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周術期
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  • 問題数 92 • 11/6/2024

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    問題一覧

  • 1

    高齢者が術後に呼吸器合併症を発症しやすい理由はどれか。

    1秒率の減少

  • 2

    1回の気管吸引を30秒以上実施した場合に生じるのはどれか。

    低酸素血症

  • 3

    Aさん(58歳、男性)、建築作業員。趣味はジョギングで毎日5kmを走っている。55歳のときに肺気腫を指摘されている。1か月前から咳嗽が続いて止まらないため、自宅近くの病院を受信した。胸部エックス線撮影で異常陰影が認められ、精密検査の結果、右下葉に肺癌が見つかり、標準開胸右下葉切除術が予定された。20歳から喫煙歴があり、肺気腫を指摘されるまで1日40本程度吸っていた。 手術は無事終了し、胸腔ドレーンが挿入されたが、水封ドレナージのみで持続吸引は行われていない。術直後、胸腔ドレーンの先端から呼気時にエアリークが認められた。ドレーン挿入部と接続部とを確認したが異常はなかった。医師は、「再手術は経過を見て判断する」と言っている。 看護師の対応として適切なのはどれか。

    皮下気腫の出現に注意する。

  • 4

    Aさん(58歳、男性)、建築作業員。趣味はジョギングで毎日5kmを走っている。55歳のときに肺気腫を指摘されている。1か月前から咳嗽が続いて止まらないため、自宅近くの病院を受信した。胸部エックス線撮影で異常陰影が認められ、精密検査の結果、右下葉に肺癌が見つかり、標準開胸右下葉切除術が予定された。20歳から喫煙歴があり、肺気腫を指摘されるまで1日40本程度吸っていた。 術後2日。硬膜外持続鎮痛法が行われているが、Aさんは咳嗽時や体動時に苦痛表情をしている。 看護師の対応として適切なのはどれか。

    鎮痛薬の追加使用について医師と検討する。

  • 5

    Aさん(58歳、男性)、建築作業員。趣味はジョギングで毎日5kmを走っている。55歳のときに肺気腫を指摘されている。1か月前から咳嗽が続いて止まらないため、自宅近くの病院を受信した。胸部エックス線撮影で異常陰影が認められ、精密検査の結果、右下葉に肺癌が見つかり、標準開胸右下葉切除術が予定された。20歳から喫煙歴があり、肺気腫を指摘されるまで1日40本程度吸っていた。 エアリークは自然に消失し、経過は良好であるため退院予定となった。体動時の痛みは持続しているが、ADLに支障はない。 Aさんへの退院時の生活指導として適切なのはどれか。

    「外出時はマスクを使用してください」

  • 6

    合併症のない全身状態が良好な患者に対して、全身麻酔のための気道挿管を行い用手換気をしたところ、左胸郭の拳上が不良であった。原因として考えられるのはどれか。

    片肺挿管

  • 7

    水封式持続吸引法による胸腔ドレナージについて正しいのはどれか。

    水封式の水面は呼吸に伴って上下に動く。

  • 8

    Aさん(58歳、女性)は、10年前に肺気腫を指摘されたが喫煙を続け、体動時に軽い息切れを自覚していた。Aさんは、肺炎で救急病院に入院し経皮的動脈血酸素飽和度(SpO₂)86%でフェイスマスクによる酸素投与(4L/分)が開始された。抗菌薬投与後6日、鼻腔カニューラによる酸素投与(2L/分)でAさんの経皮的動脈血酸素飽和度94%まで回復した。夜間Aさんは眠れているようだが、早朝に頭痛を訴え、日中も傾眠傾向になった。 Aさんへの対応で適切なのはどれか。

