問題一覧
1
11-5)Gradient Echo 法について正しい文章を選択して下さい。(正解2つ)
静磁場強度が高くなると opposed phase と in-phase の間隔は狭くなる。, バランスド SSFP は、ダミーパルスの印加方法や印加数により画像コントラストが変化する。
2
16-36)MR アンギオグラフィ(MRA)について正しいのはどれか。
Balansed SSFP 系シーケンスは血流が速い方が血流の信号強度が高くなる
3
10-23)グラディエントエコー(GRE)法について正しい記述を選択してください。(正解2つ)
TR を短縮すると SSFP になる。, Balanced SSFP(steady-state free precession)は動きに強い。
4
流速の測定精度は測定断面に依存する。, 撮像対象血管の流速がVENCを超えると速度折り返し現象が起こる。
5
16-34)拡散強調画像法について正しいのはどれか。2つ選べ。
見かけの拡散係数の単位は mm2/s, Twisted gradient pulse 法では通常法より TE が延長する
6
T2フィルタリング を生じる。, Functional MRIに利用される。
7
16-22)シングルショット EPI に対するマルチショット EPI の特徴について正しいのはどれか。2つ選べ。
Readout 方向にも multishot 化できる, 動きによるアーチファクトを生じやすい
8
6-12) MRA の特徴について、正しい文章を選択して下さい。(正解2つ)
TOF(time of flight)法は PC 法に比べ、断層面に平行な流れを描出しにくい。, 位相コントラスト(phase-contrast)PC 法は、特定の流速を強調できる。
9
磁化率効果に影響するのは主に受信バンド幅である。, ETLが大きい場合T2減衰時間の延長によりブラーリングが起こる。
10
9-15)拡散強調像に関して正しい文章を選択してください。(正解 3 つ)
「b 値」の大きさと MPG 印加の時間間隔は関係する。, ADC の単位は mm2/sec で、「b 値」の単位は sec/mm2 である。, FOV を変えない場合、位相エンコード数によって画像歪みに変化はない。
11
b値の単位は拡散係数の単位の逆数である。, Axial diffusivityは異方性が最も強い方向の拡散係数である。
12
16-30)頭部 FLAIR 像を示す。正しいのはどれか。2 つ選べ。
3D FLAIR を撮像することで脳脊髄液の信号抑制不良を改善できる, クモ膜下出血症例に観察されるものと同様の信号変化を認める
13
16-14)高速スピンエコー法について正しいのはどれか。3 つ選べ。
ETL が大きい場合、T2 フィルタリングが起こる, 様々な TE でエコーが収集されるため TE 平均化がおこる, 脂肪が高信号になるのは J カップリングによる信号低下が脂肪に作用しにくいためである
14
TEを短縮することで血管内腔の高信号が得られる。, MTパルスを利用して脳実質の信号を低下させることができる。
15
16-17)MR アンギオグラフィについて正しいのはどれか。2 つ選べ。
PC 法は双極傾斜磁場による位相シフトを利用する, TOF 法は inflow 効果を利用して血流を高信号に描出する
16
14-49)3D-TOF法による頭部のMRA画像を示す。正しい記述はどれか。2つ選べ。
B は前下小脳動脈である。, スラブの流入側より流出側の FA を大きくすると末梢血管の描出能は向上する。
17
13-21) Single-shot EPI(echo planar imaging)に対する multi-shot EPI の特徴に関する 正しい記述はどれか。(正解 2 つ)
動きによるアーチファクトを生じやすい。, 傾斜磁場への負荷が少ない。
18
12-12)TR 3000 ms、TE 80ms、ETL 64、NEX 1、Nx 256、Ny 192、Nz 32 に設定した 3 次元高速スピンエコー法の撮像時間を選択して下さい。(正解 1 つ)
288秒
19
5-10)SE-EPI 型拡散強調画像シーケンスについて、正しい文章を解答して下さい。
FOV を変えない場合、位相エンコード数によって画像歪みに変化はない。, 拡散測定時間は ADC 値に影響を与える。
20
8-31)EPIでのアーチファクトについて、正しい文章を選択してください。(正解 2 つ)
化学シフトアーチファクトは位相エンコード方向に出現する。, 磁化率アーチファクトは位相エンコード方向がめだちやすい。
21
11-10)コンベンショナルスピンエコー法による拡散強調画像法の簡易シーケンスチャート を示す。b 値を求める式を選択して下さい。ただし、γ:核磁気回転比。(正解 1 つ)
b=γ²G²δ²[Δ-(δ/3)]
22
10-10) 脂肪抑制法に用いられる SPAIR (spectral attenuated inversion recovery)の特徴で、正しい文章を選択してください。(正解 3 つ)
B1不均一性に強い。, 不飽和脂肪酸は抑制できない。, Null pointの最適化が必要である。
23
13-37) FLAIR 画像に見られる脳脊髄液信号の抑制不良(矢印)に関する正しい記述はどれか。(正解3つ)
長い TI が原因である。, Inversion pulse の励起帯域が狭いと顕著になる。, Acquisition 数(concatenation 数、package 数)を減らすと顕著になる。
24
16-16)正しいのはどれか。2 つ選べ。
CHESS 法は共鳴周波数の差を利用して特定の組織だけを飽和させることができる, DE(driven equilibrium)パルスは横緩和を強調する
25
13-38) 3D TOF-MRA MIP 画像の内頚動脈の信号欠損(矢印)に関して血管狭窄以外に考えられる影響はどれか。(正解 2 つ)
乱流, 位相分散
26
Gd 造影剤投与後に撮像すると血管の描出能が向上する。, TONE(tilted optimized non-saturating excitation)法は異なる励起フリップ 角を用いて飽和効果を減少させることができる。
