薬剤師国家試験 第109回 薬学理論問題(2024年2月)

厚生労働省『第109回薬剤師国家試験』より作成。 問題:1日目② 一般問題(薬学理論問題)【物理・化学・生物、衛生、法規・制度・倫理】、1日目③ 一般問題(薬学理論問題)【薬理、薬剤、病態・薬物治療】 問91-195のうち、問111は「解なし」(採点除外)となったため本問題集には収載していません。 ※ 採点補正情報 - 問111(生物・薬学理論問題): 厚生労働省により「解なし」として全員正解扱い。本問題集には収載していません。 出典: https://www.mhlw.go.jp/content/001226760.pdf (理論問題 1日目②) 出典: https://www.mhlw.go.jp/content/001226761.pdf (理論問題 1日目③) 出典: https://www.mhlw.go.jp/content/001228441.pdf (正答) 出典: https://www.mhlw.go.jp/content/001228439.pdf (正誤表)

薬剤師国家試験 第109回 薬学理論問題(2024年2月)
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厚生労働省『第109回薬剤師国家試験』より作成。 問題:1日目② 一般問題(薬学理論問題)【物理・化学・生物、衛生、法規・制度・倫理】、1日目③ 一般問題(薬学理論問題)【薬理、薬剤、病態・薬物治療】 問91-195のうち、問111は「解なし」(採点除外)となったため本問題集には収載していません。 ※ 採点補正情報 - 問111(生物・薬学理論問題): 厚生労働省により「解なし」として全員正解扱い。本問題集には収載していません。 出典: https://www.mhlw.go.jp/content/001226760.pdf (理論問題 1日目②) 出典: https://www.mhlw.go.jp/content/001226761.pdf (理論問題 1日目③) 出典: https://www.mhlw.go.jp/content/001228441.pdf (正答) 出典: https://www.mhlw.go.jp/content/001228439.pdf (正誤表)
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  • 1

    問91 分子間相互作用に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 クーロン力は電荷間距離の2乗に反比例する。 2 分散力は分子間にはたらく反発力である。 3 水中における界面活性剤のミセル形成はイオン結合による。 4 疎水性相互作用は水溶液中のタンパク質の高次構造の形成及び安定化に寄与している。 5 核酸塩基対は配位結合により形成される。

    1 クーロン力は電荷間距離の2乗に反比例する。, 4 疎水性相互作用は水溶液中のタンパク質の高次構造の形成及び安定化に寄与している。

  • 2

    問92 状態関数に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 状態関数の変化量は系の変化の経路に依存する。 2 示量性状態関数においては加成性が成立する。 3 示強性状態関数は物質量に依存する。 4 体積は示量性状態関数である。 5 エントロピーは示強性状態関数である。

    2 示量性状態関数においては加成性が成立する。, 4 体積は示量性状態関数である。

  • 3

    問93 次の記述は、日本薬局方メフェナム酸の純度試験中の類縁物質に関するものである。 本品0.10 g をクロロホルム/メタノール混液(3:1)5 mL に溶かし、試料溶液とする。この液1 mL を正確に量り、クロロホルム/メタノール混液(3:1)を加えて正確に200 mL とする。この液10 mL を正確に量り、クロロホルム/メタノール混液(3:1)を加えて正確に50 mL とし、標準溶液とする。これらの液につき、薄層クロマトグラフィー(薄層板に蛍光剤を含む)により試験を行う。試料溶液及び標準溶液25 μL ずつを薄層板にスポットし、展開後風乾した薄層板に紫外線(主波長254 nm)を照射するとき、試料溶液から得た主スポット以外のスポットは、標準溶液から得たスポットより濃くない。 類縁物質の混入が許容される限度値はどれか。1つ選べ。 1 0.1% 2 0.2% 3 1.0% 4 2.0% 5 2.5%

    1 0.1%

  • 4

    問94 ある2価の金属イオンM²⁺ の0.01 mol/L 水溶液のpH を上げていくと難溶性塩 M(OH)₂ が沈殿する。この沈殿が生成し始めるpH に最も近い値はどれか。1つ選べ。 ただし、M(OH)₂ の溶解度積 Ksp = 2.0 × 10⁻²⁰ (mol/L)³、水のイオン積 Kw = [H⁺][OH⁻] = 1.0 × 10⁻¹⁴ (mol/L)²、log 2 = 0.30 とし、ヒドロキソ錯体の生成などの副反応は起こらず、水溶液の温度と体積は変化しないものとする。 1 3 2 5 3 7 4 9 5 11

    2 5

  • 5

    問95 図はある蛍光物質の励起スペクトルと蛍光スペクトルである。 この励起スペクトルの極大波長(励起波長)がλ₁、蛍光スペクトルの極大波長(蛍光波長)がλ₂ であるとすると、この蛍光物質の励起波長の光のエネルギーと蛍光波長の光のエネルギーとの間のエネルギー差を求める式はどれか。1つ選べ。 ただし、プランク定数はh、光速度はc とする。 1 hc(λ₂ − λ₁) / (λ₁λ₂) 2 h(λ₂ − λ₁) / (cλ₁λ₂) 3 c(λ₂ − λ₁) / (hλ₁λ₂) 4 λ₁λ₂ / (hc(λ₂ − λ₁)) 5 cλ₁λ₂ / (h(λ₂ − λ₁))

    1 hc(λ₂ − λ₁) / (λ₁λ₂)

  • 6

    問96 熱容量に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 ただし、Vは体積、pは圧力、Tは絶対温度、Hはエンタルピー、Rは気体定数、CVは定容熱容量、CV,mは定容モル熱容量、Cp,mは定圧モル熱容量である。 1 モル熱容量は1 mol の物質の温度を1 K 上昇させるのに必要な熱である。 2 熱容量の単位はJ·K である。 3 CV は、CV = dH/dT により求められる。 4 理想気体では、CV,m < Cp,m である。 5 理想気体のCV,m は、(1/2)R である。

    1 モル熱容量は1 mol の物質の温度を1 K 上昇させるのに必要な熱である。, 4 理想気体では、CV,m < Cp,m である。

  • 7

    問97 確認試験と検出される医薬品の組合せのうち、正しいのはどれか。2つ選べ。

    3 2,4-ジニトロフェニルヒドラジンとの反応による呈色(カンファー), 5 亜硝酸ナトリウムでジアゾ化後、N-(1-ナフチル)-N´-ジエチルエチレンジアミンとの反応による呈色(ベンゾカイン)

  • 8

    問98 日本薬局方ヨードチンキの定量に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 (1) ヨウ素 本品5 mL を正確に量り、ア:ヨウ化カリウム0.5 g、水20 mL 及び希塩酸1 mL を加え、0.1 mol/L チオ硫酸ナトリウム液で滴定する(指示薬: イ:デンプン試液2 mL)。 0.1 mol/L チオ硫酸ナトリウム液1 mL = 12.69 mg I (2) ヨウ化カリウム 本品5 mL を正確に量り、ヨウ素瓶に入れ、水20 mL、塩酸50 mL 及びクロロホルム5 mL を加えて室温に冷却し、ウ:クロロホルム層の赤紫色が消えるまで激しく振り混ぜながら、0.05 mol/L ヨウ素酸カリウム液で滴定する。 ここに得た0.05 mol/L ヨウ素酸カリウム液の消費量 a mL と(1)の滴定に要した0.1 mol/L チオ硫酸ナトリウム液の消費量 エ:b mL から次の式によってヨウ化カリウム(KI)の量(mg)を求める。 ヨウ化カリウム(KI)の量(mg) = 16.60 × オ 1 下線部アの物質を加えるのは、ヨウ素とチオ硫酸ナトリウムの反応を促進させるためである。 2 下線部イの溶液は滴定直前に被滴定液に添加する。 3 下線部ウはヨウ素の色である。 4 本品5 mL を量り、上記に従い、0.1 mol/L チオ硫酸ナトリウム液(ファクター1.000)で滴定したとき、下線部エが23.60 mL とすると、ヨウ素(I)の含量は6.0 w/v%である。 5 空欄オに入れるべき式は(a − b) である。ただし、(2) の反応は次のとおりである。 2I₂ + KIO₃ + 6HCl → 5ICl + KCl + 3H₂O 2KI + KIO₃ + 6HCl → 3ICl + 3KCl + 3H₂O

    3 下線部ウはヨウ素の色である。, 4 本品5 mL を量り、上記に従い、0.1 mol/L チオ硫酸ナトリウム液(ファクター1.000)で滴定したとき、下線部エが23.60 mL とすると、ヨウ素(I)の含量は6.0 w/v%である。

  • 9

    問99 光の性質に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 光が臨界角より小さい入射角で入射すると、すべての光は境界面で全反射する。 2 ある媒質から真空中に入射する光の屈折率を絶対屈折率という。 3 自然光を偏光板に通すと、特定の方向に振動面をもつ楕円偏光を取り出せる。 4 光が物質に当たったときに四方八方へ進行方向が散らばる現象を散乱という。 5 2 つの光は位相が一致すると干渉して強め合う。

    4 光が物質に当たったときに四方八方へ進行方向が散らばる現象を散乱という。, 5 2 つの光は位相が一致すると干渉して強め合う。

  • 10

    問100 ガスクロマトグラフィーに関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 電子捕獲検出器は、主にC-H 結合を有する有機化合物の検出に用いられる。 2 定量には内標準法が用いられるが、絶対検量線法は用いられない。 3 難揮発性物質の誘導体化の1つにトリメチルシリル化がある。 4 カラム恒温槽の温度をある温度から一定速度で上昇させると、上昇させない場合と比較して分離時間が長くなる。 5 電子イオン化及び化学イオン化はガスクロマトグラフィー/質量分析法のイオン化法に用いられる。

    3 難揮発性物質の誘導体化の1つにトリメチルシリル化がある。, 5 電子イオン化及び化学イオン化はガスクロマトグラフィー/質量分析法のイオン化法に用いられる。

  • 11

    問101 以下のアンモニウムイオンのうち、pKa 値が最小なのはどれか。1つ選べ。

    5

  • 12

    問102 エタノール中、ナトリウムエトキシドによる(S)-2-ブロモペンタンのE2 反応では、3つのアルケンA~Cが生成する。以下の記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。なお、Newman 投影式I~III は(S)-2-ブロモペンタンの配座異性体を表している。

    2 AとBをあわせた収率は、Cの収率より大きい。, 3 臭素原子を塩素原子に置換した出発物質を用いると、脱離反応が遅くなる。

  • 13

    問103 電子移動を示す矢印で記した機構が主となって、実際に進行し、生成物が得られる反応はどれか。1つ選べ。

    4

  • 14

    問104 ビタミンB1 欠乏症の予防及び治療に用いられるフルスルチアミンは、ビタミンB1(チアミン)の消化管吸収効率を改善したプロドラッグであり、体内でジスルフィド結合が還元された後、閉環してビタミンB1 となる。ビタミンB1 の構造として、正しいのはどれか。1つ選べ。

    5

  • 15

    問105 非ステロイド性抗炎症薬A~Eに関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 A: ゾルチジン類似のプロピオン酸誘導体(ジベンゾチエピン環) B: メフェナム酸 C: ピロキシカム類縁体(オキシカム系、環状スルホンアミド) D: チロキサジド類似(ベンゾチアゾリノン-ピペラジン) E: スリンダク類縁(インデン骨格)

    3 Cには環状スルホンアミド構造がある。, 4 D以外は酸性官能基をもつ。

  • 16

    問106 下図に示したように、乳酸脱水素酵素(乳酸デヒドロゲナーゼ)はピルビン酸からL-乳酸への変換を触媒する。この酵素の活性中心に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。

    1 109 番のArg はピルビン酸のカルボニル炭素の求電子性を高めている。, 4 195 番のHis はピルビン酸に対してブレンステッド酸としてはたらく。

  • 17

    問107 下図は、ある化合物の¹H-NMRスペクトル [400 MHz、CDCl₃、基準物質はテトラメチルシラン(TMS)] を示したものである。この化合物の構造式として正しいのはどれか。1つ選べ。なお、×印のシグナルはCDCl₃ 溶媒中に含まれるCHCl₃ のプロトンに由来するシグナルであり、エのピークは重水(D₂O)を添加するとほぼ消失した。

    5

  • 18

    問108 微生物由来の化合物A~Dに関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 A: タクロリムス(FK506)類似のマクロライド B: アムホテリシンB(ポリエン系マクロライド) C: テトラサイクリン D: バンコマイシン(糖ペプチド系抗生物質)

    3 Cはカルシウムイオンと難溶性のキレートを形成する。, 4 Dはマクロライド系化合物と呼ばれる。

  • 19

    問109 28歳女性。日頃からストレスによる疲労感やイライラを強く感じていて、最近になって胃痛や嘔吐、食欲不振に悩まされるようになった。今回、一般用医薬品を希望して来局したため、症状から六君子湯(ハンゲ、チンピ、ニンジン、ビャクジュツ又はソウジュツ、ショウキョウ、カンゾウ、タイソウ、ブクリョウから構成される)を薦めた。 これらの症状に対して六君子湯が有効と考えた主たる根拠として誤っているのはどれか。1つ選べ。 1 ハンゲには嘔吐を改善するはたらきがある。 2 チンピには胃の調子を改善するはたらきがある。 3 ニンジンには疲労感を改善するはたらきがある。 4 ビャクジュツ又はソウジュツにはイライラを改善するはたらきがある。 5 ショウキョウには食欲不振を改善するはたらきがある。

    4 ビャクジュツ又はソウジュツにはイライラを改善するはたらきがある。

  • 20

    問110-111 解糖系では、下の図1のように、D-グルコースがD-フルクトース1,6-ビスリン酸へと変換されたのちに、2分子のピルビン酸へと分解される。 また、図2のように、D-フルクトース1,6-ビスリン酸は、アルドラーゼによって、代謝物AとBへ変換される。この反応はアルドール反応の逆反応である。 さらに、図3のように、代謝物AとBは細胞質中で酵素的に相互変換可能であり、代謝物Bはさらに代謝物Cを経て、ピルビン酸まで変換される。 問110 代謝物Aの構造として正しいのはどれか。1つ選べ。

    2

  • 21

    問112 下図はヒトの眼球断面の模式図である。図のa〜eに関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。

    2 bは、眼房水を産生し、眼圧の維持に関与する。, 3 cは、血管のない透明な組織であり、光が透過する。

  • 22

    問113 骨組織及び骨代謝に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。

    3 副甲状腺ホルモンは、血漿中のCa2+濃度を上昇させる。, 5 活性型ビタミンD3は、消化管からのCa2+吸収を促進する。

  • 23

    問114 ケトン体に関する記述として、正しいのはどれか。2つ選べ。

    2 グルコースに代わるエネルギー源となる。, 4 主に肝臓で作られて、血流を介して各組織に運ばれる。

  • 24

    問115 ペニシリン耐性の黄色ブドウ球菌が発現するβ-ラクタマーゼを精製し、反応速度論的解析を行った。β-ラクタマーゼの反応は以下のミカエリス・メンテン式に従うものとする。 v = Vmax × [S] / (Km + [S]) 異なる濃度のペニシリンを含む10 mLの反応液中に1 ngのβ-ラクタマーゼを加え、反応生成物の量を測定したところ、ペニシリン濃度([S])と1分間に生じる反応生成物の量(v)の関係は図1のようになった。また、ペニシリン濃度の逆数(1/[S])と1分間に生じた反応生成物量の逆数(1/v)をプロットしたところ、図2のようになり、回帰直線の式は 1/v = 75.0 × 1/[S] + 15.0 であった。以下の記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。なお、測定中のペニシリン濃度の低下は無視できるものとする。

    3 この酵素のVmaxの値は0.067 nmol/mL・min(有効数字2桁)である。, 4 この反応系に競合阻害薬を加えて実験した場合、見かけ上のKmは5.0 nmol/Lより大きくなる。

  • 25

    問116 プリオン病では、プリオンタンパク質(PrP)の感染性を有した異常型が蓄積する。プリオンタンパク質の特徴として、正常型であるPrPcと異常型であるPrPScが相互作用(会合)すると、正常型が異常型へと変換されることが知られている。図1はNMRにより解析されたPrPcの立体構造、図2はPrPScの仮想の立体構造をそれぞれ安定な二次構造をわかりやすくリボン図で描いている。なお、図中には示されていないが、PrPcのC末端にはGPIアンカーが付加されている。図3は、PrPの遺伝子配列から予想される翻訳産物をアミノ酸の一文字表記で示している。アミノ酸配列のうち、プロリン残基は黒点(●)で、グリシン残基は2重下線で示している。以下の記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。

    1 図2に示すPrPScは、図1に示すPrPcに比べてβシート構造が多い。, 3 図3に示すPrPに点在するプロリンは、その環状構造により二次構造の形成とその規則性に影響を与えている。

  • 26

    問117 抗体とそのクラススイッチに関する記述のうち、誤っているのはどれか。1つ選べ。

    4 すべての抗体のクラススイッチは、転写産物であるRNAの選択的スプライシングの違いで生じる。

  • 27

    問118 炎症に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。

    3 P-セレクチンは、血管内皮細胞の表面に発現し、白血球の炎症部位への動員に関わる。, 5 炎症時には、肝臓でのC反応性タンパク質の産生が亢進する。

  • 28

    問119 2種類の染色法を用いて細菌Aについて調べた。染色法1(グラム染色)では明瞭な染色像が観察されなかったため、染色法2(抗酸染色)での染色を行ったところ、染色法2では陽性であった。染色法1、2の染色操作を図に示した。細菌Aとこれらの染色法に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。

    1 細菌Aは、ペプチドグリカン層に加えて染色法1での染色に抵抗性の細胞壁成分を持っている。, 5 染色法1の陽性細菌は青紫色、染色法2の陽性細菌は赤色に染まる。

  • 29

    問120-122 ヒト免疫不全ウイルス(HIV)感染と薬害エイズに関する以下の問いに答えよ。 問120(物理・化学・生物) 血友病の治療のために投与された非加熱血液製剤によりHIV感染が生じた事例に関連する生物学的知識として、正しいのはどれか。2つ選べ。

    1 遺伝性血友病はX連鎖潜性(劣性)遺伝により生じるため、男性に発症しやすい。, 4 HIVはレトロウイルスであり、プロウイルス化により感染宿主細胞内で長期間潜伏できる。