    動脈血液ガス分析の実施

  • 9

    肺癌について正しいのはどれか。

    腺癌は小細胞癌より多い。

  • 10

    小細胞癌で正しいのはどれか。

    治療は化学療法を行う。

  • 11

    気胸について正しいのはどれか。

    外傷は原因の1つである。

  • 12

    CO₂ナルコーシスの症状で正しいはどれか。

    意識障害

  • 13

    健常な女子(15歳)が野外のコンサートで興奮し、頻呼吸を起こして倒れた。 このときの女子の体内の状態で正しいのはどれか。

    アルカローシスである。

  • 14

    室内空気下での呼吸で、成人の一般的な酸素療法の適応の基準はどれか。

    動脈血酸素分圧(PaO₂)60Torr未満

  • 15

    開心術後1日、心タンポナーデの徴候はどれか。2つ選べ。

    中心静脈圧上昇, 胸部エックス線写真での心拡大像

  • 16

    Aさん(65歳、男性)は、大動脈弁狭窄症で大動脈弁置換術が実施された。術後2日、Aさんは集中治療室に入室中である。Aさんは中心静脈ライン、心嚢・縦隔ドレーン、胸腔ドレーン、動脈ライン、3本の末梢静脈ライン、膀胱留置カテーテルが挿入されている。Aさんの意識は清明で、呼吸状態、循環動態は安定しているが、挿入されているライン類を気にする様子がみられる。 ライン類の抜去事故を予防するための看護師の対応として最も適切なのはどれか。

    抜去できるラインはないか医師に相談する。

  • 17

    Aさん(65歳、男性)は、大動脈弁狭窄症で大動脈弁置換術が実施された。術後2日、Aさんは集中治療室に入室中である。Aさんは中心静脈ライン、心嚢・縦隔ドレーン、胸腔ドレーン、動脈ライン、3本の末梢静脈ライン、膀胱留置カテーテルが挿入されている。Aさんの意識は清明で、呼吸状態、循環動態は安定しているが、挿入されているライン類を気にする様子がみられる。 術後3日。Aさんは、術後のバイタルサインも安定しているため、一般病室に転室となった。現在は末梢静脈ラインと胸腔ドレーンが挿入されている。 Aさんのドレーン管理について正しいのはどれか。

    持続的に陰圧となっているか観察する。

  • 18

    Aさん(65歳、男性)は、大動脈弁狭窄症で大動脈弁置換術が実施された。術後2日、Aさんは集中治療室に入室中である。Aさんは中心静脈ライン、心嚢・縦隔ドレーン、胸腔ドレーン、動脈ライン、3本の末梢静脈ライン、膀胱留置カテーテルが挿入されている。Aさんの意識は清明で、呼吸状態、循環動態は安定しているが、挿入されているライン類を気にする様子がみられる。 転室後もAさんの状態は安定しており、歩行を開始することとなった。 安全管理対策として適切なのはどれか。

    胸腔ドレーン挿入中に歩行する時は看護師を呼ぶように伝える。

  • 19

    冠動脈バイパス術(CABG)後5時間が経過したとき、心嚢ドレーンからの排液が減少し、血圧低下と脈圧の狭小化とがあり、「息苦しい」と患者が訴えた。最も考えられるのは

    心タンポナーデ

  • 20

    Aさん(60歳、男性)は、胃癌の手術目的で入院した。大動脈弁置換術を受けた既往があり、内服していたワルファリンをヘパリンに変更することになった。確認すべきAさんの検査データはどれか。

    PT-INR

  • 21

    血液中の濃度の変化が膠質浸透圧に影響を与えるのはどれか。

    アルブミン

  • 22

    人工弁置換術の術後合併症で早期離床による予防効果が高いのはどれか。

    肺炎

  • 23

    開心術後の心タンポナーデで正しいのはどれか。

    中心静脈圧の上昇

  • 24

    1回換気量に関係なく吸入酸素濃度を調節できる器具はどれか。

    ベンチュリーマスク

  • 25

    脳塞栓症を生じやすい不整脈はどれか。

    心房細動

  • 26

    Aさん(50歳、男性、会社員)は半年ほど前から労作時に胸痛と呼吸困難感ごあり、狭心症と診断され内服治療を受けている。本日明け方から胸部に圧迫感があった。出勤途中に強い胸痛を自覚し、自ら救急車を要請した。救急外来到着時のバイタルサインは、体温35.8℃、呼吸数30/分、脈拍112/分、血圧96/52mmHg、経皮的動脈血酸素飽和度(Spo)93%(酸素2L/分)。意識は清明。12誘導心電図はv1~v4 でST上昇、Ⅱ、Ⅲ、aVFでST低下がみられた。 救急外来到着時にAさんの状態をアセスメントするために優先度が高い血液検査項目はどれか。

