問題一覧
1
図書館の定義は、人間の知的生産物である記録された知識や情報を( )し、人々の要求に応じて提供することを目的とする社会的機関
収集、組織、保存
2
旧東京図書館
安藤忠雄
3
国が設置する図書館。一般市民や国会議員が対象。出版物(ISBN 表記があるもの)を網羅的に収集
国立図書館(東京大阪京都の 3 箇所のみ)
4
地方公共団体が設置する図書館。一般市民が対象
公共図書館
5
市町村レベルで地域住民に直接サービス、図書の貸し出しが主な機能、開架方式の比率が高い
地域図書館
6
都道府県レベルで都道府県民に直接サービス、専門書の収集、レファレンス、図書の保存業務、地域図書館への援助が主な機能、 大量の資料を所属するために大きく収納効率の良い閉架書庫が必要
広域参考図書館
7
小、中、高の学校の児童、生徒、教員が対象
学校図書館
8
大学の学生や教官が対象
大学図書館
9
企業、官公庁、研究機関などの人々が対象。病院図書館、軍隊図書館など
専門図書館
10
規模計画 蔵書冊数:( )冊/人目安で自治体に応じて決定
2
11
規模計画 建物規模:( )冊/m²程度で延べ面積を概算
50
12
気軽に利用できるが本の汚濁や紛失の恐れがあるので貴重な蔵書には適さない
自由開架式
13
利用者は書架内に自由に出入りできるが本のチェックを受ける
安全開架式
14
閲覧者が直接手に取って内容を確認してから借りることはできないが貴重な蔵書に適する
半開架式
15
一般閲覧室 大きさ (1)m^2/人程度(4-6 人がけ) (2)m^2/人程度(一人がけ) 閲覧机の大きさ 0.54m^2(間口 90cm*奥行 60cm)/人程度 カウンター周りや中央部は見通しを確保するために(3)にする (4):閉鎖性の高い個室 (5):本を積んで移動できるように車輪がついた台 開架書架の通路:(6)cm 以上 開架書架の芯々間隔:165cm 以上((6)cm+45cm) ※車椅子対応:(7)cm 以上((8)cm+45cm)
1.6, 3.0, 低書架, キャレル, ブックトラック, 120, 225, 180
16
②児童閲覧室 (1)から離し、一階の出入り口近くに設け、自由開架式にする。 書架の近くに閲覧席を配置することが望ましい 児童用の書架は高くできないため(2)で成人用の開架書架より収容能力は(3)。 様々な年齢の子供が利用するため、年齢層に応じてスペースを設けることが望ましい
一般閲覧室, 単位面積あたり, 小さい
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③出納カウンター 出入り口付近に設け、自由開架書架や閲覧室を見渡せるようにする 出入り口との間に(1) (レジの万引き防止のやつっぽいの) を設ける。 カウンターの寸法 幅:70-80cm 程度(最低 60cm) 高さ:(2)cm 程度
ブックディテクションシステム(BDS), 70
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持ち出しを防止するシステム 来館者が私物を自由に館内に持ち込めるようにするためのシステム
ブックディテクションシステム
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④ブラウジングルーム(軽読書室) 一階の(1)やホール近くに設けられることが多いが、開架書架室の一部にコーナーとして設けられることもある 小中規模の図書館では(2)を兼ねることが多いが、大規模の図書館では分けられることが望ましい。
出入口, 新聞・雑誌閲覧室
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⑤レファレンスルーム(読書相談室、参考図書室) 利用者の(1)や(2)に対して、利用指導や情報サービスをするスペース 大規模な図書館に設置されることが多く、 出納カウンターに(3)ことが要求され、静かな区画に配置
調査研究, 読書相談, 近い
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⑥書庫 (1)のために、書庫に(2)を見込んでおく。 地下に書庫を設置する場合の防水防音対策は土に接する壁を二重にしてその中間部を空調することが望ましい 大きな窓は設けず、水による書籍への被害を防ぐためにスプリンクラーは使わず、 (3)を採用する例が多い 書庫内の環境条件 湿度 22+-5℃ 温度 60+-5% 照度 150lx 単独書架 (開架式 (4) 冊/m^2 程度、閉架式 (5) 冊/m^2 程度) 積層書架((6) 冊/m^2 程度) 集密書架((7) 冊/m^2 程度) 収容力は単独書架式の 2-2.5 倍