  • 30

    問120-122 ヒト免疫不全ウイルス(HIV)感染と薬害エイズに関する以下の問いに答えよ。 問121(衛生) 図1は、国内のHIV感染者及びAIDS患者の年間新規報告数の推移を示したものであり、図2は、2021年における国内のHIV感染者の新規報告の感染経路別内訳である。HIV感染者の発生動向に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。

    1 図1のAはHIV感染者で、BはAIDS患者を表している。, 5 図2の経路イは、同性間の性的接触によるものである。

  • 31

    問120-122 ヒト免疫不全ウイルス(HIV)感染と薬害エイズに関する以下の問いに答えよ。 問122(法規・制度・倫理) 血液製剤による感染被害の救済制度に関する記述として、正しいのはどれか。2つ選べ。

    1 適正な使用目的に従い適正に使用された場合の感染被害の救済を目的としている。, 3 医療費給付の対象は、入院を要する程度以上の感染被害である。

  • 32

    問123 保健統計に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。

    3 人口統計は、集団の健康水準の向上を図る上で重要な情報である。, 5 人口静態統計の代表的なものは、国勢調査である。

  • 33

    問124 下図の曲線ア〜エは、15歳未満、15〜64歳、65歳以上、75歳以上のいずれかの年齢区分別人口の割合の推移を、右の数値は2022年における各年齢区分別人口の割合を示している。年齢区分別人口に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。

    1 アは生産年齢人口の割合を示している。, 5 2022年における年少人口指数は、およそ19.5である。

  • 34

    問125 予防接種に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。

    1 予防接種で得られる免疫は、人工能動免疫に含まれる。, 2 予防接種によって免疫能を獲得することは、宿主に対する疾病予防である。

  • 35

    問126 新生児マススクリーニングとその対象疾患に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。

    4 メープルシロップ尿症の治療には、分岐鎖アミノ酸制限ミルクの食事療法が行われる。, 5 クレチン症(先天性甲状腺機能低下症)の治療には、ホルモン補充が行われる。

  • 36

    問127 ビタミンに関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。

    3 コレカルシフェロールは、紫外線照射により動物の皮膚で7-デヒドロコレステロールから合成される。, 4 リボフラビンは生体内で活性化され、糖質や脂質のエネルギー代謝に関与する酵素の補酵素としてはたらく。

  • 37

    問128 三大栄養素としての糖質、脂質、タンパク質に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。

    2 糖質はエネルギー源となり、エネルギー貯蔵体にも変換される。, 5 脂質やタンパク質の代謝物の中には、ホルモンなどの生理活性物質の前駆体になるものがある。

  • 38

    問129 食品成分に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。

    1 キトサンは、エビやカニの殻に含まれる成分を原料としたもので、血中コレステロール値を低下させる作用がある。, 4 ダイゼインは、ダイズに含まれており、抗酸化作用がある。

  • 39

    問130 甘味料のうち、フェニルケトン尿症患者に対する注意喚起の表示が義務づけられているのはどれか。1つ選べ。

    4

  • 40

    問131 食中毒の原因となる微生物に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 黄色ブドウ球菌が産生する毒素は、100℃で30分間加熱しても毒性を失わない。 2 ボツリヌス菌は、低酸素状態ではボツリヌス毒素を産生しない。 3 腸管出血性大腸菌は、酸に抵抗性を示し、腸管でベロ毒素を産生する。 4 セレウス菌の嘔吐型食中毒の原因となる毒素は、100℃で30分間の加熱で毒性を失う。 5 エルシニア・エンテロコリチカは、4℃の低温条件下では発育できない。

    1 黄色ブドウ球菌が産生する毒素は、100℃で30分間加熱しても毒性を失わない。, 3 腸管出血性大腸菌は、酸に抵抗性を示し、腸管でベロ毒素を産生する。

  • 41

    問132 化合物A~Eの代謝と毒性に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。

    1 化合物Aは、生体内でホルムアルデヒド、次いでギ酸に酸化されて視覚障害を引き起こす。, 3 化合物Cは、シトクロムP450によって水酸化され、次いでN-脱メチル化される過程で生成するメチルカチオンがDNAと付加体を形成する。

  • 42

    問133 ヒ素に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 無機ヒ素化合物の毒性は、5価のヒ素の方が、3価のヒ素より強い。 2 アルセノベタインは、無機ヒ素と比べて急性毒性が強い。 3 ヒ素及び無機ヒ素化合物は、国際がん研究機関(IARC)の発がん性分類グループ1(ヒトに対する発がん性が認められる)に分類されている。 4 無機ヒ素化合物による急性中毒時には、解毒薬として亜硝酸アミルが用いられる。 5 無機ヒ素化合物は、地殻中に広く分布し、汚染された地下水の飲用による健康被害が世界的に問題となっている。

    3 ヒ素及び無機ヒ素化合物は、国際がん研究機関(IARC)の発がん性分類グループ1(ヒトに対する発がん性が認められる)に分類されている。, 5 無機ヒ素化合物は、地殻中に広く分布し、汚染された地下水の飲用による健康被害が世界的に問題となっている。

  • 43

    問134 化学物質の毒性試験に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 単回投与毒性試験(急性毒性試験)から得られる半数致死量は、毒物及び劇物の分類の判定に利用されている。 2 反復投与毒性試験(慢性毒性試験)は、特殊毒性試験に含まれる。 3 微生物を用いる復帰突然変異試験は、非遺伝毒性発がん物質のスクリーニングに用いられている。 4 食品添加物のアレルゲン性試験(抗原性試験)は、遅延型アレルギーを指標とする試験方法である。 5 催奇形性試験(発生毒性試験)は、被験物質を交配前の雌性動物に投与して行う。

    1 単回投与毒性試験(急性毒性試験)から得られる半数致死量は、毒物及び劇物の分類の判定に利用されている。, 4 食品添加物のアレルゲン性試験(抗原性試験)は、遅延型アレルギーを指標とする試験方法である。

  • 44

    問135 下図は、化管法のPRTR制度における2021年(令和3年)度届出排出量・移動量の上位10物質を示したものである。化合物A~Cは以下のア~オのような特徴をもつ化合物である。化合物A~Cの組合せとして正しいのはどれか。1つ選べ。

    6 トルエン マンガン及びその化合物 キシレン

  • 45

    問136 図1〜4は、化学物質A、B、Cの発がん作用を調べるためにマウスを用いて皮膚腫瘍(皮膚がん)の発生割合について検討した論文に示されている結果である。図1は、あらかじめ毛を剃ったマウスの背部皮膚に化学物質A又は化学物質Bを1回だけ塗布し、その後、同一部位に化学物質Cを1週間に2回ずつ塗布し続けた時の結果である。図2、3、4は、化学物質A、B、Cを図1と同じ用量でそれぞれ単独で、毛を剃ったマウスの背部皮膚に1週間に2回ずつ塗布し続けた時の結果である。これらの結果からわかる化学物質A、B、Cの発がん作用に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。

    3 化学物質Cには、発がんプロセスにおいてイニシエーターとしての作用はない。, 4 化学物質Aには、発がんプロモーターとしての作用がある。

  • 46

    問137 下水処理に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 標準活性汚泥法の曝気槽では、主に嫌気性細菌が有機物質を分解している。 2 標準活性汚泥法の最終沈殿池では、活性汚泥(フロック)の沈降性が低下することにより、有機物質の除去効率が上がる。 3 標準活性汚泥法において、最終沈殿池の汚泥の一部は、返送汚泥として曝気槽に戻され再利用されている。 4 標準活性汚泥法に比べて嫌気・無酸素・好気法は、リン及び窒素の除去効率が高い。 5 嫌気・無酸素・好気法において、リン蓄積菌は嫌気槽でリンを取り込み、好気槽でリンを放出している。

    3 標準活性汚泥法において、最終沈殿池の汚泥の一部は、返送汚泥として曝気槽に戻され再利用されている。, 4 標準活性汚泥法に比べて嫌気・無酸素・好気法は、リン及び窒素の除去効率が高い。

  • 47

    問138 水質汚濁に係る環境基準に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 水質汚濁防止法に基づいて、定められている。 2 水中の有機物量の指標として、河川では化学的酸素要求量(COD)、湖沼及び海域では生物化学的酸素要求量(BOD)が採用されている。 3 底層を利用する水生生物の個体群を維持できる場を保全・再生する目的で、湖沼及び海域において底層溶存酸素量の基準値が定められている。 4 地下水には、「生活環境の保全に関する環境基準」が定められている。 5 公共用水域には、直鎖アルキルベンゼンスルホン酸及びその塩の「生活環境の保全に関する環境基準」が定められている。

    3 底層を利用する水生生物の個体群を維持できる場を保全・再生する目的で、湖沼及び海域において底層溶存酸素量の基準値が定められている。, 5 公共用水域には、直鎖アルキルベンゼンスルホン酸及びその塩の「生活環境の保全に関する環境基準」が定められている。

  • 48

    問139 一般環境大気測定局及び自動車排出ガス測定局における大気汚染物質の測定法に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 一酸化炭素は、照射した赤外線の吸収量に基づいて測定される。 2 二酸化窒素は、紫外線の照射によって励起した二酸化窒素分子が発する蛍光の強度に基づいて測定される。 3 光化学オキシダントは、ザルツマン試薬との反応により生じる生成物の吸光度に基づいて測定される。 4 二酸化硫黄は、エチレンとの反応により生じる近紫外線領域の発光の強度に基づいて測定される。 5 浮遊粒子状物質は、ろ紙上に粒子を捕集して、β線を照射し、その透過量に基づいて測定される。

    1 一酸化炭素は、照射した赤外線の吸収量に基づいて測定される。, 5 浮遊粒子状物質は、ろ紙上に粒子を捕集して、β線を照射し、その透過量に基づいて測定される。

  • 49

    問140 暑さ指数(WBGT)は、熱中症を予防することを目的として提案された指標であり、装置A~Cで測定した結果([温度1]~[温度3]のいずれか)を用いて、次式より算出することができる。 屋外の場合の算出式:WBGT=0.7×[温度1]+0.2×[温度2]+0.1×[温度3] 屋内の場合の算出式:WBGT=0.7×[温度1]+0.3×[温度2] [温度1]~[温度3]は、装置A~Cのいずれかで測定した温度である。 ある小学校の屋外の運動場で温度を測定した結果、装置A=42.0℃、装置B=32.0℃、装置C=26.0℃の測定値が得られた。この時の暑さ指数(WBGT)に最も近い値はどれか。1つ選べ。

    2 30

  • 50

    問141 廃棄物に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 産業廃棄物の種類別排出量として最も多いのは、汚泥である。 2 有害廃棄物の国境を越える移動及びその処理によって生じるヒトの健康被害並びに環境汚染を防止するために、ロンドン条約が制定されている。 3 循環型社会における廃棄物・リサイクル対策を総合的に推進し、削減対策の優先順位を明確化するために、循環型社会形成推進基本法が制定されている。 4 海洋汚染の原因となるマイクロプラスチックは、プラスチックゴミの生分解により生じた微小粒子である。 5 海洋への廃棄物投棄による海洋汚染を防止するための国際的対応として、バーゼル条約が制定されている。

    1 産業廃棄物の種類別排出量として最も多いのは、汚泥である。, 3 循環型社会における廃棄物・リサイクル対策を総合的に推進し、削減対策の優先順位を明確化するために、循環型社会形成推進基本法が制定されている。

  • 51

    問142 製造物責任と医薬品に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 薬局は、医薬品に関して製造物責任を負う製造業者等に該当する場合がある。 2 一般用医薬品は、製造物責任の対象とならない。 3 製造物責任の損害賠償が認められるためには、欠陥によって入院を必要とするような医療の提供があったことが必要である。 4 医薬品は、副作用があっても直ちに製造物としての欠陥とはならない。 5 製造物責任の損害賠償が認められるためには、被害者が医薬品製造に関する製造業者等の過失を立証することが必要である。

    1 薬局は、医薬品に関して製造物責任を負う製造業者等に該当する場合がある。, 4 医薬品は、副作用があっても直ちに製造物としての欠陥とはならない。

  • 52

    問143 医薬品の効能・効果、用法・用量、使用上の注意などの医薬品医療機器等法に定められた「注意事項等情報」について製造販売業者が行うべきこととして、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 医療用医薬品については、電子的な方法で「注意事項等情報」を入手できるように医薬品の容器等に符号を記載しなければならない。 2 要指導医薬品については、電子的な方法で「注意事項等情報」を入手できるように医薬品の容器等に符号を記載した場合は、紙の添付文書を同梱する必要はない。 3 医療用医薬品の「注意事項等情報」を、独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)のホームページに公表しなければならない。 4 製造販売した後、速やかに「注意事項等情報」を厚生労働大臣に届け出なければならない。 5 適応外使用の可能性のある医薬品については、その適応外使用の方法の詳細を「注意事項等情報」に加えなければならない。

    1 医療用医薬品については、電子的な方法で「注意事項等情報」を入手できるように医薬品の容器等に符号を記載しなければならない。, 3 医療用医薬品の「注意事項等情報」を、独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)のホームページに公表しなければならない。

  • 53

    問144 特定用途医薬品の指定に必須となる要件はどれか。2つ選べ。 1 製造販売の承認が与えられた場合に、その用途に関し、特に優れた使用価値を有すること。 2 その用途に係る対象者が我が国で5万人未満であること。 3 その用途に関し、既に製造販売承認を与えられている医薬品と作用機序が明らかに異なる物であること。 4 その用途が、感染症の拡大などの緊急時に用いる必要がある物であること。 5 その用途が、厚生労働大臣が指定する区分に属する疾病の治療等であって、その用途に係る需要が著しく充足されていないと認められる物であること。

    1 製造販売の承認が与えられた場合に、その用途に関し、特に優れた使用価値を有すること。, 5 その用途が、厚生労働大臣が指定する区分に属する疾病の治療等であって、その用途に係る需要が著しく充足されていないと認められる物であること。

  • 54

    問145 指定薬物に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 麻薬及び向精神薬取締法に基づき、厚生労働大臣が指定する。 2 緊急を要する場合、薬事・食品衛生審議会の意見を聴かずに、厚生労働大臣が指定できる。 3 ジアセチルモルヒネ(ヘロイン)は指定薬物に該当する。 4 指定には、1つ1つの物質を個別に指定(個別指定)と特定の構造を有する物質を一括した指定(包括指定)の2つがある。 5 「医療等の用途」以外の用途に供するための製造、販売、購入等は禁止されているが、所持の制限はない。

    2 緊急を要する場合、薬事・食品衛生審議会の意見を聴かずに、厚生労働大臣が指定できる。, 4 指定には、1つ1つの物質を個別に指定(個別指定)と特定の構造を有する物質を一括した指定(包括指定)の2つがある。

  • 55

    問146 毒物及び劇物取締法に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 興奮、幻覚、麻酔作用を有する毒物又は劇物を交付する場合、その交付を受ける者の氏名及び住所を確認しなければならない。 2 引火性、発火性又は爆発性を有し、業務その他正当な目的以外での所持が認められないものとして、トルエンが指定されている。 3 特定毒物使用者は、特定毒物を品目ごとに政令で定める用途以外の用途に供してはならない。 4 毒物及び劇物の容器・被包には「医薬用外」の文字とともに、毒物については黒地に白色で「毒物」の文字、劇物については白地に赤色で「劇物」の文字を表示しなければならない。 5 毒物劇物営業者は、毒物又は劇物を直接に取り扱う製造所、営業所又は店舗ごとに原則として、専任の毒物劇物取扱責任者を置かなければならない。

    3 特定毒物使用者は、特定毒物を品目ごとに政令で定める用途以外の用途に供してはならない。, 5 毒物劇物営業者は、毒物又は劇物を直接に取り扱う製造所、営業所又は店舗ごとに原則として、専任の毒物劇物取扱責任者を置かなければならない。

  • 56

    問147 医療法に基づく医療計画策定において定めるべき事項はどれか。2つ選べ。 1 がん等の5疾病の治療又は予防に係る事業に関する事項 2 献血に関する住民への理解及び献血受入の円滑な実施に関する事項 3 地域医療に必要となる未承認薬の治験の推進に関する事項 4 医療従事者の確保に関する事項 5 患者申出療養等の評価療養の実施に関する事項

    1 がん等の5疾病の治療又は予防に係る事業に関する事項, 4 医療従事者の確保に関する事項

  • 57

    問148 健康保険制度に基づく調剤報酬に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 調剤報酬点数表は、保険薬局における保険調剤に関する算定の要件と点数を定めている。 2 健康保険と国民健康保険では、それぞれ異なる調剤報酬点数表を用いている。 3 調剤報酬改定は、3年に1度行われる。 4 地域医療への貢献を評価した加算が設けられている。 5 近年、調剤医療費の内訳において、薬剤料の構成割合は約50%である。

    1 調剤報酬点数表は、保険薬局における保険調剤に関する算定の要件と点数を定めている。, 4 地域医療への貢献を評価した加算が設けられている。

  • 58

    問149 国民医療費の動向(2015年度〜2019年度)に関して、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 高齢化とともに増加傾向にあり、2015年度以降、50兆円(年間)を超えている。 2 保険料のみの財源では賄えず、不足分について公費を投入している。 3 制度区分別では、医療保険等給付分、後期高齢者医療給付分、患者等負担分のうち、後期高齢者医療給付分が最も多い。 4 診療種類別では、医科診療医療費、歯科診療医療費、薬局調剤医療費のうち、薬局調剤医療費が最も多い。 5 傷病分類別医科診療医療費では、循環器系の疾患が最も多い。

    2 保険料のみの財源では賄えず、不足分について公費を投入している。, 5 傷病分類別医科診療医療費では、循環器系の疾患が最も多い。

  • 59

    問150 パーソナリティの認知におけるハロー効果の傾向を示す説明として、適切なのはどれか。1つ選べ。 1 自分が考える自分の姿と他人に見える姿が一致している。 2 好ましい(好ましくない)特徴があると、その他の特徴も高く(低く)認識する。 3 最初に提示された情報が全体の印象を方向づける。 4 最後に得られた情報が全体の印象に影響を与える。 5 個人的経験から、Aという特性があると必ずBという特性があると認識する。