    トロポニン T

  • 27

    心臓カテーテル検査の結果、Aさんは急性心筋梗塞と診断された。心係数2.4L/分m2、肺動脈楔入圧20mmHgでフォレスター分類Ⅱ群であった。 身体所見:両側下肺野で呼吸音が減弱しており、軽度の粗い継続性副雑音が聴取される。 心エコー検査:左室駆出率58% 胸部エックス線検査:心胸郭比48% このときのAさんのアセスメントで適切なのはどれか。

    肺うっ血が起きている。

  • 28

    心臓カテーテル検査の結果、Aさんは急性心筋梗塞と診断された。心係数2.4L/分m2、肺動脈楔入圧20mmHgでフォレスター分類Ⅱ群であった。 身体所見:両側下肺野で呼吸音が減弱しており、軽度の粗い継続性副雑音が聴取される。 心エコー検査:左室駆出率58% 胸部エックス線検査:心胸郭比48% その後、Aさんは経皮的冠動脈形成術(PCI)を受けた。帰室時のバイタルサインは、体温36.2℃、呼吸数20/分、脈拍58/分、整、血圧80/40mmHg、経皮的動脈血酸素飽和度(SpO₂)95%(酸素1L/分)。顔面は蒼白、冷汗を認めた。意識は清明である。このとき看護師が最初に行うことはどれか。

    刺部の出血の有無を確認する。

  • 29

    検査の画像を下に示す。狭心症の手術に最も重要な検査はどれか。

    C

  • 30

    僧帽弁狭窄症について正しいのはどれか。

    左心房内圧が上昇する。

  • 31

    心周期に伴う心臓の変化で、収縮期の初期の容積は変わらずに内圧が上昇していく。 このときの心臓で正しいのはどれか。

    左心室の内圧は大動脈圧よりも低い。

  • 32

    開心術後の心タンポナーデで正しいのはどれか。2つ選べ。

    心音減弱, 中心静脈圧の上昇

  • 33

    全身麻酔後の気管チューブ抜管直後に注意するものはどれか。

    呼吸抑制

  • 34

    手術体位の図を示す。 麻痺が最も起こりやすいのはどれか。

    上腕神経叢

  • 35

    術前の検査値で創傷治癒の遅延因子となるのはどれか。

    血清アルブミン低値

  • 36

    手術中に下肢に弾性ストッキングを着用する主な目的はどれか。

    深部静脈血栓形成の予防

  • 37

    Aさん(48歳、男性)は、直腸癌のため全身麻酔下で手術中、出血量が多く輸血が行われていたところら41℃に体温が上昇し、頻脈となり、血圧が低下した。麻酔科医は下顎から頸部の筋肉の硬直を確認した。既往歴に特記すべきことはない。 この状況の原因として考えられるのはどれか。

