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薬物療法VIII(柳川)
  • 田渕希望

  • 問題数 58 • 1/27/2024

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    問題一覧

  • 1

    ベンジルペニシリンは、グラム陽性菌と一部のグラム陰性菌に(有効/無効)、抗菌スペクトルは(広い/狭い)、ペニシリナーゼ(ペニシリナーゼ産生菌)に(有効/無効)である。

    有効, 狭い, 無効

  • 2

    アンピシリンは、グラム陽性菌と陰性菌に(有効/無効)、抗菌スペクトルは(広い/狭い)、ペニシリナーゼ(ペニシリナーゼ産生菌)に(有効/無効)である。

    有効, 広い, 無効

  • 3

    バカンピシリンは、グラム陽性菌と陰性菌に(有効/無効)、抗菌スペクトルは(広い/狭い)、ペニシリナーゼ(ペニシリナーゼ産生菌)に(有効/無効)であり、()のプロドラッグである。

    有効, 広い, 無効, アンピシリン

  • 4

    アモキシシリンは、グラム陽性菌と陰性菌に(有効/無効)、抗菌スペクトルは(広い/狭い)、ペニシリナーゼ(ペニシリナーゼ産生菌)に(有効/無効)、()の除菌に用いられる。

    有効, 広い, 無効, ヘリコバクター・ピロリ

  • 5

    ピペラシリンは、グラム陽性菌と陰性菌に(有効/無効)、抗菌スペクトルは(広い/狭い)、ペニシリナーゼ(ペニシリナーゼ産生菌)に(有効/無効)、()に有効である。

    有効, 広い, 無効, 緑膿菌

  • 6

    セフピロムは、グラム陽性菌と陰性菌に(有効/無効)、抗菌スペクトルは(広い/狭い)、ペニシリナーゼ(ペニシリナーゼ産生菌)に(有効/無効)、セファロスポリナーゼに(有効/無効)、()に有効。

    有効, 広い, 有効, 有効, 緑膿菌

  • 7

    セファゾリンなど(セファ〜系の第一世代セフェム系抗菌薬)は、ペニシリナーゼ(ペニシリナーゼ産生菌)に(有効/無効)、セファロスポリナーゼに(有効/無効)、抗菌スペクトルは(広い/狭い)。

    有効, 無効, 広い

  • 8

    セフェム系抗菌薬は、第一世代はグラム陽性菌と陰性菌に(有効/無効)であり、第二世代、第三世代になるにつれてグラム陽性菌の効果が(上がる/下がる)、陰性菌の効果が(上がる/下がる)、第四世代はグラム陽性菌、陰性菌に(有効/無効)である。

    有効, 下がる, 上がる, 有効

  • 9

    β-ラクタマーゼ感受性抗菌薬の抗菌スペクトルを拡大することができる抗菌薬はなにか。

    スルバクタム

  • 10

    UDP-N-アセチルムラミン酸の合成を阻害し、細胞壁の合成を初期段階で阻害するのはどれか。1つ選べ。

    ホスホマイシン

  • 11

    グリコペプチド系抗菌薬であり、直鎖状ペプチドグリカンのペンタペプチド C 末端の D-アラニル-D-アラニンと結合することにより細胞壁の合成を阻害する抗菌薬はなにか。2つ選べ。

    バンコマイシン, テイコプラニン

  • 12

    β-ラクタマーゼ抵抗性で、緑膿菌を含むグラム陰性菌に有効であるが、グラム陽性菌および嫌気性菌には無効である抗菌薬はなにか。

    アズトレオナム

  • 13

    β-ラクタマーゼ抵抗性で、グラム陽性菌とグラム陰性菌に対し強い抗菌力をもち、デヒドロペプチダーゼ I(DHP-I)で一部代謝を受けるが腎毒性は少なく、単剤で使用できる抗菌薬はなにか。

