問題一覧
1
(2)AVRに一般的に備えている付加機能について、次の問に答えなさい。 b.過励磁制限機能について説明しなさい。 発電機が①な②を③した場合、④が⑤することを防ぐ。
過大, 無効電力, 負担, 界磁巻線, 過熱
2
絶縁油
3
弾性, 弾性力, 熱的
4
c.一般的に圧縮永久歪み率が80~90%程度に到達すると、シール性能がなくなると考えられているが、永久歪み率での管理は難しいため採用しておらず、パッキンの取替時期は、 ⑤ を目安にしているが、パッキン取替は、油漏れ状況を確認のうえ実施することにしている。
累積運転時間
5
流動帯電現象
6
帯電, 添加剤, 絶縁油
7
5号
8
電流が集中
9
負の, 電流アンバランス
10
キャンパス掛け
11
ブラシ, 同一点, 接触点, スリップリング, 平均, 高速回転, 空気圧, 逃す, 冷却
12
湿り蒸気中, 軸受
13
摺動不良
14
絶縁座金, ブラケット
15
オイルホイップ
16
回転子, 危険速度, 2倍以上, 無関係, 等しい
17
混触時
18
ブロークンデルタ
19
c.通常CTは、誤差を小さくするため励磁分は極小となるように設計されている。また、二次側には低インピーダンス回路が接続されており、二次側電流による逆起電力で一次側の起磁力を打ち消している。二次側を開放すると、二次側の逆起磁力はゼロとなり、一次電流は全て励磁電流となるため、次のような危険が生じる。 (a) ③ が過大となり焼損する。 (b)二次側に異常 ④ を発生し、二次側で絶縁破壊を起こす。 (c)一次回路に大きな ⑤ を与える。
鉄損, 過大電圧, 電圧降下
20
位相, 180
21
零相電圧を取り出す。
22
a.変圧器の内部あるいは外部で事故が発生したとき、その事故電流で変圧器が損傷することを防止し、事故点への事故電流の供給を防止する。これには一般に ① 継電器の後備保護として用いられる。 内部事故を速やかに処置するため、外部短絡時の電流や大型補機の起動電流もしくは、 ② では動作しない程度に、高い整定の瞬時要素を付加して使用しており、 ③ の過電流継電器が使用される。
比率差動 , 励磁突入電流, 電圧抑制付
23
異常電圧, 零相電流
24
変圧器の過電流継電器による短絡保護の整定の考え方を1つ答えなさい。 ①以内で動作 ②の動作電流で動作しない
短時間許容電流
25
2次回路, 地絡電流, 地絡保護
26
AVR
27
進み力率
28
静電容量
29
脱調
30
送電電力
31
火力発電所として安定度向上を図るため、発電機やAVR設計において留意している事項を1つ答えなさい。
AVRの速応度を大きくする
32
系統安定化装置
33
相間短絡
34
逆相
35
界磁喪失
36
G59リレーは、AVR不調による過電圧や周波数低下による発電機、変圧器の ④ 保護として設置している。
過電圧
37
D56
38
(2)電力ケーブル(CVケーブル)について、以下の問に答えなさい。 a.トリー現象を簡単に答えなさい。 ①が集中し、この部分で②あるいは③を起こし、④の劣化を発生させる。これが⑤(トリー)の⑥として⑦していく現象
電界, 放電, 局部破壊, ピット状, 樹枝状, 破壊, 進展
39
2)電力ケーブル(CVケーブル)について、以下の問に答えなさい。 b.水トリー対策を一つ答えなさい。
ケーブルの嵩上げ
40
局部的, プレスボード
41
温度
42
発生ガス量
43
成分・種類
44
熱や絶縁油中の酸素や水分の影響を受けて分解
45
絶縁油中のフルフラール測定
46
遠心力, アンバランス
47
位相
48
危険速度
49
発電機回転子
50
軸受油量を変化
51
発電機のシールリングラブの対策について、答えなさい。密封油の()を調整
油温度
52
記号で答えなさい。
G, J, D, E, H
53
