問題一覧
1
脳の白質は無髄神経線維である。
誤
2
跳躍伝導は無髄神経線維に生じる。
誤
3
有髄神経線維は太いほど伝導速度が速い
正
4
神経伝達物質のドパミンは、身体の運動、意欲、学習などに関わる。
正
5
中心後回には、一次運動野が存在する。
誤
6
下頭頂小葉には、角回が存在する。
正
7
側頭葉の障害で、遂行機能障害が生じる。
誤
8
後頭葉の障害で、半盲が生じる
正
9
大脳辺縁系には、線条体が含まれる。
誤
10
中枢から末梢へ情報を伝達する経路は、遠心路と呼ばれる。
正
11
感覚受容器でとらえた情報を大脳へ送る神経は、運動神経である。
誤
12
弓状線維は、大脳皮質と脳幹を結ぶ。
誤
13
左右の大脳半球を連絡する線維は、交連線維と呼ばれる。
正
14
側頭葉の一次聴覚野の障害で、幻聴が出現する。
正
15
ワーキングメモリは、「地球は1年で太陽のまわりを一周する」といった学習の記憶である。
誤
16
パペッツ回路には、帯状回が含まれる。
正
17
レンズ核は、尾状核と被殻から構成される。
誤
18
手続き記憶は、長期記憶である。
正
19
外側膝状体は、視覚の伝導路に含まれる。
正
20
ウィリス動脈輪について、両側の中大脳動脈は後下小脳動脈によって連結されている。
誤
21
前頭葉について、一次運動野から出ている神経線維は下行性である。
正
22
側頭葉の灌流領域は、前大脳動脈と中大脳動脈のみである。
誤
23
脳底動脈は、脳幹を支配している。
正
24
脊髄小脳路は、温度覚の脊髄神経路である。
誤
25
視床下部は、尿量の調整を行っている。
正
26
頭頂葉が損傷すると、感覚障害が起こる
正
27
脳脊髄液は、脈絡叢から産生される。
正
28
脳梗塞の好発部位は、被殻である。
誤
29
大脳基底核は、白質である。
誤
30
小脳半球は、上小脳脚で中脳と連絡している。
正
31
小脳性構音障害の特徴として、突然大声になることがある。
正
32
項部硬直は、もやもや病の鑑別診断の一つである。
誤
33
下位運動ニューロン障害の特徴に、弛緩性麻痺と筋萎縮がある。
正
34
クッシング現象は、血圧上昇および頻脈が生じる。
誤
35
Brown-Sequard症候群では障書レベルより下の反対側深部覚障害と同側の温痛覚障害が生じる。
誤
36
脊髄の前方障害では、障害レベルより下の上位運動ニューロン障害が起こる。
正
37
橋出血で、意識障害がある場合に痛み刺激を与えると、上肢屈曲・下肢伸展位をとる。
誤
38
「痛み刺激に対してかろうじて開眼する」Japan Coma Scaleでの評価は、Ⅲ-100である。
誤
39
Glasgow Coma Scaleの評定で、V3は発声があるが理解できない。
誤
40
バレー徴候は、運動麻痺を示す徴候である
正
41
右大脳半球の損傷で生じやすいのは、着衣失行である。
正
42
ゲルストマン症候群の4徴候に含まれないものは、失書である。
誤
43
改訂長谷川式簡易知能評価スケール(HDS-R)は、認知機能検査である。
正
44
ウィスコンシングカードソーティングテスト(WCST) は、記憶検査である。
誤
45
心原性脳梗塞の原因として最も多い不整脈は、上室性期外収縮である。
誤
46
進行性核上性麻痺では、筋線維束性攣縮が認められる。
誤
47
神経変性疾患は、通常、緩徐進行性である。
正
48
頭頂葉の病変で、視覚失認が生じる。
誤
49
視床の障害により、めまいが生じる。
誤
50
腱反射亢進は、小脳症状のひとつである。
誤
51
右後下小脳動脈の閉塞で、右顔面温度覚障害が生じる。
正
52
橋出血により、ワレンベルグ症候群が生じる。
誤
53
くも膜下出血は、女性よりも男性に多い。
誤
54
中心性頚髄損傷では、痙縮が生じる。
正
55
感情失禁は、認知症患者の症状のひとつである。
正
56
特発性正常圧水頭症では、小刻み歩行がみられる。
正
57
半側空間無視は、右半球の損傷で生じやすい。
正
58
左同名半盲は、左半球の損傷で生じやすい
誤
59
伝導失語では、復唱が障害される。
正
60
前交通動脈の出血では、意欲の低下が生じる。
正
61
失語症は、左中大脳動脈の閉塞で生じる。
正
62
観念運動失行では、「歯を磨くまねをして下さい」という指示に対して、行うことが出来ない。
正
63
筋萎縮性側索硬化症の末期では、呼吸筋の障害が生じる。
正
64
大脳皮質基底核変性症(CBD)は、治療法は確立しておらず、対症療法が主である。
正
65
わが国の脊髄小脳変性症の中では、オリーブ橋小脳萎縮症が最も少ない。
誤
66
Japan Coma Scale (JCS)は、覚醒の程度を4段階に分けて評価する。