    2 好ましい(好ましくない)特徴があると、その他の特徴も高く(低く)認識する。

  • 60

    問151 グラフは、回腸平滑筋の収縮に対する薬物A〜Cの濃度-反応曲線を示す。各薬物に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。ただし、薬物A〜Cは同一受容体結合部位にのみ作用し、余剰受容体及び内因性アゴニストの存在は考えないものとする。

    2 薬物AのpD2値は、約7である。, 4 10^-4 mol/Lの薬物Bにより生じる反応は、10^-3 mol/Lの薬物Cの併用により減少する。

  • 61

    問152 末梢性筋弛緩薬に関連した記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 スキサメトニウムは、アセチルコリンNM受容体に作用して、運動神経終末を持続的に脱分極させる。 2 スガマデクスは、ロクロニウムによる筋弛緩を回復させる。 3 ベクロニウムの筋弛緩作用は、ネオスチグミンを併用することで増強される。 4 ダントロレンは、骨格筋のリアノジン受容体に作用して、筋小胞体からのCa2+遊離を抑制する。 5 A型ボツリヌス毒素は、電位依存性Na+チャネルを遮断して、運動神経の興奮伝導を抑制する。

    2 スガマデクスは、ロクロニウムによる筋弛緩を回復させる。, 4 ダントロレンは、骨格筋のリアノジン受容体に作用して、筋小胞体からのCa2+遊離を抑制する。

  • 62

    問153 痛みを伴う疾患に用いられる薬物に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 タペンタドールは、下行性疼痛抑制系の神経終末でのセロトニン再取り込みを選択的に阻害して、痛覚情報伝達を抑制する。 2 プレガバリンは、求心性一次知覚神経の電位依存性Ca2+チャネルを構成するα1サブユニットに結合して、神経伝達物質の遊離を抑制する。 3 レバロルファンは、オピオイドμ受容体を刺激して、モルヒネの鎮痛効果を増強する。 4 エレヌマブは、カルシトニン遺伝子関連ペプチド(CGRP)受容体に結合してCGRPの作用を阻害することで、片頭痛発作の発症を抑制する。 5 チザニジンは、アドレナリンα2受容体を刺激して、筋緊張を伴う疼痛を緩和する。

    4 エレヌマブは、カルシトニン遺伝子関連ペプチド(CGRP)受容体に結合してCGRPの作用を阻害することで、片頭痛発作の発症を抑制する。, 5 チザニジンは、アドレナリンα2受容体を刺激して、筋緊張を伴う疼痛を緩和する。

  • 63

    問154(病態・薬物治療) 78歳女性。夫と2人暮らしであるが、半年前から物の置き忘れやしまい忘れをするようになった。3ケ月前から誰もいない庭を指さして「子供たちが遊んでいる。」などと言うようになった。睡眠中に大声を出して、手足をばたつかせることがあるが、本人に自覚はない。心配した夫に連れられ病院を受診した。診察時、受け答えは良好であったが、歩行は小刻み様であった。日付や場所の見当識が一部曖昧であり、ミニメンタルステート検査は30点満点中23点であった。また、脳血流SPECTにより後頭葉の血流低下が認められた。 この患者に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 前頭葉に著明な萎縮が生じている。 2 パーキンソン症状が認められる。 3 脳梗塞によって二次的に発症した可能性が高い。 4 幻視やREM睡眠行動異常が認められる。 5 症状は階段状に悪化する。

    2 パーキンソン症状が認められる。, 4 幻視やREM睡眠行動異常が認められる。

  • 64

    問155(薬理) 78歳女性。夫と2人暮らしであるが、半年前から物の置き忘れやしまい忘れをするようになった。3ケ月前から誰もいない庭を指さして「子供たちが遊んでいる。」などと言うようになった。睡眠中に大声を出して、手足をばたつかせることがあるが、本人に自覚はない。心配した夫に連れられ病院を受診した。診察時、受け答えは良好であったが、歩行は小刻み様であった。日付や場所の見当識が一部曖昧であり、ミニメンタルステート検査は30点満点中23点であった。また、脳血流SPECTにより後頭葉の血流低下が認められた。 この患者の症状改善を目的として使用される可能性のある薬物に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 ブロモクリプチンは、線条体においてドパミンD2受容体を刺激することで、間接路のGABA作動性神経を抑制する。 2 ゾニサミドは、グルタミン酸AMPA受容体を刺激することで、ドパミン作動性神経を亢進させる。 3 カルビドパは、ドパミンβ-ヒドロキシラーゼを阻害することで、レボドパの脳内移行を高める。 4 ドネペジルは、アセチルコリンエステラーゼを阻害することで、アミロイドβタンパク質の分解を促進する。 5 クロナゼパムは、γ-アミノ酪酸GABAA受容体のベンゾジアゼピン結合部位に結合することで、GABAによるCl-チャネルの開口を促進する。

    1 ブロモクリプチンは、線条体においてドパミンD2受容体を刺激することで、間接路のGABA作動性神経を抑制する。, 5 クロナゼパムは、γ-アミノ酪酸GABAA受容体のベンゾジアゼピン結合部位に結合することで、GABAによるCl-チャネルの開口を促進する。

  • 65

    問156 花粉症の治療に用いられる薬物に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 レボセチリジンは、知覚神経のヒスタミンH1受容体を遮断し、くしゃみを抑制する。 2 クロモグリク酸は、ロイコトリエンCysLT1受容体を遮断し、眼のかゆみを軽減する。 3 ラマトロバンは、プロスタノイドTP受容体及びプロスタノイドDP2受容体(CRTH2受容体)を遮断し、鼻粘膜の炎症を軽減する。 4 ナファゾリンは、鼻粘膜のアドレナリンα1受容体を遮断することで血管平滑筋を弛緩させ、鼻閉を軽減する。 5 トラニラストは、ヤヌスキナーゼ(JAK)を阻害することで炎症細胞の活性化を抑制し、結膜の充血を軽減する。

    1 レボセチリジンは、知覚神経のヒスタミンH1受容体を遮断し、くしゃみを抑制する。, 3 ラマトロバンは、プロスタノイドTP受容体及びプロスタノイドDP2受容体(CRTH2受容体)を遮断し、鼻粘膜の炎症を軽減する。

  • 66

    問157(病態・薬物治療) 37歳女性。アレルギー疾患の既往歴なし。顔面に紅斑が出現したため、近医を受診し、全身性エリテマトーデス(SLE)と診断された。ステロイド療法が施行され、病状は落ち着いた。副腎皮質ステロイド性薬の漸減中に、突然、上機嫌になって多弁となったり、急に無表情になったり、「スマートフォンの使い方が分からなくなった。」と困惑して涙ぐんだりする症状が目立つようになった。血液検査の結果は以下のとおりである。 (検査値) 赤血球400×10^4/μL、白血球5,120/μL、血小板20.8×10^4/μL、 血清クレアチニン1.84 mg/dL、eGFR 32.8 mL/min/1.73 m^2、 空腹時血糖112 mg/dL、HbA1c 6.5%、抗核抗体(+)、尿タンパク(2+)、尿潜血(+) この患者に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 SLEはⅠ型アレルギーによって発症した。 2 顔面の紅斑は鼻梁から頬にかけて一側性である。 3 副腎皮質ステロイド性薬の漸減中の症状から中枢神経ループスが疑われる。 4 血液検査から汎血球減少症が疑われる。 5 血液検査からループス腎炎が疑われる。

    3 副腎皮質ステロイド性薬の漸減中の症状から中枢神経ループスが疑われる。, 5 血液検査からループス腎炎が疑われる。

  • 67

    問158(薬理) 37歳女性。アレルギー疾患の既往歴なし。顔面に紅斑が出現したため、近医を受診し、全身性エリテマトーデス(SLE)と診断された。ステロイド療法が施行され、病状は落ち着いた。副腎皮質ステロイド性薬の漸減中に、突然、上機嫌になって多弁となったり、急に無表情になったり、「スマートフォンの使い方が分からなくなった。」と困惑して涙ぐんだりする症状が目立つようになった。血液検査の結果は以下のとおりである。 (検査値) 赤血球400×10^4/μL、白血球5,120/μL、血小板20.8×10^4/μL、 血清クレアチニン1.84 mg/dL、eGFR 32.8 mL/min/1.73 m^2、 空腹時血糖112 mg/dL、HbA1c 6.5%、抗核抗体(+)、尿タンパク(2+)、尿潜血(+) SLE及びその合併症の治療に用いられる薬物に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 シクロホスファミドは、肝臓で代謝されて活性体となり、DNAをアルキル化して、DNAの複製を阻害する。 2 ミゾリビンは、ジヒドロ葉酸還元酵素を阻害して、チミジル酸の合成を抑制する。 3 タクロリムスは、活性化T細胞核内因子(NFAT)のリン酸化を阻害して、IL-2の産生を抑制する。 4 ミコフェノール酸モフェチルは、体内でミコフェノール酸に加水分解され、プリン塩基の合成を抑制する。 5 ベリムマブは、Bリンパ球細胞膜のCD20に結合して、Bリンパ球の増殖を抑制する。

    1 シクロホスファミドは、肝臓で代謝されて活性体となり、DNAをアルキル化して、DNAの複製を阻害する。, 4 ミコフェノール酸モフェチルは、体内でミコフェノール酸に加水分解され、プリン塩基の合成を抑制する。

  • 68

    問159 心不全の治療に用いられる薬物に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 ジゴキシンは、Na+, K+-ATPaseを活性化し、心筋細胞内Ca2+濃度を上昇させて、強心作用を示す。 2 ピモベンダンは、サイクリックAMP(cAMP)誘導体で、細胞内でcAMPに変換されて、強心作用を示す。 3 ビソプロロールは、アドレナリンβ1受容体を遮断し、心臓のリモデリングを抑制する。 4 カルペリチドは、生体内で活性体となり、ナトリウム利尿ペプチドの分解を阻害して、血管拡張作用と利尿作用を示す。 5 イバブラジンは、過分極活性化環状ヌクレオチド依存性チャネル(HCNチャネル)を遮断して、心拍数を減少させる。

    3 ビソプロロールは、アドレナリンβ1受容体を遮断し、心臓のリモデリングを抑制する。, 5 イバブラジンは、過分極活性化環状ヌクレオチド依存性チャネル(HCNチャネル)を遮断して、心拍数を減少させる。

  • 69

    問160 高血圧症に用いられる薬物に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 メチルドパは、延髄の血管運動中枢及び交感神経終末のアドレナリンα2受容体を遮断することで、交感神経活動を抑制する。 2 ラベタロールは、アドレナリンα1受容体及びβ1受容体を遮断することで、血圧を低下させる。 3 テルミサルタンは、傍糸球体細胞のアンジオテンシンⅡAT1受容体を遮断することで、レニン分泌を抑制する。 4 リシノプリルは、アンジオテンシンⅡの生成を抑制し、副腎皮質からのアルドステロン分泌を低下させるため、低カリウム血症を引き起こしやすい。 5 ジルチアゼムは、心臓の電位依存性L型Ca2+チャネルを遮断するため、房室ブロックを誘発しやすい。

    2 ラベタロールは、アドレナリンα1受容体及びβ1受容体を遮断することで、血圧を低下させる。, 5 ジルチアゼムは、心臓の電位依存性L型Ca2+チャネルを遮断するため、房室ブロックを誘発しやすい。

  • 70

    問161 造血系に作用する薬物に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 エルトロンボパグは、赤芽球系前駆細胞のエリスロポエチン受容体を刺激することで、赤血球の産生を促進する。 2 メコバラミンは、赤芽球内のヘム合成酵素の補酵素として作用することで、ヘムの合成を促進する。 3 ダプロデュスタットは、低酸素誘導因子(HIF)プロリン水酸化酵素を阻害することで、HIFの分解を抑制してエリスロポエチンの産生を促進する。 4 フィルグラスチムは、単球系前駆細胞から単球への分化を促進することで、単球からの顆粒球コロニー刺激因子(G-CSF)の放出を増加させる。 5 葉酸は、体内でテトラヒドロ葉酸に代謝されて、DNA合成の補酵素として作用し、赤血球の成熟を促進する。

    3 ダプロデュスタットは、低酸素誘導因子(HIF)プロリン水酸化酵素を阻害することで、HIFの分解を抑制してエリスロポエチンの産生を促進する。, 5 葉酸は、体内でテトラヒドロ葉酸に代謝されて、DNA合成の補酵素として作用し、赤血球の成熟を促進する。

  • 71

    問162 胃・十二指腸潰瘍の治療に用いられる薬物に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 スクラルファートは、胃潰瘍部位に結合することで、ペプシンによる自己消化から粘膜組織を保護する。 2 ラニチジンは、胃の壁細胞に存在するヒスタミンH2受容体を遮断することで、プロトンポンプの活性化を抑制する。 3 ランソプラゾールは、K+に競合してプロトンポンプを阻害することで、胃酸分泌を抑制する。 4 ミソプロストールは、プロスタグランジン合成酵素を活性化することで、胃粘膜のプロスタグランジンを増加させる。 5 オキセサゼインは、ガストリン受容体を遮断することで、胃酸分泌を抑制する。

    1 スクラルファートは、胃潰瘍部位に結合することで、ペプシンによる自己消化から粘膜組織を保護する。, 2 ラニチジンは、胃の壁細胞に存在するヒスタミンH2受容体を遮断することで、プロトンポンプの活性化を抑制する。

  • 72

    問163 肝疾患、膵疾患及び胆道疾患の治療に用いられる薬物に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 フロプロピオンは、カテコール-O-メチルトランスフェラーゼ(COMT)を阻害してノルアドレナリンの代謝を抑制することで、Oddi括約筋を弛緩させる。 2 ウルソデオキシコール酸は、胆汁酸の増加を伴わずに胆石表面のコレステロールをミセル化することで、コレステロール胆石を溶解する。 3 カモスタットは、膵外分泌を促進して膵機能を活性化することで、慢性膵炎を改善する。 4 テノホビルは、NS5A複製複合体を阻害することで、B型肝炎ウイルス(HBV)の複製を抑制する。 5 ソホスブビルは、NS5B RNA依存性RNAポリメラーゼを阻害することで、C型肝炎ウイルス(HCV)の複製を抑制する。

    1 フロプロピオンは、カテコール-O-メチルトランスフェラーゼ(COMT)を阻害してノルアドレナリンの代謝を抑制することで、Oddi括約筋を弛緩させる。, 5 ソホスブビルは、NS5B RNA依存性RNAポリメラーゼを阻害することで、C型肝炎ウイルス(HCV)の複製を抑制する。

  • 73

    問164 高尿酸血症の治療に用いられる薬物に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 プロベネシドは、尿細管における尿酸の再吸収及び分泌を阻害する。 2 トピロキソスタットは、キサンチンオキシダーゼにより代謝され、その産物がキサンチンオキシダーゼを阻害する。 3 ラスブリカーゼは、アラントインの生合成を阻害して、尿酸の分解を促進する。 4 ドチヌラドは、尿酸トランスポーター(URAT1)を阻害して、尿酸の再吸収を抑制する。 5 クエン酸カリウム・クエン酸ナトリウム配合剤は、尿のpHを低下させて、尿路結石の形成を抑制する。

    1 プロベネシドは、尿細管における尿酸の再吸収及び分泌を阻害する。, 4 ドチヌラドは、尿酸トランスポーター(URAT1)を阻害して、尿酸の再吸収を抑制する。

  • 74

    問165(薬理) 50歳女性。5年前に近医にて高血圧を指摘され、アムロジピン5 mg/日を服用していた。最近の血圧は155/95 mmHg程度と高値が持続しており、頭痛や脱力を自覚し今回受診した。二次性高血圧が疑われたため、腹部CT検査が実施されて左副腎に腫瘍を認めたが、血中コルチゾール値や血中カテコールアミン値の上昇は認めなかった。 この患者にスピロノラクトンが投与されることになった。スピロノラクトンに関する記述として、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 上皮性Na+チャネルの発現を増加させる。 2 アルドステロン誘導タンパク質の生合成を抑制する。 3 腎尿細管におけるNa+, K+-ATPaseの発現を増加させる。 4 腎尿細管におけるK+分泌を促進する。 5 抗アンドロゲン作用を示す。

    2 アルドステロン誘導タンパク質の生合成を抑制する。, 5 抗アンドロゲン作用を示す。

  • 75

    問166(病態・薬物治療) 50歳女性。5年前に近医にて高血圧を指摘され、アムロジピン5 mg/日を服用していた。最近の血圧は155/95 mmHg程度と高値が持続しており、頭痛や脱力を自覚し今回受診した。二次性高血圧が疑われたため、腹部CT検査が実施されて左副腎に腫瘍を認めたが、血中コルチゾール値や血中カテコールアミン値の上昇は認めなかった。 本症例で認められる血液検査所見として、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 カリウム低値 2 カルシウム高値 3 LDLコレステロール高値 4 遊離チロキシン(FT4)高値 5 レニン活性低値

    1 カリウム低値, 5 レニン活性低値

  • 76

    問167(病態・薬物治療) 35歳男性。献血時の検査でヒト免疫不全ウイルス(HIV)抗体陽性となり、HIV感染症と診断された。 この症例に対する治療に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 CD4陽性リンパ球数が基準範囲内であっても、抗レトロウイルス療法が必要である。 2 抗レトロウイルス療法では、抗HIV薬の単剤で治療を開始する。 3 HIV-RNA量が減少した場合には、抗HIV薬を休薬する。 4 免疫再構築症候群は、後天性免疫不全症候群(AIDS)やHIV感染症の治療中にみられる炎症を主体とする病態である。 5 抗レトロウイルス療法を行っても、生命予後は改善しない。