正常時は、回転子のS、N極で磁力線は対象性を確保しており、バランスがとれている。一方、レヤショートが発生すると、この磁力線が非対称となり、磁力線にアンバランスが発生し、回転子の発熱アンバランスにより振動が発生する。
54
(2)発電機回転子コイルのレヤショートに関して、次の問に答えなさい。 ② 回転子レヤショートによる発電機振動の特徴的な動きについて簡単に答えなさい。
励磁電流により振動が変化する
55
発電機の冷却媒体として空気より水素が多く採用されているのは、空気に比べ水素ガスには次のような性質があるからである。 a.密度が ① ので、風損・摩擦損が少なく、発電機効率が向上できる。 b.熱伝導率・熱伝達率が ② ので、 ③ が大きく、発電機の小型化が図れる。 c. ④ であるため、 ⑤ 劣化に対する影響が少なく、 ⑤ 寿命が長くとれる。
小さい, 大きい, 冷却効果, 不活性, 絶縁物
56
ブラシ、整流子、スリップリングがないため、安全性が高く保守が容易。
57
サイリスタでの直接制御のため、応答速度が速い。
58
(1)次の文章は、油入変圧器における異常の種類と発生ガスの関係についてまとめたものである。表中の①~⑤に入る適当な語句を下記<語群>から選び、その記号を記しなさい。
絶縁油, 固体絶縁物, 水素, アセチレン, 二酸化炭素
59
直接接地の中性点接地方式の特徴を下記例にならい、答えなさい。
地絡電流が大きく、健全相の電圧上昇が小さい。
60
抵抗接地の中性点接地方式の特徴を下記例にならい、答えなさい。
抵抗を通して接地し、地絡事故時の短絡電流を抑制するので、事故検出機能は直接接地方式よりも低下する。
61
a.油入変圧器の内部絶縁材料の主体は、絶縁油と絶縁紙である。絶縁油はJISに規定された① が一般に用いられている。 b.絶縁油の劣化は、 ② や ③ によっても起こるが、最大の原因は、高温の絶縁油が ④ して起こる劣化である。 c.絶縁油が劣化すると、酸化度(全酸化)や ⑤ が増加し、絶縁耐力や界面張力が低下するので、これらを測定して劣化を判定している。
鉱油系, 空気中の水分の吸収, 不純物の混入, 空気中の酸素との接触, tanδ
62
(2)1,000kVA以上の変圧器の一般的な保護について、次の問に答えなさい。 a.内部事故保護に用いられる保護継電器を答えなさい。
比率差動継電器
63
Y結線, △接続, △結線, Y接続
64
a.発電機の電機子巻線短絡故障には、線間短絡と ① 短絡とがあり、この保護用としては、一般に比率差動継電器が使用されており、抑制コイルと動作コイルを流れる電流値の大きさの比率によって動作する継電器である。 b.電機子巻線の地絡事故は、事故拡大防止の観点から地絡電流を抑制するために中性点に ② 接地方式で接地され、中性点接地変圧器の二次側に現れる ③ 電圧を地絡過電圧継電器で検出している。 c.発電機の過電流継電器は、変圧器、母線、送電線等の短絡事故時におのおの設置された保護継電装置で、万一、事故除去できなかった場合のために設置し、 ④ 付過電流継電器が使用される。 d.発電機界磁回路の界磁喪失は、発電機端子電圧と電機子電流とから、 ⑤ の変化を検出する ⑤ 継電器が使用される。
層間, 高抵抗, 零相, 電圧要素, インピーダンス
65
複流式密封油装置において、空気側密封油ポンプが停止した場合のバックアップ設備(系統)を2つ説明しなさい。
タービン軸受油系統からの供給, 直流電動機で駆動する非常用密封油ポンプ運転による供給
66
複数の変圧器を並列運転する場合には、各変圧器の容量に比例した電流を分担し、変圧器間に① 電流が流れないようにするため次の条件が必要になる。 ・ ② 比と ③ が等しい ・ ④ が等しい ・ 角変位と ⑤ が等しい
循環, 変圧, 極性, %インピーダンス, 相回転
67
サージコンパリジョン法の検査方法と判定方法