誤
67
ギラン・バレー症候群では、血液検査にて抗ガングリオシド抗体が出現する。
正
68
Charcot-Marie-Tooth病は、運動麻痺優位である。
正
69
骨盤神経の障害により、排尿筋過活動が生じ、尿意切迫感や切迫性尿失禁が生じる
誤
70
一過性脳虚血発作(TIA)は、突然、片眼の視力消失、脱力、麻痺などが出現するが、多くは数日で回復する。
誤
71
脳出血について、正しいはどれか。
被殻出血では、共同偏視がみられ、病巣側に偏視する。, 脳動脈瘤の90%は、内頸動脈の灌流 域に形成される。
72
高次脳機能障害ついて、正しいはどれか。
高次脳機能障害の生じる代表的な部位は、前頭葉である。, Broca失語では、言語理解は可能だくが、発話・復唱が困難である
73
多系統萎縮症とパーキンソン病について、正しいのはどれか。
多発性硬化症は、再発と寛解を繰り返す。
74
神経変性疾患ついて、誤っているはどれか。
大脳皮質基底核変性症(CBD)でみられる節運動失行や筋強などの症状は、左右差はない。, Shy-Drager症候群では、パーキンソニズムが主症状である
75
75歳女性。出血後の頭部CTを示す。最も生じやすい症状はどれか。
左手の感覚が脱失する。
76
60歳の男性。右利き。意識障害のため搬入された。脳梗塞と診断され、保存的治療が開始された。片麻痺を呈している。入院後2週の頭部CTを示す。 この患者に認められる可能性が高い症状はどれか。
注意障害
77
54歳の右利きの男性。脳梗塞。図のような頭部画像病変であった。みられやすい症状はどれか。
ブローカ失語
78
38歳の男性。30歳ころから歩行時にふらふらする感じを自覚していた。最近、階段昇降で手すりが必要となり、構音障害と上肢の協調性低下も出現した。意識は清明。知能は正常である。感覚障害はなく、病的反射も認めない。臨床所見として認められるのはどれか。
企図振戦, 膝踵試験異常
79
Brunnstrom法ステージは上下肢・手指ともにⅢ。 回復期リハビリテーション病棟では車椅子で移動している。発症後3か月の頭部MRIを示す。出現しやすい症状はどれか。
半側空間無視
80
半側空間無視の症状に対する検査として正しいのはどれか。
線分二等分試験
81
パーキンソン病の自律神経徴候や精神症状で誤っているのはどれか。
下痢
82
CTが最も的確にその病変を描出するのはどれか。
脳出血の血腫
83
頭部MRIのT2強調像①~⑤を示す。正常圧水頭症の状態を示すのはどれか。
4
84
頭部CTを示す。所見として考えられるのはどれか。
被殻出血
85
中脳レベルの横断図の模式図を示す。黒質はどこか。
3
86
ゲルストマン症候群に認められるのはどれか。
失算
87
優位半球障害に特徴的な症状はどれか。
検者が出したジャンケンのチョキの模倣動作ができない。
88
筋萎縮性側索硬化症にみられるのはどれか。
線維束性攣縮, 筋の萎縮
89
多発性硬化症について、正しいのはどれか。
脱髄病変が見られる, 視力低下が出現する頻度が高い
90
大脳皮質基底核変性症(CBD)について、誤っているのはどれか。
大脳の萎縮は左右対称的である, 認知機能障害はみられない。
91
脊髄小脳変性症について、誤っているのはどれか。
脊髄小脳変性症は、すべて遺伝性である, 多統萎縮症では、下位運動ニューロン障害が生じる
92
意識障害に関する記述のうち、正しいのはどれか。
GCS M6は、指示に従って動作をまねる。, 意識障害の評価法として、Glasgow Coma Scale(GCS)が用いられる。
93
以下の頭部CTのうち、片麻痺を呈する可能性が高いのはどれか。
2
94
デュシェンヌ型筋ジストロフィーで正しいのはどれか。
針筋電図評価では、振幅の低下を認める。, 血清CK値の上昇を認める。
95
重症筋無力症について、正しいのはどれか。
初発症状に眼瞼下垂を認める。, 重症筋無力症は、午後に症状が強くなる。
96
パーキンソン病に対する包括的な評価指標であるUPDRSの評価項目でないのはどれか。
感覚
97
外尿道括約筋の支配神経はどれか。
陰部神経
98
56歳の男性。頭痛と複視を自覚し脳神経内科を受診した。頭部 MRIで右脳幹部に腫瘍性病変を旨摘された。対座法で観察した眼球運動を図に示す。 障害されている脳神経はどれか。
右外転神経のみ
99
排尿機構について正しいのはどれか。
交感神経路の興奮は、膀胱を弛緩させる。, 排尿を我慢するときには、大脳皮質からの抑制がかかる。
100
以下の脳神経と作用について、間違っている組み合わせはどれか。
顔面神経一顔面の感覚