    1 CD4陽性リンパ球数が基準範囲内であっても、抗レトロウイルス療法が必要である。, 4 免疫再構築症候群は、後天性免疫不全症候群(AIDS)やHIV感染症の治療中にみられる炎症を主体とする病態である。

  • 77

    問168(薬理) 35歳男性。献血時の検査でヒト免疫不全ウイルス(HIV)抗体陽性となり、HIV感染症と診断された。 HIV感染症治療薬に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 エムトリシタビンは、HIV感染細胞内でリン酸化されて活性体となり、HIVのRNA依存性DNAポリメラーゼを阻害する。 2 マラビロクは、RNA依存性DNAポリメラーゼの活性中心近傍に結合して、酵素活性を阻害する。 3 ラルテグラビルは、HIVインテグラーゼを阻害して、ウイルスDNAの宿主DNAへの組込みを抑制する。 4 アバカビルは、HIVプロテアーゼを阻害して、ウイルスタンパク質の産生を抑制する。 5 エファビレンツは、宿主の細胞膜上のC-Cケモカイン受容体5(CCR5)に結合して、HIVの細胞内への侵入を抑制する。

    1 エムトリシタビンは、HIV感染細胞内でリン酸化されて活性体となり、HIVのRNA依存性DNAポリメラーゼを阻害する。, 3 ラルテグラビルは、HIVインテグラーゼを阻害して、ウイルスDNAの宿主DNAへの組込みを抑制する。

  • 78

    問169 抗悪性腫瘍薬に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 シタラビンは、標的細胞で三リン酸化体となり、DNAポリメラーゼを阻害して、DNA合成を低下させる。 2 テガフールは、活性代謝産物が活性酸素を発生させて、DNAを酸化的に傷害する。 3 フルダラビンは、トポイソメラーゼⅠを阻害して、がん細胞のG2期への移行を抑制する。 4 ドキソルビシンは、DNAポリメラーゼ及びRNAポリメラーゼを阻害して、DNA及びRNAの合成を低下させる。 5 アファチニブは、血管内皮細胞増殖因子受容体(VEGFR)チロシンキナーゼを阻害して、血管新生を抑制する。

    1 シタラビンは、標的細胞で三リン酸化体となり、DNAポリメラーゼを阻害して、DNA合成を低下させる。, 4 ドキソルビシンは、DNAポリメラーゼ及びRNAポリメラーゼを阻害して、DNA及びRNAの合成を低下させる。

  • 79

    問170 下図はイトラコナゾールカプセル200 mgを健常人男性(21〜28歳)12名に経口投与した際の血中濃度(平均値)の時間推移を示す。イトラコナゾールの最高血中濃度はファモチジンとともに服用した場合、53%に減少した。イトラコナゾールの吸収過程におけるファモチジンとの相互作用及びその回避法に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 ○:イトラコナゾールカプセルを水で服用 ●:イトラコナゾールカプセルをファモチジン錠(40 mg)とともに水で服用 1 イトラコナゾールがファモチジンと難溶性のキレートを形成するため、吸収が低下する。 2 ファモチジンがP-糖タンパク質によるイトラコナゾールの分泌を阻害するため、吸収が低下する。 3 ファモチジンの作用により胃内pHが上昇し、イトラコナゾールの溶解性が低下するため、吸収が低下する。 4 ファモチジンの代替薬としてオメプラゾールを検討する。 5 イトラコナゾール製剤として経口液剤を検討する。

    3 ファモチジンの作用により胃内pHが上昇し、イトラコナゾールの溶解性が低下するため、吸収が低下する。, 5 イトラコナゾール製剤として経口液剤を検討する。

  • 80

    問171 経口投与する薬物について、食事により量的バイオアベイラビリティは変わらないが、速度的バイオアベイラビリティが低下するのはどれか。2つ選べ。 1 アセトアミノフェン 2 セファクロル 3 リボフラビン 4 フェニトイン 5 インドメタシン ファルネシル

    1 アセトアミノフェン, 2 セファクロル

  • 81

    問172 線形1-コンパートメントモデルに従い、肝代謝と腎排泄によってのみ体内から消失する薬物Aを、ある患者に急速静注したときの体内動態データを以下に示す。この患者の糸球体ろ過速度(GFR)を120 mL/minとしたとき、薬物Aの血漿タンパク非結合率に最も近い値はどれか。1つ選べ。ただし、薬物Aは腎尿細管で分泌・再吸収を受けず、血漿タンパク非結合形のみが糸球体でろ過されるものとする。 薬物Aの体内動態データ 投与量(mg): 10 血漿中薬物濃度時間曲線下面積(AUC)(μg・h/mL): 2.0 未変化体の尿中総排泄量(mg): 1.2 代謝物の尿中総排泄量(mg)(未変化体相当量に換算): 8.8 1 0.02 2 0.04 3 0.06 4 0.08 5 0.10

    4 0.08

  • 82

    問173 薬物のみかけの分布容積とその変動に関与する血漿タンパク結合に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 みかけの分布容積は、体内薬物量と血漿中薬物濃度の平衡定数として定義される。 2 特定の臓器や細胞内小器官(核やリソソーム、ミトコンドリアなど)に分布する薬物は、体重1 kgあたりの分布容積が10 Lを越えることがある。 3 脂溶性の高い薬物の分布容積は加齢に伴って減少する。 4 血漿タンパク結合率が高い薬物のみかけの分布容積は体内水分量とほぼ等しい。 5 タンパク非結合型薬物の濃度は、定常状態において血漿中と組織間隙液中との間でほぼ等しい。

    2 特定の臓器や細胞内小器官(核やリソソーム、ミトコンドリアなど)に分布する薬物は、体重1 kgあたりの分布容積が10 Lを越えることがある。, 5 タンパク非結合型薬物の濃度は、定常状態において血漿中と組織間隙液中との間でほぼ等しい。

  • 83

    問174 薬物代謝酵素の遺伝子多型に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 CYP2C19の遺伝子多型によってオメプラゾールの血中濃度時間曲線下面積(AUC)は変化するが、代謝物のAUCは変化しない。 2 CYP2D6の遺伝子多型が関与するイミプラミンのpoor metabolizer(PM)では、活性代謝物の血中濃度が高い。 3 アザチオプリンを使用する前には、UDP-グルクロン酸転移酵素(UGT1A1)の遺伝子多型の診断が行われている。 4 N-アセチル転移酵素(NAT2)には遺伝子多型が存在し、日本人では約10%がイソニアジドのアセチル化反応速度が速い群に属する。 5 アルデヒド脱水素酵素(ALDH2)はPMの頻度に人種差があり、白人と比べて日本人ではPMの出現率が高い。

    2 CYP2D6の遺伝子多型が関与するイミプラミンのpoor metabolizer(PM)では、活性代謝物の血中濃度が高い。, 5 アルデヒド脱水素酵素(ALDH2)はPMの頻度に人種差があり、白人と比べて日本人ではPMの出現率が高い。

  • 84

    問175 下表には薬物の肝抽出率及び血漿タンパク結合率を示す。これら3種の薬物の体内動態の変動に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 ニカルジピンの肝クリアランスは、肝血流量による影響を受けない。 2 ニカルジピンの定常状態における非結合形薬物濃度は、肝血流量が一定であれば、血漿タンパク結合率の変動による影響を受けない。 3 フェニトインとテオフィリンの肝クリアランスは、いずれも肝固有クリアランスの変動の影響を受けやすい。 4 血漿タンパク質の減少による肝クリアランスへの影響は、フェニトインよりテオフィリンの方が大きい。 5 フェニトインとテオフィリンの定常状態における非結合形薬物濃度は、肝固有クリアランスが一定であれば、血漿タンパク結合率の変動による影響を受けない。

    3 フェニトインとテオフィリンの肝クリアランスは、いずれも肝固有クリアランスの変動の影響を受けやすい。, 5 フェニトインとテオフィリンの定常状態における非結合形薬物濃度は、肝固有クリアランスが一定であれば、血漿タンパク結合率の変動による影響を受けない。

  • 85

    問176 TDMの実施が望ましい薬物の性質として、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 有効血中濃度の範囲が広い。 2 体内動態の個人差が小さい。 3 薬物相互作用を受ける可能性が低い。 4 体内動態に非線形性が認められる。 5 副作用と対象疾患の症状の区別が難しい。

    4 体内動態に非線形性が認められる。, 5 副作用と対象疾患の症状の区別が難しい。

  • 86

    問177(薬剤) 抗悪性腫瘍薬であるイリノテカンはプロドラッグである。この薬物の製剤と代謝に関する以下の問に答えよ。 イリノテカン塩酸塩水和物を有効成分とするオニバイド点滴静注に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。なお、本製剤は以下の添加物を含む。 添加物 1,2-ジステアロイル-sn-グリセロ-3-ホスホコリン、コレステロール、N-(カルボニル-メトキシポリエチレングリコール-2000)-1,2-ジステアロイル-sn-グリセロ-3-ホスホエタノールアミンナトリウム塩、4-(2-ヒドロキシエチル)-1-ピペラジンエタンスルホン酸 1 イリノテカンをポリエチレングリコール誘導体で可溶化した製剤である。 2 ポリエチレングリコールで表面が修飾されたリポソーム製剤である。 3 能動的ターゲティングにより腫瘍に集積する。 4 細網内皮系を回避することにより血中に滞留する。 5 製剤中に含まれる微粒子は150 nm程度である。

    2 ポリエチレングリコールで表面が修飾されたリポソーム製剤である。, 4 細網内皮系を回避することにより血中に滞留する。

  • 87

    問178(薬理) 抗悪性腫瘍薬であるイリノテカンはプロドラッグである。この薬物の製剤と代謝に関する以下の問に答えよ。 イリノテカンは酵素(ア)によって活性代謝物(イ)に変換され、さらに酵素(ウ)によって代謝物(エ)に変換され不活化される。(ア)の酵素及び(イ)の構造式、(ウ)の酵素及び(エ)の構造式のそれぞれの組合せとして、正しいのはどれか。1つ選べ。 【構造式 A・B・C】

    3 酵素(ア)=カルボキシルエステラーゼ / 代謝物(イ)=A / 酵素(ウ)=UDP-グルクロン酸転移酵素 / 代謝物(エ)=B

  • 88

    問179 2種類の粉体A及びBの粉体層について、図1に示すように、種々の垂直応力(σ)を加えた状態で可動セルを水平方向に引っ張ることでせん断試験を行った。得られたせん断応力(τ)の値をσに対してプロットした結果を図2に示す。以下の記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。ただし、τとσの間にはクーロンの式が成立するものとする。 クーロンの式 τ = μ・σ + C μ:内部摩擦係数、C:付着力(いずれも定数)

    1 粉体Aは粉体Bよりも安息角が大きい。, 5 粉体Bは粉体Aよりもオリフィスからの流出速度が大きい。

  • 89

    問180 固体薬物AをS = 3 cm²の円盤状に圧縮し、回転円盤法で37℃において溶解実験を行った。固体薬物Aの溶解速度は(1)の式に従い、試験中Sは変化しないものとする。t = 0のときC = 0、11分後の薬物Aの濃度がCS/2であるとき、固体薬物Aのみかけの溶解速度定数k(min⁻¹・cm⁻²)に最も近い値はどれか。1つ選べ。ただし、ln 2 = 0.693とする。 dC/dt = kS(CS − C) …(1) dC/dt:溶解速度、k:みかけの溶解速度定数、S:有効表面積 CS:薬物の溶解度、C:時間tにおける溶液中の薬物濃度 1 0.021 2 0.033 3 0.063 4 0.077 5 0.099

    1 0.021

  • 90

    問181 薬物の溶解性の改善に用いる添加剤とその溶解性改善の機構との組合せのうち、正しいのはどれか。2つ選べ。   添加剤 / 溶解性改善の機構 1 ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油60 / 可溶性塩の形成 2 ヒドロキシプロピルメチルセルロース / 固体分散体形成 3 ポリビニルピロリドン / 自己乳化 4 エチレンジアミン / ミセル内取り込み 5 エタノール / コソルベンシー

    2 ヒドロキシプロピルメチルセルロース/固体分散体形成, 5 エタノール/コソルベンシー

  • 91

    問182 バイオ医薬品の微粒子製剤の水への分散性を、ゼータ電位と平均粒子径から評価した。下図の異なるpHにおける結果に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。ただし、一次粒子の粒子径はpHにより変化せず、温度は一定とする。また、粒度分布は一峰性で十分小さく、粒子の凝集は可逆的とする。

    1 pH 2で分散粒子は正に帯電している。, 2 pH 5付近で粒子の凝集性が高い。

  • 92

    問183 下図は湿式顆粒圧縮法の製造工程である。A、Bの単位操作で使用する装置の組合せのうち、正しいのはどれか。1つ選べ。 工程: 原薬・添加剤 → A(篩過・分級) → B → 湿式造粒 → 乾燥 → 整粒 → 混合 → 打錠 装置の候補(図参照): ア パン型スプレー造粒(送風+スプレー) イ ボール・ローラーミル ウ 円錐型混合機(V型・ダブルコーンなど) エ スクリーンミル(スクリーン) オ 流動層乾燥機(ヒーター・排気口・空気入口) 選択肢   A B 1 ア イ 2 オ エ 3 イ ウ 4 エ オ 5 ウ ア

    3 イ ウ

  • 93

    問184 図1に示すニフェジピン徐放錠を8分割又は分割せずに、1錠分をヒトに経口投与したときの血漿中ニフェジピン濃度の推移を図2に示す。この錠剤に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 図1:内核錠(すみやかに溶出)を外層部(ゆっくり溶出)が取り囲む有核錠構造。 図2:A(分割した場合)は早期に高いピーク、B(分割せず)は緩やかな血中濃度推移を示す。

    2 8分割した錠剤の血中濃度推移はAである。, 3 外層部は徐放性マトリックスである。

  • 94

    問185 薬剤服用後に発症する偽膜性大腸炎に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 主な原因医薬品として、抗菌薬がある。 2 緑膿菌感染による大腸炎である場合が多い。 3 便秘が持続し、腸閉塞に至ることが多い。 4 治療薬として、メトロニダゾールやバンコマイシン塩酸塩が使用される。 5 難治性の場合は、インフリキシマブが用いられる。

    1 主な原因医薬品として、抗菌薬がある。, 4 治療薬として、メトロニダゾールやバンコマイシン塩酸塩が使用される。

  • 95

    問186 骨粗しょう症に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 閉経後は、骨吸収の相対的な低下により、骨量の減少をきたす。 2 典型的なX線所見として、頭蓋骨の打ち抜き像がある。 3 骨代謝マーカーは、骨折リスクの予測に有用である。 4 閉経後骨粗しょう症の治療には、エストロゲンの補充療法を行う。 5 選択的エストロゲン受容体モジュレーター(SERM)は、乳腺や子宮内膜に対してエストロゲン様作用を示す。

    3 骨代謝マーカーは、骨折リスクの予測に有用である。, 4 閉経後骨粗しょう症の治療には、エストロゲンの補充療法を行う。

  • 96

    問187 再生不良性貧血に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 血清鉄が増加する。 2 不飽和鉄結合能が増大する。 3 小球性低色素性貧血に分類される。 4 エリスロポエチン産生が亢進する。 5 血小板数は変化しない。

    1 血清鉄が増加する。, 4 エリスロポエチン産生が亢進する。

  • 97

    問188 72歳男性。本態性高血圧症のために、処方1及び処方2を服用していた。最近、血圧が上昇したため、薬物による降圧療法を強化することになった。追加する治療薬として、最も適切なのはどれか。1つ選べ。 (処方1) ニフェジピン徐放錠20 mg 1回2錠(1日4錠) 1日2回 朝夕食後 14日分 (処方2) テルミサルタン錠40 mg 1回2錠(1日2錠) 1日1回 朝食後  14日分 1 アムロジピンベシル酸塩 2 アメジニウムメチル硫酸塩 3 シベンゾリンコハク酸塩 4 イルベサルタン 5 ドキサゾシンメシル酸塩

    5 ドキサゾシンメシル酸塩

  • 98

    問189 間質性肺炎に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 閉塞性換気障害のために肺活量が減少する。 2 原因として最も頻度が高いのは、副腎皮質ステロイド性薬の副作用である。 3 乾性咳嗽が出現する。 4 胸部聴診で呼息時にブツブツという粗い断続性ラ音が聴取される。 5 特発性肺線維症に対しては、ニンテダニブエタンスルホン酸塩を投与することがある。

    3 乾性咳嗽が出現する。, 5 特発性肺線維症に対しては、ニンテダニブエタンスルホン酸塩を投与することがある。

  • 99

    問190 25歳男性。身長176 cm、体重65 kg。20歳の時に1型糖尿病を発症し、1日4回のインスリン皮下注射と血糖自己測定によるインスリン強化療法を行ってきた。最近の血液検査でHbA1c値が7.3%であったためインスリン治療の変更が計画された。 (使用中の薬剤) インスリン アスパルト(遺伝子組換え)  朝食直前10単位、昼食直前7単位、夕食直前9単位 インスリン デグルデク(遺伝子組換え)  就寝前14単位 血糖自己測定値(毎食前と毎食2時間後及び就寝前に測定)  朝食前 100 mg/dL 朝食後 160 mg/dL  昼食前 110 mg/dL 昼食後 220 mg/dL  夕食前 140 mg/dL 夕食後 240 mg/dL  就寝前 160 mg/dL インスリン注射量の変更に関して適切なのはどれか。2つ選べ。 1 朝食直前のインスリン注射量を増量する。 2 朝食直前のインスリン注射量を減量する。 3 昼食直前のインスリン注射量を増量する。 4 夕食直前のインスリン注射量を増量する。 5 就寝前のインスリン注射量を減量する。

    3 昼食直前のインスリン注射量を増量する。, 4 夕食直前のインスリン注射量を増量する。

  • 100

    問191 白内障に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 硝子体が混濁する疾患の総称である。 2 先天性と後天性とに大別できる。 3 副腎皮質ステロイド性薬の長期投与により、発症を抑制できる。 4 治療に用いる点眼薬として、ピレノキシンとグルタチオンがある。 5 加齢による白内障では、点眼薬の投与により混濁が消失する。

    2 先天性と後天性とに大別できる。, 4 治療に用いる点眼薬として、ピレノキシンとグルタチオンがある。

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    FP技能検定3級 実技試験(資産設計提案業務) 2023年5月

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    ITパスポート試験 令和7年度(2025年) 公開問題

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    宅地建物取引士試験 令和3年度(2021年)10月実施

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    基本情報技術者試験 令和7年度(2025年) 科目A 公開問題

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    薬剤師国家試験 第110回 必須問題(2025年2月)

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    薬剤師国家試験 第110回 薬学理論問題(2025年2月)

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    薬剤師国家試験 第110回 薬学実践問題(2025年2月)