    悪性高熱症

  • 38

    創傷の治癒過程で炎症期に起こる現象はどれか。

    滲出液が創に溜まる

  • 39

    感染を伴わない創傷の治癒を促進させる方法で適切なのはどれか。

    洗浄

  • 40

    急性期患者の生体反応で正しいもの、2つ選べ。

    異化が亢進する。, 尿量が減少する。

  • 41

    炎症の4徴候に含まれるのはどれか。2つ選べ。

    腫脹, 発赤

  • 42

    術後1日の手術創の正常な治癒過程として正しいのはどれか。

    創部の浮腫が起こる。

  • 43

    低体温から回復するための生体の反応はどれか。

    ふるえ

  • 44

    Mooreが提唱した外科的侵襲を受けた患者の生体反応で正しいのはどれか。

    転換期では循環血液量が増加する。

  • 45

    創傷治癒の成熟期の状態はどれか。

    瘢痕を形成する。

  • 46

    術中の仰臥位の保持によって発生することがある腕神経叢麻痺の原因はどれか。

    上肢の90度以上の外転

  • 47

    合併症のない全身状態が良好な患者に対して、全身麻酔のための気管挿管を行い、用手換気したところ、左胸郭の拳上が不良であった。原因として考えられるのはどれか。

    片肺挿管

  • 48

    成人男性に対する全身麻酔下の膵頭十二指腸切除術が9時に開始されてから40分間の経過を表に示す。 9時40分の時点で、間接介助の看護師が医師に確認の上、実施することとして適切なのはどれか。

    加温マットの設定温度を上げる

  • 49

    砕石位による手術で起こりやすい合併症はどれか。

    尖足

  • 50

    タイムアウトによって予防できるのはどれか。

    患者の確認

  • 51

    感染徴候のない創部の治癒を促進する要因はどれか。

    湿潤

  • 52

    Aさん(43歳、女性)は夫と2人暮らし。身長150cm、体重98kg。既往歴はない。先日、庭で転倒し右腓骨を骨折し、膝関節から足関節までのギプス固定をしている。来週、プレート固定術を受けることになっており、本日は夫と一緒に術前オリエンテーションに来院した。来院時のAさんのバイタルサインは、体温36.8℃、呼吸数16/分、脈拍80/分、血圧138/80mmHgであった。夫によると「妻は、寝ているときはいつも大きないびきと、時々無呼吸があるので、慌てて起こしている」と言う。 手術までの自宅でのAさんの過ごし方で、優先して指導すべき内容はどれか。

    足趾の運動

  • 53

    Aさん(43歳、女性)は夫と2人暮らし。身長150cm、体重98kg。既往歴はない。先日、庭で転倒し右腓骨を骨折し、膝関節から足関節までのギプス固定をしている。来週、プレート固定術を受けることになっており、本日は夫と一緒に術前オリエンテーションに来院した。来院時のAさんのバイタルサインは、体温36.8℃、呼吸数16/分、脈拍80/分、血圧138/80mmHgであった。夫によると「妻は、寝ているときはいつも大きないびきと、時々無呼吸があるので、慌てて起こしている」と言う。 Aさんは入院し、手術を受けた。手術室から病室への帰室後1時間、Aさんのバイタルサインは、体温35.9℃、呼吸数16/分、いびき様呼吸、脈拍60/分、血圧145/87mmHg、経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉96%(鼻腔カニューレ3L/分酸素投与下)。大きな声で呼ぶと開眼し、簡単な指示に従うことができる。尿量は70mL/時、血糖値128mg/dLであった。 看護師が優先して対処すべきAさんの症状・徴候はどれか。

    いびき様呼吸

  • 54

    Aさん(43歳、女性)は夫と2人暮らし。身長150cm、体重98kg。既往歴はない。先日、庭で転倒し右腓骨を骨折し、膝関節から足関節までのギプス固定をしている。来週、プレート固定術を受けることになっており、本日は夫と一緒に術前オリエンテーションに来院した。来院時のAさんのバイタルサインは、体温36.8℃、呼吸数16/分、脈拍80/分、血圧138/80mmHgであった。夫によると「妻は、寝ているときはいつも大きないびきと、時々無呼吸があるので、慌てて起こしている」と言う。 手術後2日。Aさんはバイタルサインも安定しているため、離床の準備を始めることになった。初回離床時に最も注意すべき訴えはどれか。