27
17-28)拡散強調画像について正しいものを選べ。
ADC が高くても正常組織より高信号になることがある。
28
18-21)EPI について正しいのはどれか。2 つ選べ。
T2 フィルタリング効果を生じる。, ブラーリングによるぼけが画像に現れる。
29
13-23) 撮像シーケンスに関する正しい記述はどれか。(正解 2 つ)
ASL(arterial spin labeling)で算出できるのは局所血流量である。, SWI(susceptibility weighted image)で Gd 系造影剤を用いると細い静脈が見えやすくなる。
30
5-8)インバージョンリカバリーにて T1 値 500ms の組織の信号を null にするのに最も適切なインバージョンタイム(TI)は以下のうちどれですか。ただし、TR=∞とし、ln(0.5) =-0.693 とします。
346ms
31
6-9)Gradient Echo 法について、正しい文章を選択して下さい。(正解2つ)
静磁場強度が高くなる程、opposed phase と in-phase の間隔は小さくなる。, バランスド SSFP ではダミーパルスの印加方法、印加数により画像コントラストが変化する。
32
16-25)シングルショット EPI で得られた拡散強調画像を示す。この画像とアーチファクトについて正しいのはどれか。2 つ選べ。
アーチファクトが原因で ADC 値が不正確になる, パラレルイメージングの倍速ファクターでアーチファクトの出現位置がかわる
33
9-36)SSFP での banding artifact の軽減について正しい文章を選択してください。(正解2つ)
Phase cycling による除去法は有効だが体動に弱い。, Phase offset が 2πの場合,off-resonance frequency は 1/TR(Hz)となる。
34
9-8)EPI を用いた拡散強調像において動脈瘤クリップによる画像歪を改善するパラメー タで正しいものを選択してください。(正解 2 つ)
長方形 FOV を用いる(位相方向の FOV を小さくする)。, Parallel imaging factorを可能なだけ大きく設定する。
35
5-27)balanced SSFP について、正しい文章を解答して下さい。
TR<<T2 で TE=TR/2 に設定するのは、各エコーの位相を合わせるためである。, linear オーダーに対し centric オーダーの画像は、定常状態移行期の画像コントラストになりやすい。
36
18-18)3D 高速 SE 法について正しいのはどれか。2 つ選べ。
RFA を低くすると血管内の血液の信号強度は低下する, 低い RFA では ETL を長くすると T2 緩和時間を遅らせることができる。
37
15-12) 脂肪抑制法に関する正しい記述はどれか。3つ選べ。
拡散強調画像には必要不可欠である。, モーションアーチファクト低減に寄与する。, CHESS(chemical shift selective)法は低磁場装置に不向きである。
38
14-19)反転回復(IR)法に関する正しい記述はどれか。2つ選べ。
STIR 法は脂肪に対する特異性が低い。, Null point の時間は抑制したい組織の T1 値に 0.693 を乗じて求めることができる。
39
5-11) MRAの特徴について、正しくない文章を解答して下さい。
PC 法は TOF 法に比べ、患者の動きに影響されにくい
40
次のシーケンスチャートに関する説明で、正しい文章を解答して下さい。
スピンエコー(SE)法のシーケンスチャートである。, 流速補正用勾配が付加されている。, チャート内の A と B の面積は等しくなければならない。
41
6-10) 脂肪抑制法について、正しい文章を選択して下さい。(正解2つ)
CHESS 法は周波数差を利用する方法である。, 選択的脂肪抑制法は、静磁場強度が高い方が有利である。
42
18-15)EPI について正しいのはどれか。2 つ選べ
BOLD 法による functional MRI に利用される。, 拡散テンソル画像は拡散係数を固有べクトルで表現できる。
43
17-10)脂肪抑制法について正しいものを選べ。SPAIR:spectral attenuated inversion recovery
SPAIR 法に利用される adiabatic pulse は高磁場や体幹部に有用である。
44
18-14)GRE 法について正しいのはどれか。2 つ選べ
TR を延長するとスポイリングすることができる。, スポイルド GRE 法は残留横磁化の影響を無視することができる。
45
8-26)Gradient echo(GRE)シーケンスについて正しい記述を選択してください。(正解3つ)
3 個の α パルスを異なった間隔で印加すると 3 個の FID と 5 個のエコーが形成される。, balanced steady –state free precession (balanced SSFP)では 3(X Y Z)方向の流速補償が成り立ち、流入効果とともに血管内が高信号になる。, 第 2 の化学シフトアーチファクトは、周波数あるいは位相エンコード方向とは関係ないので、どの方向にも現れ筋肉や腸管全体を取り巻くように描かれる。
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15-27)TOF法にて内径 10mm、最大流速 80cm/secの血管を断層厚 5mm、Flip Angle 50°にて撮像する際、信号強度が最大になるTRとTEの組み合わせはどれか。対象血管のレイノルズ数は2000である。
TR 6.25msec、TE 3.5msec
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10-20)SE 法と比べた高速 SE 法の記述について正しい記述を選択してください。(正解2つ)
ブラーリング効果で細かい構造がぼける。, T2 フィルタリングによって T2 の長い組織を強調する。