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    FP技能検定3級 学科試験 2024年5月

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    FP技能検定3級 実技試験(資産設計提案業務) 2024年5月

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    FP技能検定2級 学科試験 2024年5月

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    基本情報技術者試験 令和7年度(2025年) 科目B 公開問題

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    社会保険労務士試験 第57回 選択式 令和7年度(2025年)

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    社会保険労務士試験 第57回 択一式 令和7年度(2025年)

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    賃貸不動産経営管理士試験 第13回 令和7年度(2025年)

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    高圧ガス製造保安責任者試験 乙種化学 令和7年度(2025年)

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    国内旅行業務取扱管理者試験 令和7年度(2025年) 出題例

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    高圧ガス製造保安責任者試験 乙種機械 令和7年度(2025年)

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    高圧ガス製造保安責任者試験 丙種化学(液石) 令和7年度(2025年)

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    高圧ガス製造保安責任者試験 丙種化学(特別) 令和7年度(2025年)

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    高圧ガス製造保安責任者試験 甲種化学 令和7年度(2025年)

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    高圧ガス製造保安責任者試験 甲種機械 令和7年度(2025年)

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    基本情報技術者試験 令和6年度(2024年) 科目A 公開問題

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    基本情報技術者試験 令和6年度(2024年) 科目B 公開問題

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    基本情報技術者試験 令和6年度(2024年) 科目B 公開問題

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    1級土木施工管理技士試験 第一次検定 令和7年度(2025年)

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    基本情報技術者試験 令和5年度(2023年) 科目A 公開問題

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    宅地建物取引士試験 令和2年度(2020年)12月実施

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    宅地建物取引士試験 令和2年度(2020年)10月実施

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    応用情報技術者試験 令和7年度(2025年)秋期 午前

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    理学療法士国家試験 第60回 午前(2025年2月)

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    理学療法士国家試験 第60回 午後(2025年2月)

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    理学療法士国家試験 第59回 午前(2024年2月)

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    理学療法士国家試験 第59回 午後(2024年2月)

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    第一種衛生管理者試験 令和8年4月公表問題

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    中小企業診断士 1次試験 経営法務 令和7年度(2025年)

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    中小企業診断士 1次試験 企業経営理論 令和7年度(2025年)

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    中小企業診断士 1次試験 経営情報システム 令和7年度(2025年)

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    Daftar Pertanyaan

  • 1

    問91 分子間相互作用に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 クーロン力は電荷間距離の2乗に反比例する。 2 分散力は分子間にはたらく反発力である。 3 水中における界面活性剤のミセル形成はイオン結合による。 4 疎水性相互作用は水溶液中のタンパク質の高次構造の形成及び安定化に寄与している。 5 核酸塩基対は配位結合により形成される。

    1 クーロン力は電荷間距離の2乗に反比例する。, 4 疎水性相互作用は水溶液中のタンパク質の高次構造の形成及び安定化に寄与している。

  • 2

    問92 状態関数に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 状態関数の変化量は系の変化の経路に依存する。 2 示量性状態関数においては加成性が成立する。 3 示強性状態関数は物質量に依存する。 4 体積は示量性状態関数である。 5 エントロピーは示強性状態関数である。

    2 示量性状態関数においては加成性が成立する。, 4 体積は示量性状態関数である。

  • 3

    問93 次の記述は、日本薬局方メフェナム酸の純度試験中の類縁物質に関するものである。 本品0.10 g をクロロホルム/メタノール混液(3:1)5 mL に溶かし、試料溶液とする。この液1 mL を正確に量り、クロロホルム/メタノール混液(3:1)を加えて正確に200 mL とする。この液10 mL を正確に量り、クロロホルム/メタノール混液(3:1)を加えて正確に50 mL とし、標準溶液とする。これらの液につき、薄層クロマトグラフィー(薄層板に蛍光剤を含む)により試験を行う。試料溶液及び標準溶液25 μL ずつを薄層板にスポットし、展開後風乾した薄層板に紫外線(主波長254 nm)を照射するとき、試料溶液から得た主スポット以外のスポットは、標準溶液から得たスポットより濃くない。 類縁物質の混入が許容される限度値はどれか。1つ選べ。 1 0.1% 2 0.2% 3 1.0% 4 2.0% 5 2.5%

    1 0.1%

  • 4

    問94 ある2価の金属イオンM²⁺ の0.01 mol/L 水溶液のpH を上げていくと難溶性塩 M(OH)₂ が沈殿する。この沈殿が生成し始めるpH に最も近い値はどれか。1つ選べ。 ただし、M(OH)₂ の溶解度積 Ksp = 2.0 × 10⁻²⁰ (mol/L)³、水のイオン積 Kw = [H⁺][OH⁻] = 1.0 × 10⁻¹⁴ (mol/L)²、log 2 = 0.30 とし、ヒドロキソ錯体の生成などの副反応は起こらず、水溶液の温度と体積は変化しないものとする。 1 3 2 5 3 7 4 9 5 11

    2 5

  • 5

    問95 図はある蛍光物質の励起スペクトルと蛍光スペクトルである。 この励起スペクトルの極大波長(励起波長)がλ₁、蛍光スペクトルの極大波長(蛍光波長)がλ₂ であるとすると、この蛍光物質の励起波長の光のエネルギーと蛍光波長の光のエネルギーとの間のエネルギー差を求める式はどれか。1つ選べ。 ただし、プランク定数はh、光速度はc とする。 1 hc(λ₂ − λ₁) / (λ₁λ₂) 2 h(λ₂ − λ₁) / (cλ₁λ₂) 3 c(λ₂ − λ₁) / (hλ₁λ₂) 4 λ₁λ₂ / (hc(λ₂ − λ₁)) 5 cλ₁λ₂ / (h(λ₂ − λ₁))

    1 hc(λ₂ − λ₁) / (λ₁λ₂)

  • 6

    問96 熱容量に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 ただし、Vは体積、pは圧力、Tは絶対温度、Hはエンタルピー、Rは気体定数、CVは定容熱容量、CV,mは定容モル熱容量、Cp,mは定圧モル熱容量である。 1 モル熱容量は1 mol の物質の温度を1 K 上昇させるのに必要な熱である。 2 熱容量の単位はJ·K である。 3 CV は、CV = dH/dT により求められる。 4 理想気体では、CV,m < Cp,m である。 5 理想気体のCV,m は、(1/2)R である。

    1 モル熱容量は1 mol の物質の温度を1 K 上昇させるのに必要な熱である。, 4 理想気体では、CV,m < Cp,m である。

  • 7

    問97 確認試験と検出される医薬品の組合せのうち、正しいのはどれか。2つ選べ。

    3 2,4-ジニトロフェニルヒドラジンとの反応による呈色(カンファー), 5 亜硝酸ナトリウムでジアゾ化後、N-(1-ナフチル)-N´-ジエチルエチレンジアミンとの反応による呈色(ベンゾカイン)

  • 8

    問98 日本薬局方ヨードチンキの定量に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 (1) ヨウ素 本品5 mL を正確に量り、ア:ヨウ化カリウム0.5 g、水20 mL 及び希塩酸1 mL を加え、0.1 mol/L チオ硫酸ナトリウム液で滴定する(指示薬: イ:デンプン試液2 mL)。 0.1 mol/L チオ硫酸ナトリウム液1 mL = 12.69 mg I (2) ヨウ化カリウム 本品5 mL を正確に量り、ヨウ素瓶に入れ、水20 mL、塩酸50 mL 及びクロロホルム5 mL を加えて室温に冷却し、ウ:クロロホルム層の赤紫色が消えるまで激しく振り混ぜながら、0.05 mol/L ヨウ素酸カリウム液で滴定する。 ここに得た0.05 mol/L ヨウ素酸カリウム液の消費量 a mL と(1)の滴定に要した0.1 mol/L チオ硫酸ナトリウム液の消費量 エ:b mL から次の式によってヨウ化カリウム(KI)の量(mg)を求める。 ヨウ化カリウム(KI)の量(mg) = 16.60 × オ 1 下線部アの物質を加えるのは、ヨウ素とチオ硫酸ナトリウムの反応を促進させるためである。 2 下線部イの溶液は滴定直前に被滴定液に添加する。 3 下線部ウはヨウ素の色である。 4 本品5 mL を量り、上記に従い、0.1 mol/L チオ硫酸ナトリウム液(ファクター1.000)で滴定したとき、下線部エが23.60 mL とすると、ヨウ素(I)の含量は6.0 w/v%である。 5 空欄オに入れるべき式は(a − b) である。ただし、(2) の反応は次のとおりである。 2I₂ + KIO₃ + 6HCl → 5ICl + KCl + 3H₂O 2KI + KIO₃ + 6HCl → 3ICl + 3KCl + 3H₂O

    3 下線部ウはヨウ素の色である。, 4 本品5 mL を量り、上記に従い、0.1 mol/L チオ硫酸ナトリウム液(ファクター1.000)で滴定したとき、下線部エが23.60 mL とすると、ヨウ素(I)の含量は6.0 w/v%である。

  • 9

    問99 光の性質に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 光が臨界角より小さい入射角で入射すると、すべての光は境界面で全反射する。 2 ある媒質から真空中に入射する光の屈折率を絶対屈折率という。 3 自然光を偏光板に通すと、特定の方向に振動面をもつ楕円偏光を取り出せる。 4 光が物質に当たったときに四方八方へ進行方向が散らばる現象を散乱という。 5 2 つの光は位相が一致すると干渉して強め合う。

    4 光が物質に当たったときに四方八方へ進行方向が散らばる現象を散乱という。, 5 2 つの光は位相が一致すると干渉して強め合う。

  • 10

    問100 ガスクロマトグラフィーに関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 電子捕獲検出器は、主にC-H 結合を有する有機化合物の検出に用いられる。 2 定量には内標準法が用いられるが、絶対検量線法は用いられない。 3 難揮発性物質の誘導体化の1つにトリメチルシリル化がある。 4 カラム恒温槽の温度をある温度から一定速度で上昇させると、上昇させない場合と比較して分離時間が長くなる。 5 電子イオン化及び化学イオン化はガスクロマトグラフィー/質量分析法のイオン化法に用いられる。

    3 難揮発性物質の誘導体化の1つにトリメチルシリル化がある。, 5 電子イオン化及び化学イオン化はガスクロマトグラフィー/質量分析法のイオン化法に用いられる。

  • 11

    問101 以下のアンモニウムイオンのうち、pKa 値が最小なのはどれか。1つ選べ。

    5

  • 12

    問102 エタノール中、ナトリウムエトキシドによる(S)-2-ブロモペンタンのE2 反応では、3つのアルケンA~Cが生成する。以下の記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。なお、Newman 投影式I~III は(S)-2-ブロモペンタンの配座異性体を表している。

    2 AとBをあわせた収率は、Cの収率より大きい。, 3 臭素原子を塩素原子に置換した出発物質を用いると、脱離反応が遅くなる。

  • 13

    問103 電子移動を示す矢印で記した機構が主となって、実際に進行し、生成物が得られる反応はどれか。1つ選べ。

    4

  • 14

    問104 ビタミンB1 欠乏症の予防及び治療に用いられるフルスルチアミンは、ビタミンB1(チアミン)の消化管吸収効率を改善したプロドラッグであり、体内でジスルフィド結合が還元された後、閉環してビタミンB1 となる。ビタミンB1 の構造として、正しいのはどれか。1つ選べ。

    5

  • 15

    問105 非ステロイド性抗炎症薬A~Eに関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 A: ゾルチジン類似のプロピオン酸誘導体(ジベンゾチエピン環) B: メフェナム酸 C: ピロキシカム類縁体(オキシカム系、環状スルホンアミド) D: チロキサジド類似(ベンゾチアゾリノン-ピペラジン) E: スリンダク類縁(インデン骨格)

    3 Cには環状スルホンアミド構造がある。, 4 D以外は酸性官能基をもつ。

  • 16

    問106 下図に示したように、乳酸脱水素酵素(乳酸デヒドロゲナーゼ)はピルビン酸からL-乳酸への変換を触媒する。この酵素の活性中心に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。

    1 109 番のArg はピルビン酸のカルボニル炭素の求電子性を高めている。, 4 195 番のHis はピルビン酸に対してブレンステッド酸としてはたらく。

  • 17

    問107 下図は、ある化合物の¹H-NMRスペクトル [400 MHz、CDCl₃、基準物質はテトラメチルシラン(TMS)] を示したものである。この化合物の構造式として正しいのはどれか。1つ選べ。なお、×印のシグナルはCDCl₃ 溶媒中に含まれるCHCl₃ のプロトンに由来するシグナルであり、エのピークは重水(D₂O)を添加するとほぼ消失した。

    5

  • 18

    問108 微生物由来の化合物A~Dに関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 A: タクロリムス(FK506)類似のマクロライド B: アムホテリシンB(ポリエン系マクロライド) C: テトラサイクリン D: バンコマイシン(糖ペプチド系抗生物質)

    3 Cはカルシウムイオンと難溶性のキレートを形成する。, 4 Dはマクロライド系化合物と呼ばれる。

  • 19

    問109 28歳女性。日頃からストレスによる疲労感やイライラを強く感じていて、最近になって胃痛や嘔吐、食欲不振に悩まされるようになった。今回、一般用医薬品を希望して来局したため、症状から六君子湯(ハンゲ、チンピ、ニンジン、ビャクジュツ又はソウジュツ、ショウキョウ、カンゾウ、タイソウ、ブクリョウから構成される)を薦めた。 これらの症状に対して六君子湯が有効と考えた主たる根拠として誤っているのはどれか。1つ選べ。 1 ハンゲには嘔吐を改善するはたらきがある。 2 チンピには胃の調子を改善するはたらきがある。 3 ニンジンには疲労感を改善するはたらきがある。 4 ビャクジュツ又はソウジュツにはイライラを改善するはたらきがある。 5 ショウキョウには食欲不振を改善するはたらきがある。

    4 ビャクジュツ又はソウジュツにはイライラを改善するはたらきがある。

  • 20

    問110-111 解糖系では、下の図1のように、D-グルコースがD-フルクトース1,6-ビスリン酸へと変換されたのちに、2分子のピルビン酸へと分解される。 また、図2のように、D-フルクトース1,6-ビスリン酸は、アルドラーゼによって、代謝物AとBへ変換される。この反応はアルドール反応の逆反応である。 さらに、図3のように、代謝物AとBは細胞質中で酵素的に相互変換可能であり、代謝物Bはさらに代謝物Cを経て、ピルビン酸まで変換される。 問110 代謝物Aの構造として正しいのはどれか。1つ選べ。

    2

  • 21

    問112 下図はヒトの眼球断面の模式図である。図のa〜eに関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。

    2 bは、眼房水を産生し、眼圧の維持に関与する。, 3 cは、血管のない透明な組織であり、光が透過する。

  • 22

    問113 骨組織及び骨代謝に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。

    3 副甲状腺ホルモンは、血漿中のCa2+濃度を上昇させる。, 5 活性型ビタミンD3は、消化管からのCa2+吸収を促進する。

  • 23

    問114 ケトン体に関する記述として、正しいのはどれか。2つ選べ。

    2 グルコースに代わるエネルギー源となる。, 4 主に肝臓で作られて、血流を介して各組織に運ばれる。

  • 24

    問115 ペニシリン耐性の黄色ブドウ球菌が発現するβ-ラクタマーゼを精製し、反応速度論的解析を行った。β-ラクタマーゼの反応は以下のミカエリス・メンテン式に従うものとする。 v = Vmax × [S] / (Km + [S]) 異なる濃度のペニシリンを含む10 mLの反応液中に1 ngのβ-ラクタマーゼを加え、反応生成物の量を測定したところ、ペニシリン濃度([S])と1分間に生じる反応生成物の量(v)の関係は図1のようになった。また、ペニシリン濃度の逆数(1/[S])と1分間に生じた反応生成物量の逆数(1/v)をプロットしたところ、図2のようになり、回帰直線の式は 1/v = 75.0 × 1/[S] + 15.0 であった。以下の記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。なお、測定中のペニシリン濃度の低下は無視できるものとする。

    3 この酵素のVmaxの値は0.067 nmol/mL・min(有効数字2桁)である。, 4 この反応系に競合阻害薬を加えて実験した場合、見かけ上のKmは5.0 nmol/Lより大きくなる。

  • 25

    問116 プリオン病では、プリオンタンパク質(PrP)の感染性を有した異常型が蓄積する。プリオンタンパク質の特徴として、正常型であるPrPcと異常型であるPrPScが相互作用(会合)すると、正常型が異常型へと変換されることが知られている。図1はNMRにより解析されたPrPcの立体構造、図2はPrPScの仮想の立体構造をそれぞれ安定な二次構造をわかりやすくリボン図で描いている。なお、図中には示されていないが、PrPcのC末端にはGPIアンカーが付加されている。図3は、PrPの遺伝子配列から予想される翻訳産物をアミノ酸の一文字表記で示している。アミノ酸配列のうち、プロリン残基は黒点(●)で、グリシン残基は2重下線で示している。以下の記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。

    1 図2に示すPrPScは、図1に示すPrPcに比べてβシート構造が多い。, 3 図3に示すPrPに点在するプロリンは、その環状構造により二次構造の形成とその規則性に影響を与えている。

  • 26

    問117 抗体とそのクラススイッチに関する記述のうち、誤っているのはどれか。1つ選べ。

    4 すべての抗体のクラススイッチは、転写産物であるRNAの選択的スプライシングの違いで生じる。

  • 27

    問118 炎症に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。

    3 P-セレクチンは、血管内皮細胞の表面に発現し、白血球の炎症部位への動員に関わる。, 5 炎症時には、肝臓でのC反応性タンパク質の産生が亢進する。

  • 28

    問119 2種類の染色法を用いて細菌Aについて調べた。染色法1(グラム染色)では明瞭な染色像が観察されなかったため、染色法2(抗酸染色)での染色を行ったところ、染色法2では陽性であった。染色法1、2の染色操作を図に示した。細菌Aとこれらの染色法に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。