    「息苦しい」

  • 55

    仰臥位で手術を受けた患者が術後に上肢の薬指と小指のしびれを訴えた。 しびれの原因として考えられるのはどれか。

    肩関節の内旋

  • 56

    術後合併症で術前の喫煙と最も関連が強いのはどれか。

    手術部位感染

  • 57

    個人防護具の脱衣手順で最初に外すのはどれか。

    手袋

  • 58

    副交感神経の作用で正しいのはどれか。

    消化液分泌の促進

  • 59

    創傷処置について適切なのはどれか。

    感染徴候のない創傷の消毒は不要である。

  • 60

    術後の創傷治癒が遅延する因子となる検査値はどれか。

    アルブミン2.2/dL

  • 61

    立位の腹部エックス線写真を別に示す。 この状態で出現している所見はどれか。

    腹部膨満

  • 62

    成人の立位の腹部エックス線写真を別に示す。 この所見から最も考えられる疾患はどれか。

    腸閉塞

  • 63

    開腹術後の患者で機械的腸閉塞を疑うのはどれか。

    排ガスの停止

  • 64

    術後せん妄で正しいのはどれか。

    症状は一過性・変動性である。

  • 65

    手術後に発症する肺血栓塞栓症で正しいのはどれか。

    離床数日後の発症が多い。

  • 66

    人工弁置換術の術後合併症で早期離床による予防効果が高いのはどれか。

    肺炎

  • 67

    アナフィラキシーショックで正しいのはどれか。2つ選べ。

    重症例では死に至る。, 気道粘膜の浮腫を生じる。

  • 68

    胸腔ドレーン挿入中の患者の看護で適切なのはどれか。

    ドレーンチューブに触れた後は手指衛生を行う。

  • 69

    心原性ショックで現れる症状・徴候はどれか。

    胸部不快感

  • 70

    解離性大動脈瘤の破裂直後に出血性ショックとなった患者の症状として正しいのはどれか。

    呼吸不全

  • 71

    細菌感染で起こるショックはどれか。

    敗血症性ショック

  • 72

    敗血症性ショックについて正しいのはどれか。2つ選べ。

    エンドトキシンが原因である。, 最重症の臨床像は多臓器不全である。

  • 73

    経皮的動脈血酸素飽和度(SpO₂)の測定値に影響を及ぼすのはどれか。

    末梢循環不全

  • 74

    炎症マーカーはどれか。

    C反応性蛋白質(CRP)

  • 75

    開腹術直後患者の閉塞性(単純性)腸閉塞の徴候はどれか。

    排ガスの停止

  • 76

    大腸ポリープの内視鏡的切除を受けた患者がその日の夜、顔面蒼白で、激しい腹痛を訴えて救急外来を受信した。考えられるのはどれか。

    腸管穿孔

  • 77

    胃全摘術を予定している患者に、中心静脈カテーテルを挿入した直後から呼吸困難が出現した。最も優先される検査はどれか。

    胸部エックス線撮影

  • 78

    2型糖尿病の患者の胃全摘術後における管理で適切なのはどれか。2つ選べ。

    血糖値が安定するまでは、2~6時間ごとに血糖を測定する。, 創の発赤を認めたら創感染を疑う。

  • 79

    総胆管結石による閉塞性黄疸と胆管炎とを発症した患者に、内視鏡的経鼻胆道ドレナージ術を行った。ドレナージ術は問題なく終了し、術後24時間の経過は良好である。正しいのはどれか。

    血清ビリルビン値が低下する。

  • 80

    Aさん(52歳、男性)は、2か月で体重が7kg減少した。2か月前から食事のつかえ感があるため受診した。検査の結果、胸部食道癌と診断され、手術目的で入院した。 入院時の検査データは、Hb9.5g/dL、血清総蛋白5.4g/dL、アルブミン2.5g/dL、AST<GOT>24IU/L、ALT<GPT>25IU/L、γ-GTP38IU/L、尿素窒素18mg/dL、クレアチニン0.7mg/dL、プロトロンビン時間82%(基準80~120)であった。 Aさんの状況で術後合併症のリスクとなるのはどれか。