    ファロペネム

  • 14

    次のうち、デヒドロペプチダーゼ I(DHP-I)に分解されない、または一部分解を受けるが腎毒性が少なく、単剤で使用できる抗菌薬はどれか。2つ選べ。

    ファロペネム, メロペネム

  • 15

    次のうち、デヒドロペプチダーゼ I(DHP-I)に分解され、腎毒性を示すので合剤として用いる抗菌薬はどれか。2つ選べ。

    イミペネム, パニペネム

  • 16

    デヒドロペプチダーゼ I(DHP-I)で分解され、分解産物が腎毒性を示すので、DHP-I 阻害薬であるシラスタチンとの合剤として用いられる抗菌薬はなにか。

    イミペネム

  • 17

    デヒドロペプチダーゼ I(DHP-I)で分解されないので、腎毒性が軽減され単剤で用いられる抗菌薬はなにか。

    メロペネム

  • 18

    デヒドロペプチダーゼ I(DHP-I)で分解され、分解産物が腎毒性を示すので、DHP-I 阻害薬であるベタミプロンとの合剤として用いられる抗菌薬はなにか。

    パニペネム

  • 19

    細菌のリボソーム 30S サブユニットと結合し、タンパク質合成を阻害する抗菌薬はどれか。全て選べ。

    ストレプトマイシン, ゲンタマイシン, カナマイシン, アルベカシン, テトラサイクリン, ミノサイクリン

  • 20

    細菌の細胞膜に結合し細胞内 K+を流出(脱分極)させ抗菌作用を示し、メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)など多剤耐性グラム陽性菌に抗菌力を示し、陰性菌には無効な抗菌薬はなにか。

    ダプトマイシン

  • 21

    細菌のリボソーム 50S サブユニットと結合し、タンパク質合成を阻害する抗菌薬はなにか。全て選べ。

    リンコマイシン, クリンダマイシン, クラリスロマイシン, アジスロマイシン, エリスロマイシン, クロラムフェニコール

  • 22

    翻訳開始反応において、細菌のリボソーム 50S サブユニットに結合し、70S 開始複合体の形成を阻害し、タンパク質合成を抑制するのはどれか。1つ選べ。

    リネゾリド

  • 23

    DNA ジャイレースとトポイソメラーゼⅣを阻害し、DNA の複製を抑制するのはどれか。全て選べ。

    ノルフロキサシン, オフロキサシン, レボフロキサシン, モキシフロキサシン

  • 24

    パラアミノ安息香酸と競合的に拮抗して、ジヒドロプテロイン酸合成酵素を阻害し、葉酸代謝を抑制する抗菌薬はなにか。

    スルファメトキサゾール

  • 25

    細菌のジヒドロ葉酸還元酵素を阻害し、葉酸代謝を抑制する抗菌薬はなにか。

    トリメトプリム

  • 26

    細菌の葉酸代謝を異なる段階で抑制することから、合剤として葉酸代謝を強力に阻害するのはどれか。2つ選べ。

    トリメトプリム, スルファメトキサゾール

  • 27

    抗結核薬に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。

    イソニアジドは、結核菌の細胞壁成分であるミコール酸の合成を阻害し、抗菌作用を示す。, ストレプトマイシンは、細菌のリボソーム 30S サブユニットと結合し、タンパク質合成を阻害する。

  • 28

    抗結核薬に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。

    リファンピシンは、結核菌の DNA 依存性 RNA ポリメラーゼを阻害し、抗菌作用を示す。, エタンブトールの特徴的な副作用として、視力障害があげられる。

  • 29

    抗 HIV 薬の作用機序に関する記述のうち、誤っているのはどれか。2つ選べ。

    ネビラピンは、細胞内でリン酸化された後、HIV 逆転写酵素の基質としてウイルス DNA に取り込まれる。, テノホビルアラフェナミドは、HIV-1 の逆転写酵素疎水ポケット部分に直接作用し、酵素活性を阻害する。