回転子巻線の+極および-極から中性点に向かってサージ電圧を印加しそれぞれの波形をブラウン管に映し出す。, それぞれの波形をブラウン管上で比較し異常の有無を判断する。
68
分担電圧測定法の検査方法と判定方法 (1)巻線に電圧を印加して、+・-極巻線の(2)電圧を測定する。 (2)電圧を比較して異常の有無を判断する。
回転子, 分担
69
a.発電機を起動して系統に並列する場合、発電機の ① ・ ② を系統と一致させ、さらに二つの交流電圧の ③ を完全に合わせて、しゃ断器を投入する必要がある。 b.このため、ASSには ⒜自動 ① 平衡機能、⒝自動 ④ 機能、⒞しゃ断器投入指令機能があり、自動的に系統と同期を合わせて並列操作を行えるようにしている。 c.⒜の機能は、発電機の ① を検出して系統側と比較し偏差があればAVRの ① 設定器に信号を与えて、系統側と一致するように制御している。⒝の機能は、系統に比べて偏差があればガバナの設定値を変化させ、タービンに流入する ⑤ を加減して系統と一致するように制御している。
電圧, 周波数, 位相, 揃速, 蒸気量
70
a.発電機が定格速度で無負荷運転している場合に、界磁電流を徐々に増したときの界磁電流と発電機端子電圧との関係を示す曲線を ① 曲線と言う。 なお、界磁電流を増して端子電圧を上昇させる場合と、界磁電流を減じて端子電圧を下げる場合とでは、鉄心の ② のため、同じ曲線上をたどらない。 b.発電機の端子を ③ し、定格速度で運転した場合に、界磁電流を徐々に増したときの界磁電流と短絡電流との関係を示す曲線を ③ 曲線と言う。 c.同期インピーダンスは、 ① 曲線と ③ 曲線から求めることができ ① 曲線における発電機定格電圧をVn、これに要する界磁電流値の時の ③ 曲線上の短絡電流をIsとすると、一般的に同期インピーダンスZs[Ω]は次式で表される。 同期インピーダンスZs = ④ d.定格速度において無負荷で定格電圧を発生するに必要な界磁電流をIf’、定格電流に等しい ③ 電流を発生するのに必要な界磁電流If’’との比(If’/If’’)を ⑤ 比と言う。
無負荷飽和, ヒステリシス, 三相短絡, Vn/√3Is, 短絡
71
(2)発電機主要部品の非破壊検査について、以下の問に答えなさい。 a.内部欠陥の検出のために実施される試験方法を挙げなさい。
超音波探傷試験
72
(2)発電機主要部品の非破壊検査について、以下の問に答えなさい。 b.超音波探傷試験で実施する検査部位を2つ挙げなさい。
回転子リテーニングリング, 回転子ウエッジ
73
a.アライメント不良 ・ ① がタービン側、スリップリング側で異なる場合がある。 ・振幅が徐々に上昇したり、又他の軸受は減少したり、徐々に変化する。 ・オイルホイップを発生する場合もある。
排油温度
74
b.バランス不良 ・振動振幅が大きく、振動数は回転数と一致し、位相は ② 。
安定している
75
c.サーマルアンバランス ・回転子の通風不平衡、塗料の厚み不均一、ウェッジの不平衡固さ等により、回転子に熱的不平衡を生じ、負荷上昇と共に ③ が変化する。
振動ベクトル
76
d.シールリングラブ ・シールリングの軸方向、円周方向の動きがスムーズでないときに発生する。 ・密封油の温度や圧力により、 ③ が変化する。 ・振幅は経時的に変化する
振動ベクトル
77
e.回転子コイルレヤショート ・回転子コイルの層間絶縁が破壊され、回転子のアンペアターンが不平衡となり、磁束波形が歪む。これにより ④ やアンペアターンが局所的に ⑤ し、発熱アンバランスが発生し軸曲がりが発生することもある。 ・励磁電流により振動が変化する。
磁気的アンバランス, 減少
78
低励磁制限機能について説明しなさい。
発電機の進相運転による安定度の低下及び発電機固定子鉄心端部の過熱を防ぐ
79
過励磁制限機能について説明しなさい。
発電機が過大な遅れ無効電力を負担した場合、発電機が過励磁となり界磁コイルが過熱することを防止するために用いる。