    低栄養状態

  • 81

    Aさん(52歳、男性)は、2か月で体重が7kg減少した。2か月前から食事のつかえ感があるため受診した。検査の結果、胸部食道癌と診断され、手術目的で入院した。 右開胸開腹胸部食道全摘術と胃を用いた食道再建術とが行われた。術後、人工呼吸器が装着され、術後2日目の朝に気管チューブを抜管し、順調に経過していたが、術後3日目に左下葉の無気肺となった。Aさんは痰を喀出する際に痛そうな表情をするが「痛み止めはなるべく使いたくない。我慢できるから大丈夫」と話す。 無気肺を改善するために適切なのはどれか。2つ選べ。

    離床を促す。, 鎮痛薬の使用を勧める。

  • 82

    進行胃癌に対する幽門側胃亜全摘術後3日のドレーンの排液の性状はどれか。

    淡血性

  • 83

    食道癌について正しいのはどれか。2つ選べ。

    アルコール飲料は危険因子である。, ヨードを用いた内視鏡検査は早期診断に有用である。

  • 84

    Aさん(43歳、男性)は、胆道狭窄のため内視鏡的逆行性胆管膵管造影〈ERCP〉検査を受けた。検査後に心窩部痛が出現したため、禁食、抗菌薬および蛋白質分解酵素阻害薬による治療が行われている。 翌日実施した血液検査の項目でAさんに生じている合併症を判断できるのはどれか。

    アミラーゼ

  • 85

    Aさん(55歳、男性)。胃癌のため胃全摘出術を受けた。術中の出血量は300mLで、輸血は行われなかった。既往歴に特記すべきことはない。入院時身長166cm、体重78kg。手術後1日、硬膜外持続鎮痛法が行われているが、Aさんは創部痛が強いため呼吸が浅く、離床はできていない。このときのバイタルサインは、体温37.1℃、呼吸数22/分、脈拍120/分、血圧162/90mmHg、経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉93%(鼻カニューラ2L/分 酸素投与下)。Hb13.8g/dL。尿量60mL/時。意識清明、心音および呼吸音に異常なし。頸静脈怒張なし。下肢に浮腫なし。創部に熱感や発赤を認めない。腹腔ドレーンからは少量の淡血性排液があるが、膿性ではなく、異臭もない。 このときのAさんのアセスメントで適切なのはどれか。

    疼痛のため血圧が高い。

  • 86

    Aさん(55歳、男性)。胃癌のため胃全摘出術を受けた。術中の出血量は300mLで、輸血は行われなかった。既往歴に特記すべきことはない。入院時身長166cm、体重78kg。手術後1日、硬膜外持続鎮痛法が行われているが、Aさんは創部痛が強いため呼吸が浅く、離床はできていない。このときのバイタルサインは、体温37.1℃、呼吸数22/分、脈拍120/分、血圧162/90mmHg、経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉93%(鼻カニューラ2L/分 酸素投与下)。Hb13.8g/dL。尿量60mL/時。意識清明、心音および呼吸音に異常なし。頸静脈怒張なし。下肢に浮腫なし。創部に熱感や発赤を認めない。腹腔ドレーンからは少量の淡血性排液があるが、膿性ではなく、異臭もない。 手術後5日からAさんの食事が開始された。Aさんは食事の後に、めまい、顔面紅潮、動悸、下腹部痛を伴う下痢が出現し、冷汗がみられるようになった。 現状で最も考えられるのはどれか。

    ダンピング症候群

  • 87

    Aさん(55歳、男性)。胃癌のため胃全摘出術を受けた。術中の出血量は300mLで、輸血は行われなかった。既往歴に特記すべきことはない。入院時身長166cm、体重78kg。手術後1日、硬膜外持続鎮痛法が行われているが、Aさんは創部痛が強いため呼吸が浅く、離床はできていない。このときのバイタルサインは、体温37.1℃、呼吸数22/分、脈拍120/分、血圧162/90mmHg、経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉93%(鼻カニューラ2L/分 酸素投与下)。Hb13.8g/dL。尿量60mL/時。意識清明、心音および呼吸音に異常なし。頸静脈怒張なし。下肢に浮腫なし。創部に熱感や発赤を認めない。腹腔ドレーンからは少量の淡血性排液があるが、膿性ではなく、異臭もない。 手術後14日、Aさんは食後に出現していた症状が落ち着き、退院が決まった。 Aさんへの退院指導の内容で適切なのはどれか。