将来の拡張, 余裕のあるスペース, 不活性ガス消火設備, 170~180, 230~280, 1000, 440~640
22
トップライトを付ける場合には( )を床に埋める→メンテナンス用のハッチのデザインも必要
空調や電気設備
23
人工照明を天井や梁で反射させて( )にすることで人工照明が直接目に入るのを防ぐ
間接照明
24
美術館の定義: (1)の 1 種。自然科学、人文科学に関する(2)を行い、それらの資料を(3)し、整理(4)し、その 1 部を教育的配慮のもとに(5)し、レクリエーションなどに資することを目的とする期間。
博物館, 調査研究, 収集, 保管, 普及
25
(1)が重要視→宝物館 (2)が重要視→美術館(美術博物館) (3)が重要視→大学付属博物館
保管, 収集, 普及
26
公開部門は?
展示部門, 教育普及部門, 導入部門
27
非公開部門は?
収蔵部門, 調査研究部門, 管理部門
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展示部門の計画 常設展示 美術館が保有するコレクションを長期にわたり一般公開する場 →(1)が固定化されるため、作品に相応しい(2)を作ることが可能
展示物, 展示環境
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企画展示 ある期間を区切って特別のテーマ、企画ごとに展示するもの →展示物が(1)になるため、作品に応じて(2)に対応できる空間が必要
多様, フレキシブル
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・ホール形式 各室が中心となるホールに接続する形式で最も一般的な形式。動線が固定されず、ホールから目的の室に直接行くことが出来る。 不要な室を(1)でき、展示物や(2)の変化に対応出来る。 (3)展示向きで増設は不向き。
閉鎖, 展示数, 中規模
31
・順路形式 各室を(1)接続して、それらを通ることで動線をつくっていく形式。 動線が単純で(2)は良いが、一室が閉鎖になると動線が分断されるため、展示物や展示数の変化に対応しづらい。 (3)展示向き。
直線, 展示効率, 小規模
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・廊下接続形式 各室が(1)に接続している形式。動線は固定されないが、廊下が長くなり展示効率が(2)。 不要な室を閉鎖でき、展示物や展示数の変化に対応できる。(3)示向きで、(4)が可能。
廊下, 悪い, 大規模, 増築
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展示 平面寸法 ・長辺は短辺の(1)倍程度 ・100〜300m²程度(一般に延床面積の (2)%) ・観客と展示物の距離は (3)m 以上離れることが望ましい。(距離 6m 以上+通路幅 2m=室幅 8m以上)
1.5〜2, 30〜50, 6
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展示 出入口 ・展示物の入口と出口は別々にするのが良いが、素通りされないように(1)を避ける。 ・入口と出口が同じ場合は(2)での停留や動線の交差を避けるようにする。
同一線上の配置, 入口
35
休憩スペース ・鑑賞による疲労回復や気分転換のため、来館者の動線上に休憩スペースを設けるようにする。 ・一般に展示壁面の長さ (1)m が (2) 回の鑑賞の限界とされる。
400, 1
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採光・照明計画 美術館では多様な照明効果が得られ、照度が変化しにくい(1)を採用する。 (2)や雰囲気作りなどの観点から、展示形式により(3)と人工照明との併用方式を採用することもある。
人工照明, 省エネルギー, 自然光
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採光・照明計画 頂光(トップライト)方式 ・(1)を大きくし壁面照度を高めることができる。 ・まぶしさを避けるためには(2)を高くする必要がある。
窓, 天井
38
採光・照明計画 高側光方式(高窓方式) ・構造が単純で(1)や(2)の心配が少ない。 ・天井高が高くなり、(3)も大きくとれない。