    1 細菌Aは、ペプチドグリカン層に加えて染色法1での染色に抵抗性の細胞壁成分を持っている。, 5 染色法1の陽性細菌は青紫色、染色法2の陽性細菌は赤色に染まる。

  • 29

    問120-122 ヒト免疫不全ウイルス(HIV)感染と薬害エイズに関する以下の問いに答えよ。 問120(物理・化学・生物) 血友病の治療のために投与された非加熱血液製剤によりHIV感染が生じた事例に関連する生物学的知識として、正しいのはどれか。2つ選べ。

    1 遺伝性血友病はX連鎖潜性(劣性)遺伝により生じるため、男性に発症しやすい。, 4 HIVはレトロウイルスであり、プロウイルス化により感染宿主細胞内で長期間潜伏できる。

  • 30

    問120-122 ヒト免疫不全ウイルス(HIV)感染と薬害エイズに関する以下の問いに答えよ。 問121(衛生) 図1は、国内のHIV感染者及びAIDS患者の年間新規報告数の推移を示したものであり、図2は、2021年における国内のHIV感染者の新規報告の感染経路別内訳である。HIV感染者の発生動向に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。

    1 図1のAはHIV感染者で、BはAIDS患者を表している。, 5 図2の経路イは、同性間の性的接触によるものである。

  • 31

    問120-122 ヒト免疫不全ウイルス(HIV)感染と薬害エイズに関する以下の問いに答えよ。 問122(法規・制度・倫理) 血液製剤による感染被害の救済制度に関する記述として、正しいのはどれか。2つ選べ。

    1 適正な使用目的に従い適正に使用された場合の感染被害の救済を目的としている。, 3 医療費給付の対象は、入院を要する程度以上の感染被害である。

  • 32

    問123 保健統計に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。

    3 人口統計は、集団の健康水準の向上を図る上で重要な情報である。, 5 人口静態統計の代表的なものは、国勢調査である。

  • 33

    問124 下図の曲線ア〜エは、15歳未満、15〜64歳、65歳以上、75歳以上のいずれかの年齢区分別人口の割合の推移を、右の数値は2022年における各年齢区分別人口の割合を示している。年齢区分別人口に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。

    1 アは生産年齢人口の割合を示している。, 5 2022年における年少人口指数は、およそ19.5である。

  • 34

    問125 予防接種に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。

    1 予防接種で得られる免疫は、人工能動免疫に含まれる。, 2 予防接種によって免疫能を獲得することは、宿主に対する疾病予防である。

  • 35

    問126 新生児マススクリーニングとその対象疾患に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。

    4 メープルシロップ尿症の治療には、分岐鎖アミノ酸制限ミルクの食事療法が行われる。, 5 クレチン症(先天性甲状腺機能低下症)の治療には、ホルモン補充が行われる。

  • 36

    問127 ビタミンに関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。

    3 コレカルシフェロールは、紫外線照射により動物の皮膚で7-デヒドロコレステロールから合成される。, 4 リボフラビンは生体内で活性化され、糖質や脂質のエネルギー代謝に関与する酵素の補酵素としてはたらく。

  • 37

    問128 三大栄養素としての糖質、脂質、タンパク質に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。

    2 糖質はエネルギー源となり、エネルギー貯蔵体にも変換される。, 5 脂質やタンパク質の代謝物の中には、ホルモンなどの生理活性物質の前駆体になるものがある。

  • 38

    問129 食品成分に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。

    1 キトサンは、エビやカニの殻に含まれる成分を原料としたもので、血中コレステロール値を低下させる作用がある。, 4 ダイゼインは、ダイズに含まれており、抗酸化作用がある。

  • 39

    問130 甘味料のうち、フェニルケトン尿症患者に対する注意喚起の表示が義務づけられているのはどれか。1つ選べ。

    4

  • 40

    問131 食中毒の原因となる微生物に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 黄色ブドウ球菌が産生する毒素は、100℃で30分間加熱しても毒性を失わない。 2 ボツリヌス菌は、低酸素状態ではボツリヌス毒素を産生しない。 3 腸管出血性大腸菌は、酸に抵抗性を示し、腸管でベロ毒素を産生する。 4 セレウス菌の嘔吐型食中毒の原因となる毒素は、100℃で30分間の加熱で毒性を失う。 5 エルシニア・エンテロコリチカは、4℃の低温条件下では発育できない。

    1 黄色ブドウ球菌が産生する毒素は、100℃で30分間加熱しても毒性を失わない。, 3 腸管出血性大腸菌は、酸に抵抗性を示し、腸管でベロ毒素を産生する。

  • 41

    問132 化合物A~Eの代謝と毒性に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。

    1 化合物Aは、生体内でホルムアルデヒド、次いでギ酸に酸化されて視覚障害を引き起こす。, 3 化合物Cは、シトクロムP450によって水酸化され、次いでN-脱メチル化される過程で生成するメチルカチオンがDNAと付加体を形成する。

  • 42

    問133 ヒ素に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 無機ヒ素化合物の毒性は、5価のヒ素の方が、3価のヒ素より強い。 2 アルセノベタインは、無機ヒ素と比べて急性毒性が強い。 3 ヒ素及び無機ヒ素化合物は、国際がん研究機関(IARC)の発がん性分類グループ1(ヒトに対する発がん性が認められる)に分類されている。 4 無機ヒ素化合物による急性中毒時には、解毒薬として亜硝酸アミルが用いられる。 5 無機ヒ素化合物は、地殻中に広く分布し、汚染された地下水の飲用による健康被害が世界的に問題となっている。

    3 ヒ素及び無機ヒ素化合物は、国際がん研究機関(IARC)の発がん性分類グループ1(ヒトに対する発がん性が認められる)に分類されている。, 5 無機ヒ素化合物は、地殻中に広く分布し、汚染された地下水の飲用による健康被害が世界的に問題となっている。

  • 43

    問134 化学物質の毒性試験に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 単回投与毒性試験(急性毒性試験)から得られる半数致死量は、毒物及び劇物の分類の判定に利用されている。 2 反復投与毒性試験(慢性毒性試験)は、特殊毒性試験に含まれる。 3 微生物を用いる復帰突然変異試験は、非遺伝毒性発がん物質のスクリーニングに用いられている。 4 食品添加物のアレルゲン性試験(抗原性試験)は、遅延型アレルギーを指標とする試験方法である。 5 催奇形性試験(発生毒性試験)は、被験物質を交配前の雌性動物に投与して行う。

    1 単回投与毒性試験(急性毒性試験)から得られる半数致死量は、毒物及び劇物の分類の判定に利用されている。, 4 食品添加物のアレルゲン性試験(抗原性試験)は、遅延型アレルギーを指標とする試験方法である。

  • 44

    問135 下図は、化管法のPRTR制度における2021年(令和3年)度届出排出量・移動量の上位10物質を示したものである。化合物A~Cは以下のア~オのような特徴をもつ化合物である。化合物A~Cの組合せとして正しいのはどれか。1つ選べ。

    6 トルエン マンガン及びその化合物 キシレン

  • 45

    問136 図1〜4は、化学物質A、B、Cの発がん作用を調べるためにマウスを用いて皮膚腫瘍(皮膚がん)の発生割合について検討した論文に示されている結果である。図1は、あらかじめ毛を剃ったマウスの背部皮膚に化学物質A又は化学物質Bを1回だけ塗布し、その後、同一部位に化学物質Cを1週間に2回ずつ塗布し続けた時の結果である。図2、3、4は、化学物質A、B、Cを図1と同じ用量でそれぞれ単独で、毛を剃ったマウスの背部皮膚に1週間に2回ずつ塗布し続けた時の結果である。これらの結果からわかる化学物質A、B、Cの発がん作用に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。

    3 化学物質Cには、発がんプロセスにおいてイニシエーターとしての作用はない。, 4 化学物質Aには、発がんプロモーターとしての作用がある。

  • 46

    問137 下水処理に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 標準活性汚泥法の曝気槽では、主に嫌気性細菌が有機物質を分解している。 2 標準活性汚泥法の最終沈殿池では、活性汚泥(フロック)の沈降性が低下することにより、有機物質の除去効率が上がる。 3 標準活性汚泥法において、最終沈殿池の汚泥の一部は、返送汚泥として曝気槽に戻され再利用されている。 4 標準活性汚泥法に比べて嫌気・無酸素・好気法は、リン及び窒素の除去効率が高い。 5 嫌気・無酸素・好気法において、リン蓄積菌は嫌気槽でリンを取り込み、好気槽でリンを放出している。

    3 標準活性汚泥法において、最終沈殿池の汚泥の一部は、返送汚泥として曝気槽に戻され再利用されている。, 4 標準活性汚泥法に比べて嫌気・無酸素・好気法は、リン及び窒素の除去効率が高い。

  • 47

    問138 水質汚濁に係る環境基準に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 水質汚濁防止法に基づいて、定められている。 2 水中の有機物量の指標として、河川では化学的酸素要求量(COD)、湖沼及び海域では生物化学的酸素要求量(BOD)が採用されている。 3 底層を利用する水生生物の個体群を維持できる場を保全・再生する目的で、湖沼及び海域において底層溶存酸素量の基準値が定められている。 4 地下水には、「生活環境の保全に関する環境基準」が定められている。 5 公共用水域には、直鎖アルキルベンゼンスルホン酸及びその塩の「生活環境の保全に関する環境基準」が定められている。

    3 底層を利用する水生生物の個体群を維持できる場を保全・再生する目的で、湖沼及び海域において底層溶存酸素量の基準値が定められている。, 5 公共用水域には、直鎖アルキルベンゼンスルホン酸及びその塩の「生活環境の保全に関する環境基準」が定められている。

  • 48

    問139 一般環境大気測定局及び自動車排出ガス測定局における大気汚染物質の測定法に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 一酸化炭素は、照射した赤外線の吸収量に基づいて測定される。 2 二酸化窒素は、紫外線の照射によって励起した二酸化窒素分子が発する蛍光の強度に基づいて測定される。 3 光化学オキシダントは、ザルツマン試薬との反応により生じる生成物の吸光度に基づいて測定される。 4 二酸化硫黄は、エチレンとの反応により生じる近紫外線領域の発光の強度に基づいて測定される。 5 浮遊粒子状物質は、ろ紙上に粒子を捕集して、β線を照射し、その透過量に基づいて測定される。

    1 一酸化炭素は、照射した赤外線の吸収量に基づいて測定される。, 5 浮遊粒子状物質は、ろ紙上に粒子を捕集して、β線を照射し、その透過量に基づいて測定される。

  • 49

    問140 暑さ指数(WBGT)は、熱中症を予防することを目的として提案された指標であり、装置A~Cで測定した結果([温度1]~[温度3]のいずれか)を用いて、次式より算出することができる。 屋外の場合の算出式:WBGT=0.7×[温度1]+0.2×[温度2]+0.1×[温度3] 屋内の場合の算出式:WBGT=0.7×[温度1]+0.3×[温度2] [温度1]~[温度3]は、装置A~Cのいずれかで測定した温度である。 ある小学校の屋外の運動場で温度を測定した結果、装置A=42.0℃、装置B=32.0℃、装置C=26.0℃の測定値が得られた。この時の暑さ指数(WBGT)に最も近い値はどれか。1つ選べ。

    2 30

  • 50

    問141 廃棄物に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 産業廃棄物の種類別排出量として最も多いのは、汚泥である。 2 有害廃棄物の国境を越える移動及びその処理によって生じるヒトの健康被害並びに環境汚染を防止するために、ロンドン条約が制定されている。 3 循環型社会における廃棄物・リサイクル対策を総合的に推進し、削減対策の優先順位を明確化するために、循環型社会形成推進基本法が制定されている。 4 海洋汚染の原因となるマイクロプラスチックは、プラスチックゴミの生分解により生じた微小粒子である。 5 海洋への廃棄物投棄による海洋汚染を防止するための国際的対応として、バーゼル条約が制定されている。

    1 産業廃棄物の種類別排出量として最も多いのは、汚泥である。, 3 循環型社会における廃棄物・リサイクル対策を総合的に推進し、削減対策の優先順位を明確化するために、循環型社会形成推進基本法が制定されている。

  • 51

    問142 製造物責任と医薬品に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 薬局は、医薬品に関して製造物責任を負う製造業者等に該当する場合がある。 2 一般用医薬品は、製造物責任の対象とならない。 3 製造物責任の損害賠償が認められるためには、欠陥によって入院を必要とするような医療の提供があったことが必要である。 4 医薬品は、副作用があっても直ちに製造物としての欠陥とはならない。 5 製造物責任の損害賠償が認められるためには、被害者が医薬品製造に関する製造業者等の過失を立証することが必要である。

    1 薬局は、医薬品に関して製造物責任を負う製造業者等に該当する場合がある。, 4 医薬品は、副作用があっても直ちに製造物としての欠陥とはならない。

  • 52

    問143 医薬品の効能・効果、用法・用量、使用上の注意などの医薬品医療機器等法に定められた「注意事項等情報」について製造販売業者が行うべきこととして、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 医療用医薬品については、電子的な方法で「注意事項等情報」を入手できるように医薬品の容器等に符号を記載しなければならない。 2 要指導医薬品については、電子的な方法で「注意事項等情報」を入手できるように医薬品の容器等に符号を記載した場合は、紙の添付文書を同梱する必要はない。 3 医療用医薬品の「注意事項等情報」を、独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)のホームページに公表しなければならない。 4 製造販売した後、速やかに「注意事項等情報」を厚生労働大臣に届け出なければならない。 5 適応外使用の可能性のある医薬品については、その適応外使用の方法の詳細を「注意事項等情報」に加えなければならない。

    1 医療用医薬品については、電子的な方法で「注意事項等情報」を入手できるように医薬品の容器等に符号を記載しなければならない。, 3 医療用医薬品の「注意事項等情報」を、独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)のホームページに公表しなければならない。

  • 53

    問144 特定用途医薬品の指定に必須となる要件はどれか。2つ選べ。 1 製造販売の承認が与えられた場合に、その用途に関し、特に優れた使用価値を有すること。 2 その用途に係る対象者が我が国で5万人未満であること。 3 その用途に関し、既に製造販売承認を与えられている医薬品と作用機序が明らかに異なる物であること。 4 その用途が、感染症の拡大などの緊急時に用いる必要がある物であること。 5 その用途が、厚生労働大臣が指定する区分に属する疾病の治療等であって、その用途に係る需要が著しく充足されていないと認められる物であること。

    1 製造販売の承認が与えられた場合に、その用途に関し、特に優れた使用価値を有すること。, 5 その用途が、厚生労働大臣が指定する区分に属する疾病の治療等であって、その用途に係る需要が著しく充足されていないと認められる物であること。

  • 54

    問145 指定薬物に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 麻薬及び向精神薬取締法に基づき、厚生労働大臣が指定する。 2 緊急を要する場合、薬事・食品衛生審議会の意見を聴かずに、厚生労働大臣が指定できる。 3 ジアセチルモルヒネ(ヘロイン)は指定薬物に該当する。 4 指定には、1つ1つの物質を個別に指定(個別指定)と特定の構造を有する物質を一括した指定(包括指定)の2つがある。 5 「医療等の用途」以外の用途に供するための製造、販売、購入等は禁止されているが、所持の制限はない。

    2 緊急を要する場合、薬事・食品衛生審議会の意見を聴かずに、厚生労働大臣が指定できる。, 4 指定には、1つ1つの物質を個別に指定(個別指定)と特定の構造を有する物質を一括した指定(包括指定)の2つがある。

  • 55

    問146 毒物及び劇物取締法に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 興奮、幻覚、麻酔作用を有する毒物又は劇物を交付する場合、その交付を受ける者の氏名及び住所を確認しなければならない。 2 引火性、発火性又は爆発性を有し、業務その他正当な目的以外での所持が認められないものとして、トルエンが指定されている。 3 特定毒物使用者は、特定毒物を品目ごとに政令で定める用途以外の用途に供してはならない。 4 毒物及び劇物の容器・被包には「医薬用外」の文字とともに、毒物については黒地に白色で「毒物」の文字、劇物については白地に赤色で「劇物」の文字を表示しなければならない。 5 毒物劇物営業者は、毒物又は劇物を直接に取り扱う製造所、営業所又は店舗ごとに原則として、専任の毒物劇物取扱責任者を置かなければならない。

    3 特定毒物使用者は、特定毒物を品目ごとに政令で定める用途以外の用途に供してはならない。, 5 毒物劇物営業者は、毒物又は劇物を直接に取り扱う製造所、営業所又は店舗ごとに原則として、専任の毒物劇物取扱責任者を置かなければならない。

  • 56

    問147 医療法に基づく医療計画策定において定めるべき事項はどれか。2つ選べ。 1 がん等の5疾病の治療又は予防に係る事業に関する事項 2 献血に関する住民への理解及び献血受入の円滑な実施に関する事項 3 地域医療に必要となる未承認薬の治験の推進に関する事項 4 医療従事者の確保に関する事項 5 患者申出療養等の評価療養の実施に関する事項

    1 がん等の5疾病の治療又は予防に係る事業に関する事項, 4 医療従事者の確保に関する事項

  • 57

    問148 健康保険制度に基づく調剤報酬に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 調剤報酬点数表は、保険薬局における保険調剤に関する算定の要件と点数を定めている。 2 健康保険と国民健康保険では、それぞれ異なる調剤報酬点数表を用いている。 3 調剤報酬改定は、3年に1度行われる。 4 地域医療への貢献を評価した加算が設けられている。 5 近年、調剤医療費の内訳において、薬剤料の構成割合は約50%である。

    1 調剤報酬点数表は、保険薬局における保険調剤に関する算定の要件と点数を定めている。, 4 地域医療への貢献を評価した加算が設けられている。

  • 58

    問149 国民医療費の動向(2015年度〜2019年度)に関して、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 高齢化とともに増加傾向にあり、2015年度以降、50兆円(年間)を超えている。 2 保険料のみの財源では賄えず、不足分について公費を投入している。 3 制度区分別では、医療保険等給付分、後期高齢者医療給付分、患者等負担分のうち、後期高齢者医療給付分が最も多い。 4 診療種類別では、医科診療医療費、歯科診療医療費、薬局調剤医療費のうち、薬局調剤医療費が最も多い。 5 傷病分類別医科診療医療費では、循環器系の疾患が最も多い。