  • 30

    抗 HIV 薬の作用機序に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。

    エファビレンツは、HIV-1 の逆転写酵素疎水ポケット部分に直接作用し、酵素活性を阻害する。, サキナビルは、HIV のプロテアーゼを選択的に阻害し、ウイルス粒子の形成を抑制する。

  • 31

    抗ヘルペスウイルス薬に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。

    ガンシクロビルは、感染細胞内でウイルスのキナーゼにより一リン酸化体となり、その後宿主のキナーゼにより三リン酸化体となる。, ビダラビンは、細胞内でビダラビン三リン酸となり、ウイルスの DNA ポリメラーゼを選択的に阻害する。

  • 32

    抗ヘルペスウイルス薬に関する記述のうち、誤っているのはどれか。2つ選べ。

    ビダラビンは、ウイルスのヘリカーゼ・プライマーゼ複合体の酵素活性を直接阻害し、ウイルス DNA の複製を抑制する。, アシクロビルは、細胞内でアシクロビル三リン酸となり、ウイルスの DNA 依存性 RNA ポリメラーゼを阻害する。

  • 33

    抗インフルエンザウイルス薬に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。

    バロキサビルマルボキシルは、ウイルスのキャップ依存性エンドヌクレアーゼ活性を阻害しウイルス RNA の合成を抑制する。, オセルタミビルは、ウイルスのノイラミニダーゼの機能を阻害し、ウイルス粒子の宿主細胞からの遊離を抑制する。

  • 34

    抗インフルエンザウイルス薬に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。

    アマンタジンは、ウイルスの M2 タンパク質の機能を阻害し、ウイルスの脱殻を抑制する。, ラニナミビルオクタン酸エステルは、A 型と B 型のいずれのインフルエンザウイルスにも有効である。

  • 35

    ヘリカーゼ・プライマーゼ複合体の酵素活性を阻害し、ウイルス DNA の合成を抑制する帯状疱疹治療薬はどれか。1つ選べ。

    アメナメビル

  • 36

    ラミブジンの抗ウイルス活性の機序として、最も適切なのはどれか。1つ選べ。

    DNA ポリメラーゼ阻害

  • 37

    抗肝炎ウイルス薬に関する記述のうち、正しいのはどれか。3つ選べ。

    ソホスブビルは、細胞内で UTP 類似構造体に変換され、NS5B ポリメラーゼにより HCV の RNA に取り込まれ RNA の伸張を停止させる。, エンテカビルは、細胞内で dGTP 類似体となり、HBV の DNA ポリメラーゼを阻害する。, テノホビルジソプロキシルは細胞内で dATP 類似体となり、HBV の DNA ポリメラーゼを阻害する。

  • 38

    クロライドチャネルに結合し、クロライドの細胞膜透過性を上昇させ、寄生虫を麻痺させるのはどれか。1つ選べ。

    イベルメクチン

  • 39

    原虫の DNA 二本鎖切断によって原虫を死滅させると考えられるのはどれか。 1つ選べ。

    メトロニダゾール

  • 40

    抗真菌薬に関する記述のうち、誤っているのはどれか。2つ選べ。

    ミコナゾールは、スクアレンエポキシダーゼを阻害し、エルゴステロールの合成を抑制する。, テルビナフィンは、トランスペプチダーゼを阻害し、ペプチドグリカンの合成を抑制する。

  • 41

    抗真菌薬に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。

    フルシトシンは、真菌細胞内に選択的に取り込まれ、真菌内でフルオロウラシルとなり核酸合成を抑制する。 , ボリコナゾールは、ステロール 14α-デメチラーゼを阻害しエルゴステロールの生成を抑制する。

  • 42

    敗血症とその治療に関する記述のうち、誤っているのはどれか。3つ選べ。

    抗菌薬を投与した後に、原因菌を特定するための血液を採取する。, 原因菌が特定されるまでは、対症療法を行い、抗菌薬の投与を避ける。, 原因菌が特定されたら、広域スペクトルの抗菌薬で治療する。