    空腹時はコーヒーなどの刺激物は避ける。

  • 88

    Aさん(56歳、女性、会社員)は、夕食の1時間後から腹痛・嘔吐が出現し救急外来を受診した。2か月前から自然に消失する右季肋部痛を繰り返していた。 身体所見:身長155cm、体重82kg。体温38.2℃、呼吸数16/分、脈拍110/分、血圧126/70mmHg。眼球結膜に黄染あり。右季肋部に圧痛あり。意識清明。 検査所見:白血球14,960/μL、Hb12.8g/dL。総ビリルビン8.7mg/dL、直接ビリルビン7.2mg/dL、アミラーゼ121IU/L、リパーゼ45IU/L、尿素窒素18.9mg/dL、血清クレアチニン0.98mg/dL。CRP9.2mg/dL。 腹部超音波検査所見:胆囊壁の肥厚、胆囊の腫大、総胆管の拡張、総胆管結石を認めた。 Aさんの病態で正しいのはどれか。

    閉塞性黄疸

  • 89

    Aさん(56歳、女性、会社員)は、夕食の1時間後から腹痛・嘔吐が出現し救急外来を受診した。2か月前から自然に消失する右季肋部痛を繰り返していた。 身体所見:身長155cm、体重82kg。体温38.2℃、呼吸数16/分、脈拍110/分、血圧126/70mmHg。眼球結膜に黄染あり。右季肋部に圧痛あり。意識清明。 検査所見:白血球14,960/μL、Hb12.8g/dL。総ビリルビン8.7mg/dL、直接ビリルビン7.2mg/dL、アミラーゼ121IU/L、リパーゼ45IU/L、尿素窒素18.9mg/dL、血清クレアチニン0.98mg/dL。CRP9.2mg/dL。 腹部超音波検査所見:胆囊壁の肥厚、胆囊の腫大、総胆管の拡張、総胆管結石を認めた。 Aさんは、緊急で内視鏡的逆行性胆管膵管造影〈ERCP〉を受ける方針となった。 検査前に看護師が行う説明で正しいのはどれか。2つ選べ。

    「のどに麻酔をします」, 「検査後の合併症に膵炎があります」

  • 90

    Aさん(60歳、男性、会社員)は息子2人が独立して遠方で暮らしており、2年前に妻と死別して以来、1人暮らし。直腸癌と診断され、腹会陰式直腸切断術、人工肛門造設術を行うと外来で説明を受けた。Aさんは看護師に対して「人工肛門を作ると聞いています。便が出てくる場所がどこなのかよくわからなくてイメージできない」と話した。 人体の前面と背面を図に示す。 Aさんの人工肛門が造設される位置はどれか。

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    Aさん(60歳、男性、会社員)は息子2人が独立して遠方で暮らしており、2年前に妻と死別して以来、1人暮らし。直腸癌と診断され、腹会陰式直腸切断術、人工肛門造設術を行うと外来で説明を受けた。Aさんは看護師に対して「人工肛門を作ると聞いています。便が出てくる場所がどこなのかよくわからなくてイメージできない」と話した。 Aさんの手術は予定通り終了した。 術後1日、会陰部から挿入されたドレーンからは、淡血性の排液が10mL/時で流出していた。バイタルサインが安定していることを確認した後、Fowler〈ファウラー〉位にして15分が経過したところで、Aさんからナースコールがあった。看護師が訪室すると「おしりが濡れているような気がする」と言う。確認すると、会陰部のガーゼに淡血性の浸出液を認めた。 Aさんへの対応で最も優先度が高いのはどれか。

    ドレーンの屈曲を確認する。

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    全身麻酔下で胃全摘出術を受ける患者に対する無気肺の予防法はどれか。2つ選べ。

    ハフィング法, インセンティブ・スパイロメトリーの使用