    2 保険料のみの財源では賄えず、不足分について公費を投入している。, 5 傷病分類別医科診療医療費では、循環器系の疾患が最も多い。

  • 59

    問150 パーソナリティの認知におけるハロー効果の傾向を示す説明として、適切なのはどれか。1つ選べ。 1 自分が考える自分の姿と他人に見える姿が一致している。 2 好ましい(好ましくない)特徴があると、その他の特徴も高く(低く)認識する。 3 最初に提示された情報が全体の印象を方向づける。 4 最後に得られた情報が全体の印象に影響を与える。 5 個人的経験から、Aという特性があると必ずBという特性があると認識する。

    2 好ましい(好ましくない)特徴があると、その他の特徴も高く(低く)認識する。

  • 60

    問151 グラフは、回腸平滑筋の収縮に対する薬物A〜Cの濃度-反応曲線を示す。各薬物に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。ただし、薬物A〜Cは同一受容体結合部位にのみ作用し、余剰受容体及び内因性アゴニストの存在は考えないものとする。

    2 薬物AのpD2値は、約7である。, 4 10^-4 mol/Lの薬物Bにより生じる反応は、10^-3 mol/Lの薬物Cの併用により減少する。

  • 61

    問152 末梢性筋弛緩薬に関連した記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 スキサメトニウムは、アセチルコリンNM受容体に作用して、運動神経終末を持続的に脱分極させる。 2 スガマデクスは、ロクロニウムによる筋弛緩を回復させる。 3 ベクロニウムの筋弛緩作用は、ネオスチグミンを併用することで増強される。 4 ダントロレンは、骨格筋のリアノジン受容体に作用して、筋小胞体からのCa2+遊離を抑制する。 5 A型ボツリヌス毒素は、電位依存性Na+チャネルを遮断して、運動神経の興奮伝導を抑制する。

    2 スガマデクスは、ロクロニウムによる筋弛緩を回復させる。, 4 ダントロレンは、骨格筋のリアノジン受容体に作用して、筋小胞体からのCa2+遊離を抑制する。

  • 62

    問153 痛みを伴う疾患に用いられる薬物に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 タペンタドールは、下行性疼痛抑制系の神経終末でのセロトニン再取り込みを選択的に阻害して、痛覚情報伝達を抑制する。 2 プレガバリンは、求心性一次知覚神経の電位依存性Ca2+チャネルを構成するα1サブユニットに結合して、神経伝達物質の遊離を抑制する。 3 レバロルファンは、オピオイドμ受容体を刺激して、モルヒネの鎮痛効果を増強する。 4 エレヌマブは、カルシトニン遺伝子関連ペプチド(CGRP)受容体に結合してCGRPの作用を阻害することで、片頭痛発作の発症を抑制する。 5 チザニジンは、アドレナリンα2受容体を刺激して、筋緊張を伴う疼痛を緩和する。

    4 エレヌマブは、カルシトニン遺伝子関連ペプチド(CGRP)受容体に結合してCGRPの作用を阻害することで、片頭痛発作の発症を抑制する。, 5 チザニジンは、アドレナリンα2受容体を刺激して、筋緊張を伴う疼痛を緩和する。

  • 63

    問154(病態・薬物治療) 78歳女性。夫と2人暮らしであるが、半年前から物の置き忘れやしまい忘れをするようになった。3ケ月前から誰もいない庭を指さして「子供たちが遊んでいる。」などと言うようになった。睡眠中に大声を出して、手足をばたつかせることがあるが、本人に自覚はない。心配した夫に連れられ病院を受診した。診察時、受け答えは良好であったが、歩行は小刻み様であった。日付や場所の見当識が一部曖昧であり、ミニメンタルステート検査は30点満点中23点であった。また、脳血流SPECTにより後頭葉の血流低下が認められた。 この患者に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 前頭葉に著明な萎縮が生じている。 2 パーキンソン症状が認められる。 3 脳梗塞によって二次的に発症した可能性が高い。 4 幻視やREM睡眠行動異常が認められる。 5 症状は階段状に悪化する。

    2 パーキンソン症状が認められる。, 4 幻視やREM睡眠行動異常が認められる。

  • 64

    問155(薬理) 78歳女性。夫と2人暮らしであるが、半年前から物の置き忘れやしまい忘れをするようになった。3ケ月前から誰もいない庭を指さして「子供たちが遊んでいる。」などと言うようになった。睡眠中に大声を出して、手足をばたつかせることがあるが、本人に自覚はない。心配した夫に連れられ病院を受診した。診察時、受け答えは良好であったが、歩行は小刻み様であった。日付や場所の見当識が一部曖昧であり、ミニメンタルステート検査は30点満点中23点であった。また、脳血流SPECTにより後頭葉の血流低下が認められた。 この患者の症状改善を目的として使用される可能性のある薬物に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 ブロモクリプチンは、線条体においてドパミンD2受容体を刺激することで、間接路のGABA作動性神経を抑制する。 2 ゾニサミドは、グルタミン酸AMPA受容体を刺激することで、ドパミン作動性神経を亢進させる。 3 カルビドパは、ドパミンβ-ヒドロキシラーゼを阻害することで、レボドパの脳内移行を高める。 4 ドネペジルは、アセチルコリンエステラーゼを阻害することで、アミロイドβタンパク質の分解を促進する。 5 クロナゼパムは、γ-アミノ酪酸GABAA受容体のベンゾジアゼピン結合部位に結合することで、GABAによるCl-チャネルの開口を促進する。

    1 ブロモクリプチンは、線条体においてドパミンD2受容体を刺激することで、間接路のGABA作動性神経を抑制する。, 5 クロナゼパムは、γ-アミノ酪酸GABAA受容体のベンゾジアゼピン結合部位に結合することで、GABAによるCl-チャネルの開口を促進する。

  • 65

    問156 花粉症の治療に用いられる薬物に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 レボセチリジンは、知覚神経のヒスタミンH1受容体を遮断し、くしゃみを抑制する。 2 クロモグリク酸は、ロイコトリエンCysLT1受容体を遮断し、眼のかゆみを軽減する。 3 ラマトロバンは、プロスタノイドTP受容体及びプロスタノイドDP2受容体(CRTH2受容体)を遮断し、鼻粘膜の炎症を軽減する。 4 ナファゾリンは、鼻粘膜のアドレナリンα1受容体を遮断することで血管平滑筋を弛緩させ、鼻閉を軽減する。 5 トラニラストは、ヤヌスキナーゼ(JAK)を阻害することで炎症細胞の活性化を抑制し、結膜の充血を軽減する。

    1 レボセチリジンは、知覚神経のヒスタミンH1受容体を遮断し、くしゃみを抑制する。, 3 ラマトロバンは、プロスタノイドTP受容体及びプロスタノイドDP2受容体(CRTH2受容体)を遮断し、鼻粘膜の炎症を軽減する。

  • 66

    問157(病態・薬物治療) 37歳女性。アレルギー疾患の既往歴なし。顔面に紅斑が出現したため、近医を受診し、全身性エリテマトーデス(SLE)と診断された。ステロイド療法が施行され、病状は落ち着いた。副腎皮質ステロイド性薬の漸減中に、突然、上機嫌になって多弁となったり、急に無表情になったり、「スマートフォンの使い方が分からなくなった。」と困惑して涙ぐんだりする症状が目立つようになった。血液検査の結果は以下のとおりである。 (検査値) 赤血球400×10^4/μL、白血球5,120/μL、血小板20.8×10^4/μL、 血清クレアチニン1.84 mg/dL、eGFR 32.8 mL/min/1.73 m^2、 空腹時血糖112 mg/dL、HbA1c 6.5%、抗核抗体(+)、尿タンパク(2+)、尿潜血(+) この患者に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 SLEはⅠ型アレルギーによって発症した。 2 顔面の紅斑は鼻梁から頬にかけて一側性である。 3 副腎皮質ステロイド性薬の漸減中の症状から中枢神経ループスが疑われる。 4 血液検査から汎血球減少症が疑われる。 5 血液検査からループス腎炎が疑われる。

    3 副腎皮質ステロイド性薬の漸減中の症状から中枢神経ループスが疑われる。, 5 血液検査からループス腎炎が疑われる。

  • 67

    問158(薬理) 37歳女性。アレルギー疾患の既往歴なし。顔面に紅斑が出現したため、近医を受診し、全身性エリテマトーデス(SLE)と診断された。ステロイド療法が施行され、病状は落ち着いた。副腎皮質ステロイド性薬の漸減中に、突然、上機嫌になって多弁となったり、急に無表情になったり、「スマートフォンの使い方が分からなくなった。」と困惑して涙ぐんだりする症状が目立つようになった。血液検査の結果は以下のとおりである。 (検査値) 赤血球400×10^4/μL、白血球5,120/μL、血小板20.8×10^4/μL、 血清クレアチニン1.84 mg/dL、eGFR 32.8 mL/min/1.73 m^2、 空腹時血糖112 mg/dL、HbA1c 6.5%、抗核抗体(+)、尿タンパク(2+)、尿潜血(+) SLE及びその合併症の治療に用いられる薬物に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 シクロホスファミドは、肝臓で代謝されて活性体となり、DNAをアルキル化して、DNAの複製を阻害する。 2 ミゾリビンは、ジヒドロ葉酸還元酵素を阻害して、チミジル酸の合成を抑制する。 3 タクロリムスは、活性化T細胞核内因子(NFAT)のリン酸化を阻害して、IL-2の産生を抑制する。 4 ミコフェノール酸モフェチルは、体内でミコフェノール酸に加水分解され、プリン塩基の合成を抑制する。 5 ベリムマブは、Bリンパ球細胞膜のCD20に結合して、Bリンパ球の増殖を抑制する。

    1 シクロホスファミドは、肝臓で代謝されて活性体となり、DNAをアルキル化して、DNAの複製を阻害する。, 4 ミコフェノール酸モフェチルは、体内でミコフェノール酸に加水分解され、プリン塩基の合成を抑制する。

  • 68

    問159 心不全の治療に用いられる薬物に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 ジゴキシンは、Na+, K+-ATPaseを活性化し、心筋細胞内Ca2+濃度を上昇させて、強心作用を示す。 2 ピモベンダンは、サイクリックAMP(cAMP)誘導体で、細胞内でcAMPに変換されて、強心作用を示す。 3 ビソプロロールは、アドレナリンβ1受容体を遮断し、心臓のリモデリングを抑制する。 4 カルペリチドは、生体内で活性体となり、ナトリウム利尿ペプチドの分解を阻害して、血管拡張作用と利尿作用を示す。 5 イバブラジンは、過分極活性化環状ヌクレオチド依存性チャネル(HCNチャネル)を遮断して、心拍数を減少させる。

    3 ビソプロロールは、アドレナリンβ1受容体を遮断し、心臓のリモデリングを抑制する。, 5 イバブラジンは、過分極活性化環状ヌクレオチド依存性チャネル(HCNチャネル)を遮断して、心拍数を減少させる。

  • 69

    問160 高血圧症に用いられる薬物に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 メチルドパは、延髄の血管運動中枢及び交感神経終末のアドレナリンα2受容体を遮断することで、交感神経活動を抑制する。 2 ラベタロールは、アドレナリンα1受容体及びβ1受容体を遮断することで、血圧を低下させる。 3 テルミサルタンは、傍糸球体細胞のアンジオテンシンⅡAT1受容体を遮断することで、レニン分泌を抑制する。 4 リシノプリルは、アンジオテンシンⅡの生成を抑制し、副腎皮質からのアルドステロン分泌を低下させるため、低カリウム血症を引き起こしやすい。 5 ジルチアゼムは、心臓の電位依存性L型Ca2+チャネルを遮断するため、房室ブロックを誘発しやすい。

    2 ラベタロールは、アドレナリンα1受容体及びβ1受容体を遮断することで、血圧を低下させる。, 5 ジルチアゼムは、心臓の電位依存性L型Ca2+チャネルを遮断するため、房室ブロックを誘発しやすい。

  • 70

    問161 造血系に作用する薬物に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 エルトロンボパグは、赤芽球系前駆細胞のエリスロポエチン受容体を刺激することで、赤血球の産生を促進する。 2 メコバラミンは、赤芽球内のヘム合成酵素の補酵素として作用することで、ヘムの合成を促進する。 3 ダプロデュスタットは、低酸素誘導因子(HIF)プロリン水酸化酵素を阻害することで、HIFの分解を抑制してエリスロポエチンの産生を促進する。 4 フィルグラスチムは、単球系前駆細胞から単球への分化を促進することで、単球からの顆粒球コロニー刺激因子(G-CSF)の放出を増加させる。 5 葉酸は、体内でテトラヒドロ葉酸に代謝されて、DNA合成の補酵素として作用し、赤血球の成熟を促進する。

    3 ダプロデュスタットは、低酸素誘導因子(HIF)プロリン水酸化酵素を阻害することで、HIFの分解を抑制してエリスロポエチンの産生を促進する。, 5 葉酸は、体内でテトラヒドロ葉酸に代謝されて、DNA合成の補酵素として作用し、赤血球の成熟を促進する。

  • 71

    問162 胃・十二指腸潰瘍の治療に用いられる薬物に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 スクラルファートは、胃潰瘍部位に結合することで、ペプシンによる自己消化から粘膜組織を保護する。 2 ラニチジンは、胃の壁細胞に存在するヒスタミンH2受容体を遮断することで、プロトンポンプの活性化を抑制する。 3 ランソプラゾールは、K+に競合してプロトンポンプを阻害することで、胃酸分泌を抑制する。 4 ミソプロストールは、プロスタグランジン合成酵素を活性化することで、胃粘膜のプロスタグランジンを増加させる。 5 オキセサゼインは、ガストリン受容体を遮断することで、胃酸分泌を抑制する。

    1 スクラルファートは、胃潰瘍部位に結合することで、ペプシンによる自己消化から粘膜組織を保護する。, 2 ラニチジンは、胃の壁細胞に存在するヒスタミンH2受容体を遮断することで、プロトンポンプの活性化を抑制する。

  • 72

    問163 肝疾患、膵疾患及び胆道疾患の治療に用いられる薬物に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 フロプロピオンは、カテコール-O-メチルトランスフェラーゼ(COMT)を阻害してノルアドレナリンの代謝を抑制することで、Oddi括約筋を弛緩させる。 2 ウルソデオキシコール酸は、胆汁酸の増加を伴わずに胆石表面のコレステロールをミセル化することで、コレステロール胆石を溶解する。 3 カモスタットは、膵外分泌を促進して膵機能を活性化することで、慢性膵炎を改善する。 4 テノホビルは、NS5A複製複合体を阻害することで、B型肝炎ウイルス(HBV)の複製を抑制する。 5 ソホスブビルは、NS5B RNA依存性RNAポリメラーゼを阻害することで、C型肝炎ウイルス(HCV)の複製を抑制する。

    1 フロプロピオンは、カテコール-O-メチルトランスフェラーゼ(COMT)を阻害してノルアドレナリンの代謝を抑制することで、Oddi括約筋を弛緩させる。, 5 ソホスブビルは、NS5B RNA依存性RNAポリメラーゼを阻害することで、C型肝炎ウイルス(HCV)の複製を抑制する。

  • 73

    問164 高尿酸血症の治療に用いられる薬物に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 プロベネシドは、尿細管における尿酸の再吸収及び分泌を阻害する。 2 トピロキソスタットは、キサンチンオキシダーゼにより代謝され、その産物がキサンチンオキシダーゼを阻害する。 3 ラスブリカーゼは、アラントインの生合成を阻害して、尿酸の分解を促進する。 4 ドチヌラドは、尿酸トランスポーター(URAT1)を阻害して、尿酸の再吸収を抑制する。 5 クエン酸カリウム・クエン酸ナトリウム配合剤は、尿のpHを低下させて、尿路結石の形成を抑制する。

    1 プロベネシドは、尿細管における尿酸の再吸収及び分泌を阻害する。, 4 ドチヌラドは、尿酸トランスポーター(URAT1)を阻害して、尿酸の再吸収を抑制する。

  • 74

    問165(薬理) 50歳女性。5年前に近医にて高血圧を指摘され、アムロジピン5 mg/日を服用していた。最近の血圧は155/95 mmHg程度と高値が持続しており、頭痛や脱力を自覚し今回受診した。二次性高血圧が疑われたため、腹部CT検査が実施されて左副腎に腫瘍を認めたが、血中コルチゾール値や血中カテコールアミン値の上昇は認めなかった。 この患者にスピロノラクトンが投与されることになった。スピロノラクトンに関する記述として、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 上皮性Na+チャネルの発現を増加させる。 2 アルドステロン誘導タンパク質の生合成を抑制する。 3 腎尿細管におけるNa+, K+-ATPaseの発現を増加させる。 4 腎尿細管におけるK+分泌を促進する。 5 抗アンドロゲン作用を示す。

    2 アルドステロン誘導タンパク質の生合成を抑制する。, 5 抗アンドロゲン作用を示す。

  • 75

    問166(病態・薬物治療) 50歳女性。5年前に近医にて高血圧を指摘され、アムロジピン5 mg/日を服用していた。最近の血圧は155/95 mmHg程度と高値が持続しており、頭痛や脱力を自覚し今回受診した。二次性高血圧が疑われたため、腹部CT検査が実施されて左副腎に腫瘍を認めたが、血中コルチゾール値や血中カテコールアミン値の上昇は認めなかった。 本症例で認められる血液検査所見として、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 カリウム低値 2 カルシウム高値 3 LDLコレステロール高値 4 遊離チロキシン(FT4)高値 5 レニン活性低値

    1 カリウム低値, 5 レニン活性低値

  • 76

    問167(病態・薬物治療) 35歳男性。献血時の検査でヒト免疫不全ウイルス(HIV)抗体陽性となり、HIV感染症と診断された。 この症例に対する治療に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 CD4陽性リンパ球数が基準範囲内であっても、抗レトロウイルス療法が必要である。 2 抗レトロウイルス療法では、抗HIV薬の単剤で治療を開始する。 3 HIV-RNA量が減少した場合には、抗HIV薬を休薬する。 4 免疫再構築症候群は、後天性免疫不全症候群(AIDS)やHIV感染症の治療中にみられる炎症を主体とする病態である。 5 抗レトロウイルス療法を行っても、生命予後は改善しない。