雨漏り, 積雪, 窓面積
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採光・証明計画 クリヤストーリー方式 ・(1)と類似の長所、短所を持つ。 ・壁面照度は高窓方式より(2)なる。
高窓方式, 高く
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採光・照明計画 頂側光(ハイサイドライト)方式 ・(1)を高めることができる。 ・暗い位置での窓への(2)を避けることができる。
壁面照度, 映り込み
41
採光・断面計画 天井高 人工照明を使う場合: 最低 (1)m〜最高 (2)m 程度 自然採光を使う場合: (3)m 程度
3.5, 6, 10
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採光・照明計画 照度 日本画:(1)lx 洋画:(2)lx 彫刻(木・紙):(3)lx 彫刻(石・金属):(4)lx ※展示室全体は 50〜100lx
150〜300, 300~750, 300〜750, 1000
43
採光・照明計画 輝度 輝度比(展示物:室内全体)→(1):(2)程度
10, 1
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採光・証明計画 ・絵画などは、光による影響を考慮してフィルターや吸収剤によって、自然光や蛍光灯の(1)による退色を防ぐ方法が取られている
紫外線
45
採光・証明計画 ・展示室では、室内全体を照らす(1)と展示物を照らす(2)とを分離する。(タスク・アンビエント照明)
全般照明(アンビエント照明), 局所照明(タスク照明)
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採光・照明計画 ・人工照明には、展示物のもつ色を正確に表現するために、演色性の良い(1)、(2)、(3)などの光源を使う。
高演色蛍光灯, 超演色蛍光灯, ハロゲンランプ
47
採光・証明計画 ・(1)は演色性が悪いので、展示物への光源としては(2)である。
ナトリウムランプ, 不適当
48
採光・証明計画 ・白熱電球を使う場合、光源の熱による(1)のために、(2)を設けたり、(3)による強制換気を行う。 ・展示物をガラスケースに収める場合、 (4)を防止するため、ガラスケース内を明るくしたり、ガラス面を傾斜させるなどする。
損傷防止, 防熱フィルタや反射板, 機械換気装置, 反射グレア
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採光・証明計画 ・彫刻などは屋外の(1)による鑑賞が最適とされる。 ・室内に彫刻を置く場合、立体感を出すために(2)による局部照明の他に(3)による局部照明も行うようにする。
自然昼光下, 主光源, 補助光源
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展示・収蔵庫 ・収蔵庫では、年間を通じて(1)を維持する必要がある。 ・そのため外壁躯体と内壁とで二重壁とし、その間の(2)を空調して外部の(3)の影響を受けないようにする。 ・収蔵庫の内装仕上げ材には、一般に(4)(針葉樹の一種)が使われる。 ・松やヒノキなどの(5)は収蔵する美術品などに悪影響を与える恐れがあるので不適当である。
一定の温湿度条件, 空気層, 温湿度, 杉やスプルース, 樹脂の多い木材
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荷解き室(荷捌き室) ・美術品などの(1)と直結させ、作業に必要な(2)を確保する。 ・展示室が 1 階以外にある場合は、(3)でそこに運搬できるように、(4)を荷解き室またはその近くに設置することが望ましい。
搬入口, スペース, 短い動線, 荷物用エレベータ
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燻蒸室(くんじょうしつ) ・虫、しみ、かびなどを(1)で消毒するための室。 ・燻蒸室は荷解き室から(2)または(3)に至る間に設ける。
有毒ガス, 展示室, 収蔵庫
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美術作品を鑑賞する空間を作る際には鑑賞して欲しい作品に目がいくように周りの展示空間、建物は作品鑑賞を阻害するようなものを省いた、無地なものである方が好ましいという考え方。
ホワイトキューブ