  • 43

    メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)感染症の治療薬として、適切なのはどれか。全て選べ。

    バンコマイシン, ダプトマイシン, アルベカシン, テイコプラニン, リネゾリド

  • 44

    感染症とその治療に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。

    レジオネラ肺炎の治療には、ニューキノロン系やマクロライド系などの抗菌薬を使用する。, 肺炎球菌は、市中肺炎の原因菌として最も多く、その治療には、ペニシリン系抗菌薬が第一選択として用いられる。

  • 45

    感染症とその治療に関する記述のうち、誤っているのはどれか。1つ選べ。

    レジオネラ肺炎は、主に感染者の飛沫を肺に吸入することによって感染する。

  • 46

    感染症とその治療薬に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。

    緑膿菌は、免疫力が低下した患者に肺炎や敗血症を起こし、高い薬剤抵抗性を持つため治療上問題となる。, 破傷風の治療には、ペニシリン G やメトロニダゾールが用いられる。

  • 47

    感染症とその治療薬に関する記述のうち、正しいのはどれか。1つ選べ。

    肺炎球菌は、急性副鼻腔炎や急性中耳炎の主な起炎菌である。

  • 48

    結核とその治療薬に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。

    リファンピシンの投与により唾液や涙液が橙赤色になることがある。, 診断には、インターフェロン-γ遊離試験が有用である。

  • 49

    結核に関する記述のうち、誤っているのはどれか。2つ選べ

    肺以外の臓器に症状が現れることは無い。 , 症状がなくなれば、結核菌が体内から消失したと考えてよい。

  • 50

    感染症とその治療薬に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。

    マイコプラズマ肺炎は、β-ラクタム系抗生物質は無効であり、マクロライド系、テトラサイクリン系が用いられる。, 淋菌の大半が多剤耐性菌であるが、セフトリアキソンが有効である。

  • 51

    感染症とその治療薬に関する記述のうち、誤っているのはどれか。2つ選べ。

    マイコプラズマ肺炎は、高齢者に好発する。, リケッチア肺炎の治療には、ペネム系抗菌薬が用いられる。

  • 52

    ヘルペスウイルス感染症とその治療に関する記述のうち、正しいのはどれか。 2つ選べ。

    HHV-3 は、主に空気感染により上気道粘膜から感染し、約 2 週間の潜伏期間を経て水痘を発症させる。, サイトメガロウイルスは、日本人の多くが感染を経験しており、多くの場合が中和抗体を有する。

  • 53

    ヘルペスウイルス感染症に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。

    水痘は、HHV-3 の初感染により発症し、小児に比べ成人で重症化するリスクが高い。, 口唇ヘルペスは、主に HHV-1 の感染により発症し、症状が消失してもウイルスは神経節に潜伏し、免疫力が低下した際に再発する。

  • 54

    インフルエンザとその治療に関する記述のうち、誤っているのはどれか。2つ選べ。

    インフルエンザウイルスには、A、B、C の 3 型があり、いずれも典型的なインフルエンザ症状を発症させる。, 1~2 週間の潜伏期の後、発熱、頭痛、全身倦怠感などの全身症状が突然現れる。

  • 55

    HIV 感染症及びその治療に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。

    抗 HIV 薬の多剤併用療法により、血中 HIV-RNA 量を検出限界以下に抑えることができる。, AIDS 期には、免疫低下により重症の日和見感染や悪性腫瘍、脳症を発症する。

  • 56

    主に空気感染により感染するのはどれか。1つ選べ。

    麻しんウイルス

  • 57

    真菌感染症及びその治療に関する記述のうち、誤っているのはどれか。2つ選べ。

    カンジダ属は環境中に広く生息するため、空調機を介した院内感染に注意が必要である。 , アスペルギルス症では、血中のペプチドグリカンの濃度が上昇する。

  • 58

    感染症及びその治療に関する記述のうち、誤っているのはどれか。1つ選べ。

    白癬は表在性真菌症であるため、経口抗真菌薬は適応とならない。