    1 CD4陽性リンパ球数が基準範囲内であっても、抗レトロウイルス療法が必要である。, 4 免疫再構築症候群は、後天性免疫不全症候群(AIDS)やHIV感染症の治療中にみられる炎症を主体とする病態である。

  • 77

    問168(薬理) 35歳男性。献血時の検査でヒト免疫不全ウイルス(HIV)抗体陽性となり、HIV感染症と診断された。 HIV感染症治療薬に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 エムトリシタビンは、HIV感染細胞内でリン酸化されて活性体となり、HIVのRNA依存性DNAポリメラーゼを阻害する。 2 マラビロクは、RNA依存性DNAポリメラーゼの活性中心近傍に結合して、酵素活性を阻害する。 3 ラルテグラビルは、HIVインテグラーゼを阻害して、ウイルスDNAの宿主DNAへの組込みを抑制する。 4 アバカビルは、HIVプロテアーゼを阻害して、ウイルスタンパク質の産生を抑制する。 5 エファビレンツは、宿主の細胞膜上のC-Cケモカイン受容体5(CCR5)に結合して、HIVの細胞内への侵入を抑制する。

    1 エムトリシタビンは、HIV感染細胞内でリン酸化されて活性体となり、HIVのRNA依存性DNAポリメラーゼを阻害する。, 3 ラルテグラビルは、HIVインテグラーゼを阻害して、ウイルスDNAの宿主DNAへの組込みを抑制する。

  • 78

    問169 抗悪性腫瘍薬に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 シタラビンは、標的細胞で三リン酸化体となり、DNAポリメラーゼを阻害して、DNA合成を低下させる。 2 テガフールは、活性代謝産物が活性酸素を発生させて、DNAを酸化的に傷害する。 3 フルダラビンは、トポイソメラーゼⅠを阻害して、がん細胞のG2期への移行を抑制する。 4 ドキソルビシンは、DNAポリメラーゼ及びRNAポリメラーゼを阻害して、DNA及びRNAの合成を低下させる。 5 アファチニブは、血管内皮細胞増殖因子受容体(VEGFR)チロシンキナーゼを阻害して、血管新生を抑制する。

    1 シタラビンは、標的細胞で三リン酸化体となり、DNAポリメラーゼを阻害して、DNA合成を低下させる。, 4 ドキソルビシンは、DNAポリメラーゼ及びRNAポリメラーゼを阻害して、DNA及びRNAの合成を低下させる。

  • 79

    問170 下図はイトラコナゾールカプセル200 mgを健常人男性(21〜28歳)12名に経口投与した際の血中濃度(平均値)の時間推移を示す。イトラコナゾールの最高血中濃度はファモチジンとともに服用した場合、53%に減少した。イトラコナゾールの吸収過程におけるファモチジンとの相互作用及びその回避法に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 ○:イトラコナゾールカプセルを水で服用 ●:イトラコナゾールカプセルをファモチジン錠(40 mg)とともに水で服用 1 イトラコナゾールがファモチジンと難溶性のキレートを形成するため、吸収が低下する。 2 ファモチジンがP-糖タンパク質によるイトラコナゾールの分泌を阻害するため、吸収が低下する。 3 ファモチジンの作用により胃内pHが上昇し、イトラコナゾールの溶解性が低下するため、吸収が低下する。 4 ファモチジンの代替薬としてオメプラゾールを検討する。 5 イトラコナゾール製剤として経口液剤を検討する。

    3 ファモチジンの作用により胃内pHが上昇し、イトラコナゾールの溶解性が低下するため、吸収が低下する。, 5 イトラコナゾール製剤として経口液剤を検討する。

  • 80

    問171 経口投与する薬物について、食事により量的バイオアベイラビリティは変わらないが、速度的バイオアベイラビリティが低下するのはどれか。2つ選べ。 1 アセトアミノフェン 2 セファクロル 3 リボフラビン 4 フェニトイン 5 インドメタシン ファルネシル

    1 アセトアミノフェン, 2 セファクロル

  • 81

    問172 線形1-コンパートメントモデルに従い、肝代謝と腎排泄によってのみ体内から消失する薬物Aを、ある患者に急速静注したときの体内動態データを以下に示す。この患者の糸球体ろ過速度(GFR)を120 mL/minとしたとき、薬物Aの血漿タンパク非結合率に最も近い値はどれか。1つ選べ。ただし、薬物Aは腎尿細管で分泌・再吸収を受けず、血漿タンパク非結合形のみが糸球体でろ過されるものとする。 薬物Aの体内動態データ 投与量(mg): 10 血漿中薬物濃度時間曲線下面積(AUC)(μg・h/mL): 2.0 未変化体の尿中総排泄量(mg): 1.2 代謝物の尿中総排泄量(mg)(未変化体相当量に換算): 8.8 1 0.02 2 0.04 3 0.06 4 0.08 5 0.10

    4 0.08

  • 82

    問173 薬物のみかけの分布容積とその変動に関与する血漿タンパク結合に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 みかけの分布容積は、体内薬物量と血漿中薬物濃度の平衡定数として定義される。 2 特定の臓器や細胞内小器官(核やリソソーム、ミトコンドリアなど)に分布する薬物は、体重1 kgあたりの分布容積が10 Lを越えることがある。 3 脂溶性の高い薬物の分布容積は加齢に伴って減少する。 4 血漿タンパク結合率が高い薬物のみかけの分布容積は体内水分量とほぼ等しい。 5 タンパク非結合型薬物の濃度は、定常状態において血漿中と組織間隙液中との間でほぼ等しい。

    2 特定の臓器や細胞内小器官(核やリソソーム、ミトコンドリアなど)に分布する薬物は、体重1 kgあたりの分布容積が10 Lを越えることがある。, 5 タンパク非結合型薬物の濃度は、定常状態において血漿中と組織間隙液中との間でほぼ等しい。

  • 83

    問174 薬物代謝酵素の遺伝子多型に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 CYP2C19の遺伝子多型によってオメプラゾールの血中濃度時間曲線下面積(AUC)は変化するが、代謝物のAUCは変化しない。 2 CYP2D6の遺伝子多型が関与するイミプラミンのpoor metabolizer(PM)では、活性代謝物の血中濃度が高い。 3 アザチオプリンを使用する前には、UDP-グルクロン酸転移酵素(UGT1A1)の遺伝子多型の診断が行われている。 4 N-アセチル転移酵素(NAT2)には遺伝子多型が存在し、日本人では約10%がイソニアジドのアセチル化反応速度が速い群に属する。 5 アルデヒド脱水素酵素(ALDH2)はPMの頻度に人種差があり、白人と比べて日本人ではPMの出現率が高い。

    2 CYP2D6の遺伝子多型が関与するイミプラミンのpoor metabolizer(PM)では、活性代謝物の血中濃度が高い。, 5 アルデヒド脱水素酵素(ALDH2)はPMの頻度に人種差があり、白人と比べて日本人ではPMの出現率が高い。

  • 84

    問175 下表には薬物の肝抽出率及び血漿タンパク結合率を示す。これら3種の薬物の体内動態の変動に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 ニカルジピンの肝クリアランスは、肝血流量による影響を受けない。 2 ニカルジピンの定常状態における非結合形薬物濃度は、肝血流量が一定であれば、血漿タンパク結合率の変動による影響を受けない。 3 フェニトインとテオフィリンの肝クリアランスは、いずれも肝固有クリアランスの変動の影響を受けやすい。 4 血漿タンパク質の減少による肝クリアランスへの影響は、フェニトインよりテオフィリンの方が大きい。 5 フェニトインとテオフィリンの定常状態における非結合形薬物濃度は、肝固有クリアランスが一定であれば、血漿タンパク結合率の変動による影響を受けない。

    3 フェニトインとテオフィリンの肝クリアランスは、いずれも肝固有クリアランスの変動の影響を受けやすい。, 5 フェニトインとテオフィリンの定常状態における非結合形薬物濃度は、肝固有クリアランスが一定であれば、血漿タンパク結合率の変動による影響を受けない。

  • 85

    問176 TDMの実施が望ましい薬物の性質として、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 有効血中濃度の範囲が広い。 2 体内動態の個人差が小さい。 3 薬物相互作用を受ける可能性が低い。 4 体内動態に非線形性が認められる。 5 副作用と対象疾患の症状の区別が難しい。

    4 体内動態に非線形性が認められる。, 5 副作用と対象疾患の症状の区別が難しい。

  • 86

    問177(薬剤) 抗悪性腫瘍薬であるイリノテカンはプロドラッグである。この薬物の製剤と代謝に関する以下の問に答えよ。 イリノテカン塩酸塩水和物を有効成分とするオニバイド点滴静注に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。なお、本製剤は以下の添加物を含む。 添加物 1,2-ジステアロイル-sn-グリセロ-3-ホスホコリン、コレステロール、N-(カルボニル-メトキシポリエチレングリコール-2000)-1,2-ジステアロイル-sn-グリセロ-3-ホスホエタノールアミンナトリウム塩、4-(2-ヒドロキシエチル)-1-ピペラジンエタンスルホン酸 1 イリノテカンをポリエチレングリコール誘導体で可溶化した製剤である。 2 ポリエチレングリコールで表面が修飾されたリポソーム製剤である。 3 能動的ターゲティングにより腫瘍に集積する。 4 細網内皮系を回避することにより血中に滞留する。 5 製剤中に含まれる微粒子は150 nm程度である。

    2 ポリエチレングリコールで表面が修飾されたリポソーム製剤である。, 4 細網内皮系を回避することにより血中に滞留する。

  • 87

    問178(薬理) 抗悪性腫瘍薬であるイリノテカンはプロドラッグである。この薬物の製剤と代謝に関する以下の問に答えよ。 イリノテカンは酵素(ア)によって活性代謝物(イ)に変換され、さらに酵素(ウ)によって代謝物(エ)に変換され不活化される。(ア)の酵素及び(イ)の構造式、(ウ)の酵素及び(エ)の構造式のそれぞれの組合せとして、正しいのはどれか。1つ選べ。 【構造式 A・B・C】

    3 酵素(ア)=カルボキシルエステラーゼ / 代謝物(イ)=A / 酵素(ウ)=UDP-グルクロン酸転移酵素 / 代謝物(エ)=B

  • 88

    問179 2種類の粉体A及びBの粉体層について、図1に示すように、種々の垂直応力(σ)を加えた状態で可動セルを水平方向に引っ張ることでせん断試験を行った。得られたせん断応力(τ)の値をσに対してプロットした結果を図2に示す。以下の記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。ただし、τとσの間にはクーロンの式が成立するものとする。 クーロンの式 τ = μ・σ + C μ:内部摩擦係数、C:付着力(いずれも定数)

    1 粉体Aは粉体Bよりも安息角が大きい。, 5 粉体Bは粉体Aよりもオリフィスからの流出速度が大きい。

  • 89

    問180 固体薬物AをS = 3 cm²の円盤状に圧縮し、回転円盤法で37℃において溶解実験を行った。固体薬物Aの溶解速度は(1)の式に従い、試験中Sは変化しないものとする。t = 0のときC = 0、11分後の薬物Aの濃度がCS/2であるとき、固体薬物Aのみかけの溶解速度定数k(min⁻¹・cm⁻²)に最も近い値はどれか。1つ選べ。ただし、ln 2 = 0.693とする。 dC/dt = kS(CS − C) …(1) dC/dt:溶解速度、k:みかけの溶解速度定数、S:有効表面積 CS:薬物の溶解度、C:時間tにおける溶液中の薬物濃度 1 0.021 2 0.033 3 0.063 4 0.077 5 0.099

    1 0.021

  • 90

    問181 薬物の溶解性の改善に用いる添加剤とその溶解性改善の機構との組合せのうち、正しいのはどれか。2つ選べ。   添加剤 / 溶解性改善の機構 1 ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油60 / 可溶性塩の形成 2 ヒドロキシプロピルメチルセルロース / 固体分散体形成 3 ポリビニルピロリドン / 自己乳化 4 エチレンジアミン / ミセル内取り込み 5 エタノール / コソルベンシー

    2 ヒドロキシプロピルメチルセルロース/固体分散体形成, 5 エタノール/コソルベンシー

  • 91

    問182 バイオ医薬品の微粒子製剤の水への分散性を、ゼータ電位と平均粒子径から評価した。下図の異なるpHにおける結果に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。ただし、一次粒子の粒子径はpHにより変化せず、温度は一定とする。また、粒度分布は一峰性で十分小さく、粒子の凝集は可逆的とする。

    1 pH 2で分散粒子は正に帯電している。, 2 pH 5付近で粒子の凝集性が高い。

  • 92

    問183 下図は湿式顆粒圧縮法の製造工程である。A、Bの単位操作で使用する装置の組合せのうち、正しいのはどれか。1つ選べ。 工程: 原薬・添加剤 → A(篩過・分級) → B → 湿式造粒 → 乾燥 → 整粒 → 混合 → 打錠 装置の候補(図参照): ア パン型スプレー造粒(送風+スプレー) イ ボール・ローラーミル ウ 円錐型混合機(V型・ダブルコーンなど) エ スクリーンミル(スクリーン) オ 流動層乾燥機(ヒーター・排気口・空気入口) 選択肢   A B 1 ア イ 2 オ エ 3 イ ウ 4 エ オ 5 ウ ア

    3 イ ウ

  • 93

    問184 図1に示すニフェジピン徐放錠を8分割又は分割せずに、1錠分をヒトに経口投与したときの血漿中ニフェジピン濃度の推移を図2に示す。この錠剤に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 図1:内核錠(すみやかに溶出)を外層部(ゆっくり溶出)が取り囲む有核錠構造。 図2:A(分割した場合)は早期に高いピーク、B(分割せず)は緩やかな血中濃度推移を示す。

    2 8分割した錠剤の血中濃度推移はAである。, 3 外層部は徐放性マトリックスである。

  • 94

    問185 薬剤服用後に発症する偽膜性大腸炎に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 主な原因医薬品として、抗菌薬がある。 2 緑膿菌感染による大腸炎である場合が多い。 3 便秘が持続し、腸閉塞に至ることが多い。 4 治療薬として、メトロニダゾールやバンコマイシン塩酸塩が使用される。 5 難治性の場合は、インフリキシマブが用いられる。

    1 主な原因医薬品として、抗菌薬がある。, 4 治療薬として、メトロニダゾールやバンコマイシン塩酸塩が使用される。

  • 95

    問186 骨粗しょう症に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 閉経後は、骨吸収の相対的な低下により、骨量の減少をきたす。 2 典型的なX線所見として、頭蓋骨の打ち抜き像がある。 3 骨代謝マーカーは、骨折リスクの予測に有用である。 4 閉経後骨粗しょう症の治療には、エストロゲンの補充療法を行う。 5 選択的エストロゲン受容体モジュレーター(SERM)は、乳腺や子宮内膜に対してエストロゲン様作用を示す。

    3 骨代謝マーカーは、骨折リスクの予測に有用である。, 4 閉経後骨粗しょう症の治療には、エストロゲンの補充療法を行う。

  • 96

    問187 再生不良性貧血に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 血清鉄が増加する。 2 不飽和鉄結合能が増大する。 3 小球性低色素性貧血に分類される。 4 エリスロポエチン産生が亢進する。 5 血小板数は変化しない。

    1 血清鉄が増加する。, 4 エリスロポエチン産生が亢進する。

  • 97

    問188 72歳男性。本態性高血圧症のために、処方1及び処方2を服用していた。最近、血圧が上昇したため、薬物による降圧療法を強化することになった。追加する治療薬として、最も適切なのはどれか。1つ選べ。 (処方1) ニフェジピン徐放錠20 mg 1回2錠(1日4錠) 1日2回 朝夕食後 14日分 (処方2) テルミサルタン錠40 mg 1回2錠(1日2錠) 1日1回 朝食後  14日分 1 アムロジピンベシル酸塩 2 アメジニウムメチル硫酸塩 3 シベンゾリンコハク酸塩 4 イルベサルタン 5 ドキサゾシンメシル酸塩

    5 ドキサゾシンメシル酸塩

  • 98

    問189 間質性肺炎に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 閉塞性換気障害のために肺活量が減少する。 2 原因として最も頻度が高いのは、副腎皮質ステロイド性薬の副作用である。 3 乾性咳嗽が出現する。 4 胸部聴診で呼息時にブツブツという粗い断続性ラ音が聴取される。 5 特発性肺線維症に対しては、ニンテダニブエタンスルホン酸塩を投与することがある。

    3 乾性咳嗽が出現する。, 5 特発性肺線維症に対しては、ニンテダニブエタンスルホン酸塩を投与することがある。

  • 99

    問190 25歳男性。身長176 cm、体重65 kg。20歳の時に1型糖尿病を発症し、1日4回のインスリン皮下注射と血糖自己測定によるインスリン強化療法を行ってきた。最近の血液検査でHbA1c値が7.3%であったためインスリン治療の変更が計画された。 (使用中の薬剤) インスリン アスパルト(遺伝子組換え)  朝食直前10単位、昼食直前7単位、夕食直前9単位 インスリン デグルデク(遺伝子組換え)  就寝前14単位 血糖自己測定値(毎食前と毎食2時間後及び就寝前に測定)  朝食前 100 mg/dL 朝食後 160 mg/dL  昼食前 110 mg/dL 昼食後 220 mg/dL  夕食前 140 mg/dL 夕食後 240 mg/dL  就寝前 160 mg/dL インスリン注射量の変更に関して適切なのはどれか。2つ選べ。 1 朝食直前のインスリン注射量を増量する。 2 朝食直前のインスリン注射量を減量する。 3 昼食直前のインスリン注射量を増量する。 4 夕食直前のインスリン注射量を増量する。 5 就寝前のインスリン注射量を減量する。

    3 昼食直前のインスリン注射量を増量する。, 4 夕食直前のインスリン注射量を増量する。

  • 100

    問191 白内障に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 硝子体が混濁する疾患の総称である。 2 先天性と後天性とに大別できる。 3 副腎皮質ステロイド性薬の長期投与により、発症を抑制できる。 4 治療に用いる点眼薬として、ピレノキシンとグルタチオンがある。 5 加齢による白内障では、点眼薬の投与により混濁が消失する。

    2 先天性と後天性とに大別できる。, 4 治療に用いる点眼薬として、ピレノキシンとグルタチオンがある。