )の方が優れるが、運動合併症の予防といった点からは( )あるいは( )が勝る
レボドパ, ドパミンアゴニスト, MAOB阻害薬
41
薬物治療において、精神症状、非運動症状への効果や副作用の観点では( )開始群のほうが優れる
レボドパ
42
運動障害により生活に支障をきたすようであれば( )で治療を開始するほうがよい
レボドパ
43
65歳未満発症など運動合併症の発現リスクが高い場合には( )あるいは( )で薬物治療を開始する方がよい
ドパミンアゴニスト, MAOB阻害薬
44
ウェアリング・オフは「レボドパを1日( )回投与しても薬物の内服時間に関連した効果減弱がある」と定義されている
3
45
一般的にはウェアリング・オフが生じた時点で( )に入ったといえる
進行期
46
ウェアリング・オフが生じたらまずレボドパを1日( )〜( )回投与とする、あるいはドパミンアゴニストを開始、増量する。さらにその他の薬剤も追加する
4, 5
47
レボドパ以外は( )なことがあるので、コスト面を患者に話すことも必要である
高価
48
PDのオフ症状の治療を続けていくとPDの進行とドパミン刺激の変動が相まって( )が生じてくる
ジスキネジア
49
ジスキネジアが生じてきたらレボドパが( )になっていないかを確認する。
過量
50
ジスキネジアに対するレボドパ調整として、レボドパが過量ならレボドパを( )する。そうでなければ、レボドパの総量を変えずに1回の( )を減らし、( )を増やすことにより、レボドパの( )の変化を出来るだけ小さくするように試みる
減量, 服用量, 服用回数, 血中濃度
51
ジスキネジアに対する内服薬調整として、抗ジスキネジア作用があり抗PD薬でもある( )を追加することが多い。 またレボドパの総量を減量し( )増量で置き換えてみることも行われる
アマンタジン, ドパミンアゴニスト
52
ジスキネジアが高度で体重減少などをきたすようであれば、時期を逸することなく( )を考慮すべきである
デバイス療法